佐久間宣行 オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームの痛快さを語る

高田文夫と松本明子『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』を振り返る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

佐久間宣行さんが2024年2月21日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中でオードリーのオールナイトニッポンin東京ドームを振り返っていました。

(佐久間宣行)先週の日曜ですか。オードリーの東京ドームがありまして。朝から、なんか関係ないのに早起きしちゃって。で、「なんで俺、緊張してるんだろう?」と思いながら。勝手に緊張してたんだけど、早起きして。で、テレビ界、その日は当然そうなんだけど。みんな、見に行きたいじゃん? みんな、見に行きたいから、そこを空けなきゃいけないから、仕事を調整するわけですよ。で、オードリー自体もそうだったのよね。オードリーも収録日とかをずらしたの。テレビ界、みんなでその週をちょっと空けてあげようみたいなな。オードリーの番組、収録日が変わったりしてたんだけど。それで俺たち、スタッフもそうだったの。

俺もその日、大事な、来週ぐらいに発表される、編集して世の中に出るものがあるんだけど。それを普通だったら夕方ぐらい編集してもいいんだけど。そうすると間に合わないから。「本当に申し訳ないんですけど。ちょっとオードリーの東京ドームに行きたいので、朝から編集してもいいですか?」って言って、編集しに行ってたわけね。で、編集をして、2時ぐらいに終わったの。で、広告系のスタッフと一緒にいたんだけど、2時ぐらいに終わって。で、あれが3時半開場とかで、5時半開演とかだったのかな? でも会場の雰囲気を味わいたいから、1時間前の4時半とかには行きたいなって思って。「2時か。どこかで仕事しながら待つかな?」って思ってたら、一緒に編集していたスタッフは関係ないじゃん? で、俺のスケジュールで朝から集められたわけじゃん? 

だから「佐久間さん、一杯ぐらい飲んじゃいますか? オードリーの前祝いに」って。オードリーの前祝いって、よくわかんないけど。よく考えたらそのスタッフは朝から働いて、もう仕事が完パケているから。「ちょっと飲みたいな」ってなっていて。それで、軽く中華屋さんで飲んで。「これ以上飲んだら酔っ払っちゃうな」と思って。俺だけちょっと早めに抜けて。で、編集が立て込んでいて、お風呂に入れてなかったから。「そうだ」って思って。東京ドームからちょっと離れたところ、白山の方にね、昔よく行ってた銭湯があったの。「昔、よく行っていた」ってのはそこにあった中華屋さんによく行ってたから。「ああ、あそこの銭湯に行こう」と思って。

俺、ビールを1、2杯しか飲んでないから。それでもう、さっぱりして楽しもうと思って、その銭湯に行ったんだよ。その銭湯って、すごいおばあちゃんがやってる銭湯なんですけど。その銭湯でさっぱりした後。そこでね、もう気持ちを高めようと思って。先週のラジオでも着ていたグッズのユニフォームに着替えたのね。着替えて、「さあ、行こう」と思って出てきた時に、その番台にいたおばあさまが「あれ? どうしたの、それ?」「ああ、ちょっと、東京ドームで」って。で、説明してもたぶんわかんないだろうなと思うから。「東京ドームでちょっと、ありまして」「ええっ? そうなの?」って言うから。「あれ? 知ってるのかな?」と思ったら……「ヤンキース、来てるの?」って言われて(笑)。

おばあちゃん、めちゃくちゃメジャーが好きだったっていう(笑)。「えっ、ヤンキースが来てるの?」「いや、違うんですよ。ヤンキースは来てないし。まだキャンプインしたばかりですから」「そうよね」って。で、そのおばあちゃんが「これ、なんなの?」って聞いてきたから「これ、芸人さんのラジオのイベントなんです」「えっ、東京ドームで? そういえばその服を着た人がたくさん、今日の朝、歩いていたわよ!」って。東京ドームから歩いて15分ぐらい離れたところだから。たぶんホテルで全国津々浦々から来た人が泊まって。それで歩いていたんだろうね。

「ああ、そうなの? そんな人気なの? 誰?」って言われて。「まあ、わかると思いますけど。オードリーです」「ああ、オードリー? オードリーって、そんな人気なの? トゥースでしょう?」って。それで「トゥースでしょう?」って言うぐらいのお母さんだから、それはわかんないだろうから。「ラジオ、めちゃくちゃ面白いんですよ」「ああ、そうなんだー。あの子たち、そんな人気なんだ。昔、パッとしない時期もあったのにね」ってそのおばあちゃんが言ったのよ。70ぐらいの。「昔、パッとしない時期なんか、あったかな?」って思って。

で、そのおばあちゃんにとってはオードリーってそういうイメージなんだなと思って。「昔、パッとしない時期……わかりました?」「わかるわよ! あの子たち、ファミレスですごい食べてたでしょう?」っつって(笑)。ちゃんと黄金伝説の頃の、1周目ぐらいでサイゼリアたくさん食べてた頃のエピソードをちゃんと知ってて。「ああ、ちゃんと知ってるタイプの人だ」って思って。「あんなにたくさん食べてね、大変だったのにね。あと、ドケチでやっていてね。あれから、そんなに人気になってるんだ」って。そのお母さん、すごい詳しくて。「もう15周年のラジオで。何万人も集まって、抽選なんですよ」「ああ、そうなんだ。で、お兄さん、これから行くの?」「そうなんです。僕もね、リスナーみたいなもんなんで、これから行くんですよ」って。

そしたら、「あのね、あっという間に歳をとるしね。私も友達とか、何人も亡くしてるからね。人生、楽しんだ方がいいのよ。今日っていう日を忘れないで楽しんで。エンジョイして。飴、あげるわ」っつって(笑)。ボンタンアメもらって。それで東京ドームに向かったのね。酒飲んで、銭湯入って。もうさっぱりしてドームだから、最高だよ! もう、着いても飲むつもりだから(笑)。もうもう本当にユニフォームを着てて、ただの草野球おじさんだよね(笑)。で、向かって。東京ドームは何回も嵐さんのコンサートとか、そういうのもあって、関係者席はわかってるから。すぐ位置がわかって、入っていって。そしたらやっぱりもう、ほぼ知ってる業界人というか。オードリーと仕事してるスタッフとかもいらっしゃって。

で、実は本当は『あちこちオードリー』のスタッフと、スタンド席みたいところで見る予定だったんだけど。なんか気を遣ってくれてさ。ニッポン放送もケイダッシュのマネージャー陣も。さすがにオードリーのリスナーは俺のことを知ってるじゃない? だから、デカいやつが1人、スタンド席。スタッフのスタッフがいるスタンド席にいると、一般の人と一緒にいるとさすがにノイズじゃねえか?って話になって。「佐久間さん、タレント席で空いてるところ、ありますから。そっちに座ってください」って言われて。「お気遣い、ありがとうございます」って言って、そのタレント席というか。少しボックスっぽいところ。そこに案内してくれて。で、エレベーターに乗ったら、たまたまエレベーターで3人で一緒になったのがベッキーで。で、ご挨拶して。

あともう1人いて。「あれ?」って思ったら、春日の奥さんのクミさんで。俺、クミさんさ、勝手に何回も会ったつもりになってたの。知ってるつもりでいたんだけども、クミさんから「はじめまして。お会いしたかったです。春日の妻です」って言われて。俺、クミさんってはじめてだったんだよね。俺、全然そんな感じなくてさ。「ああ、はじめてでしたっけ?」って言って、その時に気づいたんだよね。「俺、ただのリスナーだな」っていう(笑)。クミさんにこんなに親しげにな感じでいるけど、会ったことないんだって思って(笑)。

よく考えたら会ったことがなかったクミさん

(佐久間宣行)でもよく考えたら、芸人の奥さんなんて会うこと、ほぼないよね。それは若林くんの奥さんだって会ったことないし。会うわけないよなと思ったんだけど。クミさんだけ、顔を知ってるから。エレベーターで「ああ、どうも、どうも」なんて言っちゃったけど。で、クミさんもものすごい荷物を持ってらっしゃって。グッズと。たぶん、一緒にいる親族の方とかに着せるのか。あと、差し入れと。たくさん持ったまま、入ってらっしゃって。で、そのボックス席。

ご招待いただいた席に着いたら、その席が先にいらっしゃってたのが、小説家の西加奈子さんで。あとは小説家の朝井リョウさんと、加藤千恵さん。だから、朝井・加藤のオールナイトをやってたコンビと、加藤千恵さんの息子さん。4歳ぐらいの。あとミュージシャンのmiwaさんがいらっしゃって。で、他の席もあったんだけど、そこで「これ、よく若林くんとかと小説家のメンバーで飲んでたから。そのメンバーを集めてくれたんだ。ありがたいな。これだったら気楽で飲めるな」っていう。だから、芸人席じゃなくて、若林くん友達席みたいな感じだったの。そこに入れてもらって。

で、ボックス席に行ったら、隣がたぶん春日のご親族で。クミさんが座ってらっしゃって。で、その奥がたぶん仕事してる芸人さん席。たぶん『ヒルナンデス』の皆さんとか、そういう芸人さんの席だったのかな? で、加藤千恵さんの息子さん、2年前か3年前に会った時にはまだ、本当に赤ちゃんって感じだったから。2歳ぐらいの時にしかお会いしてなかったんだけど。もう4、5歳になっていて。「久しぶりだね」って言ったら、すごい明るくて。全然物怖じしない子で。黒のリトルトゥースTシャツを着ていたの。お母さんが買ってくれたのか、わかんないけど。「かっこいいね」っつったら「これ、お母さんが買ってくれたの」「それ、かっこいいよ。似合うよ」「俺もそう思う。このトゥースのところ、かっこいいよね」っつって(笑)。

「オードリー、好きなの?」って息子さんに聞いたの。そしたら「オードリー、うーん。でも、よくわかんない。ママがとにかく好き」って言っていて。「じゃあ、好きな芸人さんとかって、いる?」って聞いたら「ミルクボーイとトム・ブラウン」だって(笑)。「ええっ? ちゃんとネタで好きになるタイプなの?」って思って(笑)。「うん。面白い」「トム・ブラウンはどこで好きになったの?」「去年の、なんだろう。ママが見てた敗者復活?」「えっ、あのM-1敗者復活のクレイジーな漫才を見て、トム・ブラウンを好きになったの? お前、センスあるな?」っつって(笑)。

「そう。芸人さんはトム・ブラウンとミルクボーイが好き」「ああ、センスあるね。今日、オードリーもたぶん漫才やるよ」「ああ、そうなの?」って話をしてたら、ちょっと離れた席にあばれる君がいたのよ。そしたらその5歳の子が「あっ、あばれる君だ! あばれる君だ!」っつって。あばれる君に全然興奮しているから。「ああ、芸人、好きなんじゃん。あばれる君も」「えっ、あばれる君って芸人なの?」っつって。だからもう、無人島の人だから(笑)。たぶん、その子にとっては「2人で漫才をやっているのが芸人さん」っていうことなんだろうね。まだわかってないからね。あばれる君、ポケモンの人だから(笑)。

でも、めちゃくちゃ人気あったけどね。で、開演の時間になって。そろそろ始まる。でも俺の席が……前に小説家の皆さんがいらっしゃって。俺の席と隣に千恵さんの息子さんがいらっしゃって。もう1席、空いてたんだよね。「これ、誰か遅れてるのかな? なんだよ? ギリギリじゃん」と思ったら「すいません! すいません!」って言ってきた、DJ松永ね(笑)。DJ松永。まあ安定のね、ギリギリ登場をカマして。仕事があったんだろうけど。それで結局、俺の席は俺、5歳の子供、DJ松永っていう並びで見ることになったのよ。で、始まって。オープニン、グワーッとリスナーの期待が高まっていって。星野さんが作った曲『おともだち』とそれに合わせたアニメーション。すごいいいやつ。その後、トウモロコシ畑から若林くんが出てくる映像が流れたのね。これはほとんどの人には説明しなくてわかると思うけど、ある映画のパロディなわけですよ。オードリーがよくラジオで話していた、古い映画のパロディ。

誰も映画のパロディがわからない

(佐久間宣行)でも、その前の列にいる芸術最先端のはずの朝井リョウさんと加藤千恵さん、小説家の2人が「えっ、これ、何の映画?」って。そしたら松永も「いや、わかんない。最近のエンタメ、見てないからわかんない」っつって。松永と加藤千恵と朝井リョウが若林くんのパロディのそのトウモロコシ畑でから出てくるやつの演出がわかっていなくて。「それを作れば、やってくる」みたいなシーンをわかんないっていうから。「なに、これ? 最近ヒットしたやつ?」「わかんない、わかんない」ってなっているから「いや、これ『フィールド・オブ・ドリームス』ですよ! 30年前の映画! 全然、最近のエンタメじゃないですから!」「ああ、そうなの? そうなんだ」「それのパロディで。野球場を作ると、亡くなったお父さんとか、あとは往年の名選手とかやってくる。だから、それをラジオブースにたとえてるんじゃないですかね?」「ああ、わかりやすい。ありがとうございます」って。

で、その後に春日がさ、今度は野球のユニホームを着て、眼鏡かけて。ピッチングをして、ボールを藤井青銅さんのところに当てるみたいな演出があって。それを見てる時に、また加藤千恵さんとか朝井リョウさんとか西加奈子さんとかが「えっ、これは何のパロディ? これ、なんなん?」っつってて。そしたら松永が「最近のエンタメは見てないからわかんない」っつって(笑)。「これはもう、『メジャーリーグ』! 30年前ぐらいのやつ!」「えっ、『メジャーリーグ』? ああ、オードリーがラジオで話していた!」「そうだよ。だからこれは石橋さんが出てた映画で。春日のやつは視力が悪いピッチャーが、ノーコンなんだけども、眼鏡かけるとすごい球を投げるっていうののパロディなの!」っつって。

オードリー 東京ドーム『メジャーリーグ』『フィールド・オブ・ドリームス』始球式案を語る
オードリーのお二人が2023年3月18日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の生放送の中で、東京ドームのラジオイベントで大好きな映画『メジャーリーグ』と『フィールド・オブ・ドリームス』をオマージュした始球式プランを話していました。

(佐久間宣行)そしたら松永が「えっ、とんねるずって映画に出てたんですか? とんねるずって外国の映画、出てたんですか? わかんない。教えてください」とか言われて。「なんで今から、オードリーの東京ドームが始まるのに、お前にとんねるずがいかにすごかったかって説明をしなきゃいけないんだよ? なんで『メジャーリーグ』の説明をお前にしなきゃいけないんだよ?」って言ったら、西加奈子さんと松永が「いや、これ佐久間さんいると、助かるな!」「エンタメの副音声やん!」とか言うんだけど。「こんなレベルの低いエンタメの副音声、やりたくないんだよ!」っつって。で、始まったわけ。「これをずっと続けなきゃいけないのか?」って。

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