成田凌と佐久間宣行 コントと芝居を語る

佐久間宣行 成田凌のラジオ出演を語る J-WAVE

佐久間宣行さんが2021年5月30日放送のJ-WAVE『TOPPAN INNOVATION WORLD ERA』に出演。成田凌さんとコントと芝居について話していました。

(成田凌)よかったです。佐久間さんに来ていただけるってなって。

(佐久間宣行)びっくりしました。僕がちょうどそのオファーをいただいた時、成田さんの映画を見た直後で。『まともじゃないのは君も一緒』って。「めちゃくちゃ面白いな!」って思ってインスタに感想を打っている時に知り合いのプロデューサーから「成田さんのラジオからオファーが来たんだけど」ってなってびっくりしたんですけども。

(成田凌)僕もお願いしてる最中ですよ。佐久間さんのオールナイトニッポン0を聞かせていただいているんですけども。その時に『まともじゃないのは君も一緒』を紹介してくれて。「うわっ、嬉しいな!」って思っていて。僕、本当にもう物心がついた時から『ゴッドタン』を見ていたし。今も毎週、もう『あちこちオードリー』も見ているし。ANN0ももちろん聞かせていただいていて。もうただただファンです。

(佐久間宣行)成田さん、めちゃくちゃなお笑い好きですもんね。

(成田凌)好きなんですよね。だからもう……本当に崇拝するお方なので。

(佐久間宣行)「崇拝」(笑)。

(成田凌)本当に嬉しいです。今、佐久間さんはドラマも撮られていますもんね。『生きるとか死ぬとか父親とか』っていう。

(佐久間宣行)山戸結希監督と。僕がプロデューサーをやらせてもらっているんですけども。吉田羊さんとかが主演で。

(成田凌)面白いですね。ちゃんとエッセイだし、ドラマだしっていうので、すごいバランスのいいドラマになっていますよね。あれって現場には行かれるんですか?

(佐久間宣行)本作りを全部やって。現場は一緒にやってるプロデューサーがほぼいて。まあ撮影を都内でやっている時は行くようにしてましたけど。いや、でもすごいですね。役者さんって本当に。皆さん、すごいと思う。僕は芸人とは仕事をしてるけど、役者さんと仕事することはそんなにないんですけど。あの『生きるとか死ぬとか父親とか』のラジオのシーンって吉田羊さん、ぶっ続けで7、8話ぐらい撮るんですけども。

(成田凌)そこにDJ松永さんがセリフを覚えてこないっていう(笑)。

(佐久間宣行)セリフ覚えてこなかった事件っていう(笑)。

佐久間宣行とジェーン・スー DJ松永のドラマ撮影現場でのやらかしを語る
ジェーン・スーさんが2021年5月12日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』にゲスト出演。佐久間宣行さんとドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』にDJ松永さんがセリフを一切覚えずに現れた事件について話していました。

(成田凌)ああいう時の、芝居をできる人なのか、できない人なのかってどういう基準なんですか? 結構芸人さんとかも出られているじゃないですか。

(佐久間宣行)ああ、芸人は仕事してるから大丈夫かなと思ったんですけど。その仕事をしてる時に、なんて言ったらいいのかな? 芸人の場合、お芝居ができる、できないは自分のボケじゃなくて人のセリフを聞けるっていう人の方がコントはできるなって感じがするんですよね。

(成田凌)やっぱりコントですかね? そう、コントができればできるんですね。

(佐久間宣行)俺、あんな東京03が坂元裕二さんのドラマのあんないい場所に入るって……10年前とか15年前、まだ組んだばっかりでちっちゃい劇場で。「このトリオが面白いけど、全然人気ないから。なんとか売りたい」って人力舎のマネージャーとか作家のオークラさんに相談されたんですよ。その未来として、なかったですよ。角ちゃんがこんな22時台のドラマのメインキャストになるなんて(笑)。

東京03・角田晃広が22時台ドラマのメインキャストに

(成田凌)すごいですよね! CMもすごい出ているし。いや、すごいですよ! なんかの番組で……お笑いの番組かネタ番組かでコントができる人たちにネタ音を見せてもらった時に「コントができる人は芝居もできるんですかね?」って聞いたら……誰だったっけな? ザ・マミィの酒井さんだったかな? 「全てはもう東京03のコントを見れば正解なんで。角田さんが正解を持っているんで。角田さんを見て勉強してください」って言われて。そこからもう、勉強の感じになっちゃって。

(佐久間宣行)まあまあ、やっぱり東京03の単独ライブに行くとすごいびっくりすることがあって。堺雅人さんがとにかく東京03の大ファンなんですよ。

(成田凌)そうなんですか!

(佐久間宣行)それで毎回、関係者席にいて。結構かぶりつきで見ているんだけども。この間……随分前かな? 2、3回前の時には僕、関係者時に座らせていただくじゃないですか。その前の席に堺雅人さんと菅野美穂さん夫婦がいて。その……「東京03ってどういう存在になっているんだろう?」っていう(笑)。

(成田凌)へー!

(佐久間宣行)で、堺さんが「大ファンです!」っていう風に言っていらっしゃるっていう。役者さんがズラッといらっしゃるんですよね。03は。

(成田凌)なんか、そうですね。たしかに。この間、さらば青春の光のライブを見させてもらった時……役者はゼロでしたね。たしかに。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(成田凌)めちゃくちゃ面白いし。

(佐久間宣行)面白い。俺も見ました。

(成田凌)いや、めちゃくちゃ勉強にもなるし。「すごいな!」って思ってたんですけど。ねえ。なんか一緒に僕もちょっとコントライブをやりたいなとか思っていて。

(佐久間宣行)えっ、成田さんってコントに興味があるんですか?

「コントライブをやりたい」(成田凌)

(成田凌)僕、元々ものすごくテレビっ子で。『笑う犬』だったりとか。子供の頃、わざわざフジテレビに行って。コントセットとか見て興奮していたような少年だったり。それこそ、『ゴッドタン』なんて小学生からしたらめちゃくちゃ夜遅くにやっているし。ネタ番組とかコント番組とか、多かったじゃないですか。僕、めちゃくちゃ見まくっていて。で、小学生の頃は友達とネタを書いて、コントとかレクリエーションの時間に披露をしていたんですけども。

(佐久間宣行)そうなんですね。じゃあ、もう本物のお笑い好きだ。

(成田凌)「芸人になりたい」と思っていたし。憧れの人もいまだに藤井隆さんだったりとか。

(佐久間宣行)そうか。でも、ご共演されてましたもんね。

(成田凌)それが本当に嬉しくて。もうすごかったんですけども。だから僕はもう出る側一択の考え方だったんですけど。どうして佐久間さんはプロデュースというか、作る側に行くことになったのかなというのがすごく聞きたくて……。

<書き起こしおわり>

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