東野幸治 Oasis東京ドーム公演・おとぼけビ~バ~の衝撃を語る

東野幸治 Oasis東京ドーム公演・おとぼけビ~バ~の衝撃を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2025年10月31日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でOasisの16年ぶりの来日・東京ドーム公演にカンニング竹山さんと行った際の模様を紹介。オープニングアクトのおとぼけビ~バ~に衝撃を受けたと話していました。

(東野幸治)先週の日曜日、カンニング竹山さんと東京ドームにオアシスのライブに行かせていただきました。本当に本当に最高でした。ありがとうございます。この後、その話たっぷりやります。東野幸治のホンモノラジオ。

どうも、こんばんは。東野幸治でございます。今夜も1時間お付き合い、よろしくお願いします。私の話を聞いてくれるのは……。

(渡辺あつむ)渡辺あつむです。

(東野幸治)よろしくお願いします。いやー、本当にホンモノラジオで毎週毎週、洋楽をかけてて。で、オアシスとのこの出会いとか……東京に来た時にね、車を買わせていただいて。フジテレビに行く時とか、テレビ朝日に行く時とかの道中にオアシスをずっと聞きながら、ブラーを聞きながらっていうあの時代が本当に蘇ってきまして。日曜日ですか。東京ドームの方にライブに行かせてもらいましたけれども。

でね、やっぱりチケットが2枚ということで。竹山さんも本当にお好きだっていうことで。高校時代、実はああ見えて、今は怒りん坊のおじさんやけれども。高校時代はクラスの人気者、学校の人気者。で、バンドを組んでボーカルも務めてっていう……実はあれ、二の線なんですよ。カンニング竹山さんと極楽・山本は、実は二の線なんですよ。もともと、あんまり笑われるの実は好きじゃないんですよ(笑)。

(渡辺あつむ)はい(笑)。

(東野幸治)そうでしょう? めちゃイケの作家、やっていたらわかりますけども。実はやっぱりショーパブ上がりやから、二の線でバシバシって山本さん、決めたいんですよ。で、東京に来ておいしいものを食べてお酒を飲むから太ってきて、なんかボケらしいボケになりましたけど。ほんまは二の線なんでしょう?

(渡辺あつむ)若い頃は男前ですもんね。

(東野幸治)そう。若い頃は男前やし。で、竹山さんも今、言うたら緩いパーマかけてメガネをかけてね、お腹がドーン!ってしてますけれども。若い頃、見てください。目がめちゃくちゃ奥目なんですよ(笑)。やっぱ父親譲りの気性の荒さと、要は人を言うたら掌握する術がありますから。気づいたら、もうたくさんの言うたら仲間たちを作るのはやっぱり上手ですから。そういう竹山さんね、もう音楽大好きですしね。オアシスのチケットがね、手に入れへんかった。奥さんと2人で探してたみたいなことを言ってたから「じゃあ、なにかの縁やから」ということで誘って行かせていただきましたけれども。

まあ、なんとなくその1週間ぐらい前からSNS上では「オアシスのライブが近づいてきたよ」とか「韓国でライブ、こうだったよ」みたいな情報もあったりとかしているのも分かってるし。お店もね、渋谷の方でオアシスグッズを売ってますよ。オンラインで買ってくださいみたいなのがもう……それはあつむくんも知ってるじゃないですか。もうね、世の中じゅうが今、もうオアシス、オアシス、オアシス。

俺、だからこのホンモノラジオでね、普段は東京に住んでいて。大阪に来る時には飛行機を使わせてもらってるんですけど。俺、その時にオアシスTシャツを着てたんですけれども。その僕の座った席の近くのおじさんが片言でしゃべりかけてきて。台湾の方やって。ほんで、「ああ、俺も台湾で志村けんさんのバカ殿じゃないけれども。そこそこ人気が出てきたんかな?」と思ったら僕のTシャツを見て「行くの? 僕も行くんだよ。台湾から」みたいなそういう話も聞いて。やっぱりアジア人が注目しているバンドっていうことなんですね。

(渡辺あつむ)えっ、全く顔は指してない?

(東野幸治)顔は指してない。全然全然全然全然。「僕も行くんだよ。今日、仕事で出張だけどまた台湾に戻って。それでまた、オアシスに行くからね」とかいう話で。僕も「Me, Too」とかって言って。「じゃあ、東京ドームでまた会えるかもわかんないね」みたいなことを片言で話して。「すげえな!」って思いながら行きました。少し雨がパラパラ降ってる中ですけども。行ったらもう、すごい数のオアシスグッズ。Tシャツ、パーカー、キャップ、カバン……もうどんだけ売れてんねん?っていうぐらい。俺、てっきりもう僕ら世代の4、50のおじさんばっかりが集まった同窓会かなと思ったら、やっぱりファッション的にもデザイン的にもかわいいっていう。若い女性もキャッチするんでしょう? だから世代で言うと20代から60代ぐらいまでが一気に集まって。

で、席につくんですけど。席はやっぱりアリーナじゃなくて、客席の方で。ちょっと離れてるんですけれども、だいたい正面ぐらいで。で、もちろんほんまに米粒は言い過やけど、どれぐらいなんかな? フジッコのお豆さんぐらい。

(渡辺あつむ)「お豆さん」でええやねんか(笑)。なんで「フジッコ」つけたん?

(東野幸治)フジッコのお豆さん(笑)いや、今、フジテレビと吉本、揉めてるから(笑)。フジッコのお豆さんぐらいの大きさなのよ。ステージは。で、最初に席に着いたらもうアリーナが人いっぱいで。客席ももうほぼいっぱいで。で、ライブは19時からなんです。で、着いたのがね、だいたい18時ぐらい。ほんだら、前座をやっていて。前日はね、アジカンが……「アジカンがやってたんや」って、それもSNSで見て。ちょっと正直ね、「土曜日に行けたらアジカン、見れたんやな」みたいになって。それで俺も勉強不足で申し訳ないけど、「俺の行く日曜日、誰やろ?」と思ったらおとぼけビ~バ~って言って。俺も勉強不足で……知ってました? おとぼけビ~バ~。

(渡辺あつむ)はい。好きです。

(東野幸治)ああ、好き? わかるわかる! 俺もめちゃめちゃ好きになって。おとぼけビ~バ~。もうなんか言い方悪いけど、ほんまにほたえた若い女性4人組の、もう本当にライブハウスでバリバリやってるような、どっちか言ったらロックなのかパンクなのか、わからんけど。もうめちゃくちゃ笑うてもうて。

(渡辺あつむ)よすぎて?

(東野幸治)よすぎてね。フジッコのお豆さん4つが……言ったらもうでかいステージにお豆さん4粒(笑)。

(渡辺あつむ)カラフルな。

(東野幸治)カラフルな……淡いオレンジとか、淡いピンクとか、淡いグリーンとか。これが一生懸命やるわけですよ。でも、かといって別にね、言ったら上がっているというか、そういう感じでもなくて。やっぱりたぶん自分ららしいパフォーマンスなんでしょう? 俺、初めて見て。ほんで、最後の方かな? 東京ドームのそういう前座のステージで……たぶん俺の聞き間違いじゃないと思うんですけど、女性器をずっと言ってました。最後の方で女性器を言ってワーッとお客さん、盛り上がる感じで。おとぼけビ~バ~、面白いなと思って聞いたりしたけど、曲がすごい全部、短いじゃないですか。で、メッセージがもう言ったら、タイトルのまんまのド直球な感じやから面白いなと思って。

俺、書いてきたもん。面白いな、思って。ぜひ皆さん知らない方、聞いてください。おとぼけビ~バ~。『ハートに火をつけたならばちゃんと消して帰って』っていうタイトル。あれ、いいですよね!

(渡辺あつむ)最高です(笑)。

おとぼけビ~バ~『ハートに火をつけたならばちゃんと消して帰って』

(東野幸治)最高やね(笑)。『穴兄弟で鍋パーティー』。あと『親族に紹介して』とかね。だからお豆さんがええ具合にね、言うたらクラスのちょけた感じなんですよね。4人とも。でも、いろんな思いとかメッセージもあるし。

おとぼけビ~バ~『穴兄弟で鍋パーティー』

おとぼけビ~バ~『親族に紹介して』

(東野幸治)あとちなみにあれ、噂によると「リアム・ギャラガーが選んだ」って竹山が言ってました。いろんな日本人のアーティストをいろいろ聞いた後、おとぼけビ~バ~を指さしたっていう。嘘か本当か知らんけど。

(渡辺あつむ)レッチリの前座もやられています。

(東野幸治)ええっ! そうなんだ! じゃあもうあの界隈じゃ有名なの? で、なんか調べたら、もうすぐなんか南米ツアーを回るとか言って。すげえなと思って。『脱・日陰の女』。南米でこんな歌、ええんかな?(笑)。

(渡辺あつむ)だからこそじゃないですか?(笑)。

(東野幸治)だからこそなんかね? 『もうその話なんべんもきいた』っていうタイトルとか。これ、いいでしょう? 『孤独死こわい』(笑)。『一級品の間男』もいいんですよね。

おとぼけビ~バ~『もうその話なんべんもきいた』

おとぼけビ~バ~『孤独死こわい』

おとぼけビ~バ~『一級品の間男』

(東野幸治)あと、これも好き。『あなたわたし抱いたあとよめのめし』っていた歌(笑)。ようできた歌やなと思って。あと『ヤリチン武勇伝ちゃう』とかね。『あらあんたえらいええ時計してそれどこで買いはったん』とかね。

おとぼけビ~バ~『あなたわたし抱いたあとよめのめし』

おとぼけビ~バ~『ヤリチン武勇伝ちゃう』

おとぼけビ~バ~『あらあんたえらいええ時計してそれどこで買いはったん』

(東野幸治)そういうだから、全部短いけれども。もう粛々とやって30分のステージを盛り上げてくれたっていうので。「ああ、これはちょっと応援せなあかんな」ということで、前座が終わって。「この後、オエイシスです」って言って去っていったんですよ。「オエイシスです」って言って去っていっていって。

(東野幸治)それで30分やっていうんで竹山に「竹山、ちょっと2時間ぐらいのライブだと思うけど。おしっこ我慢できるかもわからんから、ちょっとおしっこ行こう」って言っていったら、俺も東京ドームのライブ、4、5回行きましたけどあんな行列、初めて。めちゃくちゃ……もう男も女も。言ったらおっちゃんとかおばあちゃんも多いから、2時間持つかどうか、不安やから。たくさんの便所に100メートル超えですよ。俺、もう初めて100メートル超え。ほんまにこれ、これ間に合うの?っていうぐらい。だからおそらく5万人全員、おしっこしてると思うんですよ。

(渡辺あつむ)まあまあ、今のうちに……ですよね。

(東野幸治)本当に。だからだいたい1回150cc、150ミリリットルぐらい。ほんなら0.15リットルやから5万人で。だいたい7500リットルぐらい?

(渡辺あつむ)世界一しょうもない算数やな、それ。

(東野幸治)7500リットルぐらいのおしっこの周り、囲まれたところで演奏するんやって。時間があったから計算したのよ。あまりにも……だって20分、25分ぐらいずっと待ったから。「待て待て、これ150ミリリットルで5万人……ええっ?」って。スマホ持ってるから、電卓機能あるから。それで「ああ、0.15か」とかなってやったら、もうすごい……吐きそうになって(笑)。気色悪!って思うて。だからほんまにもう俺、子どもみたいなこと言うけど。だからその好きな女性のタイプとか、この年齢であんまり聞いてこうへんし。このご時世じゃあもう、ないけど。ほんまにある時から、いくらきれいな人でも、ドレスアップした人も全員、うんこしはるやん? うんことおしっこ、しはるやん?

ほんなら、もう誰でもええわ思って。きれいな人も……ごめんな。アホみたいなことを。肛門からうんこブチブチブチブチって出して、おならもついでにしはるやん? ジョンジョロリン、ジョンジョロリン、ジョンジョロリンのパッパっておしっこもしはるやん? ほんならもう誰でもいいというか、その顔がどうとか、胸がどうとか、足が長いとか、そんなんもんどうでもいい。全員、肛門から運んでんねんからもう誰でもええわって、ある時から思うようになって……。

(渡辺あつむ)あの、東野さん……今、考えている選んだ悟りの境地は、その境地じゃない。1回、戻ってきて!(笑)。

(東野幸治)それをずっと並びながら「ああ、かわいい女の子やな……あかんかん! この子らもおしっこすんねや」とか「うわっ、こいつもおしっこすんねや。こいつもおしっこすんねや。全員、おしっこすんねや……」と思って。もうほんまに、かわいいねんけど。かわいくない人も全員がいとおしくなるっていうか。

(渡辺あつむ)ああ、じゃあ、よかったです!

(東野幸治)だからおばちゃんも「私なんかもう、おばちゃんやから」「いやいや、おばちゃん。そんなことないよ。あのきれいなかわいい子もね、お肌つやつやな人もね、ちょっとね、言った顔面の方もお直ししてる方も全員ね、肛門からブリブリブリッてうんこすんねんから。おばちゃんも一緒一緒! そんな別にね、言ったら「私なんか」なんて思う必要ないですよっていう。これ、間違ってる? この境地、間違っている?

(渡辺あつむ)おばちゃんがすごい眉間にシワを寄せながら「いやーっ!」って逃げていく……(笑)。

(東野幸治)いや、そらわからんよ? 言ったらほんま、最高級の下着とか着ててもそうすんねんから。そんな別に見た目なんかどうでもええん違うかな?っていう。あまりにもおしっこの時間があったから、余計なことを考えてもうて。

(渡辺あつむ)そうですね。そうですね。

(東野幸治)で、竹山。後ろでずっと日本シリーズのソフトバンクの試合を見てるから。あんまり話しかけられへんから俺はずっと「ああ、この全員がおしっこするのか」とか。「まあまあ、そらしょうがないか。俺もするしな。俺がせえへんのやったら別やけど」とか。なんかグッと握ったら手のひらにおしっこ、出てきたらええのにな思って。いやいや、もう当たり前やけど。全員に……。

(渡辺あつむ)あの、東野さん、オアシス……僕の中で今、揺れ動いているのは「早くオアシスの話を聞きたい」と、その一方で「その話、やめとってくれ」っていう。なんや、これ? しょうもない。

(東野幸治)これ、めちゃくちゃ長かってん。あんなん待ったの……竹山とかも「これ、いつ?」っていう。で、僕らもちょっとずつ、だからなんとなくゴールのトイレのマークが見えてきて。「ああ、あれや、あれや」ってなって。で、後ろにずっと並んでいるからもガードマンも「今から並んでももうオアシスの最初からライブ、見れません」みたいなアナウンスもあって。そんな中、ずっと待っていてやっとトイレの順番が来て、やって、終わって帰ったらちょうど5分ぐらい前。ちゃんと一番いい時間に座らせてもろうて。で、オアシスのライブ始まりました。

東野さん、おとぼけビ~バ~のことめっちゃ気に入っている! ドームにつめかけた5万人に向けてすごいパフォーマンスしたおとぼけビ~バ~、素晴らしいですね。東野さんが紹介していた曲のタイトル、最高すぎです(笑)。

東野幸治 Oasis再結成・東京ドーム公演の感動を語る
東野幸治さんが2025年10月31日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でOasisの再結成・東京ドーム公演(2日目)を見に行った際の模様を話していました。

東野幸治のホンモノラジオ 2025年10月31日放送回

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