嘉門達夫さんがFM yokohama『BAY DREAM』にゲスト出演。サイプレス上野さん、遠藤舞さんと崎陽軒のシウマイ弁当について熱く語っていました。
(サイプレス上野)そしてこのタイトル『食のワンダーランド?食べることは生きること~其の壱』ということで。全16曲、全て食に関わる。どういったアルバムになっているんでしょうかね?
(嘉門達夫)いままで、働いたほとんどを飲食につぎ込んで来まして。ちょこちょこっとアルバムに食べ物に関する歌も入っていたんですけども。今回は食べ物だけのアルバムをずっと作ろうと思っていて、食べ物のベスト盤になると思ったんですけど結果、8割が書き下ろしになりましたですね。
(サイプレス上野)へー! すごい。そして、横浜が誇る崎陽軒のシウマイ弁当の歌も収録されてますね。
(嘉門達夫)誇ってますか? やっぱり。
(サイプレス上野)そうですね。やはりソウルフード。プライドを持って接してますね。
(嘉門達夫)でしょう?
(サイプレス上野)ここにも。ひょうちゃんが、ここにも。スタジオに飾ってあって。
崎陽軒のひょうちゃん
(嘉門達夫)はいはいはい。これは僕も東京―大阪を行ったり来たりしているので、崎陽軒にはお世話になって。僕はどっちかって言うと、炒飯弁当派だったんです。ところが大阪の読売テレビの森さんっていうアナウンサーがシウマイ弁当がものすごい好きやっていうのをご自身の本の中で書かれていて。そこだけものすごく筆圧が強くて。
(遠藤舞)熱意が(笑)。
(嘉門達夫)いかに崎陽軒のシウマイ弁当が好きか。で、僕もあらためて崎陽軒のシウマイ弁当と向き合ってみたら、非常に完成度が高い。で、それぞれみんなこだわりもありますし、食べ方の順番とか。アンズはいつ食べる? とか。そういうのがあるみたいですね。
(サイプレス上野)嘉門さんはどういうタイミングで食べられます?
シウマイ弁当 食べ方のこだわり
(嘉門達夫)僕はその森さんに教えてもらったんだけども。まずフタを開けますと、フタが経木(きょうぎ)という木を使っていて、香りがいいですよね? ただ、湿気を含みすぎて、割り箸がちょっと柔らかくなることがあるんで。気にせなアカンところなんですけども。まずは、森さんが言うには隅っこが三角コーナーで。ショウガと昆布が入っているやつをまずセンターのご飯の上に開放してやると。
(サイプレス上野)開放(笑)。
(嘉門達夫)窮屈なショウガと昆布を「ああ、自由だ!」みたいにしてあげる。そしておもむろに、今度はカラシを入れ物をプチッと切りまして。(シウマイ)5つの上に乗せていきます。次に醤油を順番に。醤油はちょっと量が多いから、残った醤油はカマボコにもかけて。その残った三角コーナーの、さっき昆布とショウガがおったところに、その醤油の入れ物とカラシの入れ物の残骸を……
(遠藤舞)ちゃんとそれも置き場所が(笑)。
(嘉門達夫)という順番で。崎陽軒の社長さんはまず、真ん中にある梅干し。青梅を横に置いて、そこの下のご飯から食べるらしい。
(サイプレス上野)あ、ちょっとくっついてたところから。
(嘉門達夫)人によって流派が違うんですよ。
(遠藤舞)へー、面白い!
(サイプレス上野)俺はやっぱり、そう考えたらスタンダードに梅干しから行っちゃうな。バリバリバリッて食って、米の一角を……分かれているじゃないですか。俵形に。
(嘉門達夫)そう。米がまた美味しいですからね。
(サイプレス上野)で、すごい迷いながら。(米)1個で(シウマイ)ひとつ食べるのか? とか。唐揚げを挟むか? みたいな感じで。新横浜から乗っていたら、名古屋ぐらいまで悩みながら食うぐらいの(笑)。ずーっと悩んでいるっていう。
(遠藤舞)でも、冷めても美味しいからね。
(サイプレス上野)そうだね。もともとそんなに温かくないから。それが素晴らしい。
(遠藤舞)あの温度で美味しいのはすごいなって思う。
(嘉門達夫)すごいよね。みんなだって、野球とか見ながらみんな崎陽軒のシウマイ弁当を。
(サイプレス上野)そうなんですよ。横浜スタジアムだと崎陽軒のカレーとかもあったりして。シウマイカレーとか。
(嘉門達夫)あっ、シウマイカレーはこの間、八重洲で初めて食べました。八重洲の地下にシウマイBARっていうのができたんですよ。崎陽軒がやっている。あったかいシウマイを6種類、食べ比べ。
(サイプレス上野)へー!
(嘉門達夫)昔ながらのシウマイもあれば、豚のシウマイ。ちょっと高い高級なシウマイなど6種類あって、食べ比べできるっていう。
(サイプレス上野)うわっ、すごい。それ、すごい行きたいっすね(笑)。
(嘉門達夫)でも、横浜だったら崎陽軒の本店行ったら食べれるか。
(サイプレス上野)本店あります。でも、本店はちょっと敷居が高い感じがするんですよ。めでたい時に家族で行くみたいな。
(嘉門達夫)なるほど。
(サイプレス上野)素晴らしいですね。崎陽軒の話で盛り上がっていますけども。
(中略)
(サイプレス上野)曲の方もかけたいと思いますけども。アルバムの方から曲紹介をお願いします!
(嘉門達夫)じゃあせっかくなんで、読売テレビの森さんとこれはデュエットになっております。『崎陽軒 シウマイ弁当の歌』!
嘉門達夫『崎陽軒 シウマイ弁当の歌』
(サイプレス上野)さあ、お送りした曲は本日のゲスト、嘉門達夫さんで『崎陽軒 シウマイ弁当の歌』! デュエット with 森たけしさんです。崎陽軒公認応援ソングということですけども。むちゃくちゃ食いたくなってきました。
(嘉門達夫)すごい食い物だよね。
(サイプレス上野)すごいですね。本当に。
(嘉門達夫)いろんな人にこのアルバムを聞いてもらったけど、崎陽軒の歌に対する食い付きがすごい人が多いです。特に男性は。
(サイプレス上野)これ、しかも歌詞カードに写真も載っているんで。開けた状態の。ポケットシウマイも。
(遠藤舞)ますます食べたくなってくるという。あ、ポケットシウマイは私、見たことない。
(サイプレス上野)ポケットシウマイは6個入り。
数年ぶりのポケットシウマイ pic.twitter.com/gfToxQYAxO
— えびてん@b10 (@Fr_Smp) 2016年11月23日
(遠藤舞)ちょっと調べてみよう。
(サイプレス上野)他の弁当に浮気した時もポケットシウマイだけは買うっていう。帳尻を合わせるように、新横浜出る時にそれは買っておくみたいな。
(遠藤舞)へー(笑)。
(サイプレス上野)腹いっぱいになって大阪まで行けるという。
(嘉門達夫)いいですね。
(中略)
(サイプレス上野)そんな嘉門さんの2017年のおすすめの食は?
(嘉門達夫)食? それはやっぱり崎陽軒。シウマイBARですね。
(遠藤舞)ああ、先ほどの。
(嘉門達夫)あなた方は横浜やから、おそらくシウマイのゲット率は高いと思うけど、品川から乗る場合は本当に膝から崩れそうになる。時間によってない時があるから。「入荷待ちです」っていう時はガーン! ですよ。まだ供給が安定していない。横浜は崎陽軒専門のショップがあちこちにあるでしょう?
(サイプレス上野)そうですね。駅ごとにある感じなんで。
(嘉門達夫)それはすごいよ。品川は崎陽軒のコーナーっていうところがあるんです。在来線のところは割りかし品数が多いねんけど、港南口にタクシーで着いて、直で新幹線に行く時、目の前の売店は非常にもうギャンブルです。
(サイプレス上野)ギャンブル(笑)。
(嘉門達夫)崎陽軒のシウマイがある時とない時と。
(サイプレス上野)なかった時はもう?
(嘉門達夫)そう。がっかりしますね。他で替えはきかないですからね。
(サイプレス上野)そうですね。どうですか? 東京の人として。
(遠藤舞)私もでも、横浜の人ではないんですけども。ロケ弁とかですごくお世話になったので。崎陽軒さんは。
(サイプレス上野)そんな素晴らしいロケ弁があるんですね。
(遠藤舞)みんなもう、日によってお弁当とか違うんですけど。崎陽軒が出てきた時はみんな、大喜びですね。
(サイプレス上野)素晴らしいですね。自分たちもライブとかを横浜のライブハウスとかクラブでやるんですけど。その時とかは、マネージャーとかが気を使ってくれて。みんな弁当とかは崎陽軒でやると、みんなの気持ちが高まるっていう。
(嘉門達夫)この間、俺東京のライブの時も楽屋弁当は渋谷のデパートで注文しておいて。30いくつ。崎陽軒で。喜んでましたよ。第一回弁当栄誉賞ですね。崎陽軒。
(サイプレス上野)受賞しました(笑)。
(嘉門達夫)受賞しました。
<書き起こしおわり>
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