東野幸治 Oasis再結成・東京ドーム公演の感動を語る

佐久間宣行 Oasis再結成・東京ドーム公演の感動を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2025年10月31日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でOasisの再結成・東京ドーム公演(2日目)を見に行った際の模様を話していました。

(東野幸治)そんな中、ずっと待っていてやっとトイレの順番が来て、やって、終わって帰ったらちょうど5分ぐらい前。ちゃんと一番いい時間に座らせてもろうて。で、オアシスのライブ始まりました。真っ黒になりました。映像、流れました。全員がもう一斉に「うわーっ!」って。竹山が「すいません、立ちます!」って一言、言って。「いやいや、俺に気を使わんでええで」「立たせてください!」「いやいや、ええねん、ええねん。俺も立つし」っていうんで立ち上がったら、もうノエルとリアムの兄弟が登場して。ちょっと軽いハグなのか、して。「うわーっ!」ってなって始まったっていうことですから。

で、いろんな曲もたくさん……本当に同窓会のような。やっぱり名曲の数々やから、別に今の時代に聞いても別に古さも感じないし。でもかっこいいしっていうところで、それが延々と続いて。で、やっぱり途中、途中で僕が昔、横浜アリーナでふかわりょうくんとオアシスに行った時にはあんなに愛想がよくなかったのに、今回はめちゃくちゃ愛想がよくて。リアム様が少し、ちょっと英語でしゃべっていただくみたいな。それで俺も英語わからへんから「何、言ってんのかな?」みたいなことを思っていたらなんとなく会場が急にザワザワザワザワッてして。どうやらみんな、やっぱり英語を……オアシスの曲も聞くし、英語もある程度、わかるから。みんな賢いからね。おしっこもうんちもする皆さんね。ほんだら、全員が要は最初、アリーナの人がなんか全員、こっちを向いたのよ。

(渡辺あつむ)えっ、スタンドの方を?

(東野幸治)スタンドの方を。で、「ええっ?」ってなって。「有名人も来てるとかって言ってんのかな?」って一瞬、思って。

(渡辺あつむ)あら?

(東野幸治)いや、さっきの話じゃないけども。でもすぐそれ、「これは違うわ」って却下したけど(笑)。「そんなこと、あれへん」って(笑)。「ヨシモト、コージ・ヒガシノ!」なんてリアムが言うわけないんですよ。で、どうやら「後ろを向いて全員で肩組んで歌おう」みたいな、っていう振りで。それで今まで、ずっとステージを……言ったらフジッコのお豆さんのリアムとノエルを見て。それが画面で映像でドーンって出ているのを見ていて。客席もみんな、全員の頭しか見えへんし。ビールを持ってるのとか、手を挙げてるのとか、スマホとかしか見えんけど。それが全員、こっち向いて。要はリアムが「後ろ向きで全員で肩を組んで歌おう」っていうのを英語で言ってんねんけど、こっちはわからへんから。急にパッと見たらもうびっくりするぐらいおっさん全員、笑顔で(笑)。俺も笑いそうになって。

「ああ、そうか。そんな感じか。すごいな!」と思って。それで竹山と2人でまた、我々も後ろを向いたら後ろの人。まだ英語がちょっと理解できてないおじさんらとバッと目が合うわけやん? そしたらその人らももう全員笑顔で。なんとなくライブ中ってステージに注目してるから、横の人とかお客さん、どんな顔かわからんけど。「ああ、こんな笑顔でみんな、オアシスを待ってたんだな」っていうのも一瞬、わかって。で、竹山と……竹山、汗びっしょびしょや。半袖でね。これ、もうしょうがないよ。「汚い!」って言ったら失礼。これ、あかんやん? ロックちゃうやん?(笑)。ロックちゃうから、こうやって。ワーッてまた1つになってやるっていう。

(東野幸治)で、それで演奏がいろいろ続きながらも、最後のラストの曲が『Rock ‘n’ Roll Star』なのよ。あれがもうめちゃくちゃ良くて。リアムが歌ってくれてね。「今夜、ロックスターになるぞ」とかいうメッセージじゃないですか。それのシーンみたいのがバーッてまた画面に出て。それもかっこいいんですよ。映像としてもかっこよくて。で、リアムがアップになって。全員がロックスター……「Tonight I’m a rock ‘n’ roll star♪」って指をさした時、ほんまにベタやけど「俺にさした」というぐらいの気持ち。「今夜、お前もロックスターになれよ!」っていうリアムからのバトンを俺も受け取ってもうた、みたいな。5万人全員がやけど一瞬だけ、なんか俺に歌ってくれてるんちゃうかなっていう魔法にかかっちゃって、最高でした。

Oasis『Rock ‘n’ Roll Star』

(東野幸治)で、その後にアンコールになって『Don’t LookBack In Anger』を歌うんですけど。最後ね、やっぱり……これだから言ったらセットリストはもう事前に知ってるから。竹山が教えてくれました。ソフトバンクと阪神の途中に。「セットリスト、これですから。アンコール、これですから」って。だから「ああ、教えてくれんねや」と思いながら。それがただ唯一の……だからまあ兄弟、仲が良いって言いながらも、リアムの方も歌いながらね、言うたらあのタンバリンね。タンバリンね、皆さん知ってるでしょう? リアム仕様のタンバリン。頭に乗せるように。横向きに頭に乗せるような形のタンバリン。丸いタンバリンじゃなくて、こうちょっと……バームクーヘンを半分に切った感じかな? あんな感じで途中で乗せようとしたり、落ちないように歌ったりとか。あとマラカスやって、タンバリンを持ってシャカシャカシャカシャカしたりとか(笑)。

(渡辺あつむ)カラオケボックスやん?(笑)。

(東野幸治)もうええねん、カラオケボックスでも。5万人、聞いてんねんから。シャカシャカシャカシャカ、上と下。これ、何の法則があんのかな?って思いながらも、ご本人にやっていただけるなら……あと途中で頭を乗せてね。ちょっとバームクーン、頭に横に乗せてずっと歌いながら、ちょっとずれたら持つみたいな。「どんな挑戦してんねん?」とか思いながらでも、やってくれてありがたいけど。その『Don’t LookBack In Anger』はあれ、ノエル。お兄ちゃんの歌なのよ。あれって。

で、アンコールが始まったらお兄ちゃんが来て。お兄ちゃんが自分のソロの曲をやって。「あれ? 弟は?」と思って。全然出てこへん。で、『Don’t LookBack In Anger』が始まって。みんな「わーっ!」って喜ぶけどさ。「いや、もう出てきてよ」みたいな。でも、出てこへんねん。ほんでそれが終わったらまたリアムが出てきて、自分の歌う曲を2曲やって終わっていくねんけど。いや、もうリアムらしいというか。もう出たらええやんっていう。

「それはわかるよ? 録音、スタジオで歌ってないっていうのも。でも、みんな待ってるし。もう全員で大合唱やから、あんたも歌いや。わかるよ! でもさ……そこ、マネージャーなんとか説得してよ?」「いや、初日も……あそこは兄貴の出番や。俺は関係ないから」「いや、それはわかるけど……『Don’t LookBack In Anger』はみんなで歌わな。最後、日本やしみんな、来てくれや。もう歌わんでいい。タンバリンを頭を乗せててもええから、横におって?」「いやいや俺が別におっても兄貴も嫌やろうし」「いや、もう兄貴とかそんなん、もう……だから、もう!」って思いながら、『Don’t LookBack In Anger』。「なんで出てこん?」ってなって。

リアム不在の『Don’t LookBack In Anger』

(東野幸治)それで終わって竹山もご飯を食べながら「あいつ、なんで出てこへんねん! もう大人になれよ!」っていう。いや、昔の若い頃やったらわかるけど。今、復活してね、どんな事情かわからんけど弟もちょっと自分に自信があって。なんか聞けばあのリアムが……酒飲んで暴れてとか、パブで喧嘩してたやつが最近、ジョギングを始めたとか。ちょっと甲状腺の方が調子悪くて、治療しながらまた復活してるとか。人間的にもえらくなったっていうのが……「いやいや、えらなってないやん! 『Don’t LookBack In Anger』の時、横におってよ!」って。

(渡辺あつむ)めっちゃおもろい(笑)。

(東野幸治)いやいや、おもろないよ! 一緒に来てくれよ!

(渡辺あつむ)お正月の親戚の集まりで、そんなややこしいおじさん、1人いる感じの(笑)。

(東野幸治)そうそう。だから「あいつ、おんのやったら行けへん」「いや、もう来てくれたらええやん?」「俺は行ってもええけど、あいつが……」「いやいや、横の部屋にいて。一言、声を出して。こっちが間、持つから」って。他のメンバーも言われへんし、もう全然やねん。あれ、来てくれよ! だってアンコールが始まって、みんな「わーっ!」ってわかるやん。それで来てくれたらみんな、盛り上がる。これもえらいもんで、やっぱりリアムって華があんのよ。華がえつなくあるからさ。やっぱりポコッとお腹が出た兄ちゃんが1人で来ても……ええよ? ええんやけど。「ああ、おれへんわ。リアム、これは歌えへんねや」って。セットリストを見たら『Don’t LookBack In Anger』。「出てほしいな」って。結局、みんなそれを思いながら『Don’t LookBack In Anger』、もちろんいいし。全員が大合唱やけど出てこへん。

で、それが終わって盛り上がっていたら、弟が出てきて。それでウワーッてなって終わっていくっていう形やけども。いや、いかんせんだから大人になったって言うけど、やっぱりそこ! まだ一歩、大人になりきれてへんわ。リアム、言わんとあかんな。大阪的なおばちゃん、おらなあかんで。「あそこ、あんたな……」って。「ちょっと、ええ? (ドンドンドン)あ、リアムさん? あんたさ、いや、わかるよ。わかるけど、そこはもうみんな、待ってんねんから。いや、それはお兄ちゃんも言いづらいから私、言うけど……出ていきや。もうタンバリングかなんか、乗せててええから! あれ、何がおもろいの?」(笑)。

(渡辺あつむ)おばちゃん、余計なこと言うな!(笑)。

(東野幸治)「ほんなら、出ようか?」ってなるかもわからんし。「今日はちょっと特別に弟と一緒に歌うよ!」って言うたら、みんな喜ぶやん? 思い出になるから。でもなかなか兄貴もね、だからこの後、言うたら南米の方に回っていくってことやから。どこかで一緒に歌っていただいたら、ありがたいなと思うけど、なかなかそうもいかんのかなってことですけども。で、またこれ、ライブ自体はすごいみんなハッピーな感じやし。もうすごいご本人たちも喜んでるし、お客さんも喜んでいるからこれは来年、再来年みたいな。勝手に期待しますけど。

でも竹山は大人やから。「新しいアルバムが出ないと、なかなかないんじゃないですか?」みたいなことを言っていて「こいつ、真面目やな」って思って(笑)。「営業的な感覚でええんちゃうの?」みたいな(笑)。「やってきたぞ、オアシスが! わが町にオアシスがやってきたぞ!」ぐらいのライブタイトルでええんちゃうかと思うけど。「やっぱり新しいアルバムが出ないとなかなかないんじゃないですかね?」って。でもものすごい、100億、200億ぐらい儲かってる? ワールドツアーが終わったら。ワールドで言うと100億、200億ぐらいって言ってもおかしくないぐらいだとは思うんですけれども。

あ、時間もちょっとあれなんで。リクエストです。これ、オアシス月間のラストでございますから。リクエストはオアシスの『Don’t LookBack In Anger』です。だからこれ、さっきの話聞いてたら「お兄ちゃんが歌ってる」と思って聞いてほしいと思いますけれども。「こんばんは。10月26日、オアシスライブ行ってきました。大阪からの参戦だったんですが思い返すと、これだけの時間とお金をかけてワクワクしながら好きな人に会いにいくという行為が久しぶりすぎて、夢中で聞いた学生時代のことをふと思い出し、改めてオアシスというバンドの曲が人生にこびりついていると実感しました。

ライブはもちろん圧倒的なパフォーマンスでしたが途中、ギターをミスったノエルに対してリアムが『ライブ前にチキンなんて食うと油で手が滑るからやめとけって言ったんだ』といじった時、ノエルが切れて帰ってしまうんではないかとハラハラしました」。こんなん、めちゃくちゃ英語、わかってるやん! 俺らなんか英語、なんにもわからへんかった! うらやましいわ。ほんまに英語、勉強しよう。ほんまに。これ26日って俺が行った日や。全然わからへんかった。ああ、そう? 悔しいわ!

「2人とも終始笑顔。当時の不仲が何だったのか、不思議なぐらいでした。5万人で大合唱したあの名曲をもう一度聞きたいです」。この人は書いてないですね。「なんでリアム、出てこへんかった」って(笑)。それではいきましょう。オアシス、ノエル兄ちゃんが歌います。『Don’t LookBack In Anger』です。張り切ってどうぞ!

Oasis『Don’t LookBack In Anger』

東野さんも竹山さんもオアシスのドーム公演、満喫したみたいですね。『Don’t LookBack In Anger』の時にリアムが出てこないことを諭す大阪のおばちゃんトーク、めちゃ面白かったっす!

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