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高田文夫『全裸監督』鑑賞会を語る

佐久間宣行 Netflix『全裸監督』を語る ラジオビバリー昼ズ
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高田文夫さんがニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』の中でニッポン放送社内の会議室で開催したNetflixドラマ『全裸監督』鑑賞会について話していました。

(高田文夫)しかしまあ、あれだな。時代は……今日はあれだろ? ゲストに全裸俳優(原田龍二)が来るでしょう?

(松本明子)全裸俳優(笑)。はい。義兄がお世話になります。

(高田文夫)我々もちょっとコンタクトしてさ。「どうなんだろう? 全裸監督は……?」って。俺が物欲しげなことをボソッ、ボソッとつぶやいているから。「俺の家、Netflixは入ってないか。老夫婦じゃ見られないな……」なんてボソボソッと言ったら石田がちょっと気を使って。「ご用意できるかもしれません……」って。なにが「ご用意」だよ?(笑)。

(松本明子)アハハハハハハハハッ! 出た!

(高田文夫)「ご用意できるかもしれません」って、これがすごいよ。優しいよ。サササッと。でも言わないと出てこないっていうのはシャクだな。その前にマスコミ陣に「これからはこういうのが流行りますよ」とか。先に「こういうCDがありますよ。こういうDVDがありますよ」って。それがマスコミの生きる道だろう? 言わないと用意しないって、これがまだまだ甘いな、俺から言わせりゃあ(笑)。

(松本明子)「まだまだ甘い」(笑)。

(高田文夫)俺の若い頃なんかは先の先のかゆいところに手と舌と、もういろんなもんが届くから。いろんなもんがかゆいところに届いていたタイプだから。そしたら急遽、「全裸試写会」っつって、もう招待状が来ちゃったから。で、なんだよ、お前。金曜日。もう松村が泣きそうになって。「ああ、僕ちょっと次、仕事が入っていて……録音が入っているんですよね。別の局に行かなきゃいけないので……ああっ! 松本明子さんが来た!」って(笑)。

(松本明子)アハハハハハハハハッ!

(高田文夫)「お前、なんでエンディングに来るんだよ?」っつったら、「あ、ちょっと『全裸監督』に呼ばれようかと思いまして……」って(笑)。

(松本明子)呼ばれようかと。便乗させてもらおうかと(笑)。

(高田文夫)お前、しかしすごかったな。

(松本明子)面白かったですね!

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忠臣蔵の討ち入りのように会議室に集まる

(高田文夫)もうお互いにさ、忠臣蔵の討ち入りみたいになっちゃってさ。「9階の○会議室で……」「9階の○会議室な……」ってコソコソコソコソとお互いにさ、合言葉みたいにさ。忠臣蔵じゃないんだからさ。

(松本明子)ゾロゾロゾロゾロと(笑)。

(高田文夫)少したってから、みんな集合して。上の会議室の奥の奥のもう秘密の小部屋みたいなところ。ガチャッて行ったらもう元サウンドマンの若い彼がニヤッて笑って機械をセッティングしちゃって。「待ってました(ニヤッ)」って(笑)。

(松本明子)「待ってましたよ」って(笑)。

(高田文夫)そしたらみんなコソコソと集まっちゃってさ。「山」「川」の合言葉で部屋に入っちゃって。「(カチャッ)いいんですか?(キョロキョロ……)」って、なんか悪いもんを見るような感じでさ。それで10人ぐらいがコソコソとテーブル並べて、目の前にサンドイッチとコーヒーっていう。もうよくわかんない、よい子の子供会みたいになっちゃってさ(笑)。

(松本明子)上映会みたいに(笑)。

(高田文夫)大人の子供会みたいになっちゃってさ。中にテープで輪っか作って吊り下げちゃったりなんかして。誕生会じゃないんだよ、お前(笑)。バラの花かなんかティッシュで作っちゃってさ。よくわかんないんだよ、もう。お楽しみ会みたいになってさ。みんな「席はそのへんでいいですね? はいはい、じゃあみなさん、席に。あと、サンドイッチとコーヒーは用意してありますので」なんてね。で、ガチャッてドアが開くと「誰だ!?」みたいにみんなさ、ドキドキして。悪いものを見るような。

(松本明子)ドキドキして(笑)。

(高田文夫)昔のブルーフィルム試写会みたいだね。俺らの若い頃の。昔、ブルーフィルムっていうのを見たんだよ。映写機でカシャカシャッ、カシャカシャッ……って。真っ暗にしてみんな3人ぐらい集まってさ。友達の家で。オヤジの映写機を用意してさ。

(松本明子)襖に映したりして。

(高田文夫)そうなんだよ。それでほっかむりした泥棒が入ってくるフィルムなんだよ。それで間男するっていう、もうわけがわかんないんだよ。怪しいんだよ。口の周りを真っ黒に塗ってコントみたいなさ。「びっくりしたな、もう!」みたいなさ。メイクして夜這いが来るんだよ。それを見てるからさ、俺はそんな感じしてたけど結構爽やかにみんな、サンドイッチかなんかをさ。そしたら挙動不審なやつが「あっ、遅くなりました。先生、こちらでよろしいんですか?」なんて。

もう赤ら顔になっててさ。見たらさ、うちのながさわなんだよ。売れない絵描き。売れない絵描きがなんで嗅覚がいいんだっていうんだよ。「いや、ちょっと私も全裸に呼ばれたいんで……ここでいいですか? はー!」なんて。もう興奮しちゃってんだよ。上映前に興奮しちゃって、もう鼻血が出そうなんだよ。「はー! 高田先生と松本明子さんの隣で全裸が見れる! かーっ!」って。もう興奮しちゃってんだよ。仕事のない絵描きがさ(笑)。もう何ひとつ発注の来ない絵描きがさ。で、一気に3本? 4本?

(松本明子)見ましたね! 見応え、ありましたね!

(高田文夫)いや、中身はともかく言いませんけどもね、素晴らしいですよ。お金があるからさ。映画以上の出来ですよ。で、ちゃんと当時、1980年代を全部再現をして。

(松本明子)先生がいちばんリアルタイムで……。

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高田文夫の1980年代質疑応答

(高田文夫)そうそう。全部知っているからさ。1本、2本終わるとカチャッて電気がついてさ。みんなが「はーい!」なんて。「先生、質問です! あのビニ本っていうのはいつから始まったんですか?」って。「それはだね、これがこれでこうで……」って。俺、なんでエロの歴史を全部語っているんだよ?って思ってさ(笑)。「あの映画の中にあったビニ本のあの股間が黒いところはマヨネーズで消すってあったんですけども、あれはバターとどっちが消えるんですか?」「それはだね、君……」なんつってさ(笑)。

(松本明子)アハハハハハハハハッ!

(高田文夫)「あれは俺がやった時はマーガリンを使ったんだよ」「ああ、マーガリン!」なんて。メモっているバカがいるんだよ。「マーガリン」ってメモっちゃっているんだよ、みんな(笑)。

(松本明子)みんな、もうソワソワしちゃって。

(高田文夫)それでエロ写真ができて、雑誌ができて、そしていよいよビデオデッキができるっていうんで。VHSとベータの戦争になった時に愛染恭子のビデオをつけて売り出して。それでデッキの戦争があるわけだよ。そこにAVが絡んでくるわけだよ、売上に。

(松本明子)デッキ戦争があるわけですね!

(高田文夫)そこにAVが絡んでくるっていう、そこだよ! そういう歴史を語って、「じゃあもう1本、見ましょうか」って。みんな構えちゃって。「ちょっと先にトイレ、1回行っておきます」なんて。

(松本明子)みんな興奮しちゃって。

(高田文夫)それで3本見ちゃってさ。もうクタクタだったよ、俺。クタクタになったらもうながさわだよ。「ゴホン……先生、どこに行くんですか? ちょっと……性欲が満たされたら、食欲が……」なんて。バカ野郎(笑)。「お前、俺にすがりすぎだろう?」っていう(笑)。「なんだよ?」「いや、性欲が終わったらやっぱり食欲が……先生の行くあの新宿の焼き鳥屋、あそこ昼間やってますかね?」なんて。勝手に指定するんだよ。そんでメシを食わせて。焼き鳥を昼間っからいっぱい食わせて。真っ赤になっちゃって。それで黙々と食べながら俺の顔を見ちゃあ「ナイスですね~」っつって(笑)。

(松本明子)アハハハハハハハハッ! 出た! 出ました!(笑)。

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「ナイスですね~」

(高田文夫)俺を見つめるんじゃない! 「ナイスですね~」「早すぎました。いや、もはや早すぎたかもしれません」なんて。バカ野郎! お前、なに言ってんだよ、わけのわからない……「早すぎたかもしれません」なんて言っているんだよ。それで黙々と焼き鳥を食べて飲んでさ。

(松本明子)ハマってますね。ながさわさんも。

(高田文夫)もう6時半には真っ赤っ赤になっちゃってんだよ(笑)。

(松本明子)もう全裸虜ですね(笑)。

(高田文夫)すっごいよ。半分見たから、あと半分だな。

(松本明子)もう先生に質問の嵐。「えっ、ノーパンのお店があったんですか?」って。

(高田文夫)「ノーパン……あれはもともとすすきのね。札幌からスタートして、それが全部……」って説明して。「新宿のあれはだからイヴちゃんだな。これがアイドルだよ。その頃は学園祭でも大学生の間でもアイドル、女王様だよ、イヴちゃん。俺と景山で文夫くん民夫くんでよく一緒に営業を回ったんだよ」って。よくイヴちゃんと俺は学園祭を回ったんだよ。営業で。

(松本明子)イヴちゃん! そうだったんですね!

(高田文夫)時代背景。大抵、大川興業の大川を連れてな(笑)。時代背景がバッチリだろ? 大川を引き連れてトークショー。

(松本明子)もう歴史がすごいですね!

(高田文夫)そうなんだよ。で、イヴちゃんが現れただろう? それからノーパンになって、ノーパンしゃぶしゃぶ。

(松本明子)しゃぶしゃぶですか?

(高田文夫)で、そのしゃぶしゃぶが出始めの時にデビューしたての松村をお供に連れて行ったんだよ。俺が日テレから接待を受けた時にね、高級しゃぶしゃぶ。官僚やなんかが行くんだけどさ。新宿の有名なのがあるんだよ。

(松本明子)フフフ、先生。松ちゃん。松村くんも行って(笑)。

(高田文夫)それがまたね、店の仕組みを説明したらみんなもうメモっちゃって。イラスト書いちゃって。「えっ、天井からボトルが吊るされているんですか? えっ、逆を向いて? はい、はい……えっ、女性が段の上に乗ってボトルを出すんですか。そうすると、チラッとお尻が見えますね」「そうなんだよ、お前」とかって説明をしているんだよ。バカだろう? 俺も71で。もう嫌になっちゃうよ。

(松本明子)昼間っから(笑)。

(高田文夫)俺はね、なにをやってるんだろう?って思った。

(松本明子)いや、もう歴史と文化ですね、これは。

(高田文夫)矢沢永吉を見てね、偉いな、永ちゃんはって思ったよ。土曜日に1時間、ドキュメントをやって。昨日は関ジャムも出て。もう全部見ているよ。俺は終生のライバルだと思っているからね。永ちゃんは。「ヨロシクぅ!」だからさ。ひとつ下だから。俺の方が先輩だからね。

(松本明子)うわーっ!

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矢沢永吉ドキュメンタリー

(高田文夫)あいつは24年に生まれているんだよ。広島から夜行に乗って出てきて、お尻が痛くなって横浜で降りちゃったんだよ。これだよ。これが『成りあがり』だよ。これが糸井重里がゴーストライターで書いたんだよ。いろんなことがあるんだよ、お前!

(松本明子)フフフ、先生、フリークですね。永ちゃんまで!

(高田文夫)永ちゃんは任せてくれよ。今度ね、新作のアルバムが出ますんで。よろしくお願いします。9月に出ますんで。タイトル、メインの曲は一応なかにし礼さんが書いてますんで。

(松本明子)またなかにしさん?

(高田文夫)「また」とか言わないように。「手口」とか言わないように。「最後になると書きますね」みたいな。そんな言い方はやめてくださいよ。よしなさいよ?

(松本明子)フフフ(笑)。

(高田文夫)あとはいろんな人にも発注して歌詞、書いてもらっていますから。永ちゃん、かっこいいよな。ドキュメンタリー、すごかったよ。単身向こうに行って、スタジオに行って昔のバンドマンとみんなで「久しぶりだな!」って会話して。それで全部音を録ってきたんだけど「ちょっとベースの音が足りないので」ってバーッと弾いてもらうだろ? そうするとその場で小切手切るからね。ギャラだって(笑)。

(松本明子)えっ、ご自分で?

(高田文夫)自分でバッグをさ……本当に往年のパ・リーグの選手みたいなんだよ。セカンドバッグみたいなのを脇から離さないんだよ。で、パッとベースに音をもらうと、その場で小切手を来て「はい、ギャラ」って。で、「ドラムス、ちょっとそこ、スネアちょうだい。ヨロシクぅ!……OK、サンキュー! グレート!」なんつってさ。それでまたワッと小切手を切るから。それでまたすぐにそのカバン、脇に抱えるから(笑)。

(松本明子)アハハハハハハハハッ! ご自分で?

(高田文夫)もう小野ヤスシかパ・リーグだよ、本当に(笑)。小野ヤスシ、セカンドバッグをかならず脇に抱えるんだよ。盗まないっつーんだよ、俺は(笑)。小野ちゃんがゴルフに行くみたいなんだもんな(笑)。いやー、でも矢沢永吉、かっこよかったな。

(松本明子)すごいですね!

(高田文夫)それの語り。ドキュメンタリー、1時間以上の。「神田松之丞がお届けを……」って。なんだよ、お前、わかんのかよ、この野郎(笑)。あの野郎さ、やっつけ仕事でさ。前の日に録音してすぐに録って出しでやりやがってさ(笑)。あの野郎、松之丞。いいところみんな持っていくんだよ、あいつ!

(松本明子)すごいですね!

(高田文夫)まあ話すこといっぱいあるんだけども、行きましょう。

(中略)

(高田文夫)もう取らないっつーのにセカンドバッグを脇に抱えるんだよ。あの人さ、結婚式で祝儀を半分持っていかれたんだよな。受付で。祝儀泥棒でおなじみの小野ヤスシだからさ。だから信用していないんだよ。小野さんも。

(松本明子)祝儀泥棒(笑)。

(高田文夫)だから矢沢さんも30何億、騙されて借金しただろう? だから人を信用できなくて、自分で小切手を切って脇に抱えるんだよ。ヨロシクぅ!

<書き起こしおわり>

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