丸山ゴンザレスさんが2024年11月23日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中でWWEの元CEOにしてビンス・マクマホンの妻、リンダ・マクマホンさんが第二次トランプ政権の教育長官に就任することが決定したニュースについてトーク。「トランプを読み解くには政治的な視点だけではなく、プロレス文脈も必要である」と話していました。
(丸山ゴンザレス)アメリカだとトランプが大統領選で勝ちましたが、こういうニュースってどうしても政治の専門家の方が読み解いていくじゃないですか。で、「トランプは読み解けない」っていろいろ皆さん、おっしゃったりすることあるんですけど。この今週のニュースのリンダ・マクマホン氏が(トランプ政権の教育長官に)起用されたっていうのを聞いた時に改めて思ったんですけど。トランプってプロレス文脈で読み解いた方が早いんじゃないかなっていう。
(土屋伸之)政治の視点よりも、プロレスの視点で?
政治視点よりもプロレス視点でトランプは読み解くべき?
(丸山ゴンザレス)彼、元々プロレス側の人なんで。皆さん、元大統領だったりとか実業家っていう目でトランプを見ますけど、僕的にはプロレスの人と思って見てるんで。そもそもトランプ、2013年にトランプはWWEっていうアメリカの、世界最大のプロレス団体で殿堂入りしてるんですよ。ホール・オブ・フェイムになっている。出演者としても出てますから。それでリンダ・マクマホン氏自身も過去にはプロレスに出てきて、パイルドライバーとか食らったりしていますから。
(塙宣之)そんなことがあったんですね!
(丸山ゴンザレス)そうですね。だからプロレスファンの間では「えっ、トランプが大統領?」みたいな、そっちの方の感じで。ただ、その人事の発表の仕方とか、サプライズを入れていくやり方とか、ピークが発表の時だったりとかするみたいな。そうい持っていき方、演出の仕方がプロレスっぽいなって思って。あとコメントのやり方とかもあれ、完全にプロレスのマイクパフォーマンス的な感じじゃないですか。
(塙宣之)人を鼓舞するのもまた上手ですしね。
(丸山ゴンザレス)そうなんですよ。だからアメリカ政治を読み解く時に報道の人のところに一緒にプロレスの解説の人も1人、入れたらいいんじゃないかなと。読み解きやすいんじゃないかなって思いますね。
連続入閣したリンダ・マクマホン
第一次トランプ政権でも中小企業局長を務めていたリンダ・マクマホン。その後はトランプを支持するスーパーPAC(特別政治活動委員会)を率いるなど有力な支持者として活動をしており、今回は教育長官という役職に就任することが決定したようです。「非道徳的であり、子供に見せたくない」と言われ続けてきたWWEのトップだった人がアメリカの教育を司る長官になるなんて、ものすごい話ですよね。ストーリー上はWWEの良心的な役回りで調子に乗っているビンスにお灸をすえる人だったので、ある意味で整合性はあるのかもしれませんが。
レッスルマニアでビンス・マクマホンと敗者丸刈りマッチで対戦するなど、WWEにたびたび関わってきたドナルド・トランプ。そのパフォーマンスや考え方を理解する上でプロレス文脈を利用しようという丸山さんの意見には僕も100%同意であります! 最後に丸山ゴンザレスさんが言及していた「リンダ・マクマホンがパイルドライバーされた」という動画を貼っておきます。今ではWWEでは「危険な技」として禁じ手になっているパイルドライバーを受けきったリンダ、実は最強なのでは!?
ケインにパイルドライバーされるリンダ・マクマホン
Meet Trump’s new Secretary of Education nominee Linda McMahon pic.twitter.com/5IAWechZ6w
— Republicans against Trump (@RpsAgainstTrump) November 20, 2024