東野幸治さんがTBSラジオ『山里亮太の不毛な議論』にゲスト出演。最近、吉本の大物芸人たちが相次いで大阪で深夜番組を始めている理由について話していました。
(山里亮太)来てるんですよ。(メールを読む)『ライト東野さん、チンポジレフト山里さん、こんばんは。最近、大阪の局で大物芸人さんが続々と深夜番組を始めているんですが。これは東京のバラエティー番組が世代交代する前触れなんでしょうか?東野さん、教えてください』。だって、すごいですよね。松本さんとかもやってるじゃないですか。
(東野幸治)松本さんもなんか大阪でやって、ロケして。すっごい楽しいって言うてるらしいよ。
(山里亮太)どうしてなんですかね?
(東野幸治)いや、やっぱり東京でずっとがんばってきたけど、たまには息抜きじゃないけれども。やっぱり地元に帰るやないけど、なんか大阪を知らんから、ああ、こうなってんのやっていう発見もあるし。なんかちょっと昔の面白い話もしたいし。なんか、あるん違う?やっぱり。それは浜田さんもされているし。
(山里亮太)そうですよね。
岡村隆史の関西ローカル番組
(東野幸治)岡村が、あいつがいちばんアカンねんて。あの、ABCという番組の日曜の夜中11時15分からやっている番組(『なるみ・岡村の過ぎるTV』)。で、なるみとやっていて。
(山里亮太)はい。ああ、やってますね。
(東野幸治)あの枠ってそもそも実験枠なのよ。っていうのも月曜から金曜まで、ナイトinナイト枠って言うて。トミーズ雅さんとか、ハイヒールさんとか、今田さんとか、雨上がりとか。あと、ナイトスクープやってて。それが言うたら、ABCのゴールデンタイムというか。いちばんのカネかかった番組があって。それが先輩方が陣取っていて。
(山里亮太)はい。
(東野幸治)だから、若手の育てな意味ないからっていって、日曜日のその時間の11時15分に実験枠作って。で、半年とか1年限定でやっていて。だからロンブーの淳がやったりとか。俺と勝っちゃんで東西芸人ってやったりとかして。次に岡村が『今度、僕できるようになったんですよ』って言って。なんか、3つぐらいの番組のオーディション勝ち取って。で、『まあまあ、よかったやん。でもあれ、実験枠やけど』って言うて、やりだして。まあもちろん、数字もいいねんけど。
(山里亮太)はい。
(東野幸治)普通やったら、代わらなアカンやん。どけへんねん。あいつ。
(山里亮太)えっ?
(東野幸治)『嫌です』言うて。
(山里亮太)楽しいから?
(東野幸治)もうそんなん、本当に。もう籠城きめこんで。『嫌です』『だってお前、それ昼間の時間に行くとか・・・』『いや、僕、あの時間がいいんです』言うて。どけへんねん。ずーっとそこにおんねん。で、どうしたもんかな?って。
(山里亮太)そうですよ。枠がないですからね。もう、いま。
(東野幸治)ぜんぜんないから。でもみんな、どんどんどんどん大阪に来てるから。まあまあ、でもね、いいと思う。だって東京はだってさ、吉本以外の人がすっごいいっぱい出てるから。もう、どんどん吉本・・・嫌われてるのかな?
(山里亮太)吉本、本当にぜんぜんお声がかかんなくなりましたね。
(東野幸治)うん。なんか、『吉本や』って言ったら、バババッ!ってなるな。蜘蛛の子を散らすようにさ。局とか入ったら。
(山里亮太)そうですね。ひょっとしたらですけど、まあ、僕らぜんぜん気づいてないですけど、みなさんね、面倒くさいんですかね?
(東野幸治)(笑)。言うてくださいよ。
(山里亮太)僕らね、真摯に受け止めますよね。
(東野幸治)なんか、いつものあのパターンみたいなの、嫌いですか?
(山里亮太)あのパターン(笑)。
(東野幸治)嫌いですか?ドテッ!ってやつとか。
(山里亮太)我ら吉本一座としては・・・
(東野幸治)嫌いですか?いつものくだりみたいな(笑)。敵わんなあ、本当に。
(山里亮太)本当に、もう恐ろしい。別にまあ、東京の場合は世代交代する・・・
(東野幸治)山ちゃん、だって大阪別にないでしょ?やりたいとか。いま、やってるけど。大阪でやりたい!っていう気持ちは?
(山里亮太)いや、やりたいですよ。
(東野幸治)えっ、マジで?
(山里亮太)僕、だって大阪で『モテるくん』って若手の子たちとやってて、楽しいですもん。のびのびと。
(東野幸治)ああー、それはでも、東京でのびのびできたらいいわけでしょ?だって、千葉の子やから。
(山里亮太)はい。大阪に思い入れですか?
(東野幸治)ないやろ?(笑)。正直、そんなないやろ?そんな、ないでしょ?
(山里亮太)ありまんがな(笑)。兄やん、ありまんがな。
(東野幸治)(笑)。あら、そう?そうやったらエエねんけど。
(山里亮太)でも、探偵ナイトスクープ、探偵はちょっと興味あったなとか。
(東野幸治)ああ、過去形なんや。
(山里亮太)いやいや、ありますよ。興味、ありますよ。
(東野幸治)ああ、そうかそうか。そういうのはエエんや。探偵ナイトスクープ。
(山里亮太)やっぱいいな、やりたいなと思いますよ。
(東野幸治)それはちょっとうれしいけど。本当、芸人さんみんな、吉本出身の大阪の芸人さんは大阪行く。だからやっぱ東京と大阪でホンマ、真っ二つに分かれてるよね。
(山里亮太)そうですね、いま。
(東野幸治)東京の人なんか、大阪の芸人さんを知らんから。ぜんぜん。だから一時ね、『ちちんぷいぷい』っていうのが東京で流れてたんですよ。一時だけ。
(山里亮太)あ、そうでしたっけ?
(東野幸治)金曜日かなんか。で、それをたまたま俺、ルミネの劇場の楽屋で見てたら、オリエンタルラジオ藤森が来て。で、それを見ながら、『誰ですか、このおばさん?』って言うてて。指しているおばさんが、ハイヒールのリンゴさんや。
(山里亮太)ええーっ!?
(東野幸治)知らんねん。
(山里亮太)あっ、そういうもんなんですか?
(東野幸治)長野県出身の東京NSCやから。知らんのよ。
(山里亮太)たしかにそうですね。見る機会ないですもんね。
(東野幸治)知らんで当然やけど。だからそういう意味で言うと、大阪の吉本と東京の吉本って分かれていると思う。で、大阪の吉本はやっぱ大阪でやりたい!っていう気持ちはあると思う。
(山里亮太)さらに深夜で始まる番組で吉本の番組、ぜんぜん始まらないですもんね。もう。
(東野幸治)たぶん嫌いなんやろな。
(山里亮太)いや、本当言ってくださいよ。我々も改めますしね。
(東野幸治)楽屋とかのなんか、廊下のところで、言ったらエエねん。明日。『嫌いやったら嫌いって言えやーーーっ!!オイ!』
(山里亮太)(笑)
(東野幸治)『見てんのはわかってんねんぞ!クスクス笑いやがって!』
(山里亮太)(笑)
(東野幸治)『臭いか!?吉本、臭いか!?オイ!』
(山里亮太)練り歩いて。それで(笑)。
(東野幸治)『オーイ!見てんのはわかってんねんぞ!(ドンドンドン)』
(山里亮太)(笑)
(東野幸治)『ノブ触った後、キレイにせなアカンのか?消毒!?』
(山里亮太)『すまんのう!コッテコテにさせてもうて!』と(笑)。
(東野幸治)『コッテコテにして、すまんのう!』って。明日から言うていこう。各局。2人で。
(山里亮太)そうですね。がんばって、変えていきましょう。
(東野幸治)行くよ、行くよ、行くよ。
<書き起こしおわり>
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