高田文夫さんと松本明子さんが2024年2月19日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』の中で前日に開催された『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』を振り返っていました。
(高田文夫)いやー、あれだな。昨日の興奮がまだ、スタッフもみんな……お前、なんでユニフォームを着てるんだよ?(笑)。なんでリトルトゥース、「LT」のを着ているんだよ? ユニフォームを。着込んじゃって(笑)。
(松本明子)昨日から着込んじゃって(笑)。
(高田文夫)昨日の出番、あれはなんだよ?(笑)。お前の出番は(笑)。
(松本明子)幕間の。なんか『♂・♀・Kiss』を歌わせてくれるっていうことだったんですけども、もう時間がいっぱいいっぱいだって(笑)。
ほぼ歌えなかった『♂・♀・Kiss』
(高田文夫)そうだよ。イントロが流れてさあ、歌おうっていうところで「ジャンジャン♪」だもんな(笑)。すごかったね。まあ、新聞もこんなに大きく……久しぶりだね。スポーツ新聞、ライブがこんな大きく取り上げられたのは。各新聞、カラー写真で。「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」って、ほら。すごかったね。5万3000だってよ? で、それ以外にも映画館で見たり。あと、配信があるだろう? 16万なんとかって。
(松本明子)合計16万人が目撃したという。
(高田文夫)すごいよ。圧巻だな。俺が今まで見てきた野球は何なんだ?っつーんだよ。俺も外野の一番端っこで見てたんだよ。まあ、えらい違いだよ。昨日はバーン!って。5万3000だよ。
(松本明子)満席で。
(高田文夫)俺はまず、なんていうか。野球をずっと見てきたんだけども……あんなにいい席があるんだな?(笑)。俺、死ぬまでに一度、入りたいなと思っていたんだけどもさ。長嶋さんが入る貴賓室。すごいんだよ。それでさ、俺はいつもの散歩会のワタナベを連れて行ったんだよ。テレビのプロデューサーの。あいつがもうさ、「先生、今日はいいですね。東京ドーム。私も長年、お供をしておりますけども。私もお供冥利に尽きます」って(笑)。「なんだよ、お前? お供冥利って?」「ドームで貴賓室ですよ? すごいですねー!」って。あいつも興奮しているんだよ。「俺だってお前、はじめてだよ?」なんて言っていたらもうさ、裏動線でさ。行ったらもう手を開いてさ、鳥谷ちゃんが待っているんだよ。ユニフォームを着てさ(笑)。「ようこそ、東京ドームへ」って(笑)。
(松本明子)「先生、こちらです」と。
(高田文夫)「今からこちら、みんなでご案内しますけども。先生のお部屋にね。一切、一般人とは触れ合いません」「なにが一般人だよ? お前が一般人だろう? チンパンジーみたいな顔をしてさ……」って(笑)。で、「こっちへどうぞ」って行ったらさ、もうホテルのボーイさんみたいな人がいっぱい出てきちゃってさ。もう大変だよ、お前。「こちらでございます。こちらでございます」って。こんな部屋があったんだな。今まで、一度でいいから入ってみたかったよ。で、こうやってパッと裏に入ってたらさ、山口と中出くん……うちの、いるだろう? 「私たちもちゃんとご案内しますから」って言ってるんだよ。「なんでお前ら、いるの?」「いや、こういう先生のお供っていうことで、部屋に案内する仕事で。これをやらないと、貴賓室には入れないんです」って(笑)。情けないんだよ。ただ案内するだけなのに、興奮してるんだよ。2人でさ。
で、「先生、その前にちょっと写真を1枚」って、早いんだよ! まだ廊下なんだよ(笑)。廊下なのに、もう焦っちゃって。がっついてんだよ。ほしがるんだよ。貴賓室をさ、2人してさ。「こっちです、こっちです。先生、ちょっと止まって。1枚。(パチリ)。はい、撮りましょう!」って。なかなか部屋に進まないんだよ。で、案内をされてさ。そしたらもうさ、ちっちゃいおしゃれな額にさ、長嶋さんのバットを振ってる写真とか。で、ちょっと行くと川上さんが優勝でVでさ、パレードする写真とか。
(松本明子)飾ってあるんですね。
(高田文夫)それで最後。俺の部屋なんか、沢村栄治だよ? 野球の神様、伝説だよ。沢村がこうやっているんだよ。そしたら山口と中出が「ああ、この人はわかんない」って。行くんだよ。「いや、この人が一番重要なんだよ!」っていう。「長嶋さんと川上監督はわかるけど。ああ、この人はわかんない」って。一番大事なんだよ。沢村、背番号14で。野球の神様だよ! 「先生、この人はわからないから行きましょう。部屋、あっちですから」って。一番大事なところで撮らないんだよ。沢村栄治。で、開けたらトップだったのよ。俺、気が早いから。
(松本明子)先生、INが早いから。
(高田文夫)俺、早いから。人生、もう前倒しだから。開けたらまだ、薄暗いんだよ。そしたら、ダーッと応接間があるんだよ。で、ワタナベなんか舞い上がっちゃってさ。で、向こうを見たら、ベランダみたいなのがあって。そこに椅子がろ6人分ぐらいあって。スタンドで。見えるようになっていて。で、こっち部屋があるわけだよ。そこの部屋でくつろげるわけだよ。ちょっと始まるまで。そしたら、ドームのお姉さん方が何人か来ちゃってさ。スッと、もうメニューを開いちゃって。これ見よがしに。「お召し上がりものはなんですか?」なんてさ。
でもさ、俺も田舎者じゃないからさ、がっついて食べないよ。そしたら山口がさ、「いや、LF持ちですから大丈夫ですよ?」って。こんなもん、いちいち「LF持ち」とか言わなくていいんだよ。でも耳元で「先生、LF持ちですよ?」って。「ここでガツガツ食っていて、他のお客さんが来たら恥ずかしいじゃねえかよ? そういうところなんだよ。田舎者と東京の人間は!」って。また小言だよ(笑)。「食っているところで人が入ってきたら恥ずかしいじゃねえかよ?」って。それで「じゃあ、とりあえずコーヒーだけください」って言ったんだよ。それで見ていたらさ、だんだんと人が入ってきて。それが見えるわけだよ。上から。
(松本明子)5万3000人がブワーッと。客入れ2時間ですよ?
(高田文夫)そしたら、いろんな人が入ってきたよ。で、「あっ、どこかで見たな?」って思ったら、世界の野口だよ。宇宙に行った。
(松本明子)ええっ?
宇宙飛行士・野口さん、卓球・石川佳純さんと観戦
(高田文夫)「ああ、どうもよろしく」なんて。野口さんが入ってきて。で、こっちからはさ、世界の石川佳純だよ。卓球の。それで乃木坂とか、あれがブワーッと来て。それに囲まれてワタナベがガタガタ震えているんだよ(笑)。「こんなに席、囲まれちゃうの? うわっ、左に宇宙の野口。右に世界の石川……俺、トイレにしか行ってねえな? みんな、いろんなところに行く人だな。宇宙に行った人、世界に行った人……僕ら、トイレににしか行けないですよ」って。お前、そこで見たんだよ。野口さんなんか、喜んでいたよ? オードリー。ゲラゲラ笑って。石川佳純ちゃんなんか、あれ大ファンだよ。横でゲラゲラ笑っていたもん。すごかったよ。
(松本明子)すごい席ですねー(笑)。
(高田文夫)10人ぐらいのボックスになっていて。で、隣のボックスも覗けるんだけども。もう一杯で。日テレのアナウンサーの水卜ちゃん。若林と番組、やっているだろう? だからみんな、軍団で来ていたよ。みんな、いるんだよ。すごかったね。いやいや。だけど、オープニングでパッと若林くんが出てきて。ユニフォームを着て出てきて、どうのこうのってしゃべってさ。「体力があれなんで僕、自転車に乗っているんですよ」って。それで自転車で出てきたじゃない? それでバッと乗ってさ、ビューッて野球場を全部、グルーッて回ったんだよ。俺、あの時にもう、泣きそうになっちゃったよ(笑)。乙女みたいに「ああ、ここまで来たんだ!」なんてさ。俺、ウッとこみ上げるものがあったよ。あいつが自転車でブワーッと疾走しているだけでさ。
(松本明子)先生、リトルトゥースですから(笑)。
(高田文夫)最年長リトルトゥースだから。思わず、一番上の……俺の席、3階なんだよ。貴賓室。俺、貴賓室から手を振っちゃってさ。「若さまーっ!」って(笑)。恥ずかしかったよ、俺(笑)。思わず「若さまーっ!」って手を振っちゃって。顔なんか遠くて見てくれないよ。
(松本明子)思わず叫んじゃって(笑)。
(高田文夫)そしたら水卜ちゃんもやっていたよ。「若さまーっ!」って(笑)。俺と水卜ちゃんだけだよ、やっているの(笑)。手を振っちゃったよ、お前。すごかったよな。オードリー。
(松本明子)自転車でブワーッと。
思わず「若さまーっ!」と言いながら手を振る
(高田文夫)で、それが伏線になっていて。後でトークの中で出てくるんだよな。実を言うと、このドームをやる半年前から春日はプロレスを練習していて。道場に通っていて。それで若林が「僕は実はUberEatsをやってました」って。あれはすごかったな。
(松本明子)びっくりしましたね。体力づくりで。
(高田文夫)「何か目的がないと、どこかそこへ行けないから。最初は『◯◯に行こう』と思って走るんだけど、だんだん目的がなくなって。だからUberEatsに自分で申し込んで」って。本名で登録してさ。写真をやってさ。そしたら、バレなんだってな。UberEats顔だからって(笑)。「そういえば、ああいう顔っていっぱい見るな。UberEatsの人って、ああいう顔の。だから、運んでもバレなくて」って(笑)。あれ、面白いよなー。
(松本明子)配達して(笑)。で、チップ欲しさに(笑)。
(高田文夫)そう。「なかなかチップがもらえなくて……」っていう話をして。「ついに138円、チップが入りました!」っつったら5万3000人が「やったー!(拍手)」って(笑)。138円でみんなが「やったーっ!」って(笑)。「チップ、いただけた!」っていうんで5万人がホッとしてるんだよ(笑)。
(松本明子)アハハハハハハハハッ! どよめいてましたね(笑)。
(高田文夫)「やっぱりあいつの人柄だな」って思ってさ。それで、フワちゃんと春日はプロレスをやっただろう?
(松本明子)はい。味玉トッピング権争奪で。
春日 VS フワちゃん・味玉争奪プロレス
(高田文夫)クミさんだよ。クミさんに俺は味玉を食べさせてあげたいんだよ。ラーメンな。春日は「味玉は入れちゃいけない」っつーんだから。「ラーメンというのは素ラーメン。それだけだ。味玉なんて、そんなもんは入れない!」っていう。
(松本明子)嗜好品だから(笑)。
(高田文夫)それで味玉を巡って遺恨が残っていて。それでクミさんの代理でフワちゃんが戦うっていう、よくわからないんだよ(笑)。
(松本明子)飯田浩司さんの実況で(笑)。
(高田文夫)飯田浩司がまた、ハゲ散らかしているんだよ。アップになったら、飯田が上から見たらもうハゲちゃっているんだよ。完全にさ。それでさ、またブワーッとやって暗転になって、また始まるんだけども。そのたびにさ、「ニッポン放送の東島衣里です」って。それでまた暗転すると「東島衣里です」って。うるさいっつーの。わかったって。オードリーっていう名前よりも東島の方が多いんだよ。出てくるのが(笑)。「東島、東島……」って。わかったっつーの(笑)。
(松本明子)「東島衣里です」って(笑)。
(高田文夫)それで、若林がDJをやったじゃない?
(松本明子)星野源さんが出てきて。
(高田文夫)DJをやって、そこから星野源さんが現れて。それは去年、Netflixで対談番組をやっていて。あれが振りになっていて。阿佐ヶ谷だの高円寺だのオレンジだのっつってさ。「とうとう俺たち、ここまで来たな」って。あれ、いいね。
(松本明子)あれ、素敵でしたねー!
星野源とオードリー若林は現代の『浅草キッド』
(高田文夫)現代版の『浅草キッド』だよね。今の。本当に。あそこで、阿佐ヶ谷でやっていたんだろう? 2人とも、売れない頃。それがこうやってね、東京ドームで会うとは……ってさ。それで2人で歌ったんだよな。
(松本明子)あれは泣けましたね。すごかったですね。
(高田文夫)いや、泣けてくるよ。俺も本当に。それを見ながらさ、「ああ、俺もあと40年若けりゃな。俺があと40年、若かったら……でもその頃、東京ドームはないか」って思ったんだけども。「そしたら、たけしでやるのにな。たけちゃんのオールナイトニッポンで。もっとめちゃくちゃにしてやるのにな。大暴れで、最後は水をまいて。全部やって……やりたいな」って思ったけども。「「40年前、あの頃はドーム、なかったな」とかさ。なんか、いろんなことを考えちゃったね。
(松本明子)先生も国際フォーラムがありますので。
(高田文夫)それはそうだね。だからこれが成功して。出川くんのもすごい成功したんだよ。1万2000人の横浜アリーナ。それで、このドームだろう? いよいよ俺だよ、お前。5000人だよ。楽じゃねえか、お前(笑)。
(松本明子)いやいや、もう即完ですからね!
(高田文夫)だって10分の1だよ? 昨日、5万3000だよ? で、俺らは5000だからさ。「ああ、大丈夫だな」って思ったんだよな(笑)。あと、俺の周りは仲間がいっぱいいるから(笑)。
(松本明子)ビバリー昼ズの大感謝祭がございますので。
(高田文夫)よろしくお願いしますということで。メールもいっぱい来たんだけどな。すいませんね。「古書ビビビの馬場です」だって(笑)。俺の行く仲のいい古本屋ね。「昨日はお店を早めに閉めてオールナイトニッポンin東京ドーム、アリーナ席で見てきました。冒頭の『フィールド・オブ・ドリームス』や『メジャーリーグ』のパロディ。最後のアドリブの漫才。長尺3時間半があっという間で、トゥースな時間でした」って。どうのこうのと書いてあったね。「まさかまさか、本当に東京ドームで松本明子さんの『♂・♀・Kiss』が聞けるとは思いませんでした」って(笑)。みんな、それだよ? 「まさか『♂・♀・Kiss』が」って。みんな、書いてあるよ(笑)。
(松本明子)本当、すいません(笑)。
(高田文夫)とりあえず、じゃあ行きましょう。
(松本明子)はい。息子も楽しんでおりました。ありがとうございます(笑)。
「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」無事終演いたしました!!
ご覧いただいた16万人の皆さま、ありがとうございました!!#オードリーANN東京ドーム #annkw pic.twitter.com/ymmtLh5k90— 【公式】オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム (@AudreyTokyoDome) February 18, 2024
<書き起こしおわり>