佐久間宣行さんが2023年3月11日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中で岸井ゆきのさんの日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞について話していました。
(佐久間宣行)エンタメの話題です。第4『SICKS』回日本アカデミー賞で『ある男』が最多8冠ですね。最優秀作品、監督、脚本、主演男優、助演男優、助演女優、録音編集賞などを取ったということで。石川監督、『愚行録』も、それからこの間の『Arc アーク』も好きだし。あとはその1個前の『蜜蜂と遠雷』もすごい好きで。で、『ある男』も素晴らしかったんで、それは全然、「いいな」とは思いつつ。
やっぱりちょっと思い入れがあるっていうのは最優秀主演女優賞に岸井ゆきのさんが選ばれたということで。オードリーのオールナイトでさ、若林くんも言ってたけど。若林は明らかに日本アカデミー賞の中継の中で、もう普通にひいきしちゃったからね(笑)。「よし!」っていう感じを出しちゃったからね(笑)。っていうのも、俺も仕事したことある自慢で言うと『SICKS』っていうコントドラマがあって。7年前にオードリーとおぎやはぎが出てて、コントからドラマになっていくみたいなので。
それで中華料理店の店主の娘なのに清純派AV女優をやっている「つばめ」っていう、ほぼ縦軸のすごい大事な役で岸井さんに出てもらってたんですよ。で、その時はまだ、だから若林くんも言っていたんだけど、アルバイトしてたから。アルバイトしてて、ぐらいの感じの時に出てもらったんだよね。その時はもう抜群にうまかったから。若林くんも驚いて。
『SICKS』つばめ役
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— キポキポキッポ (@wkbys19780920) March 11, 2023
(佐久間宣行)まあ、若林くんももちろん知らないで出会って。「なんなんですか、あの人?」ってコントを録るたびに聞いてくるみたいな。で、俺が「すごいでしょ?」って。俺、元々ハイバイの岩井さんが初めてパルコ劇場でやった『ヒッキー・カンクーントルネード』だったっけな? そんな、引きこもりの舞台があって。それの妹役で岸井さんに初めて出会って。それは岸井さん、オーディションで通ったらしいんだけど。
それで見て、一目ぼれに近い状態になって。『ウレロ』のスピンオフドラマに出てもらって、その後に『SICKS』に出てもらって。で、元々『SICKS』って、始まる時は6話までしかないわけ。連ドラだからね。でもその一番最初のコントが若林くんと岸井さんのコントだったの。
それが面白すぎて。で、その後のコントも全部面白いから、徐々にやっぱり出番が増えていって。出番が増えていって、それで主役みたいになっていったのよ。そうそう。だからその時から。で、その時にその岸井さんの『SICKS』を『大豆田とわ子』とか『エルピス』のプロデューサーの佐野さんっていう、当時TBSにいらっしゃった方がいたんだけど。その方が『SICKS』のファンでいてくれて。佐野さんから「佐久間さん、岸井さんにちょっとオファーしたいんですけど」って来て。
『99.9』っていう、松本潤さんがやってたドラマに急遽、たぶん岸井さんが出たのかな? っていう繋がりで結構……たしかに俺、『SICKS』の時にすげえ岸井さん、問い合わせがいろいろ来たから。だから思い入れがあるまま。だから若林がああいう気持ちになるのもわかるっていう。で、今日も『あちこちオードリー』の収録があったの。で、今週撮った『あちこちオードリー』、めちゃくちゃ面白いんだけど。ブラマヨさんがもう爆裂に面白いんだけど。
で、そのタレ打ちを普通に若林くんにした後、普通だったら「収録、よろしく」って言って抜けるんだけど。若林くんが「佐久間さん、佐久間さん。岸井さん、取りましたね」って。わざわざ岸井さんの話を打ち合わせが終わった後するぐらいで。「あの頃からすごかったですもんね」みたいな。だから若林くんも本当に嬉しいんだなっていう。俺もだけど。っていうのがあったなって思いますね。
<書き起こしおわり>