ピエール瀧 日曜劇場『陸王』本当の最終回を語る

ピエール瀧 日曜劇場『陸王』本当の最終回を語る たまむすび

ピエール瀧さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で日曜劇場『陸王』の本当の最終回と小原部長がメインとなるスピンオフ作品について話していました。

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(外山惠理)そして『陸王』も終わって。最終回、見ました。

(ピエール瀧)見ました? どうでした? 外山感想を教えて下さいよ。『陸王』の。

(外山惠理)まあ、よかったんですけど……悪い人ですね、あなたは(笑)。

(ピエール瀧)ああ、小原さんね。

(外山惠理)でもね、かわいそうだった。なんかさ、結局ずっと悪い人だったじゃないですか。

(ピエール瀧)そうね。はい。

(外山惠理)でさ、小藪さんもなんかいい人になっちゃってね。

(ピエール瀧)小藪くん演じる佐山も最後ね、「シューフィッターを目指します」みたいなことを言って。

(外山惠理)ああ、まだ見ていない、ビデオで録っている人もいる? 大丈夫ですか? 「大丈夫です、大丈夫です」っていう声が聞こえたんで、ねえ。

(ピエール瀧)大丈夫でしょう。もうオンエアーしましたし。

(外山惠理)そうそう。それで、結局マラソンで優勝したんですよね。瀧さんがね。

最終回、小原部長がマラソンで優勝

(ピエール瀧)優勝しましたね。だからそれ、優勝が来週の最終話でオンエアーですよね。楽しみですけどね。

(外山惠理)アハハハハッ!

(ピエール瀧)大晦日になっちゃいますけども、最終話。

(外山惠理)ねえ(笑)。

(ピエール瀧)あれっ? なんですか?

(外山惠理)優勝……(笑)。

(ピエール瀧)えっ、24日のやつで終わりになっているんですか? 嘘でしょう? 嘘でしょう!?

(外山惠理)あれで終わりました。もう。

(ピエール瀧)撮りましたよ、11話! 僕。

(外山惠理)残念でしたね。あ、もう終わっちゃいました。

(ピエール瀧)えっ、どこで終わりました? 最後、一人ぼっちになっていました? 小原さん。会議室みたいな……えっ、そっから先があるんすけどね。

(外山惠理)もう、どっか違うところに行かされちゃうんでしょう? アメリカに行った方がいいんじゃないですか?

(ピエール瀧)はい。それでアメリカのボスみたいな人、いるじゃないですか。あの人が「お前は!」って言われて、小原さんがシューン……ってなった後に。

(外山惠理)なんか突然英語しゃべってましたよ。

(ピエール瀧)そうですね。あれも……(笑)。

(外山惠理)アハハハハッ! なんか知らないけど、なに? 急に(笑)。

(ピエール瀧)あれ、そうでしょう? 僕も「なに、急に!?」って思って。「どうした?」って思っちゃって。

(外山惠理)どうしたんですか? ずーっと日本語だったのに。

いきなり英語

(ピエール瀧)そう。小原さんの設定は一応日本の大学で勉強して、その後にアメリカに行ってMBAとかってやつなの? わからないけど、そういうものを取った一応エリートの人の設定なんすよね。

(外山惠理)ようやく最後の方で、わかんないけど急に(笑)。

(ピエール瀧)だから最初に顔合わせ……ほら、顔合わせに遅刻した話、したじゃない?(笑)。

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(外山惠理)最初ね(笑)。

(ピエール瀧)最初に。顔合わせに遅刻した時に、一応遅刻したんで最後、恐る恐る、知りたいから聞いたんですよね。「小原さんって、アメリカから帰ってくる設定じゃないですか。これ、英語とかたとえば『R2(アールツー)』って言うよりも、『アールトゥー』みたいなことを……。だから、『シン・ゴジラ』でいうカヨコ・パターソン(石原さとみ)みたいな、あんな感じで入れるべきですか?」って言ったら、「いや、全然入れなくていいですよ。そんなの、普通に『アールツー』でいいですよ」って言うから、『そういう感じのアメリカ帰り設定はいらないんですね?』って言ったら、「いや、そんなのは全然いいです。普通にやっちゃってください」って。で、最終話の台本が上がるんですよね。最終話の台本って、もう9話のオンエアーぐらいに上がるんですよ。パッて開いたら英語が書いてあるから、「あれっ?」っていう。

(外山惠理)フフフ(笑)。

(ピエール瀧)その前に若干、「あれ? 急に入れはじめてきているな」っていうやつはあったんですよ。「イッツ・ショータイム!」とか(笑)。

(外山惠理)フハハハハッ! あ、たしかに!

(ピエール瀧)「エキサイティング」とか(笑)。入れられてきたんで、「あれ? 首脳陣、急に思い出した?」みたいに思っていたら、最後にあそこでバーッて英語のやつが入ってくるから。

(外山惠理)そう。結構な長さでしゃべっていましたもんね。字幕が出るほど。

(ピエール瀧)だからあれ、ネイティブみたいに言わなくちゃいけないじゃないですか。で、僕はもちろんネイティブじゃないんで、(セリフの)音声データをもらうんですよ。音声データをもらって、一応聞いて、「こんな感じかな」ってトレースをして練習して。で、現場に行って。その前にもう1シーン撮っていたんで、それを撮り終わって、「じゃあこのシーン、行きます」ってなって。「じゃあ、リハーサル」ってなってパッと見たら、出てくるセリフとかが違うんですよ。

(外山惠理)えっ?

(ピエール瀧)要は、音声データをもらったんですけど、当日まで僕のところに古いデータしか来てなくて。当日撮る時、「はい、行きますよ」ってなったら、「あれ、瀧さん、それ違いますよ」っていうことになって。「えっ、なになになに?」って言ったら、「こっちに変わったんです」「えっ、それ俺、もらってないんだけど!」って(笑)。

(外山惠理)ええーっ!

(ピエール瀧)そこで、あそこで英語をしゃべれるネイティブの子がスタッフに1人いたんで、その子にその場で「ええと……」ってやって、「よし、わかった。じゃあ行こう!」ってやってあそこ、撮ったんですよ(笑)。

(外山惠理)ええーっ、そんなことってあるんですね!

(ピエール瀧)そんなこと、あるんですよね。だからあれ、あの後に小原さんが1人になって。だから11話ですよ。来週の、ここからは。

(外山惠理)そこから、黙々とマラソンを(笑)。

(ピエール瀧)もう小原さんがムキーッ!ってなって、ポケットから試験管みたいな、プシューッて注射あるじゃないですか。海外のドラマで出てくる。

(外山惠理)首とかにガーッ!って刺すやつね。うん。

(ピエール瀧)あれをスッと出して首にプシューッ! ですよね。「あいつらめ!」ってことになって。もう、こはぜ屋もアトランティスもどうにかしてやろう!ってことになって、プシューッ!ってなって、目が緑色に光って、「ウウーッ!」っつって、ガシャーン!ってあそこから飛び出していきますよね。

(外山惠理)っていう、そういうドラマも来年から始まりますからね。

小原部長ゾンビ化

(ピエール瀧)小原さんゾンビですよ。まあ、ゾンビになったらもう誰か……ゾンビを増やしていかなくちゃならないですからね。

(外山惠理)フフフ(笑)。

(ピエール瀧)考えますよね、小原さんも。誰をまず最初にゾンビにしたら有効にゾンビ化が広がっていくか?っていうことを考えるじゃないですか。そしたらやっぱり最初にゾンビにすべき人間は、斉木(しげる)さんですよね。

(外山惠理)ええーっ?(笑)。

(ピエール瀧)斉木しげるさんですよね(笑)。大地(山﨑賢人)が行った時、「本当は私が社長ですよ」ってお話を聞いてくれた優しい斉木さん。優しい斉木さんですけど、斉木さんは斉木さんですから。まず斉木さんのところに行って小原さんはガブーッ!ってやるでしょうね。

(外山惠理)実は社長だったね。

(ピエール瀧)で、小原さんがガブーッ!ってやったら、斉木さんがゾンビになるじゃないですか。で、斉木さんをゾンビにしたら、もう大地もゾンビにできるじゃないですか。取引にやってくるから。で、斉木さんが今度は(モノマネで)「私は社長だったんだよ、大地くん」なんて言って、ガブーッ!ってやったら、大地もゾンビですよね。

(外山惠理)ゾンビでね。で、こはぜ屋さんね。

(ピエール瀧)で、こはぜ屋に大地を送り込めば、もう楽勝じゃないですか。まず最初に阿川(佐和子)さんを噛むでしょうね。阿川さん噛んで、阿川さんを噛んじゃえばもう縫い子の人たちも全部行けるじゃないですか。で、行けるけど……だからもうこはぜ屋は全部。ヤスとかも全部ゾンビに。

(外山惠理)緑の目で。

(ピエール瀧)まあ、なりますよね。ただ、ゲンさんは勘弁してあげます。

(外山惠理)ええっ、なんで?(笑)。

(ピエール瀧)もうこの先……ゲンさんはもう、おじいさんですから。だからゲンさんだけ逃してあげましょう。

(外山惠理)逃してあげるの?

(ピエール瀧)ゲンさんだけ逃します。で、ゲンさんがいろんなところ、警察とかに行ってくれるでしょうから。「ゾンビになった!」って。

(外山惠理)それは言ってほしいんですか? 密かに広めたいでしょう? だって、ゾンビ側としてはね。

(ピエール瀧)そう。密かに広げたいですけど、ゾンビを密かに広げるのって無理ですもん。道の真ん中で「ウアーッ!」って歩いてくるわけですから。阿川さんとかが(笑)。

(外山惠理)いやー、ちょっとでも……。

(ピエール瀧)見たいっしょ?

(外山惠理)うん。見たいけど……。

(ピエール瀧)そうなったら、ゾンビになって、役所広司さんをそこでゾンビにしちゃうと話が終わっちゃうんで、役所さんはまず生き残りますよね。だから役所さんは、タチバナラッセルを……あ、そうだ。キムキム兄やん(木村祐一)も行かなきゃ。その前に。そうだ。キムキム兄やんを先に噛まなきゃ。

(外山惠理)出てきてらっしゃいましたもんね。断腸の思いで断った。

(ピエール瀧)だから、順番はまず斉木さんを噛んだら、その後にタチバナラッセルに行ってキムキム兄やんを噛まないと。キムキム兄やん、そういう順番とかに厳しそうじゃないですか。「なんでお前、ゾンビになったのにウチんところに真っ先に来えへんねん?」みたいな。

(外山惠理)できればゾンビになりたくないでしょう、だって?

(ピエール瀧)ゾンビになりたくないですかね? ガブッて……でも、順番で行ったらやっぱり斉木さんに行ったら、木村さんにも行かないと筋が通ったことにならないじゃないですか。だから筋を通して、キムキム兄やんを噛んで。そこでいま、瀧、斉木さん、キムキム兄やん、大地。そこがいま、ゾンビになって。で、こはぜ屋も行きましたよね。ですよね?

(外山惠理)アハハハハッ! 行ってますよね。

(ピエール瀧)だからそうしたら、やっぱり宮沢社長はフェリックスと組んだ方がいいですよね。で、あそこはほら、アウトドアの会社ですから。(松岡)修造さんのところは。だからそれで、アウトドアのいろんなノウハウを活かして、対ゾンビスーツとかを作るでしょうね。

(外山惠理)ああ、絶対にね。だから松岡修造さんはゾンビになっちゃダメなわけでしょう?

(ピエール瀧)ダメです。修造のフェリックス対ゾンビでしょうね。だからこはぜ屋とアトランティスがそこで組んでますから。もう。

(外山惠理)そうか。えっ? 松岡修造さんて結局、最後はいい人になったんですよね?

(ピエール瀧)「最後はいい人」? まあまあ、企業人としての、まともなっていうか。

(外山惠理)だって、スポンサーになっていましたもんね。

(ピエール瀧)スポンサーというか、業務提携。

(外山惠理)走る時に「社長のおかげです」みたいな。なんか名前に、フェリックスって。

(ピエール瀧)はいはい。よくね、ユニクロとか入ったりするところにフェリックスってやつですから。だから、フェリックス対ゾンビになってくるでしょうね。これは。(シューフィッターの)村野さんはどっちに入れます? 村野は。

(外山惠理)でもやっぱりゾンビでいいんじゃないですか? ダメ?

(ピエール瀧)ゾンビ側に入れます? じゃあやっぱりこはぜ屋に大地が帰ったら、速攻で村野を噛みましょうね。カプーッ!って。

(外山惠理)噛んでね。シューフィッターの。市川右團次さん。

(ピエール瀧)そしたらもう、ゾンビフィッターになってくるでしょうね(笑)。誰がどのゾンビにふさわしいか、フィッティングしていって。で、こはぜ屋が全部ゾンビになったら、完璧っていうか、いいんですもんね。

(外山惠理)もしかしたらそういうスピンオフドラマがあるかもしれないですもんね。

(ピエール瀧)そうでしょう。だから最後はフェリックスが……だからいろんなアウトドアのやつって使えるじゃないですか。武器に改良できたりするでしょうから。そういう感じになって。『アイアムアヒーロー』みたいな感じになっていくんですかね(笑)。ショッピングモール編みたいな感じになっていくでしょうね。やっぱりそうなってきますかね。あ、毛塚(佐野岳)もすぐに噛みますよ。

(外山惠理)毛塚くんはさ、あれは急にいい人になりましたね。なんか。仲良くしたかったのかな? 竹内涼真くんと。

(ピエール瀧)毛塚くんはまあだから、ランナーですから。勝負のところから見えるものはあるんじゃないですか?

(外山惠理)私、あれ「せーの!」でゴールするのかと思っちゃったもん。

(ピエール瀧)ああ、同時に?

(外山惠理)ニコニコしながらさ、走って。水っていうかドリンクを上げたじゃないですか。走っていて取れなくて。

(ピエール瀧)ああ、そうね。茂木(竹内涼真)があげたやつね。

(外山惠理)なんか急に最終回にみんないい人になるっていう、韓国ドラマパターンみたいな。1人だけね、結局瀧さんはいい人にはならなかったけど。

(ピエール瀧)うん。これでゾンビにはなりますから。

(外山惠理)そうですね(笑)。やっぱりスピンオフドラマ、作りましょう。

(ピエール瀧)いい人にはならなかったけど、ゾンビにはなります。

(外山惠理)それでいいと思う、私は。瀧さんはどうにかちょっと違うのでやってほしいですもん。部長。

(ピエール瀧)やりますかね? じゃあ、そうしましょう。

(外山惠理)お疲れ様でした、部長。

(ピエール瀧)ありがとうございました。『ゾンビ王』っていうタイトルで。あ、『腐王(ふおう)』で。

(外山惠理)製作の方、聞いていたらお願いしますね。

(中略)

『陸王』ゾンビ編・『腐王』

(外山惠理)今日ね、なんかメールを読むところがいつもよりもたくさんあるそうなので。

(ピエール瀧)マジっすか? なるほど、じゃあ『腐王』のその先も募集しておきましょうか。

(外山惠理)そうですね。

(ピエール瀧)いまんところね、人間が少ないんですよね。毛塚は噛んじゃうから、そうですよね。あ、茂木はでも、フェリックスの方に入れておくっしょ?

(外山惠理)入れておきます?

(ピエール瀧)そうでしょう。だから修造さん、役所さん、竹内くんっていういいもの側はよくないですか? その感じ。

(外山惠理)たしかに。茂木くんはゾンビにさせたくない。

(ピエール瀧)そうでしょう。茂木くんゾンビにしちゃうとなんなんで。毛塚はいいっしょ? ゾンビにしても。

(外山惠理)いいです、いいです。

(ピエール瀧)でしょう? ねえ。毛塚は速攻でゾンビにしましょうよ。毛塚から逃げられるやつなんかいないですよ。あれ、ゾンビにしちゃったら。茂木がギリで逃げられるかどうかですもんね(笑)。

(外山惠理)大変だ。あのへんの選手たちが危ないですね。

(ピエール瀧)あと、銀行もどうしようか?っていうのもありますからね。

(外山惠理)いやー、銀行の人たち、結局いい人たちだったから……私、あの人好きだったわー。銀行員の最初のいい人になったのじゃなくて。

(ピエール瀧)二番目の、坂本(風間俊介)の次に来た人ね。

(外山惠理)そう!

(ピエール瀧)馬場(徹)。

(外山惠理)ねえ。あの人素敵ですよね。

(ピエール瀧)馬場くんだっけ。大橋っていう役。馬場くんがやっていた。

(外山惠理)馬場くんっていうんだ。へー!

(ピエール瀧)馬場くんはどっちにします? ゾンビにします?

(外山惠理)馬場くんはしたくないなー、できれば(笑)。

(ピエール瀧)じゃあ馬場くんもフェリックスの方に入れておきましょうか。

(外山惠理)一応、こはぜ屋さん側ですから。

(ピエール瀧)でも、こはぜ屋はほぼみんなゾンビになっていますよ。

(外山惠理)社長はなっていないでしょう?

(ピエール瀧)役所さんはなっていないですよ。

(外山惠理)あ、社長を守ろうとしてゾンビにさせられちゃったっていうのもいいかもしれない。

(ピエール瀧)それはヤスとかでよくないですか?

(外山惠理)アハハハハッ! ヤスさんもいいんだけど。

(ピエール瀧)ヤスか、運送会社の人。天野(義久)さんっていう人がやっていた。僕、あの運送会社の人……1個クイズ出しましょう。あ、オープニングでクイズ出してる場合じゃねえか?

(外山惠理)天野さんって、元ラグビーの人でしょう?

(ピエール瀧)そうそうそう。ガッて僕が引き倒されたっていう。あの人、『64』で僕のことを引き倒した人です。

(外山惠理)ああ、そうですか!

(ピエール瀧)はい。マルボウのところのすげー怖い顔している人があの運送会社の人ですからね。あの人もゾンビでしょう? 速攻で。

(外山惠理)うん。はい。

(ピエール瀧)どうする?……募集します!

(外山惠理)瀧さん、大変ですよ。そのゾンビの人たちをまとめて行かなくちゃいけないんだもん。

(ピエール瀧)ゾンビ側をでしょう? ゾンビ側をだからまとめていきますよね。

(外山惠理)大変。

(ピエール瀧)だからもう、そうですよね。シューズも、R2も変えないと行けないですよ。横の絵を「Z」に変えて。ゾンビの「Z」に(笑)。

(外山惠理)「Z2」?

(ピエール瀧)「Z-r2」でしょうね。「Z-r2」で(笑)。

(外山惠理)すごいですね。大人でもやっぱりこういう空想っていうもの。ここまで広がるっていうのはすごい!

(ピエール瀧)色も紫です。ピンクから。

(外山惠理)もういまね、頭の中でいろいろ考えているから。私の話はほとんど聞いてないでしょう? 瀧さん。

(ピエール瀧)そうですね。番組、どこまで行きました?

(外山惠理)フハハハハッ! メッセージテーマ。もう、今日は話が弾んじゃっているから!

(ピエール瀧)ああ、そうか。「腐った話」からだ。

(外山惠理)「腐った話」です。ゾンビを含みます。ということで、メッセージをお待ちしております。

(中略)

リスナー投稿『腐王』案

(ピエール瀧)そうなんだ。それ(臭豆腐)は調味料っぽく入れたりするんじゃなくて、そのまま食べるの?

(外山惠理)そのままみたいですよ。

(ピエール瀧)ああ、そうなんだ。それはその味が完成っていうことだもんね。それが美味いっていうことだもんね。ゾンビもちょっと端っこを舐めたら、美味いかもよ?

(外山惠理)ええーっ!? どんな匂いするんですか、ゾンビって?

(ピエール瀧)ねえ(笑)。

(外山惠理)会ったこと、ある?

(ピエール瀧)ゾンビですか? 会ったこと、あります(笑)。

(外山惠理)ああ、やっぱり? ありそう!(笑)。

(ピエール瀧)ねー(笑)。

(中略)

(外山惠理)続いて、あっ、『腐王』来ました。

(ピエール瀧)『腐王』!

(外山惠理)東京都の男性の方。「瀧さんからこはぜ屋に感染したゾンビ化は箱根駅伝で壊滅的なパンデミックを起こし、行田の忍城に立てこもった宮沢社長率いるこはぜ屋・生き残り軍団に対して、小原と大地率いる箱根駅伝軍団が迫り来る」。

(ピエール瀧)はい。箱根駅伝軍団はゾンビ軍団っていうことですよね。はいはい。

(外山惠理)「……東京タワーを砦としていた修造さん率いるフェリックスが助けに駆けつけるが、そこに東京マラソン軍団のゾンビ化に成功した新たなる勢力がフェリックス軍団を阻むのだった。忍城に立てこもった宮沢社長の運命やいかに?」。

(ピエール瀧)あのー、ほぼ話がわからなかったんですけど(笑)。

(外山惠理)ちょっとー!(笑)。

(ピエール瀧)ほぼ話がわからなかったんですけど、そのいちばんの原因は急に大学生が出てくるところじゃないですかね?(笑)。箱根駅伝は大学のマラソンだから(笑)。豊橋国際は関係ないといえば関係ないですよね。

(外山惠理)ということで、考えていただきましたけども。じゃあ、参考に。

(ピエール瀧)そうですね。一応、はい。脚本の方には回しておきます。

(中略)

(ピエール瀧)そう。だから箱根駅伝じゃなくて、ニューイヤー駅伝ですよ。

(外山惠理)ああ、そうですね。社会人ですもんね。

(ピエール瀧)意外にみんなスルーしちゃっている人が多かったと思うですよ。いままでね。元旦にやるんですよ。ニューイヤー駅伝って。社会人の駅伝タイトルで。今年は『陸王』もやっていたんでね。

(外山惠理)スルーしないでください。TBS系列ですから。

(ピエール瀧)だから、あれを相当見る人もいるでしょうね。

(外山惠理)箱根駅伝は大学生ですもんね。

(ピエール瀧)で、TBSが中継担当しますからね。沿道に何人、こはぜ屋の法被を着ている人がいるか(笑)。あと、ほら。だいたいああいうのって並走するヤンチャなやつらがいるじゃないですか。映りたがって並走する連中。何人いるかですよね。茂木の格好、毛塚の格好をしている人。

(外山惠理)「陸王」を履いている人、いるかな?

(ピエール瀧)陸王……そうだよね。足袋を改造すれば。

(外山惠理)なんか3色も出てましたよ。最後に。

(ピエール瀧)えっ、陸王? 3色もあるの?

(外山惠理)最後ね。場面で。アトランティスとこはぜ屋のと同じぐらいの。

(ピエール瀧)アトランティス……R2も売っていたらしいですからね。あれね。

(外山惠理)本当に? 現実の世界で?

(ピエール瀧)現実の世界でアトランティス、6万円かなんかで、限定で売ったみたいですよ。

(外山惠理)へー!

(ピエール瀧)そんで、僕にはくれないんですよ。

(外山惠理)ええっ?

(ピエール瀧)僕、買わなくちゃいけないんです。

(外山惠理)あんなに「R2、R2」って言っていたのに? ええっ?

(ピエール瀧)だから僕がこれ、R2を履いてさ、ニューイヤー駅伝でさ、並走してたら超爆笑じゃないですか?(笑)。「あれ? 小原さんじゃね?」っていう(笑)。

(外山惠理)そんなこと言ったら期待しちゃうじゃない!

(ピエール瀧)足元R2だけ履いて。

(外山惠理)「ピンクのを履いている!」って。R2で。

(ピエール瀧)そのイタズラをしたかったら僕、R2を自分で買わなくちゃいけないんですよ(笑)。6万円。買ってでもやるべきですかね?

(外山惠理)あんなに「R2、R2」って言っていたのに、一足もくれないですね。

(ピエール瀧)「アールトゥー」ね。

(外山惠理)フフフ(笑)。急に発音がよくなった(笑)。

(中略)

(外山惠理)あ、『腐王』について来ました。神奈川県45才男性。「マラソン解説で登場した新キャラの増田明美さんがゾンビ化します。逃げても逃げても追いかけてくるスタミナ十分な快速ゾンビ。しかも、いろんなマラソン選手の豆知識をしゃべりながら。これは役所さんにとっても恐ろしい敵になるのではないでしょうか?」。

(ピエール瀧)そうか。増田明美さんね。『たまむすび』にも来てくださいましたけども。その時ももうゾンビになりかけてましたけどね。

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(外山惠理)なってないですよ! 明美さん、いい方ですよね。本当に素敵な方なの。

(ピエール瀧)じゃあ増田明美さんをゾンビサイドに入れちゃうってことは、自動的に瀬古さんはフェリックス側に入りますよね?

(外山惠理)ああ、出てましたね。瀬古さんもね。

(ピエール瀧)瀬古さんはフェリックス側でしょう。ということになりますね。

(外山惠理)へー。明美さん、ゾンビかー。でもやさしいゾンビになりそう。

(ピエール瀧)やさしいゾンビかね、やっぱりね。すげー相手のことを下調べしてから噛みそうっていうね(笑)。

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(外山惠理)アハハハハッ! たしかに!

(ピエール瀧)「外山さんは昔ね、セーターを手編みで噛んだんです(カプッ)」みたいなね(笑)。

(外山惠理)アハハハハッ! そうですね(笑)。ああ、この方も『腐王』。石川県からいただきました。30才男性。「『腐王』ですが、最終的にゾンビに追い詰められ、ピンチになった役所広司さんのところに『半沢直樹』の堺雅人さん、『下町ロケット』の阿部寛さん、『ルーズヴェルト・ゲーム』の唐沢寿明さんたちが集結し、池井戸アベンジャーズを結成することで世界を救うと思います」という。みんな出てきちゃう。

(ピエール瀧)ああー、その感じだ。みんな出てきて、ちょっと豪華なやつっていうことでしょうね。あ、ゾンビサイドが……僕、ノー沢(『半沢直樹』を一切見ていない人)じゃないですか。ノー沢直樹じゃないですか。

(外山惠理)そう(笑)。ノー沢さんですもんね。

(ピエール瀧)日曜劇場を見たことがないから、わからないですね。ゾンビ側が。「なんでこの人、ここにいるんだろうな?」っていう(笑)。

(外山惠理)「あれっ?」っていうね。そのドラマでは出てこないから、わかってない。認知していない方たちが。

(ピエール瀧)そう。『陸王』の撮影中に毛塚役の佐野(岳)くんと僕、同じシーンが多いんですよね。割と。アトランティスのランナーですから。で、そういう話をしていて。俺、後から知ったんですけど、竹内くんも佐野くんも仮面ライダーなんでしょう?

(外山惠理)ああ、そうなんですか?

(ピエール瀧)仮面ライダーナントカとナントカ。(佐野岳:仮面ライダー鎧武 竹内涼真:仮面ライダードライブ)。

(外山惠理)ふーん!

(ピエール瀧)そういう、両方とも仮面ライダー役をやっていたんですって。「ああ、へー。そうなんだ」っつって。で、僕らの方は昔の仮面ライダーシリーズ、本郷猛だなんだっていうのがあるから、そういう感じでオールライダー集合みたいなの、アガるじゃないですか。そういう映画もあるし。「そういうやつって、平成ライダーでもあるの?」って言ったら、「いやー、あります、あります」って。

(外山惠理)あるある! あります、あります。平成ライダーたち、ある。

(ピエール瀧)平成ライダー大集合とか。で、誰が強いのか?っていう話になっていくじゃないですか。で、僕は全然見ていないので知らなかったんです。で、佐野くんに「そうなんだ。そうやって出てくると、結局どのライダーがいちばん強いわけ?」っつったら、照れながらなですけども、「まあでも、そうなると思うんですけど……僕、神っすからね」って。「えっ、なに? なに言ってんの、佐野くん?」っつったら、「いや、僕のライダー、最後神になるんですよ」って。

(外山惠理)ええーっ!

(ピエール瀧)「マジで! 神になんの?」って。「そうなんです。他はなんかいろんなことをやってますけど、僕は神なんで、たぶん僕がいちばん強いと思います」っつってて(笑)。「マジで!?」っていう。なかなかなファンキーな会話をしていたんですけども。「いいセリフだな!」って。「まあでも、それで言ったら僕、神ですからね」っていうね(笑)。

(外山惠理)なかなか言えないけど、でも役ですからね(笑)。

(ピエール瀧)役でね(笑)。

(中略)

(外山惠理)あ、『腐王』について来ましたね。

(ピエール瀧)意外にみなさん、乗り気ですね(笑)。

(外山惠理)あるんじゃないですか? これ、本当にスピンオフ。練馬区34才男性の方。「なんやかんやあって、松岡修造さんがゾンビになってしまい、筋肉と熱血パワーで突如変異したゾンビウイルスがアスリートを中心に広がります。最終的にはゾンビになったアスリートたちだけ参加できるゾビンピックが開催され、男子ゾンビテニスで松岡修造さんが金メダルを獲得。しかし、体が腐っているため首からかけたメダルの重みで首が取れてしまい……」。いやだー、以上です。ちょっとー!

(ピエール瀧)ああー、その感じだ。はー。

(外山惠理)ゾンビドラマになっちゃうという。

(ピエール瀧)ゾビンピック、いいですね。ゾビンピック(笑)。

(外山惠理)松岡修造さん、とばっちりですけども。

(ピエール瀧)そうですね。はいはい。熱血ゾンビっていうね(笑)。

(外山惠理)ゾビンピック、いいですね(笑)。

<書き起こしおわり>

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