良原安美 今田耕司にTBS退社を報告する

良原安美 今田耕司にTBS退社を報告する TBSラジオ

良原安美さんが2025年12月4日放送のTBSラジオ『今田耕司のお耳拝借!金曜日』の中で2025年12月末を持ってTBSを退社し、新しい道を歩むことになったことを今田耕司さん、番組リスナーに報告していました。

(今田耕司)今日はいい天気ですよ。スタジオが見える窓から……でも、私の心を土砂降りでございます、今日は。もう、ラジオをお聞きの皆さんにこんな早い段階で報告があるとは思いませんでした。もしかしたら朝ね、Instagramなんかを見た方はもうご存知かもわかりませんが。ここでちょっとパートナーのアミーゴからご報告がございます。

(良原安美)少しだけお時間をいただきます。私、年内のオンエアをもってこの『みみきん』を含めてすべての番組を卒業して退社することを決断しました。まずはこの『みみきん』のリスナーの皆さん、今田さん、スタッフに1年足らずして……。

(今田耕司)いや、本当ですよ。ちょっと待って? 卒業……卒業ってあなた、中退ですよ、もう?

(良原安美)中退してしまうことを本当に申し訳なく思っております……。

(今田耕司)いやー、驚きです。

(良原安美)本当に大好きな番組なので本当に心が苦しいんですが。まあ、実はこの番組が始まる前から外に出ることはちょっと考えていたことで。今田さんにも少し、ご相談をしたことも実はあって。

(今田耕司)お食事の時にちょっと、ちらっと聞いてしまって。「えらいことを聞いちゃったな」と思いながら、俺ももう……。これはもう、話したくて話したくて!

(良原安美)「やだ、ダメ! まだ内緒にしといてください!」って(笑)。

(今田耕司)「いやいやいや、これは話したらあかん!」って。マネージャーの桜井くんとご飯を食べてる時も「言っちゃダメだ」と。もうここまで出かけながらよ? もう、本当ですよ。

(良原安美)すみません。重大な話をしてしまって。お食事の時に。

(今田耕司)でもそれは決めてたんだ。

(良原安美)そうなんです。今年、30歳になっていろいろ自分の中で節目の感覚があって、決断しました。もちろんTBSに入れてもらって、アナウンサーとしての道を究めることを求められていたと思うんですけど。いろんな方と出会って、本当にTBSで充実した働き方をさせていただく中で、自分のキャリアと向き合って。なんかこう、いろんな世界だったり、いろんな顔を持っている大人になってみたいという夢を持つようになりました。

(今田耕司)なるほどね。アナウンサーとしてだけの顔ではなくて。うん。

(良原安美)なんかいろんな面を持っている大人になりたいなということで。退社後はちょっと、別のチャレンジ。新たなチャレンジもしつつ。

(今田耕司)ああ、ちょっと芸能だけじゃないんですか?

(良原安美)まあ、これはまた追い追い発表させていただければと思うんですが。

(今田耕司)本当ですか? 宇垣ちゃんみたいに主演女優を狙うとかじゃないんですか?

(良原安美)ちょっとね、演技はあんまり……どうだろうな? 大根な可能性が高いです。

(今田耕司)へー。何をやるかっていうのはこれからいろいろ決めていくみたいな?

(良原安美)そうですね。また退社後にSNSだったり、いろんな形で皆さんに届いたらいいなと思って頑張りますので。

(今田耕司)これ、4月からでしたか。ようやくね、なんかキャラクターもね、リスナーの方にも少し理解していただいて、みたいなことだったんですけども。でもね、この『みみきん』でも話してましたもんね。29歳で……29歳で今後の30歳になる時の話をした時、ちょっと匂ってましたよ。フリーの香りがぷんぷん。

(良原安美)本当ですか?

(今田耕司)あのね、僕よく覚えてるんですよ。「29になって。もう30なんで、やっぱり29でいろいろ考えますね」って。

(良原安美)ええっ、覚えてない。

(今田耕司)いや、言ってました。その時に「ああ、これは近いな」と。僕もやっぱり長年、この世界いるんで。「ああ、これは近いな。アミーゴ」って。でもまさか、こんなに……年内とは思いませんでしたけれども。でもやっぱり29、30っていうね。あれ? フジテレビの藤本さんもそうですよね? 同い年で。

(良原安美)そうですね。

(今田耕司)数日前に発表されて。退社される。ご結婚もされたしということもありますけども。やっぱりそういうのを考える年齢なんですね?

(良原安美)そうなのかもしれません。

(今田耕司)俺、Instagram見ました。チェックして。きれいなお花で。お花のアップね。あれ、写真、悩むでしょう?

(良原安美)「どうしよう? 社屋? 私? 文章?」って。

(今田耕司)ああ、なるほどね。下から撮る社屋にするのか、ビッグハットにするのか。これから旅立つ私でちょっとね、衣装も考えて、みたいなのか。

(良原安美)もはや自分で文章をコラージュして、文章で上げるのか。

(今田耕司)ああ、なるほどね。文章をコラージュ。結婚はいろんなパターン、ありますよね。旦那様との後ろ姿か。

(良原安美)指輪とか。

(今田耕司)ああ、手ね。手とかね、いろいろありますけれども。やっぱり退社はなかなかね、経験している人は少ないんじゃないですか?

(良原安美)そうかもしれません。

(今田耕司)会社を辞めるというのを発表するっていう形は。

(良原安美)本当に一会社員なので、こんな話題に上げていただくのも本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけれども。

(今田耕司)とんでもないですよ。ほんでいろいろ考えた末に……?

(良原安美)あの花。あれはですね、私の一番の親友にちょっと一足早く退社することを伝えてあって。「おめでとう。これから頑張ってね」ということでくれた花束なんです。一応、思いがあります。やみくもに花束を上げたわけではございません。

(今田耕司)なるほどね。その思いで。そこは書いてないの? Instagramに。

(良原安美)書いてないです。

Instagramの報告に添えた花の写真

(今田耕司)僕はやっぱりInstagramのね、文章。気持ちの入った長い文章を読みながら俺、泣いてまうかなと思ったら、やっぱり笑いましたね。「大学生の頃、アナウンサーになるぞと用もないのに赤坂で降り、この社屋を下から眺めていた」という。

(良原安美)なんで笑うんですか? 泣くところ、泣くところ!

(今田耕司)「これはアミーゴ、気合入ってるな。『安住を超える!』って」。

(良原安美)超えない、超えない。全然超えられません!

(今田耕司)「安住を超える、必ず!」みたいな。

(良原安美)超えません。いえいえいえ。

(今田耕司)そうじゃないんですか?

(良原安美)いえいえ、もう安住さんのことはもう一生かかっても超えられないって初めてお会いした瞬間に……まあ、お会いする前からですけど。

(今田耕司)もうお会いする前からもそうやけど、お会いした瞬間にわかった?

(良原安美)もう本当に。安住さんにもそのようにも言いました。「安住さんのことは一生超えられません」と。

(今田耕司)それ、逆にやばいですよ? 会ったばっかりの新人が「あなたは超えられません」って。「こいつ、超える気やったんか?」って(笑)。

(良原安美)違う、新人の時はさすがに……(笑)。

(今田耕司)「超える気丸出しで入ってきた!」みたいな。あ、新人の時じゃないんですね?

(良原安美)でも安住さん、私の採用試験の時からカメラテストというものがあるんですが。それを裏で見てくださってたと。

(今田耕司)あら。ちょっと安住さん、なんて言っていたの? 安住さんって今、部長でしたっけ? 偉いさんですもんね?

(良原安美)はい。

安住紳一郎の反応

(今田耕司)安住さんに報告した時、なんていわれたの?

(良原安美)そんな……このトーク、想定外!

(今田耕司)それは気になるじゃないですか、安住さん。今の話の流れからいうと。

(良原安美)「健康に気をつけて頑張ってください」という風に。

(今田耕司)目は合わしてくれたんですか?

(良原安美)合わせていただきました。

(今田耕司)目を合わせて。「健康に気をつけてこれからも頑張ってください」って。そうか、安住さんも何人にもエールを送ってきてるからね。

(良原安美)そうですね。でもアナウンサーの先輩方は皆さん、報告する時に私、すっごい緊張するんですけど。皆さん優しく送り出してくださって。まあ、「寂しいけど」っていう感じで。ありがたいですね。

(今田耕司)いやー、そうですね。だから愛情たっぷりなのか、時代に守られたのか、どっちかはわかりませんよ。平成だとなんかね、嫌味を言う部長とか、いそうじゃないですか。わかんないですよ?

(良原安美)いやいやいや、そんな人はいません。この会社には。

(今田耕司)ああ、そうか。アナウンサーの中でもやっぱりみんな仲間みたいな。笑顔で送り出そうと。いや、素晴らしい会社。だって珍しく昨日、LINEでアミーゴが「胃が痛いです」って言うから。

(良原安美)胃が痛いし、昨日は眠れないし。

(今田耕司)今日、寝てないんでしょう?

(良原安美)そうなんです。悪夢を見ながら、結構……。

(今田耕司)どんな悪夢なの?

(良原安美)それもなんか記憶にないんですよ。わかります? なんか「嫌な夢を見た」という残像だけがあるんですよ。

(今田耕司)ああ、消えてるんや。うわー、じゃあ遠藤Pにお茶をかけられてるとか? あ、みそ汁? いつも朝、愛情たっぷりのお味噌汁をね、遠藤Pが入れてくれるんですよ。それをやっぱりかけられる夢ちゃう? 「あちちちちち!」って言ってる。

(良原安美)でもたしかに熱かった記憶も、あったりなかったり?(笑)。

(今田耕司)違う、違う(笑)。違いますよ。だから、ねえ。大変ですね。ラジオはやっぱりね、続けていただきたかったけども。またアナウンサーの方がね、たぶん後任になるんでしょうけども。

(良原安美)でもあと残り4回あるので。

(今田耕司)ああ、4回もあんの? いやいやいや、いいですよ。

(良原安美)今田さん、もう私、大丈夫ですか?

(今田耕司)いやいや、違う違う。「ああ、年内ってあと1回か2回かな?」と思ったのよ。4回あったっけ?

(良原安美)今日を含めて4回あるので。変わらず。

(今田耕司)今日を含めて4回。あと3回や。今日、終わったら。いや、ちょっと楽しみましょう?

(良原安美)そうしましょう。よろしくお願いします。最後まで、皆さん。

(今田耕司)最後のね、最終回ぐらいにはもう今後のこととかいろいろね、固まってきてるかもわかりませんから。

(良原安美)言いませんって。昨日、連絡したじゃないですか。「まだあまり……」って。約束したのに……。

(今田耕司)ええやんけ? もう3回、経ったら……いや、今日は言いません。今日はそら、あれですけど。3回後ぐらいやったら、もうちょっと言ってもいいかなっていう気持ちになるかもよ? いや、それはもうアミーゴに任せるけど。それはやっぱりね、いろいろプロジェクトというものがありますから。みんなね……俺、自分のことやったら絶対言うてまうと思いますね。でもみんな、すごい偉いなと思いながらよ。

(良原安美)そうですよね。すいません。なんか早い段階で私も相談してしまって。

(今田耕司)いや、とんでもない。とんでもないですよ。意外とやっぱりこのね、本番になったら忘れますから。ずっとそれが頭にある中でやってるわけじゃないですからね。改めてこの発表になるってなった時に「ああ、そうか……」っていうのは思いましたけどね。いや、もうしょうがないというか、自分の人生ですからね。やっぱりね。それは楽しんで……で、またラジオ自体はほら、またやれる機会あるかもわかりませんから。ぜひまたね、生の声でほんで報告できて良かったですよね。

(良原安美)そうなんです。本当に時間をいただいてありがとうございます。すいません。本当に私で……。

アミーゴ、TBS退社されてしまうんですね。『爆笑問題の日曜サンデー』で爆笑問題のお二人と楽しくおしゃべりされていたのが印象的でした。新しいステージでも頑張ってください!

今田耕司のお耳拝借!金曜日 2025年12月5日放送回

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