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高橋芳朗『クリード チャンプを継ぐ男』の音楽の素晴らしさを語る

町山智浩 映画『クリード チャンプを継ぐ男』を語る ザ・トップ5
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音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんがTBSラジオ『ザ・トップ5』の中で映画『クリード チャンプを継ぐ男』の音楽の素晴らしさを紹介していました。

(熊崎風斗)そんな中、新年一発目。『スターウォーズ』が一位になりましたが。私たちが見てきた映画は男なら誰でも憧れる。シルベスター・スタローン主演。『ロッキー』シリーズ、『ロッキー ザ・ファイナル』以来9年ぶりの続編です。『クリード チャンプを継ぐ男』を見てまいりました。

(高橋芳朗)もう、やるかやらないか?でやる方を選んだ男の物語ですよ。いま、胸をこう、ポンポンと・・・

(熊崎風斗)パッションが。

(高橋芳朗)パッション。火照ってますからね、いま(笑)。あの、『クリード』は今週8位にランクインしてますけども。映画の概要を説明いたしましょう。シルベスター・スタローンを一躍スターに押し上げた代名詞『ロッキー』シリーズの新たな物語。ロッキーのライバルであり、盟友であったアポロ・クリードの息子、アドニス・ジョンソンが主人公となり、スタローン演じるロッキーもセコンドとして登場するという感じですね。

(熊崎風斗)うん。

(高橋芳朗)で、僕から先にちょっと感想を言わせていただくと、新年一発目に見る映画としてもう最高のチョイスですよ。これ、もうね。誰にでも楽しめるし。超一級のド熱いエンターテイメント映画作品っていう感じがしました。もう最終ラウンドで男泣きですよ!

(熊崎風斗)間違いないっす。

(高橋芳朗)間違いない。ちょっと『がんばれ元気』っぽい感じもあるかな?と思いますけどね。

(熊崎風斗)情熱というか、やる気をもらうというか。

(高橋芳朗)そうですね。僕が見た時、隣の席が初老の夫婦で。オリジナルの『ロッキー』とリンクするようなシーンが出てくると、楽しそうにリアクションしていたのが印象的でしたけどね。はい。で、本編の見どころは後で、体が火照っている熊崎くんに印象的なシーンは紹介してもらうとして。ちょっと音楽ジャーナリストの立場から言わせてもらうと、とにかく音楽の使い方。選曲が素晴らしかったなと思って。

(熊崎風斗)はい。

(高橋芳朗)あの『ロッキー』のお馴染みのメインテーマの扱い方にも唸らされるものがあったし。映画の舞台になっているフィラデルフィアのソウルミュージックとか、ヒップホップをふんだんに盛り込んだ構成もすごいよかったなと思います。

高橋芳朗 フィラデルフィア・ソウル特集
音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんがTBSラジオ『ザ・トップ5』の中でフィラデルフィア・ソウル(フィリーソウル)を特集。日本のディスコ歌謡楽曲なども含めて聴き比べていました。

(熊崎風斗)はい。

(高橋芳朗)で、それが結構結果的に『ヒップホップジェネレーションのロッキー』と言えるような作品に仕立てていたんじゃないかな?と思いますね。しかも、そのいちいちの音楽が登場人物の心情とか物語の局面に応じた気の利いた選曲だったと思うんですよ。

(熊崎風斗)うん。

(高橋芳朗)特に印象的だったのが、ラッパーのナズ(Nas)の『Bridging the Gap』という曲です。いま、かけてもらいますけども。

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Nas『Bridging the Gap』

(高橋芳朗)この『Bridging the Gap』はラッパーのナズがジャズミュージシャンの父親のオル・ダラ(Olu Dara)っていう人がいるんですけど。彼と、父親と共演した曲で。音楽的にも、いま聞いての通りブルースミュージックとヒップホップを融合した作りになっているんですよ。だからまさに、旧世代と新世代の『Bridging the Gap(架け橋)』になっている、ギャップを埋める曲なんですけども。

(熊崎風斗)ふーん。

(高橋芳朗)それをそのまま劇中のロッキーとアドニスの関係に当てはめていたのがすごい見事だったなと思いました。ちょっとね、映画を見た方は自分を鼓舞するBGMとしてですね、サウンドトラックを入手してもいいんじゃないかな?

(熊崎風斗)たしかに。

(高橋芳朗)それぐらい、音楽が充実してたなと思います。はい。

<書き起こしおわり>


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