丸山ゴンザレスさんが2025年2月22日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』に出演。オンラインカジノ問題に触れ、自身のYouTubeチャンネルにも4、5年前、オンラインカジノ案件のオファーがかなり来ていたことや、令和ロマン・髙比良くるまさんが活動自粛となってしまったことで起きる影響について、話していました。
(丸山ゴンザレス)でもいろいろと問題ある中で、いくつか気になってるのがあって。オンカジに関して言うとですね、僕、YouTubeをやっているじゃないすか。数年前……4年ぐらい前まで来る案件の申し込み、かなりの量がオンカジだったんですよ。
(土屋伸之)ああ、YouTubeをやってる人に「オンラインカジノの案件の動画をあげてください」って?
(丸山ゴンザレス)そうですね。提示額がですね、他の企業さんから来るやつに比べても桁違いだったんです。
(土屋伸之)ああ、そうなんだ!
他の企業とは桁違いの額を提示したオンラインカジノ案件
(丸山ゴンザレス)それだけでもすごい金額だったんで。ただ僕、一応こういう法律ギリギリのところを取材するのでなんていうか、こういうことに関してある程度、気をつけているんですけど。その時、案件がよく来てた4、5年前とかの時はまだ、グレーゾーンっていうか。つまり、完全に合法って感じじゃないけど、違法でもないよね。
ただ、いつかはこれ取り締まりが入るよねっていう状況ではあったんですよね。だから、その案件には乗らなかったんですけど。まあ今回の一連の芸人さんたち……令和ロマンの髙比良くるまさんが今回、注目されているのはこれ、どっちかかというと本人の問題と言うよりは警察側がいわゆる「広報案件」と呼ばれるもの。
「既に取り締まりしてますよ」っていうことを周知させるための事情聴取だったんで。警察側としてはおそらく「世の中に伝わってくれればいいな」っていう感じだったところ、まさかこんな活動自粛となって。芸能界そのものにもっと影響が出るみたいなそういう方向に行ってしまっていて。警察側も当初はそこまで考えてなかったかもしれないですね。
(土屋伸之)ああ、そうか。どんどん影響が大きくなりすぎてしまった。
(丸山ゴンザレス)思ったより大きくなって、違う方向に行ったっていう。
(土屋伸之)でも、本来の啓発する目的というのは……。
「広報案件」以上の効果を生んでしまう
(丸山ゴンザレス)ただ、そうするとこれで問題になるのは要は、たとえば悪質な業者さんがいたとして、警察はそこを捜査したいってなるじゃないですか。その時、こんな風になっているとみんな証言をするのを拒んじゃいますよね。一応、時効を迎えている2020年とか2019年とか、そういう前の話でもそんなに問題視されるとしたら「僕、最近までやってたんでちょっと無理です。言えません」ってなったりして。
(土屋伸之)協力はしたいけれどもって。
(丸山ゴンザレス)2019年のことでこんなに叩かれたり、活動自粛とかっていう風になるんだったらってなる人も当然、出てくるし。警察としてはちょっと、あんまり良くないというか。思っていたのとは違うってなったのかなって。
(塙宣之)なるほどね。
春とヒコーキのぐんぴぃさんもYouTubeのオンラインカジノ案件オファーでかなりの額が提示されていたと話していましたが、丸山ゴンザレスさんのところにも来ていたんですね。いろんなYouTubeチャンネルに対して案件を出して、それを見た人たちが「この人たちがやっているんだから、自分もやってみよう」となってしまったという部分もあったのかもしれません。
また丸山さんがおっしゃっていた警察が当初、見込んでいた以上の効果が出てしまい、結果的に捜査に影響が出てしまうかもしれないという指摘もとても興味深かったですね。