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星野源 五大ドームツアー『POP VIRUS』全公演を振り返る

星野源 五大ドームツアー『POP VIRUS』全公演を振り返る 星野源のオールナイトニッポン
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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で全公演が終了した自身初の五大ドームツアー、星野源 DOME TOUR 2019『POP VIRUS』を振り返っていました。

(星野源)さあ、そしてこれですよ。初の五大ドームツアー、星野源 DOME TOUR 2019『POP VIRUS』、全8公演、ファイナルを迎えました。ありがとうございます! ありがとうございます。じゃあ、ここからは寺ちゃん司会でお願いします。

(寺坂直毅)は、はい……。

(星野源)あれのテンションでお願いします。『POP VIRUS PLAYER』のね。

(寺坂直毅)わかりました。ほしの……あれ?(笑)。星野源 DOME TOUR 2019『POP VIRUS』、本当に、お疲れ様でした。

(星野源)ちょっと……手を抜いているんじゃないですか?

(寺坂直毅)あれ? ちょっと待ってください……(笑)。

(星野源)ちょっと、ラジオですよ。本番ですよ、いま。あの時の気合の入り方はどこに行ったんですか? すごい気合が入っていたじゃないですか。

(寺坂直毅)そうですね。じゃあ、ちょっと……星野源! DOME TOUR 2019!

(星野源)フハハハハハハッ! 素晴らしい(笑)。

(寺坂直毅)『POP VIRUS』っ!

(星野源)フハハハハハハッ! 指でね、イントネーションの弧を描いて(笑)。

(寺坂直毅)福岡、ヤフオクドーム公演、お疲れさまでございました。

(星野源)ありがとうございました(笑)。

(寺坂直毅)では、その話を……(笑)。

(星野源)フフフ、いや、寺ちゃんもお疲れ様でした。ありがとうございました。まあ、なにから話せばいいんだろうね。やっぱりメールをできるだけ多く読みたいということで、メールを読んでいきましょう。ねえ。いっぱい感想をいただきまして。熱量がみんなすごいんですよね。じゃあ、これにしようかな。広島県広島市、17歳の方。「まずは五大ドームツアー、無事完走、本当におめでとうございます。そして日本中を素敵な音楽で包んでくれて本当にありがとうございます。自分は大阪・京セラドームの2日目を1人で。先日のヤフオクドームを母と参加させていただきました。

ドームの中の空気は本当にワクワクで溢れていて、素敵なバンドメンバーの生演奏と源さんの生歌で踊れる最強の贅沢。4万人の人数でリズムに乗って手を叩いた時の音の気持ち良さ。周りの人の人となりは知らないけれど、音で繋がれたこと、楽しい気持ちを共有しあえた時間は体や心全身で音楽を感じることができました。Twitterなどの感想を見ると、どのドームもどの日程もひとつひとつが特別なステージで、愉快なバンドメンバーやダンサー、スタッフで作り上げているチーム星野源のアイデアや一体感には感謝しかないです。

2年前、僕は人間関係がうまくいかず、通っていた高校を辞めました。周りの子たちは普通に笑えるのに、前に進めているのに、立ち止まって泣いてばかりの自分が本当に嫌で。辛くて生きていてもどうしようもないなと思うほどでした。その時、自分を救ってくれた『化物』『地獄でなぜ悪い』。そして前に進む背中を押してくれた『時よ』を聞けたのは、これからの僕の宝のような記憶です。寺ちゃんも言っていた『平成の終わりに心に残る、思い出したら笑顔になれる、最高の思い出』を本当にありがとう。新しい時代も全国の皆さんと笑顔で会えるように、お体だけは大切にされてくださいね。

それとヤフオクドームを一緒に行った母は、ライブ中、ライブ終わりずっとメスの顔をしていました。あれは星野源でしかイケない女の顔ですよ」。ひどいね! フハハハハハハッ! 「……数時間のライブで母をあんなにするなんて……本当にすごいぜ、星野源ありがとう!」って書いてある。ありがとうね! さすが、ラジオネームだけあるね。後半、ひどいですね。照れ隠しをするかのようにひどいことを書くという。いや、いい子だね。17歳、いい子だね。あなた、将来は有望ですよ。大丈夫です。ありがとうございます。嬉しいね。来ていただいて。

なんかその親子で来たっていうメールですけども。ステージから見てても本当にいろんな世代の人がいて。もちろんちっちゃい子もいっぱいいたし。おじいちゃん、おばあちゃんもいたし。若いカップルもいたし、1人で来てる人ももちろんいっぱいいたし。なんかね、おじさん、おばさんもいたし。こんなに……なんて言えばいいんだろう? バラバラっていうか、いろんな世代の人がいて、男女も混ざっていて。で、曲と曲の間にちょっとドリンクを飲んだりする時間があったりするんですけど。ステージがちょっと薄暗くなって。

その時も「源さーん!」とか「源ちゃーん!」とか。「源!」とか「星野!」とか。いろいろと言ってくれるんですけど、その聞こえてくる声が本当にバラバラで(笑)。それがね、すごくいいなあと思いながら聞いてました。嬉しかったですね。本当にいろんな人に参加してもらえて嬉しかったです。ありがとうございます。じゃあ、これで行こう。横浜、16歳の方。「『POP VIRUS』東京ドーム、同じ空間で源さんの音楽で踊らせてもらいました。人生で初めてのドームで、とても近い場所で見させていただきました。

『Continues』の時はスーパーアリーナに行かせていただいたのですが、さいたまスーパーアリーナと東京ドームではキャパが2万人も違うのに、東京ドームの方が近く感じました。源さんがいつも『後ろの方まで見えてますよ』って言ってくれるのは会場を盛り上げるために言っている嘘なんじゃないかなと思っていました(笑)。ですが、アリーナ席から後ろを見た時、本当に上の後ろの方の人まではっきりと動きが見えて、源さんの言ってることは本当なんだって驚きました。

『恋』では後ろの方までみんなが恋ダンスを踊っていて、『Week End』ではみんな自由に体を動かしている様がとても綺麗で、目に涙がにじみました。『Hello Song』のサビの『Hello, Hello, Hello, Hello♪』のところでみんなが両手を上げていたり、『笑顔で会いましょう』でみんな源さんに手を振っていたり。金テープが宙を舞っている時、客席からみんなの手が生えていたり。あんな景色、二度と見れないと思いました。

源さんが1曲目を『歌を歌うときは』にしてくれた理由や、お客さんに近いところでやる曲を『ばらばら』にしてくれた理由。『アイデア』制作時の思いなど、いろんなことを教えてくださってありがとうございます。ドームはとっても広くて、でもとっても近く感じて、それは照明や音響、演出の細部まで源さんがこだわってくださったからだと思います。

あの空間で一緒に踊った3時間は忘れられない、忘れたくない思い出です。源さんが最後に言ってくださった『この世はクソだけど、もしまた会えるなら笑顔で会いましょう』。その言葉を信じて、これからもきっと毎日クソみたいなことばっかだけど、生活踊り、音楽と共に生きていきます。『POP VIRUS』ドームツアー完走おめでとうございます」という。ありがとうございます! 嬉しいねえ。

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1曲目『歌を歌うときは』

いやー、そうね。なんかどっから話していいのかわかんないね。何から話せばいいんだろう? うーん。1曲目の話があったんで、その話でもしますかね。『歌を歌うときは』っていう曲があって。それはですね、『ばかのうた』というファーストアルバムを出して、それが2010年なんですけど。その後、初めてちゃんとしたですね、ワンマンライブっていうものを自分がね、もちろん最初か最後まで星野源としてやりきるというライブを初めてやったのが渋谷のクアトロというところなんですけど。

それが発売記念ライブっていうので。それの1曲目にやった曲が『歌を歌うときは』という曲で、それがそのライブ用に書いた曲なんですよ。それまで僕は、その後も続けてるんですけど、SAKEROCKというインストバンドを組んでいて。自分がメンバーを集めて組んだバンドなんですけど。そこにはボーカリストはいなくて。僕は歌に自信がなかったので、歌うこととか歌を作ることは大好きなんだけど、それをやらずにインストバンドを、自分のやりたいことがいっぱいあったんで。それをSAKEROCKでやっていました。

その中で歌を作ってはいたんだけど、もう本当に趣味レベルというか。自分で作って、たまになんかイベントとかがあればちょっと歌ったりするぐらいの。で、その頃にできた曲とかが『ばらばら』とか『穴を掘る』っていう曲とか『老夫婦』っていう曲とかなんですけども。なんか、そういう風に趣味レベルで作っていたんですが、でもやっぱり歌いたいな、みたいなことを思っていた時に、ファーストアルバムのお話がありまして。そこで、それまでは「いや、僕はインストバンドの人ですから」っていう、そういうちょっと逃げ道みたいなものを作ってるような感覚ではあったんですよね。

ちょっと矢面にしっかり立ってないというかね。リリースもちゃんとしてないんで、振り切って自分の歌を歌うのだという気持ちではないような状態だったんですけど。ファーストアルバムを出して、それを制作してる時は「もう何を言われてもいいから、もう本当に自分の思う通りにがんばって作ろう」と、そういう思いで作ったアルバムで。初めてちゃんとしたライブをやるという風になった時に、もうその逃げ道なんてないんだよっていうことをちゃんと自分に言い聞かせるっていうのもあるし。それを宣言するような歌を作りたいなと思って作った曲が『歌を歌うときは』っていう曲だったんですけども。

で、今回、ドームでやるってなった時、もうね、その曲は相当やってないんですよ。たぶん5年以上やってないと思うんですけど。で、ドームでやるって決まった瞬間から、それが1曲目だっていうのは特に何の……「思いついた!」みたいなこともなく、「ああ、あれがもう1曲目だな」っていうのはものすごくはっきり、すぐに決まってですね。そうしたいって思って。で、「2曲目は『Pop Virus』だ」っていうのはものすぐ決まったんですけど。

で、なんでか?っていうと、『Pop Virus』っていうのはまずギターの弾き語りから始まるんですけど、あれは「125」っていうギターで、僕が初めて買ったエレキギターなんですよ。ギブソンの125っていうやつなんですけども。それはSAKEROCKの時から使っていて、自分の弾き語りでもずっと使ってるエレキギターだったんですよ。で、そのギターを使って自分の歌から始まるっていうこと。そこから……それは僕の原点っていうところからスタートして、その中でいま自分がやりたいこと、これからやりたいことっていうののサウンドに直結していくっていう曲なので。もうその『歌を歌うときは』が終わって、『Pop Virus』の頭に入るっていうのはもう本当に自分の中では自然な流れで。

むしろもう、アルバムを作ってる時に「ライブでやるんだったら、これを1曲目に。そういうことになるだろうな」っていうのはもう想定済みで作っていたものだったので。そういう曲順でやらせてもらいました。だから、いわゆるサービス映像っていうんですか? ドームのところだとやっぱり広いんで。肉眼ではなかなか見えないから、カメラで抜いてそれを大画面に映すっていうことをやるんですけども。1曲目はやらず。もう本当に1人でドームの中のど真ん中に立つというところからスタートしてですね、そこからバンドが出てくるという、そういう演出でございました。

そんな感じで1回、じゃあ曲に行ってみようかな。この流れもありますので、ぜひじゃあそんな裏話をなんとなく思いながら。これをドームの真ん中で歌ったんだよという。まあ、ど真ん中にいわゆる普通のね、何て言えばいいの? 奥にステージがあるんだけど。そこから花道がバーッと伸びていて。真ん中にちっちゃいのがあって、そこがセンターステージなんですよ。で、またさらに花道が伸びていって、客席のいちばん後ろに近いところにセカンドステージっていうのがありまして。で、そのセンターステージでいちばん最初に歌ったのが『歌を歌うときは』で、その後に歌ったのがこの『Pop Virus』という曲です。聞いてください。星野源で『Pop Virus』。

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星野源『Pop Virus』

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