高田文夫 松本人志と爆笑問題・太田の共演で思い出したビートたけしの姿を語る

高田文夫 松本人志と爆笑問題・太田の共演で思い出したビートたけしの姿を語る ラジオビバリー昼ズ

高田文夫さんが2021年8月30日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』の中でフジテレビの特番『ラフ&ミュージック』で実現した松本人志さんと爆笑問題・太田光さんの共演について話していました。

(高田文夫)いやー、ピリピリして面白かった。太田・松本(笑)。ピリつきすぎだろ、みんな? いやー、いいね。

(松本明子)ドキドキしちゃって(笑)。

(高田文夫)もうね、「お前はただの現在にすぎない」。本当にあの生放送は面白かったね。太田はよく言うけどさ。本当に「今」を捉えていたよ。やっぱり生放送はあれしかないよね。いいねー。

(松本明子)もうテーブルも乗り越えていたから、もう(笑)。

(高田文夫)あいつさ、若い頃はああやって飛び越えても大丈夫だと思うけどさ。俺もさ、おじいちゃんだから足元が心配だったよ(笑)。「これ、机を越えられるのか? これでコケて頭を打ったらまた記憶がなくなるんじゃないか? 大丈夫かな、こいつ?」って。あいつはね、もう人がエンディングで集まると興奮しちゃうんだよ。あいつ、1人っ子だからさ。もうエンディングで人が集まっちゃうと興奮してワッと。で、ケーキで滑って頭を打ったろ? 大昔、初詣の『爆笑ヒットパレード』をやっていてさ。売出し中の爆笑問題と浅草キッド、仲悪いように俺も演出していたからさ。エンディングでズラッと並べたら太田と博士が殴り合ってたんだよ(笑)。エンディングで。あいつら、バカだからさ(笑)。

(松本明子)ええっ、そんな……(笑)。

(高田文夫)太田と博士が殴り合って。もう意味がわかんないんだよ。ちゃんと大御所がズラッといるんだよ。並んでいるのに無名の若手2組が殴り合ってどうするんだ?っていう。カメラさん、オタオタしちゃって。「これ、誰を撮ったらいいんだ? 高田さん、これ、誰を撮ればいいの? なんか若いの、喧嘩しているよ?」みたいな(笑)。なんだかよくわからないんだよ。

(松本明子)すごいですね、もう。田中さんが命がけで止めていましたけどね(笑)。

命がけで止める爆笑問題・田中

(高田文夫)パンチが出てたもんな、田中も(笑)。あそこがあいつの出番だからな。あそこだから。あれと、そつのない中居だよ。なにかあると間に入るな、あいつは。芸能界で(笑)。『いいとも』のエンディングの時といいさ、なにかゴタゴタがあると「まあまあまあ……」って。割って入っているのが中居だな。で、黙って見ているのがナイナイ。ジーッと。少しは当事者になれっていうんだよ(笑)。お前も結構いびられて黙っていたじゃん、ずっと(笑)。怖かったんだろっつーんだよな。いやー、でもテレビは面白いね。ああいうのはね。

(松本明子)いやー、太田さん、すごいですよね。ナイスファイトで。

(高田文夫)漫才もいきなりアドリブを入れていたろ? 「太田、動きます」とかなんかネタを作っちゃってさ。なにが「太田、動きます」だよ? そんなことやってるんだよ。で、こっちのスタジオでみんな、一同が待っていたじゃない? それでさ、ほとんど吉本がブワーッといるところに爆笑がいくわけだろ? 俺、本当に思い出したもん。あそこのスタジオ、吉本しかいないところに太田、爆笑だけが行く。「昔もこういう絵柄、あったな?」って思ったの。で、ずーっと思い出したらさ、そう。漫才ブームの時のたけしさんと同じ。

あれもズラーッと吉本なんだよ。B&Bもまだ吉本だったし。ぼんちだの、紳助・竜介だの、もう大変なんだよ。で、ダーッとスタジオに行かなきゃいけないじゃない? そこにたけちゃんが1人で「てめえら、なんだコノヤロー!」って(笑)。単身、東京の人が吉本に1人で殴り込んで。同じ構図だったな。俺、頭の中で。あの時、漫才ブームの時もそうだったんだよ。

(松本明子)漫才ブーム、そうか。吉本勢ですよね。

漫才ブームの時のビートたけしと同じ

(高田文夫)だから楽屋もたけしさん、ああだから。誰ともしゃべらないじゃない? 吉本もしゃべらないしさ。だから「高田さん、ちょっと来てよ」って。俺しかいないから、俺が楽屋に行ってさ。横澤さんも寄り付けないでさ。「高田さん、ちょっとたけしさんのところに行ってあげて」って。そういう1人の孤独な戦いだったんだよ。同じ構図だったね。太田のさ。なんかちょっとかっこいいなって思ったね。いろんな意味で。面白かったよ。テレビ。俺は40年前のことが頭の中をブワーッと……「あれ? たけちゃんの漫才ブームの楽屋の絵柄と同じだな」って思ってさ。たけちゃんも負けず嫌いだから「なんだ、コノヤロー。バヤカロー!」ってさ。1人で(笑)。本当に面白いんだよ。

(松本明子)本当、すごいですね。面白かった。まあ、お祭り騒ぎということで。よかったですね。

(高田文夫)最後は「面白かった」になっているからね。本当にそう。

<書き起こしおわり>

爆笑問題・太田 松本人志との『ラフ&ミュージック』共演の反響を語る
爆笑問題の太田さんが2021年8月31日放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』の中でフジテレビ特番『ラフ&ミュージック』で実現した松本人志さんとの共演についてトーク。その反響を紹介していました。
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