T-PABLOW・YZERR・DJ YANATAKE BAD HOP『Mobb Life』を語る

T-PABLOW・YZERR・DJ YANATAKE BAD HOP『Mobb Life』を語る INSIDE OUT

BAD HOPのT-PABLOW、YZERR、Tiji Jojoさんがblock.fm『INSIDE OUT』に出演。BAD HOPのセカンド・アルバム『Mobb Life』についてDJ YANATAKEさんと話していました。

(DJ YANATAKE)というわけで本日のゲスト、BAD HOP in the house!

(BAD HOP)よろしくお願いします。

(YZERR)YZERRでーす。

(Tiji Jojo)Jojoでーす。

(T-PABLOW)T-PABLOWでーす。すいません。今日は3人なんですけど。よろしくお願いします。

(DJ YANATAKE)俺ら、実は毎週ね、会って。だからだいぶ慣れたでしょう?

(YZERR)そうですね。でも、こんな感じでヤナタケさんと逆にこうやって喋るのも新鮮だなと思って。

(DJ YANATAKE)たしかに。いつもはWREPっていうインターネットのヒップホップのラジオ局ができましたけども。そこの、僕は(番組の)編成もやっているので。いつも毎週火曜日の夜9時からね、BAD HOPの番組をやっているんですけど。その横にいてね、僕がああだこうだ言ったりするんで。毎週会ったりしているんですが。こうして『INSIDE OUT』にゲストに来てもらえるのも非常にうれしいです。ありがとうございます。

(T-PABLOW・YZERR)ありがとうございます。

(DJ YANATAKE)っていうか、やっぱりあなたたちのアルバム。これ、マジでね、今年いちばんです。いまのところ。マジで!

BAD HOP『Mobb Life』

Mobb Life
BAD HOP / KSR Corp.

(T-PABLOW)おおっ、うれしいです!

(YZERR)うれしすぎる!

(DJ YANATAKE)これ、本当に声を大にして言っておきます。僕が聞いたヒップホップの日本語ラップの……洋楽を混ぜても結構本当にいいところに来ると思うんですけど。ちょっとね、本当によかったし。最初に俺の感想から言っちゃって恐縮ですけど。いま、この感じを日本でどこまで盛り上げられるか?っていうのは、すげー重要なことだし。ちゃんとその期待に沿えるアルバムを作ってくれたなという感じが僕の感想です。

(YZERR)いやー、本当うれしいです。

(DJ YANATAKE)いやいやいや。

(YZERR)やっぱりあれですよね。逆にいまだったら、もうちょい合わせた音楽もできたと思うんですけど、逆にこういうのを知ってほしいな、みたいな気持ちがありつつ。結構バランスのいいアルバムは作れたのかなとは思っていますけども。

(T-PABLOW)あと俺、すげー思ったのが、いい曲を作っていいアルバムができたら、みんなプッシュしてくれるんだね。

(YZERR)ああ、そうそうそう。

(T-PABLOW)いろんな先輩とかに……だって、なあ。

(Tiji Jojo)本当に。すげーそれ、めっちゃ感じるよね。やっぱりインスタとかでも。

(YZERR)そうだよね。みんな上げてくれたりね。

(DJ YANATAKE)たしかに。でもさ、ぶっちゃけみんなが期待しているっていうのもわかっていたでしょう? ぶっちゃけ。俺たちの次のBAD HOPのアルバム、みんな期待してるだろうなって。正直。

(YZERR)いや、「期待」っていう感覚よりも、ここがいちばんもしかしたら聞いてもらえて、人が判断するところなんだろうな、みたいな。

(T-PABLOW)あと、自分たちってすぐ、「ああ、もう俺ら、終わったな」とかって。すぐそういう話をするんですよ。

(YZERR)するんですよね。

(T-PABLOW)「うわっ、俺らの波、いまちょっと鎮まってきたな」とか。「終わったな」みたいな。「もうやべえな」とかってよく話していて。「ここ、とりあえずもう1回バズを作らなきゃ俺らはもう2年、4年ぐらい沈んじゃうぞ」みたいなのをよく話し合っていて。それで今回、そうだったよね。もうちょっと、そろそろヤバいなとかって。

(DJ YANATAKE)ちょっとね、そうか……逆にこんだけいま人気も正直あると思うのね。本当に。だから、チヤホヤされるところにあぐらをかくんじゃなくて、むしろ焦りを感じていたっていう?

(YZERR)めちゃくちゃ焦ってましたね。

(Tiji Jojo)基本、ネガティブだからね。

(DJ YANATAKE)そうなんだ(笑)。

(T-PABLOW)「ここで……」とかってね、話していたもんね。「いま、ここで外しちゃったら本当に名前、上がんねえぞ」みたいな。

(YZERR)そうだね。「ヤバいね」みたいな話をすごい話しています。

(DJ YANATAKE)なるほどね。まあでも、そこまでね、思って考え抜いて作ったアルバムですけども。いま、どうですか? 手応え的には。

(T-PABLOW)最初はまあ、いいのができたのかなっていう感じだったんですけど。でも、周りの人から言ってもらえることが多くて。それがちょっとずつ自信につながってきましたね。

(DJ YANATAKE)いまはまだそうか。でも、いままだ関係者レベルだもんね。そんなに聞いている人、いないでしょう? 言っても。

(YZERR)でも結構今回は……50枚ぐらいは。

(DJ YANATAKE)でも、そんなもんでしょう? でも、いちばん近いところは聞いてすぐ反応をくれているんだ。みんな。

(YZERR)昨日、ANARCHYさんとお会いしたんですけど、ANARCHYさんももうめちゃくちゃ褒めてくれて。「本当に、控えめに言うけど。本当に傷つかないでね。でも、このアルバムは20万枚売れるな」みたいな(笑)。

(DJ YANATAKE)(笑)

(YZERR)「いやいや、そんな、ないですよ! でも、すいません。ありがとうございます。うれしいです!」みたいな。いや、本当に言ってもらえてうれしいです。

(DJ YANATAKE)おっ、ほらさっそくいま、DJ KEN-BOさんが聞いていただいておりますよ。DJ KEN-BOさん。「『Mobb Life』、リリースおめでとう。ヤナさんも言っていたけど、俺も最高のアルバムだと思うぜ!」と。KEN-BO印がついたらこれ、間違いないですよ。

(T-PABLOW)うれしい!

(Tiji Jojo)すげー、うれしい!

(DJ YANATAKE)うれしいね。そうか。そのへんのね、みんな、9月6日(発売日)を待ってろよっていう感じなんですけど。まずさ、挨拶がわりの一発をかけていきたいんですけども。まず1曲目はタイトル曲『Mobb Life』。これはどういったことがテーマになっているんですか?

(YZERR)これはやっぱり自分らが思う仲間とか。まあ自分のバースはやっぱり、結構いろんな方と付き合っていく中で、友達っぽい感じにはなっているけど、結局それは本当に友達ではないんじゃないかな?って思うようなのを見てきて。その、知名度とかそういうのの横にいて、自分が目立とうとするような人とかも中にはいるというか。「それってどうなんだろうな?」と思って。それで自分たちの、いまこのアルバムを出してここから一気に地元とかからもバーン! と1個飛び出て、本当にいまの現状を変えて抜け出してやろう! みたいな意気込みも含めて。自分はそういう1曲ですね。

(DJ YANATAKE)まあ、タイトル曲だし。結構いいのが出来ましたね。これ、トラックは誰ですか?

(YZERR)トラックは、誰だっけ?

(Tiji Jojo)あのー……ちょっと言えない……。

(DJ YANATAKE)ああ、言えないやつなんですね。わかりました。じゃあ、アルバムを買ってのお楽しみということで。曲をかけて、その後にビデオの話なんかもしたいんですけど。曲紹介をJojoくん、行ってみようか。

(Tiji Jojo)BAD HOPセカンド・アルバム『Mobb Life』からT-PABLOW、YZERR、Benjazzyで『Mobb Life』。

BAD HOP『Mobb Life feat. YZERR, Benjazzy & T-Pablow』

(DJ YANATAKE)はい。聞いていただいておりますのは9月6日に発売されますBAD HOPのニューアルバム『Mobb Life』からタイトル曲『Mobb Life』を聞いていただきました。Twitterの方もご紹介させていただきます。(ツイートを読む)「YZERRとパブロの声の聞き分けがやっとできるようになりそうです」と。かなりヘビーリスナー(笑)。

(T-PABLOW)おおっ、よかった。

(YZERR)ちなみに自分がYZERRです。

(T-PABLOW)自分がT-PABLOWです。

(DJ YANATAKE)(笑)。ああ、でも俺はわかるな。もう。Jojoくん、わかるよね。2人の。目をつぶっても。

(Tiji Jojo)もちろんわかります。

(T-PABLOW)さすがJojo!

(DJ YANATAKE)「かっこよすぎ!」とか。とにかくすげー来てるな。(ツイートを読む)「早くアルバムを聞きたい!」とかいろいろと来ているんですが。まず、いまの『Mobb Life』。ビデオが出ましたね。

(YZERR)はい。やっと出せましたね。一発目。告知もなしに上げたんですよね。

(DJ YANATAKE)ああ、「今日の○時にアップします」とか。

(T-PABLOW)全くなしに「出ました」みたいなので。で、僕たちよく、出す時に誰が再生回数を当てられるか? みたいなのを。

(DJ YANATAKE)ああ、「1日で何回いくか?」みたいな(笑)。

(T-PABLOW)それでメシを賭けたりとかするんですけど。でも、だいたい自分が「3万ちょっと」とかだったんですけど。

(YZERR)俺は4万5千。

(T-PABLOW)Jojoはなんつったっけ?

(Tiji Jojo)俺も3万5千。

(T-PABLOW)もう9万5千回ぐらい回っていて。

(DJ YANATAKE)1日で。すげーな!

(YZERR)いや、ヒップホップが本当に聞いてもらえるようになっている時代なんだなって思って。

(DJ YANATAKE)本当、そうだね。俺、それでびっくりしたんだけど。『Life Style』はもう660万回とか。すごいよね。ちょっと前に日本語ラップが100万回いったらすごいニュースになっていてさ。

BAD HOP『Life Style』

(YZERR)本当ですか?

(DJ YANATAKE)「えっ、えっ!」っていう間にもう660万とか回っちゃって。すっごいね。やっぱりさ、ビデオが回っている曲っていうのはライブとかやって反応が変わってきたりする感じ、する?

(YZERR)全然違いますね。

(T-PABLOW)『Life Style』とか特に違うよね。

(DJ YANATAKE)まあ、そういうことだよね。660万回るって、やっぱり日本中に届いている感じ、するもんね。

(T-PABLOW)地元の祭りとか公園とかに行ったら絶対かかっていたりするもんね。

(DJ YANATAKE)マジで!?

(YZERR)それはもう鉄板ですね。

(DJ YANATAKE)ああ、本当? その『Mobb Life』のビデオも、あれはもちろん地元?

(YZERR)地元。本当に実家から2、3分ぐらいのところですね。

(DJ YANATAKE)ああ、実家から2、3分。じゃあ、あの感じで生まれ育ったっていう?

(Tiji Jojo)あそこに住んでいると思ってもらって構わないぐらいですね。あそこで生まれた感じです。

(DJ YANATAKE)そうなんだ。全員、本当に家も近いの?

(YZERR)僕とJojoの家は5メートルぐらいとか。

(DJ YANATAKE)マジで?

(Tiji Jojo)隣というか、裏ですね。

(T-PABLOW)保育園とか小学校とか中学校も毎日一緒に通学していて。

(DJ YANATAKE)そんなだ。じゃあもう、親も知っているし。

(YZERR)めちゃめちゃ知ってますね。

(DJ YANATAKE)そうなんだ。なるほどね。で、ちょっと最近の話に戻りたいんだけど。こういう、いわゆるトラップサウンドみたいなのが自分たちにしっくり来るなと思ったのはいつぐらいの時からなの?

(T-PABLOW)ああ、あんまり意識していなくて。聞いている曲がトラップだったのかもしれない。

(DJ YANATAKE)たまたま?

(YZERR)そうですね。

(T-PABLOW)聞いていたのが(トラップが)多かったみたいな。

(YZERR)ねえ。しかも、そういうのにメロウなことをやったりする人たちが増えてきたりとかもして。

(DJ YANATAKE)アメリカとかもそういう時期だったのかな。ちょうど。そのスタイルが自分たちに合ってきたみたいな?

(YZERR)結構合いましたね。すごい聞きやすいし、乗りやすいし。

(T-PABLOW)ぶっちゃけ言うと、意識していなくて。俺ら世代は曲を作るってなったら、意識は完璧に、なんも考えてなくてもトラップに……。

(DJ YANATAKE)もうそれがスタートなんだ。逆に、その前はないの? サンプリングヒップホップじゃないけどさ。いわゆる……。

(YZERR)みんな、ライブとかで手をこうやってやるやつですよね?

(DJ YANATAKE)そうそうそう。そういうスタイルのヒップホップは制作としては通っていないの?

(YZERR)正直、通っていないかもしれないですね。

(DJ YANATAKE)じゃあ最初からこのスタイルがちょうど、本当に時代に合ったんだね。

(YZERR)はい。このスタイルが本当、自分たちが感じてきたヒップホップというか。

(T-PABLOW)ああ、たしかにそうだね。そうやって言われてみると。

(Tiji Jojo)サウス系から。

(YZERR)サウス系から入っているんで。T.I.とかそういう感じなんで。

(DJ YANATAKE)じゃあ、最初のヒップホップのスタートがもうそこなんだね。年齢的にもそういうことになるんだ。

(T-PABLOW)曲を作るってなって、意識しないもんね。なんかやっていたら、そうなっていたみたいな感じで。狙ってやっていないかもしれないですね。

(DJ YANATAKE)もうそういうもんなんだね。

(T-PABLOW)若い人はたぶんそうかもしれない。

(DJ YANATAKE)そういう感じなんだね。でも、これまだ作品としてめちゃくちゃ、日本中に届くまで大ヒットって、まだまだ日本ではね……まあ、KOHHくんとかはもちろんすごい活躍されているけど。でも、いまの自分たちの世代でこういうサウンドがさ、ここまでいま注目をされてきているっていう感触はありますか? 最初の、たとえばやり始めの頃といまとじゃあ、受け入れられ方は全然違うんじゃないの?

(YZERR)いや、でもまだありますね。なんか。

(DJ YANATAKE)お客さんの乗り方とか、まだ難しかったりする?

(YZERR)そこは、まだ好きで来てくれている人たちはあれなんですけど。やっぱりまだ、日本語ラップとかにバトルとかから入っている子も最近は多いと思うんで。その人たちはまだもしかしたら、「えっ、なにこれ? USのパクリじゃん」みたいな。そのよくある、なにを言っているのかよくわからない、例の意見が出てきちゃうんですけど。

(DJ YANATAKE)はいはい。

(YZERR)やっぱり僕ら、ヒップホップ好きなので。確実にその子よりは好きだと思うんですよ。(その人が)たとえてくるアーティストも的外れすぎちゃって(笑)。

(DJ YANATAKE)(笑)

(T-PABLOW)俺らはぶっちゃけさ、今日もそうだし。毎日毎日新しい新譜をディグっててさ。それをディグりたいから……勉強みたいな感じでやっているんじゃなくて、本当に聞きたくてやっていたりするじゃん。それで俺らはめっちゃくちゃ聞き込んでいたじゃん。アルバムの前もさ、いっぱいいろんな音楽を聞いて、そのノリをそっち側に合わせるっていうか。自分の体を。その中で出した1曲の答えみたいな。

(DJ YANATAKE)なるほどね。

(YZERR)そうだね。その子たちは10曲とかの中からじゃん? 俺たちは何千曲の中からさ、それを作っているじゃん。だから、全然ね、「USっぽい」って。でも、逆に『Mobb Life』はどちらかっていえばUSっぽさというよりは、逆に日本語ラップっぽさみたいなのがすごく自分の中ではあるのかな?っていうか。

(DJ YANATAKE)まあね、もちろんそういう風に感じる部分もなくはないけど……これ、最近よく言うんですけど。もう、でもこういうスタイルでやる子は増えてきたじゃん。で、ただトラップっぽいのを日本語でやるからフレッシュに見えるっていう時代はもう終わったじゃん? もう完全に「質」の時代に突入していて。という中で、このクオリティーを日本語で作ってくれたというところなんですよ。

(T-PABLOW)おおーっ!

(YZERR)うれしいです。

(DJ YANATAKE)よかったし、あと、ちょっとこれは本当に聞いてみたいんだけど。やっぱりハードなトラックだけどメロディアスで……みたいなのがあったけど、歌メロ。そういう歌の勉強っていうかさ、メロディーっていうのは誰が? 歌うっぽいフロウのところは全部自分たちで?

(YZERR)そうですね。僕は完全に、そうですね。

(DJ YANATAKE)それは、勝手に降りてくるの?

(YZERR)降りてきますね。で、降りないのは降りないんですよね。トラックを聞いてわかるんですよ。最初に聞いて何秒かで、「ああ、これは降りないな」とか。聞いた瞬間にわかります。「あ、降りるな。これはヤバい。できるな」みたいな。やっぱり、歌メロみたいなメロウなのはノリが大事だと思っていて。人が聞いた時に、なんか言葉では表しづらい気持ちいいところってあると思うんですけど。そういうのを、日々自分の中に取り込むようにしていますね。それは遊んだりとか……その遊んでいる時の感覚を、遊んでいない時にまで持ってこようとがんばるというか。そうすると、すごくその時のまま曲が書けたらすごくいいノリが生まれて、いい物につながるみたいなのは。

(DJ YANATAKE)なるほどね。じゃあもう、自然なんだね。

(T-PABLOW)自分とかは、たとえば『Mobb Life』の3バース目をやらせてもらったんですけど。その時は、ブースの中に入って、ちょっと高いキーだったんで、そのままメロディーを先につけて。それから、「ちょっとリリックを書いてくるわ」って。

(YZERR)でも、即興でそういう感じで作った曲が今回は多かったですね。それは本当に思います。スタジオで生まれた……スタジオ以外では生まれていない。スタジオで作ったアルバムですね。これは。

(DJ YANATAKE)なるほどね。いや、やっぱりね、このメロ感があなたたちの最大の武器というかさ。やっぱり、ただこういう遅いトラップっぽいビートに普通に乗せたり、半分にしたり、倍に乗せたりとかっていうラップの仕方って、別にディスるわけじゃないけど、MCバトルとかを見ていてもさ、もうフロウの出し方って決まってきちゃうじゃん?

(YZERR)そうっすね。

(DJ YANATAKE)でも、それだけだともう単調に聞こえる時代になったからさ。また「歌う」っていうことがいかに高度か?っていうかさ。ラップももちろん、みんな高度なことをやっているんだけど、歌メロをつけることの難しさよっていうか。

(YZERR)それはでも本当に難しいと思いますね。普通にラップをやっていた子が、たとえば明日やろうってできることじゃないと思うんですよ。

(DJ YANATAKE)そうそう。そう思う。

(YZERR)それはラップってある程度、できると思うんですけど。メロウなことは、ちょっと練習とは言わないですけど、ライフスタイル的な、生活の部分ですごい影響が出てくるんじゃないのかな?って僕は個人的に思っています。

(T-PABLOW)俺もすげー思うのがやっぱさ、歌になるとそのグルーヴ感というか、やっぱりそれこそYZERRが言ったようにノリが大事じゃん。だから、俺らがよく言っているのは、「遊ばねえと曲が作れねえ」みたいな。めっちゃくちゃ遊びまくるんだよね。じゃなきゃ、曲が作れない。

(YZERR)わけわかんないぐらいまで遊んだ結果、生まれた曲しかないかもしれないですね。だから、普通に生活している人と同じ感じでやっていても、ちょっと「あれ?」って。飛び抜けた感じが出ないというか。その人たちと違う環境で(生活を)送ることによって、その人たちが驚くようなことが生まれてくる瞬間みたいなのがすごくありますね。

(T-PABLOW)Jojoはさ、どう考えてんの? いつも、メロディーとか。

(Tiji Jojo)俺はメロディーがついているラップとかを、もうUSはそればっか聞くので。やっぱりいままで聞いてきたやつとかを……。

(YZERR)聞いてきたものが影響するのは確実にあるんだよね。

(T-PABLOW)どっちも? ほぼリリックが先はないでしょ? メロディーから、リリックでしょう?

(YZERR)あと、常にリリックをためているじゃん。いいフレーズとか。でも、あれだよね。それこそ「パクり」とか、こういうことを言うとなっちゃうかもしれないけど。すごく俺たちは日常的に、そういうUSの同世代だったり、まあ上の人だったりも曲を聞いて、その結果自分たちが――意識したとかじゃないけど――その結果、生まれた音楽が多いよね。

(T-PABLOW)そうだね。まあドレイクもさんざん「パクりだ」って言われているし。

(DJ YANATAKE)(笑)。いやいや、でもどんだけインプットするか?って大事なことだよ。

(Tiji Jojo)やっぱりメロディーとかをつけてラップするようになると、やっぱり聞いてないとメロディーをつけた時に聞いてないのがわかっちゃったり。

(YZERR)わかる。すごいわかる。この人がどこに影響されているかまでわかる。

(DJ YANATAKE)あと、やっぱりトレンド感みたいなのがわかってないと、なんか完全に自分の中から出てくるものだけだと、ダサいかダサくないかの判断もできなくなってくるだろうし。

(T-PABLOW)たしかに。日本人の人はメロディーとか聞いていて、フェイク部分とか最後のケツの部分とかでわかっちゃうもんね。「ああ、この人は聞いてる」とか「この人は聞いてない」とか。

(YZERR)そうだね。

(T-PABLOW)逆にさ、変な言い方だけどさ。すごいクオリティーは高くないというか。レコーディングとかも含めて全部ね、クオリティーは高くないんだけど、なんかこの人はすげーノリを持っているな、みたいな人もいるじゃん。それは本当になんか、聞いてるんだろうなって思うよね。

(DJ YANATAKE)そうだよね。やっぱりインプットすることはすげー大事だな。まあ、普通に君たちがいかにヒップホップファンであるかってことがアルバムにも出ているっていうことだと思うんですけども。ちょっと次の曲にも行きたいなと思っておりまして。次の曲は……。

(YZERR)『Ocean View』ですね。

(DJ YANATAKE)どういう曲ですか?

(YZERR)これは夏っぽい感じで作りたいなってなっていて。沖縄とか結構行ったりしていて。そのタイミングでホテルとかから海が見えたりとかするのを、「ああ、ヤバいな、これは」「ああ、いいな」って。それこそ、かわいい女の子がいて、目の前にきれいな海があって。本当に嫌なことがないなっていうか、ネガティブ何もないなっていう、そういうハッピーな曲というか。みんなにも、落ち込んだ時とかに逆に聞いてもらって気分を上げてほしいなっていう感じですね。いちばんアルバムでキャッチーなんじゃないかな?って思っていますね。

(DJ YANATAKE)なるほど。

(YZERR)これがあるからこそ、他の曲も際立つし……みたいな。逆にそんぐらい思っていますね。

(DJ YANATAKE)わかりました。じゃあ、曲紹介の方をお願いします。

(YZERR)BAD HOP『Mobb Life』から『Ocean View』。お願いします。

BAD HOP『Ocean View』

(DJ YANATAKE)聞いていただいておりますのはBAD HOPの9月6日に発売されます『Mobb Life』収録曲『Ocean View』。こちらiTunesの先行カット曲になっていますね。いま気になった方はiTunesでも買えますよ。

(YZERR)ぜひ、お願いします。

(DJ YANATAKE)(ツイートを読む)「『Mobb Life』はもう10万回近く再生されていますよ」とか「たまらん」とか「PV最高」とか。とにかくね、PV見てくださいね。「地元の祭りじゃ絶対にかかっている」とかですね。あと、ライブでもう結構新しいアルバムの曲、やったりしてる?

(YZERR)毎回やってますね。でも。

(DJ YANATAKE)サマボムで『口だけ』をやった? それが最高でしたって言ってくれている人も。

(YZERR)ああ、やりました。そうですね。はい。

(DJ YANATAKE)『口だけ』っていう曲が入っていたりするんですけどね。

『口だけ』

(DJ YANATAKE)はい。そんな感じでいろいろとお送りしているんですが。ちょっと先に告知っぽいことも言っちゃいたいんですけども。9月3日にT-PABLOWの『Super Saiyan The EP』のリリースツアーのファイナルが。

(YZERR)大阪のPUREっていうクラブであるので。デイイベで未成年も入れるので、よかったら来てください。

(DJ YANATAKE)で、一応それは『Super Saiyan Tour』として最後になるっていうことですね。

(YZERR)最後ですね。

(DJ YANATAKE)その後は、どんな感じになっていくんですか?

(YZERR)その後は9月6日に出る『Mobb Life』のツアーが始まるんですけど。全国を結構……23ヶ所ほど回らせていただきます。

(DJ YANATAKE)23ヶ所って、相当だね。

(YZERR)相当っすね。ヤバいっすね。倒れないかな?

(DJ YANATAKE)本当だよね(笑)。

(YZERR)しかも今年年内で、2ヶ月で回るんすよ。

(DJ YANATAKE)えっ、2ヶ月で23ヶ月?

(Tiji Jojo)3ヶ月です。

(YZERR)全て今年の話なんで。土日は全部埋まったんで。

(DJ YANATAKE)「土日は全部埋まった」(笑)。もう営業は取れませんよっていうことですね。

(YZERR)はい。すいませんっていう。

(DJ YANATAKE)でも、今回ツアーも自分たちで組んだっていうこと?

(YZERR)そうですね。ほとんど……まあ、知り合いの方と一緒にほとんど自分たちでイベントを打つ感じになりますね。

(T-PABLOW)呼ばれて行くっていう感じよりは、自分たちで。

(DJ YANATAKE)どんどんそういう感じになってきているの? いま、やり方としては。

(YZERR)あと、クルーなんで。呼ぶ人もビビっちゃうんですよね。

(DJ YANATAKE)人数多いからね。

(YZERR)交通費だけでどうなるんだよ? みたいなね。

(DJ YANATAKE)たしかにね。

(T-PABLOW)結局、そうっすよね。結構ヤバいんすよね。

(YZERR)交通費とか、行ったは行ったでもあんまりいい扱いはされなかったら、「いや、ちょっと……」ってなっちゃうんで。そしたら、いいメシ食って、ある程度のホテルに泊まって、ストレスない環境を作るんだったら、そのやり方しかないなってなって。リスクはありますけどね。

(DJ YANATAKE)まあ、そうか。なるほどね。でも、すごい不思議だよね。言ってみたら、バンドの人たちとかはみんなそうなわけじゃん。

(T-PABLOW)バンドの人たちって機材とか、車に積んで行くんですよね?

(DJ YANATAKE)まあ、そうだね。結構だから車で。

(T-PABLOW)どこまで行くんですかね?

(DJ YANATAKE)いや、全国回るんだよ。

(T-PABLOW)すげーな! 気合いが違えな!

(DJ YANATAKE)そう。だから、こういう場で言っていいのかわからないけど……ヒップホップの営業とかに行ったら、たとえばさ、ご飯を出してくれるの当たり前とかさ。泊まるところもあって当たり前とかじゃん。それは、先輩たちが作ってくれた道なんだよ。

(BAD HOP)ああーっ!

(DJ YANATAKE)バンドの人たちと同じところを回っていったら、「ご飯代は自分で出すんだよ」とか普通に言われるから。まあ、全部がそうじゃないとは思うけど、そういうこともみんな、あったりとかして。だから、ご飯を出してもらうのが当たり前だとは思わないっていうのは大事なことですね。

(YZERR)ああー、たしかに。

(DJ YANATAKE)また自分たちでやったらわかるよね。そういう意味で、いろいろとお金のことも、流れも含めて勉強するといいと思います。

(YZERR)はい。23ヶ所ぐらいやるんで、よかったら来てください。

(Tiji Jojo)お願いします。

(DJ YANATAKE)それは、アルバム出る頃には発表されるの?

(T-PABLOW)そうですね。その後にすぐに発表されますね。

(DJ YANATAKE)おおっ、じゃあそれをみんな、楽しみに待っていてほしいですね。あと、全国の美味しいご飯屋さんをね。

(YZERR)ああ、本当そうなんですよね!

(DJ YANATAKE)自分たちで行くなら、なおさらそういうことでしょう?

(YZERR)はい。でも何個かリストはもうあるんですけど。いや、本当に教えてほしいですね。

(DJ YANATAKE)「私の地元に来たら、ここのご飯屋さんに行ってこれを食べてください!」っていうのをね、具体的に「#リバトーク」の方でね、お待ちしておりますけども(笑)。

(BAD HOP)(笑)

(DJ YANATAKE)あと、さっきツイートにもあったんですけど、俺、今回のアルバムを聞いてすごいね、Jojoくんが本当に素晴らしいアクセントっていうか……普通にパートも超多くない?

(YZERR)多いですね。

(T-PABLOW)いつもそうだよね。駆り出されるよね。

(Tiji Jojo)毎回、結構多いっすけど。でも今回はバランスよくみんな……。

(DJ YANATAKE)バランスよく入っている? でもすっごい際立って聞こえる。声質かな?

(YZERR)Jojoはそうだよね。だから1人だけ違う感じです。

(DJ YANATAKE)そうそう。なんか、これは褒めて言うけど、ウータン・クランでオール・ダーティ・バスタードが出てきた、じゃないけど。なんて言うのか1人、いい意味で全然違うやつがいて。それがすごいアクセントになっているなって特に今回思ったの。あと、やっぱりみんな上手くなってきているからね。

(YZERR)ああ、毎回毎回その違いを感じてもらえるとうれしいですね。僕たちも。

(DJ YANATAKE)いや、明らかに成長していると思うし。で、最初に戻っちゃうけど、やっぱりみんな本当に期待していたと思うのよ。で、ここでこの内容を打ててきているからちょっと安心したっていうかね。ここは本当に勝負時だったと思うんですよね。

(T-PABLOW)すげーそれは感じてました(笑)。

(DJ YANATAKE)そうでしょう?(笑)。

(YZERR)ここでやんなかったら本当……。

(DJ YANATAKE)「ここでBAD HOP……ああ、やっちゃったよね」みたいに言われるの、いちばん嫌だよね(笑)。

(T-PABLOW)あの、心の底から言ってもらえてない時ってやっぱりわかるんで。今回、前も話したんですけど、レコーディングをする時、ブースに入って何回かそいつがラップをやって、ちょっと無理だったら「出てきて」って言って、胸からカードを出したふりして、「レッドカード。退場して」って(笑)。そんぐらい厳しくやってたもんね。

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(DJ YANATAKE)(笑)

(Tiji Jojo)もう録ってブースから出るの怖かったもん。

(T-PABLOW)もう一発目で「あ、ちょっと1回、確認で外に出て」っつって、携帯をカード代わりにして胸のポケットから出して「はい。レッドカードだから退場だよ」「あ、すいませーん」って(笑)。

(DJ YANATAKE)えっ、ダメ出しをちゃんとするっていうこと?

(YZERR)「ちゃんと」っていうところのレベルじゃないですね。やっぱり変なバースで……それこそメロウなことをやった時に、自分たちは「J」って呼んでいるんですけど。内なるJが出ちゃって……「J」は「Japan」の「J」なんですけど。

(DJ YANATAKE)なるほどね(笑)。

(YZERR)「うわっ、J出ちゃったわ、俺」みたいになるんですけど、そのJのメロディーを1週間ぐらいネタにされたりするんですよ。

(Tiji Jojo)そのラインをね。

(YZERR)もうレコーディングが終わって2ヶ月たつやつでも、いまだにネタにしているぐらいなんで。

(DJ YANATAKE)(笑)

(T-PABLOW)そうだよね。メロディーとかをやっていると、やっぱり日本人なんでこのダサいメロディーみたいなのが出てきちゃうと……その最低限を下回るとちょっとJの警告がね。

(DJ YANATAKE)なるほどね。Jの警告、あるなー。だから、やっぱりそれも含め、さっきの話だけど、どんだけインプットをできていて、いま何がちゃんとトレンドか?って。「このメロ感のトレンド感、お前、わかる?」みたいな。「それ、ちょっと前のになっちゃってるよ」とか、そういうのもあるだろうしね。

(Tiji Jojo)そうなんすよね。あります。

(DJ YANATAKE)はい。でもこの子たち、本当にラジオも一緒にやっているんですけども。とにかく新譜のチェキり具合も間違いないんで。いつも僕も勉強させてもらっていますけども。まあ、そんな、本当にみんなマジで期待していいと思うし。1個、いままでさ、特殊な売り方をいっぱいしてきちゃったじゃん? 良くも悪くも。まあ、すごいインディー流通だったり、あとタダで配るとか。前にこの番組もTwitterがパンクしたことがありましたけども。あれ(『BAD HOP ALL DAY』)もよくやったね。無料で配るって。

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(YZERR)そうですね。

(DJ YANATAKE)でも、じゃあ『Super Saiyan』もiTunesとかでも買えないんだっけ?

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(T-PABLOW)買えないです。

(DJ YANATAKE)まあ、いろいろと理由はあるんだろうけど。とにかく、でも今回のアルバムは?

(YZERR)そうなんですよね。ちゃんと、みんな買えるんで。本当、買ってほしいっすね(笑)。

(T-PABLOW)普通に言いたいけど、お願いしますよ(笑)。

(DJ YANATAKE)(笑)

(YZERR)「BAD HOP 初週売上300枚」とかになったらもう、家出れねえな。恥ずかしくて誰にも会えねえな。

(T-PABLOW)ヤバいよね、それ(笑)。

(DJ YANATAKE)じゃあまず、タダでもらった人たち、いるじゃないですか。無料で。

(YZERR)覚えてますか?

(DJ YANATAKE)覚えてますか? タダで優しくしてもらったこと、あなたたち、覚えてますか?

(YZERR)あの日のこと、覚えてますか?(笑)。

(DJ YANATAKE)あのね、タダで届いた時のうれしさ、わかりますか? あれを思った人は、ぜひ本当に今回はね、お店に行って手に取ってほしいですね。

(YZERR)タダでCDもライブもやったんで、これで本当に取り戻さないと……。

(T-PABLOW)もういい音楽、作れねえよ!(笑)。

(一同)(笑)

(YZERR)本当に(笑)。

(T-PABLOW)そんな感じだったらどんどん……。

(YZERR)漬物と米だけになっちゃうよ。生活が。

(T-PABLOW)どんどんだってレコーディング環境も悪くなっていって、どんどん質も悪くなって。最後はガッサガサになったら嫌でしょう?(笑)。

(YZERR)本当、いいのができたと思うんで。よかったらみなさん、手にとってみてください。

(DJ YANATAKE)あと、ツイートで「初回限定の特典も楽しみです」って来ているんですけど、それはどういう?

(T-PABLOW)初回は、『超WAVYでごめんね』のリミックス。

JP THE WAVY『超WAVYでごめんね』

渡辺志保とJP THE WAVY『#超WAVYでごめんね』を語る
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(DJ YANATAKE)マジ!? えっ、知らなかった! ヤバッ! マジで!?

(T-PABLOW)これのBenjazzyがめっちゃいいっす。

(DJ YANATAKE)マジで! うわっ、それヤバいじゃん。じゃあ、もうそれこそ……それは急いで初回を買わなきゃマズいじゃん。

(YZERR)そうですね。

(DJ YANATAKE)俺もちょっといま、予約するわ。マジで。それほしいから。あ、本当。やったね?

(YZERR)あと、サーバビーの『Pull Up Wit Ah Stick』。

SahBabii『Pull Up Wit Ah Stick』

(DJ YANATAKE)ああ、前に志保が紹介していたわ。へー!

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(YZERR)あと、テイ・ケイか。

(DJ YANATAKE)マジで? 『The Race』? ヤバッ!

TAY-K『THE RACE』

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(YZERR)の、リミックスですね。

(DJ YANATAKE)ヤバい! アツい! 『INSIDE OUT』リスナーはこれ、絶対に買うしかないね。それ。初回版。俺も本当に予約します。いまからね、ポチッとしますんで。じゃあ、本当に応援しているんですけど、最後に1曲、BAD HOPの曲をかけてお別れしたいんですが。もう1曲は『Gucci Scarf』という曲をかけたいんですが、これはどういう曲になっていますか?

(YZERR)この曲は『BLACK BANDANA』っていう曲があるんですけど。『BLACK BANDANA』は自分たちが本当にヤンチャしていた時にディッキーズだったりとかのXXLぐらいの服を着てバンダナを付けて街を徘徊していたんですけど。やっぱりそういう顔を隠してヤンチャなことをしていた自分たちが巻くものがブラックバンダナからグッチスカーフに変わって、ステージで光を浴びてみんなから見てもらえる環境になったっていう曲なんですけど。

(DJ YANATAKE)なるほど。わかりました。じゃあ、曲紹介をお願いします。

(YZERR)BAD HOPセカンド・アルバム『Mobb Life』から『Gucci Scarf』。

BAD HOP『Gucci Scarf』

(DJ YANATAKE)聞いていただいておりますのはBAD HOPの9月6日発売のニューアルバム『Mobb Life』から『Gucci Scarf』でした。時間がなくなってきちゃったんでそろそろ終わりなんですけども、告知の方に行きたいと思います。渡辺志保がいろいろありまして……ああ、いまタワーレコードのフリーペーパー『bounce』でなんといま、BAD HOPが表紙?

(YZERR)はい。ありがとうございます。

(DJ YANATAKE)そこでなんとウチのShiho Watanabeがインタビューをしているということで。志保 VS BAD HOPの記事もぜひ、タワーレコードに行ってフリーペーパーを手にとってください。あと、BAD HOPさ、411のあれで、いま渋谷駅前にめちゃめちゃデカいバナーが出てるよね。

BAD HOP、すげーところのバナーに出てる!

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(T-PABLOW)あと、地下かなんか、改札のところにも出ています。

(DJ YANATAKE)あ、そうなんだ! で、インストアイベントみたいなのも109-2であるんだね。そのへんはまた、BAD HOPからインフォメーションが出ていると思います。

(中略)

(DJ YANATAKE)はい。そんな感じでちょうど終わりになってしまいましたけども。

(YZERR)本当、ありがとうございます。

(DJ YANATAKE)ありがとうございました。

(T-PABLOW)すいません。ありがとうございます。

(DJ YANATAKE)まだまだアルバムのことで聞きたいことがあるんですけども。いろんなところでインタビューも出たりするかな?

(T-PABLOW)はい。

(DJ YANATAKE)そうだね。だし、また明日も9時からWREPの方でも。明日もよろしくお願いします。

<書き起こしおわり>

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