みうらじゅんさんが2025年2月17日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』の中で山口県の松陰記念館に訪問し、吉田松陰グッズを収集した後、発熱したことを話していました。
(松本明子)漫画家、そしてイラストレーター、そして作家、ミュージシャン、マイブーマー……肩書きが多すぎて追いつきません。サブカル界の巨匠、そんな方が本日のゲスト、みうらじゅんさんでございます。
(みうらじゅん)よろしくお願いします。
(松本明子)本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(高田文夫)じゃあ、結構あれですか? 年明けはちょっと調子悪くなっちゃって?
(みうらじゅん)なりましたね。僕ね、去年の年末は山口県に行ってたんですよ。
(松本明子)お仕事で?
(みうらじゅん)お仕事じゃないんですけど、行っていて。吉田松陰グッズを集めていたんですよ。あっちで。
(高田文夫)あっちで? なるほど。地元でグッズを買おうと。
(みうらじゅん)そしたら興奮しちゃって。
(高田文夫)松陰熱が出たの?
(みうらじゅん)松陰熱が出ちゃって。ポテトチップとか、いろいろ出てるんですよ。ご当地の、「吉田松陰」って書いてあるポテトチップが出ていたり。
(高田文夫)ポテトチップを出す必要、ないもんね。
吉田松陰ポテトチップ
下松SA(たしか上りの方)で買った、吉田松陰ポテトチップ、山口県産ゆず塩使用!「ここに置いちょいたらみんなついでに買うじゃろ」と言わんばかりにレジ横に置いてあった。美しい袋のものを吟味して購入したせいで、もったいなくて開封できない。賞味用・伝道用・観賞用で3袋買うべきでした。 pic.twitter.com/KxvDTTDfhe
— リー (@rsvp7rsvp) July 17, 2019
(みうらじゅん)グッズもいろいろ出ていて。松陰先生のバーン!って入ったTシャツも出てるんですよ。あと松陰先生の入ったメダルとか、いろいろグッズが出ていたんですけど。
(高田文夫)それを買いに行ったんですか? そうでもないんですか?
(みうらじゅん)何回かは行ったことあるんですけど、やっぱりついつい、吉田松陰グッズを買っちゃうんですよね。で、頑張って買っていたんですけど、吉田松陰記念館というところがありまして。そこの向かいの土産物屋さんはもうね、ちょっと埃かぶったグッズを出すと「ああ、新しいの、あるよ。松陰」って。もう呼び捨てなんですよ。「ああ、松陰、新しいのあるから。替えるわ」みたいな。
(高田文夫)ちゅうえいみたいな感じだね。松陰って。
(みうらじゅん)ああ、ここまで来ると呼び捨てでいいのかな?って思って。僕はまだ言えませんけども。松陰グッズをたくさん買って。「こんなものもある、こんなものもある!」っつっていたら、熱が出たんですよね……。
(高田文夫)やっぱりそれは松陰熱ですね。
(みうらじゅん)完璧に松陰熱だと思いますね。
(高田文夫)そうやって集めたら熱が出てきて。それが年の瀬から年明け?
(みうらじゅん)それまで、何回か行っていて。吉田松陰記念館っていうね、蝋人形館があるんですよ。で、松陰先生の一生を蝋人形で。
(高田文夫)一生を蝋人形で表しているわけ? 人類が立ち上がるみたいな、そんな歴史みたいなのを?
(みうらじゅん)そうです。小さい子供のところからずっと。それがね、顔がめっちゃ怖いんですよ。
(松本明子)リアルなんですか?
(みうらじゅん)まあリアルなんでしょうけど。俺、本人を知りませんから。似ているかどうかはわかんないんですけど、めっちゃ怖いんですよ。で、最後はね、伊藤博文さんとか、なんかいろいろ歴代総理とかもおられるんですよ。
(高田文夫)当時のスターが。
(みうらじゅん)でも、それを見た時に「あまり似てない」ってことがわかってしまうんですよ。ということは、今まで見た松陰先生のやつもそんなに似てないんじゃないかなと思って。
吉田松陰の蝋人形、似てない説
吉田松陰記念館 pic.twitter.com/tNWTsB9OoU
— カナト (@9PhyvRfZsfhZBC8) July 31, 2024
(みうらじゅん)それで船でね、外国戦のところに行かれるんでしょう? 僕はあんまりよく知らないですけど。それを蝋人形で再現しているんですよ。で、波がものすごい高いんでしょうね。木で作ったボートみたいなやつに松陰先生ともう1人、乗ってるんですけど。それがね、こう、ものすごく揺れる様をね、表現されてるんすけど。動くんですよ。シーソーみたいになっているんですけど。波のところでね。それでボタンを1回押すとね、1分ぐらい、ものすごい松陰先生が揺れるんですよ。でも中にはやっぱり連打するやつとかがいて。
(高田文夫)ナントカ名人みたいな?
(みうらじゅん)高橋名人みたいな。1秒間で16発みたいなことするやつ、子供とかがいて。僕、何回も見ているからもうそろそろ、潰れるだろうと思ってるから。松陰先生、本当にね、海にはまりそうになってるんですよ。
(高田文夫)落ちちゃうの? やばいじゃん。助けなきゃ。
(みうらじゅん)やばいんですよ。で、「もうやめろよ」っていうぐらい。その感じもちょっと熱が出た原因でもあると思うんですよね。
(松本明子)松陰先生を守ろうと。
(高田文夫)ああ、そういうことが起因してるわけか。熱が。吉田松陰のいろいろ……。
(みうらじゅん)やっぱりいろんな熱、ありますからね。
(高田文夫)吉田松陰で出る場合もあるってことですね。
(みうらじゅん)松陰熱でした。
(高田文夫)松陰熱。ああ、これは勉強になりました。
みうらじゅんさんによる山口県の松陰記念館&松陰グッズ解説、興味深いですねー。吉田松陰ポテトチップなんてものが存在するなんて! 松陰記念館の蝋人形もどれぐらい似てない感じなのかも気になります。これはいっぺん、山口県に行っていろいろたしかめなきゃなー。