ロングコートダディ堂前 M-1ネタを考えるためにパチンコに行って17万負けた話

ロングコートダディ堂前 M-1ネタを考えるためにパチンコに行って17万負けた話 川島明のねごと

ロングコートダディ堂前さんが2023年10月8日放送のTBSラジオ『川島明のねごと』の中で相方・兎さんの体調不良でキングオブコント2023準決勝を欠場することになったことをトーク。M-1でかけるネタを作るためという名目でパチンコに行き、17万円負けてしまったという話をしていました。

(川島明)俺はだから堂前にね、自分の中の、川島の中で勝手に「今年のキングオブコントはロングコートダディちゃうか?」っていう、そのぐらいの期待感があって。前評判も含め、「これはロングコートダディ、ファイナリストは当然で。その上で、吉本からチャンピオンが……」と思っていたところに、ちょっと体調不良で出られませんってなって。だから声をかけずにいられなくて。『ラヴィット!』終わりね、エレベーターを待ってる間ですけど。「あれ、残念やったね」みたいなことを堂前くんに言ったら、ほんまにかっこよかったんやけど。「キングオブコントは死ぬまで出られますからね」って言ってて。しびれるぅー! エレベーターに乗ってた人、みんな唖然としてて。

(向清太朗)他の人も?(笑)。

(川島明)知らない間に来てて(笑)。チーンと開いて、もう騒然よ(笑)。で、それはかっこよかった。「すげえかっこいいな!」って思っていたんやけども。兎が「まあ、そうっすからね」って言って。「お前のせいで!」っていう(笑)。なんか、そこでもう1個乗せてきたのよ。兎が「まあまあ、ほんまそうです。コントやってりゃ出られますから」って。「お前はもうちょっと反省した方がいい」っていう。

(堂前透)そうなんですよ。あいつ、その休んでる期間の家で反省を終えていて。もうすっきりした顔で僕と対面してしゃべってくるんで。「それちょっと違うやろ?」って思うんですけども(笑)。

(川島明)反省することもないんやけれども。まあまあ、ちょっと何となく「ごめんな」「いやいや、大丈夫やで」っていう。このラリーは1回、ほしいよね? だけどすごいすっきりしていて。

(堂前透)もう家で反省しきってるんで(笑)。

(川島明)もう謹慎して、それが終わったみたいな。

家で反省が完結している兎

(堂前透)で、そのかっこいいセリフを言った後に、ちょっと家でふと考えていて。「でも50とかになって、準々決勝で落ちたら嫌やな」と思って(笑)。

(川島明)いや、ロックやん? それがやっぱりキングに……。

(堂前透)それはちょっと怖いなって思ったんですけどね。

(川島明)いやいや、これはやっぱりロングコートダディは一生、出続けてほしいですよ。

(堂前透)じゃあ、ちょっと走り続けようかなと思います。本当に。

(川島明)M-1は出ているの?

(堂前透)M-1も、はい。

(川島明)ですよね? 昨年もファイナリストで。

(堂前透)M-1はあと2回、出れるんですけど。で、今年は……はじめて決勝に行った時も、キングオブコントは準決勝で落ちてて。で、準決勝で落ちるメリットとして、M-1に早く取りかかれるんですよ。

(川島明)これ、去年の男性ブランコが全く同じようなローテーションで。早くM-1に切り替えたから、4位になったっていう。

(堂前透)で、今年も兎が体調不良でキングオブコント準決が無理ってなったんで、もう切り替えようって思って。で、漫才を今年は全然作れてなかったんで。「もうここから漫才を作っていくんや!」っつって。でもフタを開けたらその準決勝の2日間で漫才が1本できず。パチンコで17万、負けました。

(川島明)8マス戻る(笑)。

(向清太朗)それ、何人生ゲーム?(笑)。

(堂前透)本当に……僕もお休み自体が久々で。「久々に打ちたいな」ってなって。

(川島明)我慢してたんやな。

(堂前透)めっちゃ楽しかったっすね!(笑)。

(川島明)いや、あれはなんなんやろうね? そのネタ考える人あるあるやと思うけど。「パチンコ打ってる間に考えられる」と思うのよ。

(堂前透)思いますね(笑)。

(向清太朗)それ、行く時は思う。

パチンコを打つ間でネタを考える?

(川島明)「今日はネタを考えるから海」とか「ネタ考えるからジャグラー」って一応、譲っているんやけども。こっちは。

(向清太朗)比較的簡単な方をね(笑)。

(川島明)比較的単純作業。なんかルールがわからないと熱くなれないもんじゃなくて。「今日はネタを考えるからジャグラーで」って行っているのに……おもろいね、ジャグラー(笑)。

(堂前透)アハハハハハッ!

(向清太朗)おもろい。ジャグラーが一番おもろい(笑)。

(堂前透)やっぱりあるんすね。このあるある。

(川島明)あるある。なんか、「アンケートを考えるから行っていい:とか、ちょっと背中を押してもらわんと。

(向清太朗)えっ、やってます?

(川島明)この間、行った。それこそ、スマスロ。スマートスロットと言われる……。

(向清太朗)今のね、メダルが出てこないっていう。

(川島明)メダルもないやつ。行きました。阿佐ヶ谷のパチンコ屋。北斗。

(向清太朗)ああ、そうか! 僕らの世代は。

(川島明)で、新しく出たやつ。かまいたちとかがYouTubeでやってたから、もう踊らされまして。おもろいっすねー!

(向清太朗)いや、おもろいっす。あの当時を思い出すから。

(川島明)7時間ぐらい、打ったんちゃうかな?

(堂前透)ええっ?

(川島明)うん。休みの日で、何の予定も決めんとパチンコ1時間だけ打って。次はここに行って……とかいうつもりが、もう止まらんくなって。まあまあ、ちょっと出たり吸われたりの繰り返しで。7時間格闘した後に食べる家系ラーメン、死ぬほどうまいね!

(向清太朗)もう、マジで20年前と同じ(笑)。

(川島明)「沁みるわー!」って。スープがもう爪先まで来たもん。うまいわー、家系ラーメン!

(向清太朗)マジで大阪の時に金龍だったのが家系になっただけですよ。マジで(笑)。

「7時間パチスロ打った後の家系ラーメンは沁みる」(川島)

(川島明)いや、やるべきよ。やっぱり。たまには、勝ち負けとかじゃなくて。

(向清太朗)でも、それを1日やるって、たしかに今、もうないですもんね。

(川島明)やっぱりムダな日を作らなダメね。

(堂前透)そうですね。余白を……。

(川島明)1日1日、なんか目的を持って生きるのじゃいけませんね。

<書き起こしおわり>

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