バニラビーンズ『これまでに体験した修羅場トップ5』

山里亮太 解散危機のバニラビーンズに言及『CD1枚買います』 ザ・トップ5

バニラビーンズのお二人がTBSラジオ『ザ・トップ5』に出演。これまでに体験してきた修羅場のトップ5を紹介していました。

(熊崎風斗)今夜のゲスト、バニラビーンズのお二人より、こちらのランキングを発表します。『バニラビーンズが経験した修羅場トップ5』。

第五位:トラック生活
第四位:ビンタ、防護服でハグ。いろんなおもしろ特典会
第三位:謎の洋楽カヴァー
第二位:相方がいなくなる
第一位:解散ノルマ

以上、今夜のゲスト、バニラビーンズのお二人ご提供。バニラビーンズが経験した修羅場トップ5でした。

(中略)

(熊崎風斗)ということで、ランキングの方が非常に気になるんですが。バニラビーンズのお二人でこの解説をお願いしたいんですが。

(高橋芳朗)じゃあ順番にお願いしましょうか。

(レナ)そうですね。まず五位から。トラック生活。

(熊崎風斗)なかなか想像がパッとできないような・・・

(レナ・リサ)(笑)

第五位:トラック生活

(高橋芳朗)まあ、『バニラビーンズが経験した修羅場トップ5』、第五位:トラック生活ってなんだよ?っていう感じですけど。

(熊崎風斗)読んでいて、なんだろう?って思っちゃいますよね。

(レナ)これ、リサの初めての仕事がトラック生活だよね?

(リサ)デビューしてすぐの。2008年。

(レナ)2008年。なんかよく、街中で音楽を流しながら、PV流れながらトラック、走っているじゃないですか?宣伝トラックみたいな。それの、私たちは荷台を全部クリアにして、中に私たちが入って、その中でバニラビーンズが生活しているところをみなさんに見てもらおうっていうものをしたんで。なんか動物園のさ、檻の中に入ったゴリラみたいになりました。

(リサ)見世物(笑)。

(高橋芳朗)それ、どこを走ったんですか?

(レナ)渋谷とか・・・

(リサ)秋葉原だったり原宿だったり。たまには間違って銀座に行ってみたり。

(レナ)行ったねー!銀座、20分で撤退しました。

(リサ)怒られた。もう、いられなさすぎて。肩身が狭くて。

(高橋芳朗)(笑)

(熊崎風斗)それ、結構な期間というか時間、そのトラック生活は?

(リサ)その『ニコラ』っていうシングルが出た時のプロモーション期間はずっとやってましたね。

(高橋芳朗)えっ、ただそこに座ったり、なんかポージングしてるだけじゃなくて、たとえば飲み物を飲んだり?

(リサ)生活をしているっていう設定だったんで、本を読んだり、しゃべったりして。

(熊崎風斗)ご飯とかはどうするんですか?

(リサ)その中で。食べたり、飲んだり。

(高橋芳朗)どうなんですか?やっぱり時間の経過とともにだんだん慣れてくるっていうか?

(レナ)もうなんか、自分たちが見られているっていう感覚がなくなっちゃうんですよね。

(リサ)なんか普通にトラックの中でネイルの予約とかしてましたもん。

(高橋芳朗)(笑)

(リサ)マジ予約してましたもん。その時間、ずーっと1日じゅういるから、いましかない!って。

(レナ)有効活用しないとね。その中の時間も。

(リサ)美容院の予約したりしてましたね。

(高橋芳朗)あ、でもリサさんはこれが最初の仕事だったわけでしょ?

(リサ)そうです。はい。

(高橋芳朗)いろんな葛藤があったんじゃないですか?

(リサ)あの、でも訳が分からなくて。『とにかく、やれ!』って言われたので。あの、変に素直なところがあって。『?』ってなりながらも、こういうもんなのかな?と思ってやってましたね。

(レナ)『まあ、仕事ってこんなもんかな?』ってね。

(熊崎風斗)えーっ?いきなりそういう生活になって・・・っていうことでしょ?アイドル、バニラビーンズになりました。じゃあ最初の仕事はリサさんはこのトラック生活ですよって?

(リサ)すごい不思議な顔されている・・・

(高橋芳朗)(笑)

(リサ)目、くりっくりじゃないですか!まん丸や(笑)。

(熊崎風斗)想像していたアイドルの方のイメージ像と違ったので。相当過酷ではありますよね。だって。

(リサ)そうですね。

(レナ)最初の頃はねー。

(リサ)でもまあなんとかね、振り返ってみたら楽しかったなっていう。

(熊崎風斗)いまはもういい思い出になっているんですか?

(リサ)なってますね。はい。

(レナ)いま、『やれ』って言われたら、意外と簡単にね。1回、そこをやっちゃっているから。全然怖くない。

(リサ)『あ、いいの?それで?』みたいな。

(熊崎風斗)えっ?そんなもんなんですか?

(リサ)いや、慣れですよ。慣れ。

(レナ)慣れって怖いですよー。

(リサ)この後、まだランキングでありますから。

(高橋芳朗)反響はどうだったんですか?プロモーションとしての成果というか。

(リサ)『街で見た』っていう人がすごく多くて。いまでも結構ね、『結構前にさ、渋谷で見たよ』なんて言われることが多くて。

(レナ)このぐらいからTwitterとかSNSが普及してきたんで。そう。

(高橋芳朗)じゃあ、いまだに『トラック生活のバニラビーンズ』みたいな?

(レナ)って言ってくれる人もいます。中にはいますね。

(高橋芳朗)へー。じゃあまあ、やった甲斐はあったと(笑)。

(リサ)一応、はい。一応あります。

(熊崎風斗)すごいなー。

(高橋芳朗)これは強烈ですね。

(熊崎風斗)続いてもこれ、強烈なんですが。四位。

第四位:ビンタ、防護服でハグ。いろんなおもしろ特典会

(レナ)続きまして四位は、ビンタ、防護服でハグ。いろんなおもしろ特典会。まあ、アイドルがね、CDを発売したら握手会ってよく、あるじゃないですか。CDにサイン会とかあるんですけど、バニラビーンズはCDを買ってくださった方にビンタを・・・してました。

(熊崎風斗)するんですか?

(レナ)そうです。握手の代わりにビンタをしていました。

(熊崎風斗)えっ?それ、全力のビンタですか?

(リサ)全力です。えっ、これ振りですか?

(一同)(笑)

(熊崎風斗)ええっ!?

(高橋芳朗)ちょっと、どういう感じだったか、ちょっと・・・

(リサ)再現してみましょうか?

(レナ)本当に?本当にやりますか?

(リサ)でも、意外と怒るタイプですよね?こういうので。

(高橋芳朗)(笑)。でもちょっと、レポートしてもらいましょう。

(リサ)そうですね。ビンタレポ、お願いします。

(熊崎風斗)ビンタ会に行ったファンの人だと思ってやってください。

(高橋芳朗)じゃあ、どっちがいきます?

(レナ)私が・・・レナがやりましょうか?じゃあ熊さんに。じゃあ、いきますね。

(リサ)大丈夫かな?ちょっとドキドキする。でも、アナウンサーさんですもんね?TBS、出禁にならないかな?バニビ。大丈夫かな?

(高橋芳朗)大丈夫だと思います。

(レナ)顔、こっちに向けてください。今日はね、CD買ってくださってありがとうございまーす。(バシッ!)。

(熊崎風斗)いったーーーーいっ!

(リサ)(笑)。ねえ、いまのマジじゃない!?

(高橋芳朗)レポート!レポート!

(レナ)すみませーんっ!!

(熊崎風斗)耳が聞こえなーい!

(リサ)『ボンッ!』っていったよ?

(熊崎風斗)耳がバカになっております!

(高橋芳朗)あの、ちょっと鈍い音がしましたね。

(熊崎風斗)本当に痛い時の音ですよ・・・

(高橋芳朗)『ピシャッ』じゃなかったね。

(リサ)熊さん、レポ。熊さん、レポ。

(熊崎風斗)耳が、本当にキーーーン!ってまだ頭の中で鳴っていますよ。

(リサ)ビンタレポ。初めてのビンタレポ。

(熊崎風斗)ビンタってなかなかされる経験ないですけど、めちゃくちゃ痛いですね!衝撃的な痛さですよ。

(レナ)ごめんなさーい!本気で、もうみなさんビンタしてました。私たち。

(熊崎風斗)僕、だって左側にビンタしていただいたんですけど。顔の左側の感覚がなくなってます。

(高橋芳朗)(笑)

(レナ)赤くなってきてますよ。ほっぺが・・・

(高橋芳朗)若干腫れてますね。

(レナ)ごめんなさい。本当、ごめんなさい。

(熊崎風斗)へへっ・・・(笑)。

(高橋芳朗)『へへっ・・・』っていま、笑いが(笑)。

(レナ)意外と悪くなくないですか?

(リサ)癖になる?

(熊崎風斗)これでも、ファンの方とか、僕も結構これ、意外と悪くないなってちょっとMっ気出ちゃっているんですけど。ファンの方とか、相当うれしいんじゃないですか?これ、やってもらったら。

(レナ)もうみんなね、喜んでますね。

(リサ)そもそも、ナデナデとビンタを選べたんですよ。『LOVE&HATE』っていうシングルを出した時だったんで。LOVEがナデナデ。HATEはビンタで。一応、そういうちょっとおもしろネタでHATEはビンタだよって決めたんですけど。

(レナ)どっちがいい?って。

(リサ)まあ、だいたいナデナデだろうと思ってやってみたら、フタを開けてみたら9割の方がビンタを希望したっていう。バニビのファンの方はドMが多かった。

(高橋芳朗)いや、まああなたたちのファンはドMが多そうですよ。それは。

(リサ)本当ですか!?

(高橋芳朗)どう見ても。えっ、結局何人ぐらいビンタやったんですか?

(リサ)のべ、何百人。

(レナ)1日に3百人ぐらいやった時も。

(熊崎風斗)これ、やる側も相当手、痛くなりますよね?

(レナ)痛かったですよ。本当に。

(リサ)心も手も痛いですよー。

(高橋芳朗)(笑)

(リサ)痛いったらありゃしない。

(高橋芳朗)さすがですね。

(熊崎風斗)いまでもまだ痛いですけど。私。ジンジンします。

(高橋芳朗)でも、熊崎くんが、あなた、杉本有美さんの大ファンじゃないですか。ビンタ会があったら・・・

(レナ・リサ)おっ!?

(熊崎風斗)ちょっといま、バニラビーンズのお二人の目つきが変わったんですけど・・・

(高橋芳朗)ハンターの目になりましたね。行きます?ビンタ会。

(熊崎風斗)行きますね。

(高橋芳朗)ほら。そういうことなんですよ。

(レナ)そういうことですよ。好きな人にね(笑)。

(熊崎風斗)なんだろう?首がちょっとおかしい・・・普段、曲がらない方に曲がっちゃったのかわかんないですけど。

(高橋・リサ・レナ)(笑)

(レナ)ごめんなさーい。

(熊崎風斗)でも、ありがとうございます。

(レナ)本当ですか?ありがとうございます。

(高橋芳朗)だんだんいい表情になってきたよ。

(レナ)なんか、明るくなってきました。

(高橋芳朗)まんざらでもないな、みたいな。

(レナ)目が覚めたかもしれない。うん(笑)。

(熊崎風斗)意外とよかったかもしれません(笑)。

(高橋芳朗)はい。じゃあ第三位。

(レナ)はい。

第三位:謎の洋楽カヴァー

(リサ)謎の洋楽カヴァー。これはですね、上にちょいワル社長という社長がいまして。その社長の思いつきで、謎の洋楽カヴァーを数々させられてまして。いまもちょうどかかっているかな?レッド・ツェッペリンの『天国への階段』。

(高橋芳朗)もう、大名曲ですよ。

(リサ)これ、8分以上あるんですけど。完コピさせられました。これ、このボーカルとか、これコピーするってあり得ないでしょ?っていう話なんですよ。

(高橋芳朗)だって、北欧からやって来てなんでレッド・ツェッペリンをカヴァーするんだ?っていう。コンセプトがね。

(リサ)わけがわからないですけど。で、最近ではベル・アンド・セバスチャンの『Funny Little Frog』。

(高橋芳朗)わかりますよ。まだベル・アンド・セバスチャンは。

(レナ)本当ですか?

(リサ)でも、このツェッペリンを完コピしちゃうか!?みたいな。もうレコーディング5時間、それぞれかけて。2日ぐらいかけて1曲やって・・・みたいな。

(高橋芳朗)ちょっといま、後ろでかかってますよ。

(リサ)あ、いまかかっている?

(レナ)ありがとうございます。

(リサ)これ、もう修羅場ったらありゃしない。レコーディングブースが修羅場。

(高橋芳朗)あのー、ボーカルはロバート・プラント。ハイトーンボーカルで難しい曲として結構有名だと思うんですけど。

(リサ)これ、真似するもんじゃないですよね。まあでも、そうですね。心をこめて歌いましたけども。はい。

(高橋芳朗)これはキツイですね。

(レナ)ライブでもできないもんね。

(高橋芳朗)あ、ライブではやっぱりやったことがない?

(レナ)やったことないです。

(リサ)ラジオでもおもしろがって『かけるよ!』なんて言ってくださるんですけど、歌が始まるまでに1分あるんですよ。これはラジオではかけられないだろうっていう。

(熊崎風斗)(笑)

(高橋芳朗)心が折れちゃますよね。ありがとうございます(笑)。

(リサ)かけてくれてるなと思って。なかなか陽の目を見ないのでね。うれしいなと思って。

(高橋芳朗)まだ入手はできるんですね?できますか。じゃあコンプリートバージョンはみなさん、お買い求めの上で。

(熊崎風斗)すごいなー。

(高橋芳朗)すごいな(笑)。第二位。

第二位:相方がいなくなる

(レナ)第二位。相方がいなくなる。

(高橋芳朗)これ、ヤバいじゃないですか。

(レナ)実は、初期のメンバーが外ハネ頭担当の子が違う子だったんですよ。

(リサ)そうなんですよ。二代目外ハネなんです。

(レナ)なのでいま、二代目バニラビーンズって感じなんですけども。2007年の10月にデビューして、で、もう12月の末ぐらいには相方がいなくなって。

(高橋芳朗)あれ、早いですね?

(レナ)そうです。2ヶ月ちょっとでいなくなって。で、リサがね。次の年っていうか、2008年の1月ぐらいにはもう、いたんで。もう、バニラビーンズはデビューして2ヶ月ぐらいで解散の危機というか。解散でもないんですけどね。なんて言うんだろう?もう、フェードアウト・・・

(高橋芳朗)存続の危機だね。

(レナ)『1回きりだったのかな?』みたいにその当時、レナは思っていたんですけど。『1枚出すだけのキャンペーンアイドル?』って思ったんですけど。まあ、相方がいなくなるっていうのは本当にアイドルからすると、死活問題でございましたね。

(高橋芳朗)その、リサさんが見つかるまでにはどのぐらいの時間を要したんですか?

(レナ)でも、もうなんか社長たちが動いていたみたいで。

(高橋芳朗)(笑)

(リサ)いなくなりそう・・・っていう時にもう。

(高橋芳朗)気配はあったんですね。

(レナ)でも、私ぜんぜん気がつかなくて。レナもリサが来た時、『あっ、もう決まったんだ』ぐらいになっていて。

(熊崎風斗)へー。水面下ではいろいろ動きがあったんですね。

(レナ)大人たちは動いてましたね。

(熊崎風斗)でも、少人数のグループで。2人組で1人が変わるってもう・・・

(レナ)そうですよね。『あ、もう終わったな』って。

(熊崎風斗)グループとして半分変わっているってことですもんね?

(レナ)そうですね。そういう、大変な時期もありましたけど。それも8年ぐらい前の話ですから。ぜんぜん。

(高橋芳朗)それは抵抗なかったんですか?最初は。ぎこちなくなったりしなかったんですか?割とすんなり?

(レナ)すんなり。

(リサ)最初がもともと短かったっていうのもあるんですよね。最初、4年とかやっちゃってからの、とかだとあれですけど。

(熊崎風斗)そこまで関係性がもともとができてなかった時に辞められてっていうことですか?

(高橋芳朗)なるほど、なるほど。

(レナ)できてないとは言ってないですけどね(笑)。

(リサ)まあ、まだ浅かった頃?

(高橋芳朗)でも、それでいきなりトラックに放り込まれたら、結構関係性としてはタイトになるかもしれないですね。

(リサ)そうですね。密になったかもしれない。トラック生活でね。

(レナ)ギュッと距離感は縮まったと思います。

(高橋芳朗)荒療治的なね、効果はあるかもしれませんね。

(リサ)それで放り込んだんですかね?

(高橋芳朗)(笑)。そして、肝心の第一位。

第一位:解散ノルマ

(レナ)第一位です。えー、解散ノルマでございます。現在です。

(リサ)なう。

(高橋芳朗)今日、ニューシングルの発売日なんですよね。タワーレコード新宿店で買ってきました。

(リサ)ありがとうございます。今日、このお話をしに来たんです。すいません。本当に。

(レナ)わー、うれしい!(拍手)。

(リサ)うれしい!(拍手)。

(高橋芳朗)avex、移籍第一弾シングル。トリプルA面シングルですね。バニラビーンズ『女はそれを我慢しない』『ビーニアス』『lonesome X』。買ってまいりましたよ。はい。

(レナ)ようやく今日。11月18日、私たちの13枚目のシングルがリリースになりました。ですがこのシングル。そして年明けにアルバムの発売が決定してるんですけども。そのシングルとアルバムの合計出荷枚数が1万5千枚に達しなければバニラビーンズ、なんと解散という危機です。いま。

(リサ)そうなんです。

(熊崎風斗)なるほど。

(レナ)『なるほど』(笑)。

(リサ)いま、最大の危機でございます。

(高橋芳朗)窮地に立たされているんですよ。

(リサ)いままで言ってきた修羅場なんて修羅場じゃないですもん。

(レナ)ぜんぜんもう、屁でもない。本当。

(リサ)ぜんぜん。屁でもない。なんでもない。もう。

(熊崎風斗)一位の重さ、すさまじいですね。

(高橋芳朗)トラックなんていくらでも乗りますよっていう話ですよね。

(リサ)やります。やります。ぜんぜん。

(レナ)歌えるんだったらもう、トラック生活でもなんでもしますよっていう。

(熊崎風斗)えっ、この解散っていうのは本当に、本当の本当のガチで売れなかったらそうなるってことですか?

(リサ)そうなんです。また目がまん丸ですね。熊さん(笑)。

(高橋芳朗)まあでもにわかにはね、信じがたいといいますか。うん。

(レナ)ねえ。私たち、いまアイドル9年目なんですけども。まあ9年やっていると、年齢も9才ね、年を重ねるんで。社長たちが、『まあ、君たちも婚期だから。次の曲で勝負しようか?』って言われて。もうぜんぜん私たち、結婚しても子供産んでも、楽屋に託児所作ってアイドルを続けていくつもりだったんですけど。大人たちはね、意外とシビアでしたよ。

(リサ)でもね、たぶんなんですけど、みんな、未来は見据えているんですよ。10周年をバニラビーンズ、迎えたいねって。たぶんそのための、いまここでひとつ、みんなで乗り越えてみようっていう。まあちょっと、みんなには解散っていう言葉を言わなくちゃいけないのは辛いんですけど。これを乗り越えたら、その先がもっと見えるんじゃないかな?っていう。いま、がんばろう!っていう1個の目標なのかな?っていうところです。

(高橋芳朗)ひとつの試練?

(レナ)そうですね。目に見える。

(熊崎風斗)・・・

(リサ)そんな、落ち込まないでくださいよ!

(レナ)大丈夫ですか?熊さん、大丈夫ですか?

(熊崎風斗)『本物の修羅場だな!』と思っちゃって。

(リサ)私たちの未来のビジョンでは、10周年を迎えた時に、8周年目を振り返った時に、『この時は結構しんどかったね』って笑い飛ばすってもう決めているんで。でもいまここ、ちょっと踏ん張らないといけないところではあるので。みんなに、ちょっと協力してもらいたいなというところです。だから、元気出してください。熊さん!

(レナ)大丈夫。元気出して。

(高橋芳朗)もうこの20分ぐらいで、いろんな感情を味わってますよ。熊崎アナね。

(熊崎風斗)喜怒哀楽、様々な感情が渦巻いてますよ。

(レナ)心がついていかないですね。

(リサ)トップ5もずっと続けてもらって。で、もうシーズン10ぐらいでもまた私たち、読んでもらえるぐらい頑張りたいんで。お願いします。

(高橋芳朗)最初にこの話を聞かされた時って、どうだったんですか?

(レナ)えっ、もうレナはぜんぜん信じられなくて。ちょっと2週間ぐらい放置してて。してたよね?

(リサ)思考停止をね(笑)。

(高橋芳朗)(笑)

(レナ)思考停止してて。で、もう今週末ぐらいにファンのみなさんに自分たちの口から言わなきゃいけないってなった時に、『ヤバい!どうしよう?これ、ガチだわ』ってなって。で、リサに『このノルマがあってCDを出さなきゃいけないんだったら、CDを出さなくてもいいよね?』みたいなメールをしちゃったんだよね。

(リサ)うんうん。来ましたね。珍しくね。

(レナ)でもリサからは、『まあ社長たちもさ、解散をさせたいわけじゃないからさ。がんばろうよ』って言ってくれて。

(リサ)いや、『そもそもこの挑戦を受けて立たないということは、もう戦わずに終わるってことだろう。それは違うだろう?戦って勝つんじゃないかな、2人は』と思ったので、『がんばろう!』と思いました。

(レナ)ねー。って、なって。まあ、ファンの方に発表した後にファンの方たちがもう、その後に握手会とかがあったんですけど。握手の手も震えているし、帰る時の足はもう、もつれるし。『ああ、ヤバい。これ、私たち2人、本当にがんばらないといけないな』と思って、いまこの試練にちゃんと立ち向かっています。

(高橋芳朗)僕もちょっと見ていて、だんだん緊張感が増してきたなっていうのがちょっと伝わるんですよ。

(リサ)この出荷枚数のシングルのカウントの方が11月の末までなんですよ。30日までなんですよ。

(高橋芳朗)すごいシビアだよね。

(リサ)で、発売日が今日、18日なので。12日間しかなくて。ちょっとこっから先。ねえ。いま、日本一えげつないホームページというのがありまして。

(高橋芳朗)(笑)

(リサ)バニラビーンズのいまシングルの出荷枚数が日々カウントされているホームページがありまして。それでいま、4900何枚だ?あとちょっとで5千枚いくところなんですけど。

(レナ)でもまだ1万・・・ねえ。

(リサ)あと3倍以上がんばらないといけないところなんですけど。

(高橋芳朗)だから僕もやっぱ今日、当日でいかないと!っていうね、感じですよ。

(レナ・リサ)ありがとうございます!

(レナ)イベント参加券もついてたんですか?

(リサ)来年、アルバムも出させてもらうんですけど。それも心をこめて作るんですけど。やっぱり単価が高いじゃないですか。

(レナ)シングルはね、千円からで。アルバムは3千円からになっちゃうんで。

(高橋芳朗)まあ、たしかに。できればシングルでちょっと、ある程度のところを見込みはつけておきたい。

(リサ)はい。というリアルな話でございまして。すみません。本当に(笑)。

(高橋芳朗)(笑)。でも、こういう試練が与えられたことによって、まだ今日発売日ですけど。なんか得るものというか、気づかされたことみたいなものもあったりするんじゃないですか?どうですか?

(リサ)ありますね。本当にCDを出させてもらうっていうことが当たり前じゃない。で、レナとリサ、バニラビーンズやっていくっていうことも当たり前じゃないんだなっていうのを、もう本当、夏過ぎぐらいから、この秋から感じてますね。

(高橋芳朗)あと、同じTBSラジオでさ、SOUND AVENUEでね、小西康陽さんがバニラビーンズ応援メッセージをちょっとね。ああいうのやっぱりね、グッとくるよね。

小西康陽 バニラビーンズにエールを送る
小西康陽さんがTBSラジオ『Sound Avenue 905』でバニラビーンズの『ニコラ 小西康陽Remix』をプレイ。バニラビーンズのお二人にエールを送っていました。 【イベントレポート】バニラビーンズ、ユニット解散を阻止せよ | #バニ...

(リサ)そうなんです。ボロ泣きしちゃいました。小西さんはいつも、私たちがピチカート・ファイヴのカヴァーをやらせてもらっていたり。あとは、トリビュートとかもやらせてもらったりしてて。で、ちょっと気にかけてくださっていて。小西さんに恩返しするという気持ちでもやっぱり、続けていかないとなって。続けることが恩返しかなと思って。がんばります。

(高橋芳朗)クリアしましょうよ!

(レナ)がんばります。

(熊崎風斗)全力で応援します!

(リサ)ありがとうございます!

(レナ)買ってください!

(熊崎風斗)絶対買います!

(高橋芳朗)本当に顔にちょっと決意がみなぎってますね。

(熊崎風斗)いや、買わないとこれは絶対ダメでしょう!

(高橋芳朗)(笑)。たのもしい!

(レナ)たのもしい。

(熊崎風斗)はい。しっかりと買います!本当に、ありがとうございます。

(レナ・リサ)ありがとうございます。

(熊崎風斗)それでは、バニラビーンズのお二人から曲紹介をお願いします。

(高橋芳朗)そうですね。かっこいいんだ、これがまた。

(レナ)そうなんですよ。ちょっと解散ノルマがね、先に出てしまい、楽曲の良さが薄れているんですけど。今回、松井寛さんに曲を書き下ろしていただきまして。ちょっと懐かしいディスコサウンドになっております。それでは聞いてください。バニラビーンズで『女はそれを我慢しない』。

(熊崎風斗)お送りした曲はバニラビーンズで『女はそれを我慢しない』でした。

(中略)

(高橋芳朗)最後ちょっと、僕もひとつ質問があるんですけど。

(レナ・リサ)はい。

(高橋芳朗)これね、出荷枚数1万5千枚でしたっけ?これ、達成したら僕は何かご褒美が与えられてしかるべきだと思うんですよ。

(リサ)わー、ほしいほしい!

(レナ)私たちもすごいほしいんですよー!

(高橋芳朗)ね?なにがほしいですか?言ってください。

(リサ)でも、正直なところいまのいちばんのご褒美は達成してバニラビーンズをずっと続けられるっていうのが私にとっては・・・2人にとってはご褒美なんですよ。それが。それが希望。それだけが。

(レナ)うん。

(高橋芳朗)ファンの人もね、そうだと思いますけども。

(リサ)でもちょっと大きいところでライブとかね

(レナ)とかね。なんか本当、応援してくださった方、みなさんに感謝。恩返しをする、なんかライブとか。

(リサ)恩返しライブしたいね。

(レナ)したいね。10周年アニバーサリーライブとか。

(リサ)もう買ってくれた全国の人たちのところを回って、ライブしてお礼して行きたいです。

(高橋芳朗)ねえ。もう防護服着ないでハグしてもね・・・

(リサ)そこはちょっと、ねえ(笑)。心は丸裸にして(笑)。ハグです。はい。

(高橋芳朗)(笑)。じゃあ、最後に改めて、もう一プッシュしましょうよ。

(レナ)はい。バニラビーンズ、本日発売です。10枚目のニューシングル。トリプルA面シングルと今回、なっております。『女はそれを我慢しない』『ビーニアス』『lonesome X』です。まあね、解散ノルマありますが、すごくいい1枚ができました。みなさん、ぜひご購入、よろしくお願いします。

(高橋芳朗)今月中にできれば!

(レナ)今月中です。お願いします!

(高橋芳朗)お買い求めいただきたいと思います。

<書き起こしおわり>

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