能町みね子さんが2022年12月17日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中で山田邦子さんが『M-1 2022』で審査員を務めることになったことについて話していました。
(能町みね子)あと、じゃあM-1の話もね。
(塙宣之)明日ですよ。
(能町みね子)山田邦子さん。私はもう、結論から言うと大賛成なんですけど。なんか、結構言われてるじゃないですか。「漫才の審査できるのか?」とか。いや、やってるし! 山田邦子さん、既にやってるんですよね。ご存知ですか?
(土屋伸之)どこで?
(能町みね子)ナイツさん、ご存知ないですか? 2017年にナイツさんが司会した漫才新人大賞で審査員をされていたみたいです。
(土屋伸之)ああ、そうだ!
(塙宣之)覚えてないな……。
(土屋伸之)漫才協会のやつ、来てくれたよ。
(塙宣之)来てくれていたっけ? マジで覚えてないな。
(土屋伸之)ヤバいな(笑)。
漫才新人大賞で審査員を務める
山田邦子さんは漫才協会主催『漫才新人大賞 』で審査員をつとめた経験があるのでM-1審査員も適任だとも言える pic.twitter.com/KgHeATkOUT
— あさみめぐる (@asami_meguru) December 11, 2022
(塙宣之)ヤバい! そんな前じゃないじゃん? でも邦子さんは寄席にも出ていますし。漫才協会の師匠とも仲いいですよ。ロケット団とも仲いいですし。
(能町みね子)ああ、ロケット団さん。だってあそこの劇場に出ていますもんね。
(土屋伸之)落語芸術協会のね。
(塙宣之)ああ、審査員、やられていたんだ。
(能町みね子)やられていて。その時はゴールドハンマーが優勝しています。
(土屋伸之)ああ、もうやめちゃいましたけどね。その年か。
(塙宣之)ゴールドハンマーの時、山田邦子さんだったんだ。そうなんだ。
(能町みね子)山田邦子さん、審査員が決まった直後に、クニチャンネルってYouTubeチャンネル、すごい頑張って更新されているじゃないですか。
(塙宣之)あの車の中からよく更新している。
(能町みね子)そうなんですよ。だから私もそんな、普段は正直見てなかったんですけど。審査員になったから、ちょっと見てみようと思って見たら、「なんでこんなところで?」っていう、真っ暗なところで(笑)。
(塙宣之)なんか、とにかく早くアップしたいみたいで。車をたぶんどこかに停めてやっているんだよね?
(能町みね子)地下駐車場かどこかで、車を停めて真っ暗なところで。すごいクニちゃん節でしゃべってくれて(笑)。
(塙宣之)なんか常設のスタジオみたいな、持てばいいのにね。山田邦子さんね(笑)。
(能町みね子)「こんなに慌ててやるんだ」と思いましたね。テロップも何にもなくて(笑)。
(塙宣之)でも、マジで納得しましたけどね。山田邦子さん。だって、それはもうトップになった方じゃないですか。
(能町みね子)そうですよね。私も思いました。全然、審査もたぶんできるし。「できる」って言ってたら、偉そうな言い方ですけど。
(土屋伸之)めちゃくちゃ説得力ありますよね。
(能町みね子)で、1組1組、山田邦子さんが決勝メンバーとかを見ていきながら。その真っ暗な車の中で話していて。で、唯一、「私、好き」って言ったのが真空ジェシカで。
(塙宣之)「好き」って言っちゃダメだろ(笑)。「私、好き」って……絡んだことがあるのかもしれないね。
(能町みね子)それはよくわかんないんですけど。「真空ジェシカ? ああ、好き」みたいな感じで。「まあ、でも公平に、公平にね」って言ってましたけども(笑)。
(土屋伸之)アハハハハハハハハッ! 楽しみだなー。
(塙宣之)だからある意味、大阪の大御所の方が2人、抜けたっていう意味ではね、ちょっとまた判断基準がね、全くわからないよね。
(土屋伸之)バランスも変わってくるかもしれないですね。
(能町みね子)そうですよね。今回、決勝メンバーもちょっと東京寄りっぽくないですか?
(塙宣之)うん。それはあるかもしれないですね。
(土屋伸之)ダイヤモンドとかね。
(塙宣之)やっぱり、半々ぐらいですもんね。
(能町みね子)いつもより、吉本っぽさが少し薄い感じがしますよね。
(塙宣之)そうかもしれないですよね。だからやってる芸人さんも、同じ審査員だとなんかね、その対策みたいになっちゃうから。僕はもう、自分も含めて変えた方がいいと思うんですよね。コロコロコロコロ。
(能町みね子)ああ、それも面白いですよね。
審査員がどんどん変わった方がいい?
(土屋伸之)大吉さんも5年ぶりにね、また戻ってきたし。そういうのもあるかもしれないですね。
(塙宣之)だから、わかんないですよ。邦子さんだけが、もう異常の下ネタが嫌いだとか。やってみないとわからないから。
(能町みね子)そうですね。
(土屋伸之)ちょっとそこは読めないよね。
(能町みね子)極端に低いとかでも、全然いいと思いますけどね。
(塙宣之)なにで逆鱗に触れるか、わからないみたいなね(笑)。
(土屋伸之)昔、50点とかありましたからね。
(能町みね子)ありましたよね。談志さんがたしか50点をつけたことあったって。あれ、テツトモさんでしたっけ?
(土屋伸之)そうそう。
上沼恵美子がマヂカルラブリーに激怒が話題になっているけど
ここでスピードワゴンに「下ネタ嫌いだから」と50点を付けた立川談志師匠を思い出しましょう。 ね、上沼恵美子はまだ可愛い。#M1グランプリ pic.twitter.com/D4p4V49OAn— ふじぱん (@rock69_hello) December 3, 2017
(塙宣之)びっくりするぐらいさ、なんか吉本だけ30点とか邦子さんがつけたら……「吉本、嫌いなの、私! 昔、嫌なことをされたから」とか言っちゃって。スタッフも途中から「ヤベえ人、入れちゃった……」みたいになるみたいな(笑)。
(土屋伸之)そんなことないだろ(笑)。大炎上だよ(笑)。
(出水麻衣)でも、見ている方は盛り上がりますよね。「どうなるんだろう?」って。
(能町みね子)これで邦子さんが1人だけ20点とかつけて。それに対してどこかで90点とかつけたら、それだけでもう相当な差がつきますよ。
(土屋伸之)ドラマが生まれますけどね。
(能町みね子)すごいですね(笑)。それも楽しみですけども。
<書き起こしおわり>