西加奈子とオードリー若林 理想のプロレス入場曲を考える

西加奈子 プロレスにハマッたきっかけを語る オードリーのオールナイトニッポン

小説家の西加奈子さんがニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』に出演。プロレス好きの若林さんと、自分がもしプロレスラーだったら、どんな入場曲で入場したいか?を話していました。

(若林正恭)いまね、ちょうど俺が夜ね、シャチとプロレスをしているっていう話を西さんにしていて。あの、中邑の入場音楽をかけて、風呂の脱衣所から出てきて。シャチをボコボコにしたりしてるんだよね。自分で(笑)。

(西加奈子)(笑)

(若林正恭)で、この間、本棚の上から飛び降りて。ハイフライフローで。腰を痛めたりね、したんだけど(笑)。

(西加奈子)入場曲、決めてる?若林の入場曲。

(若林正恭)いや、それはまだ決めてないわ。それ、考えたことないわ。そういえば。決めてるの?

プロレスラー西加奈子の入場曲

(西加奈子)いや、それも迷うねん。なんか、シンセサイザー系もエエなと思って。シャカシャカした音、あるやん?

(若林正恭)(笑)。西さんが入場してくる時に。

(西加奈子)橋本とかそうですよね。蝶野とか。いま、でも歌ものもいいよね。歌が。

(若林正恭)ああ、あるよね。

(西加奈子)でも、中邑もかっこええな。たしかに。

(若林正恭)西さん、あれなの?入場する時は結構三沢選手の入場シーンが好きってことは、精神統一している感じの?

(西加奈子)なんか、そうやねん。入場は橋本とか長州とかみたいに、早めがいい。

(若林正恭)あ、こう、来る感じね。

(西加奈子)大仁田さんみたいなのはちょっと、無理やな。ゆっくり来るのはちょっと。そう。だから長州みたいなのもいいなと思って。Tシャツを羽織るだけみたいな。ガウンとかじゃなくて。

(若林正恭)(笑)。どうしても西さんがそれをやってるのを想像しちゃって(笑)。

(西加奈子)せやな、せやな。黒髪やしな。白いシューズで。そうそうそう。

(若林正恭)俺は、ブツブツ言ってる外道がね、この間後楽園ホール見に行った時にずーっとブツブツ。俺、あれ好きなのよ。で、春日にね、漫才に取り入れたくて。『お前、ぜったいブツブツ言いながら入れ』っつって、ぜんぜんやらなくて。この間、ようやくやってたの。グランドスラムっていう番組で。

(西加奈子)(笑)

(若林正恭)異様さが増すじゃん。ずっと、なに言ってるかわかんないの。ブツブツ。

(西加奈子)で、それには触れへんのやろ?しかも。

(若林正恭)それには触れない。だから外道、なに言ってるんだろうな?って。あれが怖いのよ。俺は最高キャラだからね。レスラーとして。

(西加奈子)そうやな。そうやな。

(若林正恭)そうやなって(笑)。

(西加奈子)いや、それで行くんやろ?

(若林正恭)そう。それで行くのよ。そういうのを思うけどね。

(中略)

(若林正恭)小説は、いくつの時に書き始めたの?

(西加奈子)25。そう。だからそれでな、25で書いて、26でな、小説家になりたくて上京してきてんな。私、そん時にテレビを捨ててん。小説以外、断とうと思って。

(若林正恭)ストイックだね。

(西加奈子)だからそれで、プロレスを見られへんなってん。

(若林正恭)(笑)

(西加奈子)で、すっごい象徴的で。その後な、プロレスみんなで見ていた子たちもバラバラになってな。で、ある日、夏な、下北沢をなんか歩いていたらな、昔のプロレス仲間からメールが来てな。『橋本、死んだ』って来てん。

(若林正恭)うん。

(西加奈子)で、そん時に、わかる?青春が終わった、みたいな。

(若林正恭)あー!

(西加奈子)そう。ぜんぜんプロレスは終わってへんかってんけど、それをすっごい覚えてんねん。

(若林正恭)ああ、そうなの。テレビを断ったんだ。それはなに?人を見つめようってこと?

(西加奈子)家にいる時は、小説を書く以外できへんようにしようと思って。

(若林正恭)ああ、自分をってことね。へー。

<書き起こしおわり>

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