安住紳一郎さんが2023年6月11日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で限界集落と化しているAMラジオに届いた19歳女性のメールを紹介していました。
(安住紳一郎)さて、今日のメッセージテーマはこちらです。「練習していること」です。東京都の19歳女性の方、ありがとうございます。
(中澤有美子)ありがとうございます。
(安住紳一郎)いやー、もう19歳で、令和5年で日曜の朝からAMラジオとは感心です。
(中澤有美子)です。ですです!
(安住紳一郎)もう、本当に、よろしくお願いします(笑)。
(中澤有美子)フフフ、すがっちゃう(笑)。
(安住紳一郎)すがっちゃうよね。本当に。ありがとう。もう本当にこの限界集落にようこそ!
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)もうね、皆さんが思ってる以上にAMラジオは限界なのだよ。本当、ありがとう! どうぞよろしく。本当にありがとう。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
皆さんが思ってる以上にAMラジオは限界
(安住紳一郎)嘘じゃないよね? たまにね、喜ばそうと思って年齢を嘘つく人、いるから。「どうもなんか違うんだよな」って思ってね。なんかね、いろいろね。「出てくる話がどうも10代じゃないな?」みたいなねことがあったりしますよね。東京都の19歳女性の方、ありがとうございます。「私が練習していること。それは父の洗濯物を本人にばれないように適当に扱っていることです」。なに、これ? 練習ってどういうこと?
「というのも父はおじさんなのに、1日に何度も着替え、数時間しか来ていない洗濯物を大量に出します。最近は私も洗濯をするようになったのですが、やはり父の洗濯物は多いので、父の洗濯物は洗濯せずに、洗い終わったかのように適当に干すか、少しだけ洗って適当に干すかのどちらかにしています」。
(中澤有美子)難しくない?(笑)。
(安住紳一郎)難しいね。「干す時は物干しポールとハンガーを駆使して、きちんと干しているかのように見せかけます。それがとても難しいのです。しかし、父にそのことがばれると『なんだよ、俺の分だけ。洗濯してないじゃん。もういいよ!』と不機嫌になるので、いかにばれないようにするかが大切です。ちなみに、洗うか払わないかは、私の気分と父の洗濯物の量で決めています。そんなことをして怒られないのかと思われるかもしれませんが、母も似たようなことをしています。
というのも以前、母が洗濯をしている際、洗濯部屋からシュッシュッシュッと何度もスプレーをする音が聞こえてきたので『何をしているのか?』とこっそり覗くと、父の洗濯物は洗濯せず、除菌スプレーをただかけているだけだったのでした。数日前も母に『今日は父の洗濯物を洗わずに干したんだ』と言ったら『うん、それでいいね』と言っていました。皆さんもこういうことをする時って、ありますか? ラジオ大好きです」っていう。ありがとう!
(中澤有美子)ありがとう、19歳(笑)。
(安住紳一郎)ちょっとね、お父様がどれぐらい着ていないものを洗濯に出している状況なのかがわからないんで、あれですけれども。なんとなく人の道を外れてるような感じがしますね。
(中澤有美子)工夫している。
(安住紳一郎)工夫しているんだけども。お父さんが本当にちょっとね、全然着てないのにすぐ洗濯物に出しちゃうタイプなんだろうね。たとえば、どっちを着ていこうかって、試着をしただけなのにもう洗濯、みたいなことなのかな?
(中澤有美子)お父さん、自分でやってもらいましょうか。
(安住紳一郎)そうね。たしかにね。なので、お父さんの洗濯物を洗わずに、干すだけ干していかにも洗濯したかのように戻すっていうことを練習しているっていうことですね。
(中澤有美子)練習している(笑)。やっぱり、心構えも含めてですよね? 判断基準とかね。
(安住紳一郎)そうね。たしかにね。でも、本当にお父様のことを最後まで考えてるのがね。
(中澤有美子)そう?(笑)。
(安住紳一郎)じゃない? だって、ねえ。
(中澤有美子)そうですね。一応、やってあげるんだもの。
一応、やってあげている
(安住紳一郎)そうそう。普通はさ、「ふざけるな!」っていうことでさ。「なんだ、この野郎?」ってことになるわけだけど。それでもちゃんとね、一度自分の方に持ち帰ってね。そしてお父さんの機嫌が悪くならないように工夫をして。そしてお父さんところに出しているっていう。19歳の娘さんでお父さんの洗濯物をたたんでくれるなんて、まずまずないでしょう?
(中澤有美子)そうですね。
(安住紳一郎)うーん。やっぱり19歳じゃないかもしれない。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
<書き起こしおわり>