星野源さんが2024年12月3日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で2025年、新作アルバムの発売に合わせて6年ぶりの全国ツアーを開催することについてトーク。前回のツアーは五大ドームツアーであったにもかかわらず、今回は全国7ヶ所のアリーナを回るツアーとしたことについてのリスナーからの質問に回答していました。
(星野源)そうなんです。今回ね、アリーナツアー。理由はちゃんとあって。「できるだけいろんな場所に行きたい」っていうのが一番大きくて。ドームツアーってなると、箇所が減るんですよ。箇所っていうか、土地が減るんですよね。かといって、めちゃくちゃたくさんやり続けるっていうのも物理的にちょっと、あとは体力的にも含めて。あと、スケジュールだったりそういうものも含めて、いろんな場所に行き続けるってこともできない。
できるだけいろんな場所に行きたい
(星野源)その中で、アリーナツアーっていうのは適度にいろんな場所を回れて……っていうのもあるので「アリーナツアーにしたい」っていうことを伝えてですね、そうしました。あとですね、もう1個すごくあるのはドームツアーをやって。で、ドームツアーをやるっていうことは、たとえば1箇所ではなくて、いろんなドームを体験できるわけですよね。
ドームを体験したり、あとは夏フェスでスタジアムみたいなところとか、そういうのをやった時にすごく思うのは、やっぱりドームっていう場所ってすごく面白くて。やっていて、超楽しかったんですよね。超楽しかったし、思い出にもなるじゃないですか。ドームでできる人なんて、本当に限られてるわけだからすごく光栄だし。本当に自分の……「どう考えても走馬灯に出るよね、、走馬灯のエントリーはもう済ませてますよね」みたいな瞬間なんだけど。
やっぱり突き詰めて考えた時に、音楽に最適か?って言われたら、そういう場所ではないよねっていうのはすごく思った次第です。もちろん、ドームでめちゃめちゃいい音にするぞ!ってスタッフの皆さんと一緒に超頑張ってドームツアーはやりましたし。あと今年ね、オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドームで改めてもう1回、ドームで歌えたっていうのもありますし。その前から、もうこのアリーナツアーは決まってはいたんですけど。改めてそこで「ああ、うん」って思ったのは「音楽をやる場所としてアリーナより大きい場所でやるっていうことはリスクがすごくあって、最適ではない」っていう風には思いました。
でも、たとえばメモリアルな時とか……ドームでやるってことはすごくスペシャルなことだとは思うんで。もちろん、またやりたいんですけど。久しぶりのツアーじゃないですか。あと、これは一番でかいんですけど。僕、ライブをやる場所でアリーナ会場が単純に一番好きなんですよ。めちゃめちゃ好きなんですよ。会場の大きさと、あとお客さんの顔が、やっぱり表情までちゃんと一番後ろまで見えるんですよ。アリーナ会場って。
アリーナはお客さんの顔の表情まで見える
(星野源)で、ドームはもちろん顔は見えるんだけど。ちゃんと目を凝らせば顔は見えるんだけど、表情の細かいところまではやっぱり分からなかったりするんで。だから、そういう意味で言うとその自分の音楽、音を届けるっていうのが一番大事だと思うんで。音を届けるっていうことの最適っていうか、適した場所であるっていうことと、なるべくお客さんを入れられるっていうこと。それとあと顔の表情が分かるっていう、そういう点でアリーナがやっぱり好きで。久しぶりのツアーだから、好きなところでやりたいなっていうのもあったので、アリーナツアーにしました。ぜひ来てください。
五大ドームツアーを経験し、音楽を聞く場所としてドームよりもアリーナの方が適していると考えた星野さん。元々、お客さん1人1人の顔の表情まではっきり見えるアリーナが好きだったこともあり、かつ日本全国いろいろな場所を回れるということもあって今回はアリーナを回ることにしたようですね。愛知、北海道、埼玉、宮城、福岡、大阪、そして沖縄まで回る今回のツアー。
チケット争奪戦は半端ないことになりそうですけど、ぜひ見に行きたいですねー。沖縄公演とか、超楽しそうです。最後におまけで五大ドームツアー完走後に星野さんがその感想を語っていたラジオ書き起こしもつけておきます。懐かしい!
星野源 6年ぶりの全国アリーナツアー
星野源、最新アルバムを来春リリース!
そして6年ぶりのツアー開催が決定しました!
2025年5月より7ヶ所14公演、全国のアリーナを巡ります。「YELLOW MAGAZINE+」にて、12/13(金)よりチケット最速先行受付スタート!https://t.co/qnt9bNGOUL#星野源 pic.twitter.com/Idf9KDzOie
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) November 26, 2024