石塚英彦 60歳を超えて感じた変化を語る

石塚英彦 60歳を超えて感じた変化を語る ラジオビバリー昼ズ

石塚英彦さんが2023年12月4日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』の中で60歳を超えて実感した自分の身に起きた変化について話していました。

(松本明子)さて、石ちゃん。60代になって、胃袋はどうでしょうか?

(高田文夫)年齢を感じますか?

(石塚英彦)あのね、最近になってちょっと肉の赤身の良さも……「ああ、赤身も結構いけるんだな」って。

(高田文夫)良さとかがわかる歳だってこと?

(石塚英彦)今まではカルビ以外は肉じゃないと思っていたんで。「うん、ハラミ? あれ、これもうまいな。なんだ、これ?」って。ちょっと感じるようになっちゃったんですよ。

(松本明子)アハハハハハハハハッ!

(高田文夫)感じるようになったの?

赤身肉の良さがわかるようになった

(石塚英彦)あとは一番驚いたのは、きれいな花とかを見て、足を止めるようになっちゃったんですよ。

(高田文夫)それは食事と関係なく、心の問題だね。

(石塚英彦)なんか「うわあ、きれいだな」って。

(高田文夫)美しいものを愛でてみようという心が芽生えてきたんだ。

(石塚英彦)今まで、ロケでも菖蒲園とかっていうと足早に通過していたんですけども。

(高田文夫)「足早に」(笑)。

(石塚英彦)「特にふれるところはないだろう」って。紫か、ちょっと紫かぐらいじゃないか、みたいな。

(高田文夫)ネタも広がらないな、みたいな。

(石塚英彦)でも最近は「あれ? きれいだな」って思うようになっちゃいましたね。

(松本明子)足が止まるように。いいですねー。

(高田文夫)やっぱりちょっと、大人になったっつーことだな。

(石塚英彦)先生も、ありがとうございます(笑)。

(高田文夫)そんなオーバーオール着てる60もいねえけどな(笑)。そんな60、見たことないよ。銀座で。

60歳でもオーバーオール

(石塚英彦)たしかに。同窓会ではオーバーオール、1人もいなかったです(笑)。

(松本明子)同窓会にも行かれて?

(石塚英彦)もうみんな、スーツだからね。あと、もう引退しちゃうのも。60だから。

(高田文夫)ああ、定年になる人もいるしな。会社ではな。そうだな。もう、引退だ。

(石塚英彦)60を過ぎて商店街のおばちゃんにコロッケもらってる人って、あんまりいないですよ。

(松本明子)アハハハハハハハハッ!

(石塚英彦)「すいません」なんて言いながら(笑)。

(高田文夫)「すいません」って(笑)。

(松本明子)やっぱり、もらいますか? 街を歩いていると。

(高田文夫)見たらやっぱり、渡しちゃうんでしょう?

(松本明子)「石ちゃん、これ、食べて!」って。

(石塚英彦)なんかね、すごい腹減ってるとは思われがちですよね。常に。

(高田文夫)「常に」(笑)。

(石塚英彦)1回、普通に路線バスに乗ってたら、見ず知らずのお母さんにカステラを1本もらったんですよ。

(松本明子)1本? 1切れじゃなくて?

路線バスでカステラを1本丸ごともらう

(石塚英彦)「これ、ちょっと買ってきたもんなんだけども。これでよかったら」って。で、俺もちょっとアメリカンなんで、開けて目の前で食べたんですよ。そしたら、その前の座席のお母さんが「これ、ウーロン茶」って。飲み物をくれて。

(松本明子)至れり尽くせりじゃないですか。ありがたいですねー。

(石塚英彦)あれは本当にびっくりしました。

(高田文夫)街の人みんなで石ちゃんを守っている感じがするね。

(石塚英彦)本当にありがとうございます(笑)。

(松本明子)空腹だと思われて。商店街なんかでロケしたら、大変なんじゃないですか?

(石塚英彦)いや、結局ある程度ロケっていうのは行くお店を想定しているわけじゃないですか。で、そうじゃないところから、あちこちからカロリーを差し出されちゃうので。それはやっぱりこっちも嫌いじゃないですから。いただきますよね。いやー、もう大変で。

<書き起こしおわり>

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