たわわちゃん 2014年紅白歌合戦 アニソン枠出場歌手YOSOU

たわわちゃん 2014年紅白歌合戦 アニソン枠出場歌手YOSOU 宇多丸のウィークエンド・シャッフル

紅白歌合戦YOSOUの第一人者たわわちゃんがTBSラジオ『タマフル』に出演。2014年の紅白歌合戦アニソン枠に出場するであろう歌手を大予想しました。

タマフルの皆様、お疲れ様&ありがとうございました! 僕たち、これきっかけで売れますよーに。 #pop双子 #utamaru

カミスズキタカヒロ(兄)さん(@kamisuzuki)が投稿した写真 –

(宇多丸)さて、ここから後半戦。寺坂さんによるつなぎの解説、引き続き伺う前に、調査や取材などは一切せず、ひたすら情況証拠とロジックを積み上げて紅白出場歌手を当てに行く安楽椅子型予想。当たった外れたで一喜一憂しない、全く新しい知的エンターテイメントYOSOU(ヨソウ)の第一人者たわわちゃんの登場です。どもー、いらっしゃいませー!

(たわわちゃん)よろしくお願いします。たわわちゃんです。よろしくお願いします。

(宇多丸)元はと言えばね、当番組の企画THEオーデションで優勝したという、たわわちゃんでございます。まあいろんな企画でね、たわわちゃんは参加していただいてますけど。本来はやっぱりYOSOUですから。

(たわわちゃん)そうですね。ここが僕の・・・

(宇多丸)本領ですから。本領発揮でございます。はい、ということで今回ちょっとね、ピンポイントでYOSOU。紅白出場歌手のYOSOUをしていただきたいんですが。よろしくお願いします。

(たわわちゃん)はい。よろしくお願いします。ピンポイントでYOSOUしたいと思うんですけど。今年、僕ちょっとYOSOU、ここに資料を持ってきたんですけど。170アーティストのロジックを一応、用意したんです。

(宇多丸)あのね、紅白YOSOU新聞!?

(たわわちゃん)これ、ちょっとイベントがあって、それで配ったやつなんですけど。それで、170アーティストのロジックを用意したんですけど。その中でも、ちょっとピンポイントでガッ!と1つYOSOUを紹介したいと思います。まずですね、今年の紅白歌合戦のテーマが『歌おう。おおみそかは全員参加で!』というテーマなんですね。

(宇多丸)歌おう。おおみそかは全員参加で!

(たわわちゃん)それでNHK側がこのテーマに対するコメントを出してまして。それで、『子どもたちもおじいちゃんもおばあちゃんも、全員参加で!・・・』みたいな文章があるんですけど。その中の一文にですね、『日本全国、世界各国のテレビの前で、インターネットの中で、こたつの中で。・・・全員参加で!』っていう、そういう文があるんですね。その『インターネットの中で』っていう、よくわかんない言葉があって(笑)。

(宇多丸)なんでそこは『パソコンの前で』じゃないんだよ(笑)。なんでそこだけ電脳空間の中に入ってなきゃいけないんだよ!

(たわわちゃん)だから僕、この『インターネットの中で』。インターネットっていう言葉の意味を考えた時に、インターネット上で盛り上がりを紅白歌合戦は示したいんじゃないか?と思いまして。

(宇多丸)あー、いまどきね。それこそNHKのあれでも横にね、Twitterのなんとか、みたいなね。リンク感を出そうとしてますもんね。

(たわわちゃん)それがインターネットで言えば、去年の紅白歌合戦ですね。ネット上ですごい盛り上がったパートがありまして。それがですね、Linked Horizonというグループが初出場して新設されたと思われるアニソン枠というのが去年・・・これ、あれなんです。みなさんお忘れかもしれないんですけど、2012年の僕がウィークエンド・シャッフルで紅白歌合戦YOSOUした時に、僕が『アニソンを無視できない時代になったから、アニソン枠を作るべきだ』って提案したんです。

(宇多丸)これはある意味・・・的中だった!?

(たわわちゃん)そうなんですよ!紅白サイドがたぶん聞いて、『あっ、作らやきゃ!』って思ったと思うんですけど。

(宇多丸)なるほどなるほど。

(たわわちゃん)1年ごしに当たったYOSOUなんですけど。そのアニソン枠でさっき言ったLinked Horizon。進撃の巨人のテーマ曲で『紅蓮の弓矢』という曲があって。その中のフレーズの『イェーガー』っていう言葉をTwitter上で同時多発的につぶやいて。

(宇多丸)イェーガー!イェーガー!って。

(たわわちゃん)そう。世界記録を狙おう!っていうネットの盛り上がりがあったりもしたんです。しかもですね、その次の出番が水樹奈々さんとT.M.Revolution。まあアニソン枠って本当考えていいと思うんですけど。そこが去年の紅白歌合戦の一部の最高視聴率だったりして。

(宇多丸)ああ、そうなんだ。ってことはもう、実績も残した。

(たわわちゃん)そうなんです。ということはもう、要はアニソンを今年充実させることによってインターネット上の盛り上がりを作ろうとしてるんじゃないか?と。

(宇多丸)『インターネットの中で』という文言はそこを踏まえている。

(たわわちゃん)そうです。そうです。それで、たぶん僕はアニソンをたくさん出すんじゃないか?っていうYOSOUをしました。それでですね、アニソンをたくさん出すのに見せ方みたいなのがあった時に、先ほど寺坂さんが今回テーマである『つなぎ』を最大限に活用するんじゃないか?と思いまして。それでですね、第54回の紅白歌合戦でですね、『歌でつづる日本の旅』というくくりでですね、ご当地演歌を6曲つないだ企画があったんです。それで石坂浩二さんがナレーションをされて、効率よくどんどん演歌を見せていくという見せ方が。これが本当、素晴らしいつなぎで。

(宇多丸)寺坂さんがすっごい頷いてます。

(たわわちゃん)ありがとうございます。それを踏まえまして、今年はですね、アニソンつなぎをするんじゃないか?っていう僕、YOSOUをしました。まあ、アニソンをつなぐことによって時間短縮もできますし、アニソンをちゃんと見せることもできます。それで、具体的にどういうアーティストが出るか?っていうのをYOSOUしたんですけど。まずはですね、今年国民的ムーブメントにもなって。で、MUSIC JAPANとかでキャラクターとかも一緒になって歌ったりして、妖怪ウォッチのテーマを歌うキング・クリームソーダとDream5。

(たわわちゃん)そしてですね、最近の紅白歌合戦の常連でして。今年、アニメーション15周年の記念でONE PIECEの主題歌を歌っているAAA。

(宇多丸)おおー。

(たわわちゃん)それで、あとは藤子・F・不二雄先生生誕80周年を記念して作られた、みんな大好き『STAND BY MEドラえもん』のテーマを歌う、iTunesでも1位をとった秦基博さん。

(たわわちゃん)それで、あとはジブリ映画。『かぐや姫の物語』のテーマ曲を歌って。これ、NHK広島放送局で『歌手、ときどき僧侶、そして母』という特番を組まれた二階堂和美さん。

(宇多丸)はいはいはい。

(たわわちゃん)などなどが出るんじゃないか?と思っているんですが。ただ、やっぱりこれぞアニソン!っていうのを出さなきゃいけないと。

(宇多丸)ちょっとこれはね、そういうラインではないですもんね。

(たわわちゃん)そうですね。そこでもう、要はアニソンの真打ちをバーン!と出そうということでございまして。日本を代表する大物アニソンバンドが登場するんじゃないか?とYOSOUしました。

(宇多丸)日本を代表する大物アニソンバンド!?歌手じゃなくて?

(たわわちゃん)はい、そうです。バンド。その大物アニソンバンドというのは、SIAM SHADEです!

(宇多丸)(爆笑)。SIAM SHADEはなに?そんなにアニソンをいっぱい歌ってるの?

(たわわちゃん)アニソンっていうよりも、今年ですね、るろうに剣心の実写版が大ヒットしまして。

(宇多丸)あ、うんうん。

(古川耕)アニメじゃねーし(笑)。

(宇多丸)ヒットしたの、アニメじゃないんだけど!(笑)。

(たわわちゃん)アニメじゃないんですけど、そのアニメ版のるろうに剣心の主題歌を97年に『1/3の純情な感情』っていう。SIAM SHADEは歌われていて。

(宇多丸)おうおう。

(たわわちゃん)その、『るろうに剣心がヒットしてるんだったら俺ら、出るんじゃないか?』って重い腰を上げるんじゃないか?って。SIAM SHADE。

(宇多丸)なるほど。

(たわわちゃん)はい。更にですね、SIAM SHADE、2013年から再結成のツアーされて。ここ1年で活動が活性化されているらしいんですよ。しかもですね、そのSIAM SHADEのドラムの淳士さんという方が、去年のLinked Horizonの『自由への進撃』という曲でドラムに参加されたりとかして、既にもう下地は出来上がっている!

(宇多丸)(笑)。まあまあ、そうか・・・

(たわわちゃん)しかもですね、これ、ウィキペディア情報なんですけど(笑)。

(宇多丸)耳寄りウィキペディア情報。

(たわわちゃん)メジャーデビュー前にSIAM SHADEがライブでコントをやってたりしたらしいんですよ。それで今年の紅白の演出は、なんか『バラエティー感を増す』っていうのを打ち出されているらしくて。運営の移行ともマッチする。

(宇多丸)あ、じゃあちょっとSIAM SHADE・・・(笑)。急にさ、これでさ、久々に活動再開して急に紅白出ていきなりコントもやらせるの!?

(たわわちゃん)たぶんそういう流れができるんじゃないか?と。そのSIAM SHADEを登場させることによって、アニソン枠が完成されて、ネット上でバーン!って盛り上がるんじゃないか?っていうのが僕の今年のYOSOUなんです。

(宇多丸)あー。でも、SIAM SHADEが出てきたら盛り上がるは盛り上がるでしょうね。

(たわわちゃん)本当、たぶん国民全員知ってる曲だから、すっごい盛り上がると思うんですよ。

(宇多丸)ロジックはたしかに丁寧に積み上がってましたよ。

(たわわちゃん)あ、本当ですか?はい(笑)。

(宇多丸)積み上がってたんだけど、行った場所があれ!?っていう感じは・・・でもアニソン枠に関してはね、的中してるわけですから。

(たわわちゃん)そうですね。これは1年越しに当てたと言っても過言ではない。

(宇多丸)ということで今回のたわわちゃんYOSOU、ピンポイントはアニソン枠。その中でもさらにSIAM SHADE登板!

(たわわちゃん)そうですね(笑)。

(宇多丸)たぶんロジックの中のいちばん弱いリンクの部分は、るろうに剣心のところのジャンプだよね。そこ、アニメじゃねーだろ?っていう・・・

(たわわちゃん)とりあえず勢いでごまかして(笑)。

(宇多丸)いやいやいや、でもいいと思います。これ、まさにYOSOUの醍醐味。

(たわわちゃん)ありがとうございます。

(宇多丸)当たる・外れるじゃねー!(大声)

(たわわちゃん)そうです!

(宇多丸)大声でわめくという。いや、素晴らしかったです。今年のたわわちゃんのYOSOUでございました。ありがとうございました!

(たわわちゃん)ありがとうございました!

<書き起こしおわり>

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