渡辺志保『RAPSTAR 2025 FINALS』を語る

渡辺志保『RAPSTAR 2025 FINALS』を語る INSIDE OUT

渡辺志保さんが2025年12月15日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中で『RAPSTAR 2025 FINALS』について話していました。

※この記事は許可をいただいて書き起こししております。

（渡辺志保）先週の土曜日13日にAbemaで放送されておりますラッパーオーディション番組『RAPSTAR 2025』のファイナルが京王アリーナ東京で開催されまして、そちらに行ってまいりました。昨年から『RAPSTAR』は審査の段階があって。そしてファイナルを大きな会場で……去年は幕張メッセだったんだけども。今年は京王アリーナという大きな会場でやるっていうことで。そこに他のアーティストのライブも一緒に見ることができて、フェス一体型オーディションファイナルみたいな感じになってるんですけど。

そこに今年もちょっと遊びに行かせていただきまして。いやー、すごかった。sh1tさん、Sonsiさん、VERRY SMoLさん、Masato Hayashiさん、そしてPxrge Trxxxperさんの5名がファイナル、バチバチにライブをして審査を受けていらっしゃったわけですけれども。やっぱりドラマ……ドラマでしたね。めちゃめちゃドラマチックでしたね。で、昨年も現地でファイナルを見させてもらったんですけれども。なんとなく、なんて言うの？　熱気はまあ変わんないかな？　でもライブの平均点って言ったらすごい失礼だし、すごくめっちゃおこがましいんですけれども。それは昨年より今年のファイナリストの方たちの方がよりギラギラしていたように私は個人的に感じました。

で、『RAPSTAR』に輝いたのはPxrge Trxxxperさんということで。おめでとうございます。私はまだPxrge Trxxxperさんとはお話をしたことないんですけど。Pxrge Trxxxper応援隊としてDJのFUJI TRILLくんとか、あとはJin Doggくんとかも来ていて。で、よかったですね。めちゃめちゃ熱く先輩たちが客席で応援をかましていて。で、もちろんPxrge Trxxxperさんのパフォーマンスもマジですごかったですね。なんか、ご自身がどんなラッパーとして見られたいか？　自分がどんなラッパーなのか？っていうことをすごい具体的に落とし込んだライブだなという風に感じまして。

で、登場の仕方とかもそうだし。まあMC……曲の間のMCの一言一言もそうですし。すごく完成されたライブだなっていうのと、もちろんめちゃめちゃ勢いがあって、とにかくフレッシュだし。同時にすごくエッジーだし、クリエイティブな部分も非常に溢れていて。私はですね、彼が『RAPSTAR』に……まあ最後、選ばれたのはPxrge Trxxxperさんだったわけなんだけど。彼が選ばれたっていうことに関しては非常にね、うなずけるなと思いながら見てました。

優勝はPxrge Trxxxper

（渡辺志保）で、まあもうそれぞれ言うことなしのライブではあったんだけど。個人的にやっぱりね、Masato Hayashiくん……元々、Pablo Blastaという名義で活動してまして。で、Pablo Blasta時代にこの『INSIDE OUT』にも来てくれたことがあるんですよね。で、生放送でインタビューさせてもらって。その時にお子さんも一緒に連れてきてくれて、めちゃめちゃかわいかったんですけど。で、私ももちろんその時から知ってるわけだし。途中、名義を変えたりとか、ちょっとね、ラップのシーンからは遠ざかったりというところも見てるし。で、まあ懲役に行って出所してきていう話も聞いてきたし。あと今年1月にですね、『MELANISM』っていうアルバムをMasatoくんはリリースしていて。で、それもすごく聴き応えのある、分厚いアルバムに仕上がってたんですよね。

なのでまあ、他の自分の私のラジオ番組にもゲストで来てもらったりっていう、そういうところもリアルタイムに見ているからこそ、ちょっと肩入れしてしまうところがもちろんというか、あるんですけれども。いや、Masatoくんのライブももうバチバチでしたね。本当に。で、Masatoくんが2位で3位がSonsiさんだったんだけど。Masatoくんは本当に『RAPSTAR』の看板がなくても全然、今後もサバイブしていけるラッパーであるってことを逆に証明したのかなという風にも思いますので。またまとまった作品とかね、できたら『INSIDE OUT』にも来てほしいなと思いましたし。

その他にもVERRY SMoLさんもsh1tさんもすごい魅力的なステージでありましたし。ちょっとね、今後そういう機会があればぜひぜひを話を厚かましく……ちょっとね、話を聞いてインタビューさせてもらいたいなという風に思いました。でも本当に会場の熱気もすごかったですね。やっぱりオーディエンスの皆さんもずっとその番組を通じて映し出される彼らのドラマに感情移入をしてきてるわけですから。やっぱりね、現場に行かないとわかんない空気感なのかもしれないですけれども。すごい見れてよかったなという風に思いますし。携わっている関係者の皆様方には本当にありがとうございました、お疲れ様でしたという風にお伝えしたいなという風に思いますね。はい。

block.fm『INSIDE OUT』2025年12月15日放送回

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