安住紳一郎 群馬県松井田町関係者からの大反響を語る

安住紳一郎 Omoinotake福島智朗を激推しすると決めたきっかけを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2025年3月23日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で前週、紹介した群馬県松井田町の廃校のハクモクレンの話に対する反響を紹介。松井田町関係者からたくさんのメール、お便りが届いたことを話していました。

(安住紳一郎)そしてソメイヨシノの話になってますけれども。ちょうどね、咲く1週間くらい前にハクモクレンが咲くんですよっていう話を先週もしましたが。ソメイヨシノの可憐で淡い美しさとは少し種類の違う、なんでしょうね? 力強さというか、華やかさというか。夜、見上げる暗闇の中で見つけると少したじろいでしまうくらい白。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)新宿のホストのインプラントのような白。ねえ。引きつけられる。目が行く。

(中澤有美子)目が行く! 整っている!

(安住紳一郎)私は好きで。この15年くらい、ハクモクレンが咲くのを楽しみにしているんですっていう話をしましたが。何ヶ所か、お気に入りのところをマークしておいて春先、この季節になるとトンボのように定期巡回してハクモクレンを見ているんだっていう話もしましたが。その中で5、6年前に群馬県の松井田町に行った時、廃校になった木造校舎のそばに立つモクレンを見て心を奪われました。ちょっと記憶が曖昧なまま、勢いでしゃべってしまったんですけども。松井田町。今は合併して群馬県安中市松井田町になってますけれども。なんと、その松井田町関係者からメール・お手紙をたくさんいただきました。

(中澤有美子)そうですか。嬉しい!

関係者からメール・お手紙がたくさん届く

(安住紳一郎)嬉しいですよね。「松井田町に住んでいます」「かつて住んでいました」「父や母が松井田町の出身です」「松井田町で働いています」「松井田町の学校で教師をしていました」「松井田町の駅の所管である安中駅で働いています」っていうね。大げさではなくて、100通ぐらい届きました。ありがとうございます。

(中澤有美子)へー! ありがとうございます!

(安住紳一郎)こんなにね、正直松井田町情報が来るなんて思ってもいなかったので、驚いたんですけれども。皆さんの故郷に対する思いがとても熱く、読んでいて涙が出るくらいでした。皆さん方がいくつになっても自分たちの故郷・松井田町のことを誇りに思うという気持ちがとてもよく伝わってきました。今、ちょうど20年くらい前に合併してしまって、安中市になってしまったんで。やっぱり中山道の歴史のある松井田町の名前がなかなか聞くことがなくなったということが寂しい。やっぱり松井田町っていう風に呼ばれることが嬉しいという気持ちがとてもよく伝わってきました。ありがとうございます。

(中澤有美子)ありがとうございます。

(安住紳一郎)そして私の記憶が曖昧だったのがいけないんですけども。「お前が見たハクモクレンは松井田西中学校なのか? 北中学校なのか? 坂本小学校なのか? どれなんだ?」っていうことで(笑)。

(中澤有美子)ああ、そうですか。

(安住紳一郎)なんか、そんな議論になってしまって申し訳ない気持ちもありつつですけども。申し訳ございません。どれか、わかりません(笑)。たくさん……中学校が3校、小学校も6校ぐらいが廃校になってしまったので、ということで。どれなんだ?っていうところなんですけどね。ちょっとまた具体的に私が「これ」と言えないのは大変申し訳ないんですけれども。少し曖昧にして聞いていただければと思います。たくさんお便り、来ているんですけども。この方は埼玉の方ですが。「わが町、松井田の名がラジオから聞こえるとは。日曜の朝から家で大騒ぎをしてしまいました。安中市に合併しましたが旧松井田町民は松井田町に誇りを持っているので安中市にくくられることなく、松井田、松井田と何度も聞こえてきて録音テープを棺に入れてほしいくらいです」。どう?

(中澤有美子)すごい! 熱い!(笑)。

(安住紳一郎)こんなに思っているんだよ? で、この人は今、埼玉に住んでるからね。「私は廃校になった中学の隣の中学の出身で、そこで教育実習もしましたが現在は他県で教員をしています。私の得意なことは大きな声が出せることです」っていう。うーん。ちょっとよくわかんないんだけども。先週のね、メッセージテーマにくくってということですかね。嬉しいですね。なんかもう、思いが伝わってくるでしょう?

(中澤有美子)すごく伝わりました! 

(安住紳一郎)この方は富岡の方です。「松井田町の話が出てきてびっくりです。私は現在、松井田で働いています。番組でおっしゃった通り、松井田の人たちは本当に品があります。私も常々、宿場町だったからだろうなと思っていました。ただの田舎ではありません。ご高齢の方たちも素敵な方が多いんです」っていう。ねえ。ちょっとね私がね、「松井田町はシュッとしてる人が多いんだ」なんてね、言いましたよね。東久留米市の方。みんな、もう松井田を離れてるんですよね。

(中澤有美子)そうなんですね。本当ですね。

(安住紳一郎)「松井田は私の故郷です。中学を卒業したのはもう45年も前。進学のため18で故郷を離れ、就職、結婚後も長い間、関西で暮らし、あまり帰省もせず。両親亡き故郷にはなかなか足が向きませんでした。放送を聞き、来月お墓参りがてら、廃校になった母校を訪ねてみようと思います。ただ、安住氏がお話されていた立派なハクモクレンの木については残念ながら全く記憶にありません。そして安住氏がこの辺りは美形が多いとの嬉しい感想がありましたね。ええ、そうです、そうです。そうなんですよ。オホホホホ」って。自覚があるらしい(笑)。

(中澤有美子)そうなんですね! うんうん!

(安住紳一郎)面白いよね、いろいろね。もう少し、お付き合いいただきたいと思いますが。「私の出身は安中市松井田町横川です」。横川駅。碓氷峠のね。「放送を聞いておりました。しかし放送中に卒業生がみんなシュッとしているとか、宿場町ならではの交流から選りすぐった遺伝子が云々など、みるみるハードルが上がるではありませんか。先祖代々、地元に息づく家系の我が家。これ以上、ハードルを上げないでと願い続けて拝聴いたしました。

番組中、お話があったように毎日通学で利用する横川駅では常時、機関車と普通電車の連結・切り離し作業がありました。その時間を使って木桶を肩から担いだ売り子さんが『かまめしー』と声を上げ、プラスチックの水筒に紙パックのお茶を浮かべたものと一緒に販売していた姿を懐かしく思い出しました。同級生には親がJR職員という子供が多く、転校生も多かったと記憶しています。私にとっては日常でしたが、改めて聞くと特徴的な地域に住んでいるのだなと実感する放送をありがとうございました」。そうね。横川は皆さんね、関東の方は知ってますもんね。

(中澤有美子)そうですね。

釜飯で有名な横川駅

(安住紳一郎)釜飯で有名な。今はね、サービスエリアで買うと思いますけども。本来はあの信越本線で高崎の群馬から行って安中、そしてこの松井田の横川っていう駅から碓氷峠を越えて長野の軽井沢、上田に行くためにそこでSLや、あるいは機関車を2両に増やしてという作業の準備をするんで乗客もそこで一旦、腹ごしらえということで。そこの横川駅の釜飯屋が大繁盛したということですよね。

長野新幹線ができたんでね、もうその峠を越える電車はないんですけども。今もその横川っていう駅。今はだから、ちょうど群馬の突き当たりみたいなことんなっちゃうんだけども。横川っていう小さな駅なんですけど。そこの横におぎのやの本店がね。木造の2階建ての本当に雰囲気のいい駅前食堂みたいな感じでね、立派ですけどね。ありますよね。 元々はね、群馬の方から生糸を運ぶために作られた鉄道とかね、そういう歴史があるようですけども。

(中澤有美子)そうですね。本当にあののぼり旗を見ると素通りはできませんね。

(安住紳一郎)本当ですよね。少しね、76歳の女性の三鷹の方からも古い話をいただいてますけれども。「松井田は母の実家で幼少時から毎年夏休みになると行っていました。駅から長い間歩くと製糸工場があり、職員の寮があり、蚕の匂いと従兄弟たちと広い干場で昼寝したことなどを思い出されて思わずメールいたしました」という。ねえ。60年前、70年前くらいになるのかな? ちょっと私達の知らない光景すら教えていただいていますけれども。

あとはですね、この方はですね、駅にお勤めという方ですね。さっきもちょっと話ありましたけれども。「安中駅に勤務をしています」ということで。「横川駅は無人化や委託駅化されており、安中駅が管理しています。信越線は今年開業140周年。ちなみに釜飯のおぎのやさんも開業140周年のようです。意外と働いている自分たちにとっては地域の魅力は気づきにくく、とても参考になるご意見でした。秋にはなにか信越本線を盛り上げるイベントにまでこぎつけたいなと駅員一同、鋭意努力中です。春は梅林サムライマラソン、夏はSL運行と魅力たっぷりです。軽井沢の手前の通過点になりがちですが、ぜひお立ち寄りください」という。どう? なんかもう松井田町、ほぼほぼ全員集合しているでしょう?

(中澤有美子)本当ですね(笑)。ありとあらゆる。

タイトルとURLをコピーしました