西寺郷太が高校時代に米米CLUB『Time Stop』で窮地を脱した話

西寺郷太が高校時代に米米CLUB『Time Stop』で窮地を脱した話 宇多丸のウィークエンド・シャッフル

NONA REEVES西寺郷太さんがTBSラジオ『タマフル』に出演。産休に入るしまおまほさんのリクエストで米米CLUB『Time Stop』をデュエットし、この曲で高校時代、ボッタクリバーで陥ったピンチを脱した話をしていました。

(西寺郷太)これ、本当にぶっつけ本番だったんで。一緒に歌ったこともないし。あと、音量の調整もできなかったんで。かなりマイクを地面ぐらいまで離して歌いました。

(宇多丸)でも、ハモリなんかね、ちゃんとやっていて。すごいじゃないですか。

(しまおまほ)郷太さんに前に、郷太さんが『TIME STOP』をバーで歌われて。で、それでボーカリストとしての自信をつけたっていうお話を、逸話をちょっとお聞きしたことがあって。で、それはぜひ、歌いたいなと。

(西寺郷太)そうです。僕、高校の時、米米CLUBすっごい好きで。それで、文化祭。高校の時にあった時に、京都やったんですけど。まあ、高校生とかってしょーもない、文化祭終わったら、飲みに行こうや!みたいな。もうしょーもない、なんつーか悪ぶるような感じで。祇園のバーに入ったら、そこがボッタクリバーでして。

(宇多丸)ほー。

文化祭の打ち上げで入った店がボッタクリバー

(西寺郷太)まあ、そっち系の人が揃っている最悪の店に、明らかに慣れていないやつが入ってきたと。

(宇多丸)とんだ通過儀礼になっちゃった。

(西寺郷太)そうなんですよ。そこにまあ、ステージがありまして。ほいでまあ、みんながテレサ・テンとかを歌っていたわけです。それで歌ったのが、もう僕もしょうがないと思いまして。

(宇多丸)もう雰囲気でわかったの?ヤバいって。

(西寺郷太)5、6人、友達がいまして。これはヤバいと思ったんですけど、その時にもうせっかくやから歌おうと思って歌ったのがこの『Time Stop』で。そしたら、店のボスみたいな人が『君、歌上手いやないか。全部タダでええよ』って。

(宇多丸)マジで!?

(西寺郷太)『そのかわり、酒はアカンで』って。

(宇多丸)フーッ!粋な。

(西寺郷太)粋な。ほんでもう、楽しいパーティーをして。だから僕にとって初めて、まあご飯を食べた歌がこの米米CLUBの『Time Stop』(笑)。

(しまおまほ)(笑)

(宇多丸)なにを、小話をするみたいな。

(西寺郷太)いやいや、ホンマの話なんですよ。それをちょっとね、まほちゃんに言うてたんで。今回、うれしいっすよ。

(しまおまほ)で、たまたま、2013年の年末に『ちょっと付き合ってるの?』って聞かれて、私はなんかまあ、曖昧な気持ちで。『違います』みたいな。

(宇多丸)なんかあの、みんなに対してそんな回答をしてたらしいよね。

(しまおまほ)してた。誰にもそんな・・・

(西寺郷太)バレてましたけどね。

(宇多丸)この間、スチャのBOSEくんにやっぱり『あれ、どうなってんのよ?そっちサイドから見ると、どう見えてたんだよ?』って言ったら、やっぱ、『付き合ってるの?』って聞くと、『いや、そんなんじゃ・・・』って。かせきさんもそういう言い方するんだって。『それ、そういうんじゃなくて』みたいな。言うんだけど、明らかに。で、結論はこうだから。『なんだ、そりゃ!?』って。

(しまおまほ)いや、なんかね、わかんないですよね。人の気持ちっていうのはね。なんか。決定的ななんかがあるわけじゃないけど、まあ、好きで一緒にいるけどっていう。だから、ちょっと曖昧な?

(西寺郷太)(爆笑)

(しまおまほ)なんなんですかね?まあまあ、いい話。西寺さんもね。

(宇多丸)ありがとう。こんなでも、付き合っていただいて。しかもでも、ぶっつけにしては素晴らしかったですよ。これ。

(西寺郷太)ありがとうございます。

(しまおまほ)また、仕上げて回りましょう。全国(笑)。

(西寺郷太)あ、全国(笑)。ぜひぜひ。わかりました。じゃあ。

(宇多丸)ということで西寺くん。せっかく来てもらったんで。お付き合いいただくということで。

(しまおまほ)すいません。ありがとうございます。

(西寺郷太)よろしくお願いします。うれしいっす。本も出てね。

(宇多丸)そうです。そうです。マイケル・ジャクソン小沢一郎同一人物説。もう歴史が生まれる瞬間をね。

(西寺郷太)もう第二の人生が始まった。

(しまおまほ)本当に神回ですからね。

(西寺郷太)でも僕、個人的にはマイケル・ジャクソン小沢一郎同一人物よりも、その後のジャーメイン・ジャクソン菅直人説の方が僕はイケてると思ってたんです。あいつがリーダーになって、民主党が潰れるまで予言してましたからね。僕。

(宇多丸・しまお)あー!

(西寺郷太)だからそしたら・・・だからそこをピックアップしてほしかった。

(宇多丸)いやいや、第一弾だから。そっから始めるわけにはいかないから。次。いま、重版も出来てますのでね。第二弾はぜひ、そっちも行きたいと思います。

(西寺郷太)藤井隆さんと楽しく読みました。一緒に、スタジオで。レコーディングしている時に届いて。一緒に。

(宇多丸)藤井さんのも、まさにそこから回りだしてますから。いろんなものが動いております。このね、番組からということでございます。

<書き起こしおわり>

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