安住紳一郎 東西線一部区間運休の代行バストークへの反響を語る

安住紳一郎 東西線一部区間運休と代行バスで集結する各社のバス車両を語る 安住紳一郎の日曜天国

(安住紳一郎)「先ほど東西線代行バス運行の話の中で浦安の東京ベイシティバスが出てとても嬉しかったです。ただ一点だけ、注文をつけさせていただきますと『舞浜には人が住んでいない』とありましたが、舞浜には2丁目と3丁目がありまして、住民が生息しています」。大変失礼しました! 舞浜駅はディズニーランドがある南口に対して『じゃない方』と言われ、改札機がわずか三つの北口が存在していて、じゃない方満載の駅前をしばらく歩きますと2丁目と3丁目に到達いたします。舞浜駅をお越しの際には、たまには北口を覗いてみてください」。ありがとうございました。

(中澤有美子)ありがとうございます。

「じゃない方」の舞浜駅北口

(安住紳一郎)何となくそんなね、イメージになっちゃって。南口のイメージが強いんで。失礼しました。

(中澤有美子)いい住宅街があるんですよ。そちらに。

(安住紳一郎)ああ、そうですか。あららら。中澤さん、浦安ですからね。その時に言っていただければ……。

(中澤有美子)すいません(笑)。ちょっとなんか、入り込める感じじゃなかったんで。

(安住紳一郎)たしかに、すいません。私の流れがちょっと強すぎましたね。失礼しました。うん。あとはこの方、江東区の方ですね。「今日は江東区の話、ありがとうございます」。いやいや、こちらこそ。ありがとうございます。「私も江東区亀戸出身・在住の57歳です。学校のナンバリングは砂町同様、亀戸でも数字が先に来る学区です。私の出身は第三亀戸中学校。もちろん『三亀(さんかめ)』と呼ばれていました」。かっこいいね。先に来るんだね。第三亀戸中学校。第一中学から一亀、二亀、三亀ととてもテンポが良く、57歳になるまで数字が前に来ることを何も気にしたことはありませんでした。今回、初めて町名が先に来た時のことを想像してみると略称は亀一、亀二、亀三になってしまい、あまりにもかわいすぎることに気がつきました」。

(中澤有美子)「亀さん」(笑)。

(安住紳一郎)「もし『亀三』だったらきっと母校愛が薄れていたかもしれません」。ねえ。たしかに。三亀って、いいよね。

(中澤有美子)うん。締まりますよね!

(安住紳一郎)「何中?」「三亀」っていう。かっこいい! 町田市の方。ありがとうございます。「先ほどの話の中で中学校の略称の件がありました。私は生きてきた中で一番かっこいい中学校の略称は埼玉にある新座中学校だと思います。新座中学校は『座中(ざちゅう)』といいます。『新中(にいちゅう)』ではなく『座中』です。群れず、一匹狼の無頼派な感じがしてとてもかっこいいですね。ちなみに私は埼玉にも新座にも特にゆかりはありません」。うん。この人、町田の人だからね。

(中澤有美子)ああ、そうですね(笑)。座中だけ知っているっていう。

(安住紳一郎)中澤さんは何中?

(中澤有美子)「富中(とみちゅう)」です。

(安住紳一郎)富中。正式名称は?

(中澤有美子)浦安市富岡中学校です。

(安住紳一郎)浦安市立富岡中学校で冨中。いいですね。そうですか。私は北海道芽室町立芽室中学校だから「芽中(めちゅう)」だよね。どうでもいいね。

(中澤有美子)そうですね(笑)。

実際に代行バス運行をしたバス運転手の方からのお便り

(安住紳一郎)私、今日ね、番組冒頭でこの人のメールを読むはずだったんですけど。すみません。ちょっとここで紹介したいと思います。この方は匿名男性の方なんですが。また東西線の代行バスの話なんですが、ちょっとお付き合いください。「先日の番組で代行バスについてお話されているのをRadikoで聞き、びっくりしました。思わず巻き戻して聞き直すほど驚きました。私はその代行バスの輸送に携わっていました。ネットでは東西線代行バスがトレンドワードに入っていたようです。番組を聞き、運賃箱愛の話も聞き、バス屋稼業の1人としてとても嬉しくなりました」。私が運賃箱が大好きっていう話でした。

「せっかくなので当日の話を少し紹介します。東西線は10両編成の電車で、約5分間隔で運行。1台70人のバスではどう考えても運びきれません。そのため、東京メトロさんは半年前からいたるところに『振替輸送をお願いします』とポスターを貼っていました。バス輸送は鉄道と同じ朝5時の始発から深夜0時半の終電までです。運転手が足りない中、各社がやりくりし、1日計100台以上出ていたようです。乗り降りの場所を路上に設けなければいけないため、定員が多く、スムーズに乗り降りできる各社のワンマンバス車両をメインに運行。混雑具合を見ながら適宜、貸切バスタイプも含めて臨時便を出し、行列が長くならないようやりくりしていました。

一方、バスの待機場所では、運行地域が異なる各社のバスが1ヶ所に集まるなかなかの光景でした。待っている間、最新の電気バスが来て興味津々に集まる他社の運転手。以前に所属していたバス会社の仲間に挨拶に行く人。マイカメラを持ってきて、他社のバスを熱心に撮る人。こんな感じで会社は違えど同じ運転手同士、ちょっとした交流もありました。運転手の皆さんもいつもとは違うバス輸送をある意味、楽しみにしていたようです。肝心の輸送作戦は、大きな混乱や事故もなく無事完遂することができました。今、バス業界はどの会社も運転手不足が深刻です。免許取得の助成制度を準備している会社でも、運転手の確保は難しい状況です。もし機会がありましたら、番組でもバスの魅力を伝えていただければ嬉しく存じます」というお便りいただいて。すいません。ありがとうございます。これをね、最初に紹介するべきでした。失礼いたしました。

やっぱり周到なというか、大変時間をかけた準備があって今回の大作戦。東京メトロ、そして集まったバス各社の運転手の皆さんのね、士気も高かったということで。皆さんの働きがあって完遂できた作戦だったということが改めてよくわかりました。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)そしてやっぱり最近はね、バスの運転手さんが不足しているということで。決して根本的な解決がこれでできるとは思わないけれども、やっぱりみんながバスを利用する時に感謝の気持ちを持って。そして運転手さんに「ありがとう」の一言をみんなが伝えればね、少しだけ好転するはずなんですけどもね。そんなことをお伝えしたくてこのメールを読みました。ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

安住紳一郎 東西線一部区間運休と代行バスで集結する各社のバス車両を語る
安住紳一郎さんが2024年5月12日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で東西線の一部区間運休についてトーク。代行バスによる代替運送のため、首都圏・関東のバス各社の車両が集結しており、バスマニア的に激アツな状態になっていることを紹介していました。
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