あぁ〜しらき ランジャタイ国崎と「妖怪角刈りおばさん」ネタを作り上げた話

清水ミチコ THE W・あぁ〜しらきの妖怪角刈りおばさんの衝撃を語る 川島明のねごと

あぁ〜しらきさんが2024年1月14日放送のTBSラジオ『川島明のねごと』の中でTHE W 2023で披露した「妖怪角刈りおばさん」ネタについてトーク。ランジャタイ国崎さんとネタを作った話や、本番で音ずれしまくっていた理由などについて話していました。

(川島明)それこそTHE Wでね、もうすごい楽しみにしてたんですよ。で、前の日がサンドウィッチマンと仕事一緒でね。「明日、THE Wだけども、うちのしらきをお願いします」って。言うたら、伊達さんの弟子っちゃ弟子ですよ。

(くっきー!)愛弟子やね。

(川島明)愛弟子。家族。

(あぁ〜しらき)そうですね。伊達さんの一番弟子なので。

(川島明)なので……まあ、「よろしくお願いします」っていう言葉だけですからね。「面白かったらちょっと正当に評価してください」っていう、そういうハシゴがあったんすけども。ちょっと1票も入れられないっていう(笑)。

(あぁ〜しらき)フハハハハハハハハッ!

(くっきー!)なんでなん?

(川島明)いや、正直ですね、そのCブロックというのは、ゆりやんレトリィバァがあって、しらきさんがあって、ぼる塾があって、エルフっていう順番だったんですけども。ゆりやんに期待するがあまりですね、エアハムスターショーっていう、かなりぶっ飛んだ……単独やったら6本目にやるような、幕間にやるような。まあ、彼女なりの世界観でやったんですけど、お客さんとのリンクもそこまでしてないし。「もっとゆりやんってすごいのにな」っていうのがあったんで。もう点数は出さないですけど。頭の中では「今回はゆりやんはこれ、40点ぐらいかな。本当なら120点、出せる人なのに。でも、1回優勝してるしね。こういうチャレンジすること自体がもう100点だな。ゆりやん、今回は申し訳ないけど40点」って思っていたら、しらきさんが8点を取ったんで。

(あぁ〜しらき)アハハハハハハハハッ! あれ、8点だったんですか?

(川島明)8点ですね。「あぁ〜8点」。

(あぁ〜しらき)えっ、あぁ〜8点?

(くっきー!)あぁ〜無情(笑)。

(一同)フハハハハハハハハッ!

エアハムスター(40点) VS 妖怪角刈りおばさん(8点)

(川島明)あの時は「あぁ〜しらき」じゃなくて「あぁ〜無情」でしたね(笑)。びっくりしましたよ。あんなに音が合ってない芸人が出てくるっていうので。

(くっきー!)「情が無い」(笑)。

(川島明)「あぁ〜無情(むなさけ)」。「あぁ〜野麦峠」(笑)。本当に悲しかった! 「これは誰が来ても勝てるぞ!」っていう状態。がら空き。エアハムスター。

(あぁ〜しらき)でも本当、点数制じゃなくてよかったです。それを聞いて。ほっとしました。

(川島明)いや、そらぼる塾がめちゃくちゃおもろく見えましたよ?

(くっきー!)そらそうか。

(川島明)普通でもおもろいんですけど。はじめて芸人を見たっていうぐらい、笑いました。荒れた地にやっと、花が咲いたなっていうことでぼる塾さん。で、エルフもすごかったんですけども。ただ、ほんまにあれ、予選をされたんですか?

(あぁ〜しらき)しましたよ。もちろんですよ。1回戦からこちらはやっているんですよ。

(川島明)角刈りを?

(あぁ〜しらき)角刈りはやってないです。

(川島明)角刈りはまだ封印?

(あぁ〜しらき)封印していて。準決勝で2日間……1本目のネタと2本目のネタをやる感じなので。

(川島明)THE Wってキングオブコントみたい2日あるんや。

(あぁ〜しらき)そうなんですよ。たぶん、そのきっかけ作ったのも、もしかしたら私かもしれないんですけれども。前までは1本で上に上がれたんですけど。5年前に私が決勝に上がった時に、バイザーネタで決勝まで上がったんですよ。

(川島明)サンバイザーで。いや、「バイザーネタ」って当たり前みたいに……実際、一世をノー風靡ですから。サンバイザーをカシャカシャやるっていう。

(あぁ〜しらき)はい。それで上がったんですけども。もう1本、ネタをやれるってことで。2本目は私、「男かな? 女かな?」のネタ。あれをどうせだったらやりたいと思って、やらせてもらったんですけど……それが結構、会議でもめたらしいんですよ。「これをやらせていいのかどうか?」って。

(川島明)ああ、この時代に。このボーダーレスな時代に。

(くっきー!)たしかに(笑)。

(あぁ〜しらき)かなり主催者側が怖がったらしくて。それで会議が上まで上がっていって。「いや、でもそういうネタじゃないんで!」っていう。そこをめちゃくちゃそこを強く押してやらせてもらったんですけど。で、たぶんそれで次の年から2本、やる形になったんですよ。

(川島明)審議になったんだ。その一瞬で判断できにくいっていうことで。そこまでして、やりたかった?

(あぁ〜しらき)やりたかった! 本当にやりたかった。あのネタを。

(川島明)いや、さや香の見せ算とは訳がちゃうよね。日本一、1000万が目前まで行って見せ算っていうのはかっこよかったと思うけど。男かな、女かなもやっぱり?

(あぁ〜しらき)どうしても、やりたかったんです。

(川島明)日テレを敵に回してもやりたいと?

(あぁ〜しらき)あれはやりたかったんです。本当に。

(川島明)そこから2本、チェックが入ったわけですね。じゃあ、今回のその妖怪角刈りおばさんともう1本、ネタはもちろん控えていたわけ?

(あぁ〜しらき)そのもう1本、控えていたネタで準決勝まで行ったんですよ。

(くっきー!)ああ、そもそもそれが強かったんや。

(あぁ〜しらき)はい。もうひとつのネタで準決まで上がって。もう1本をどうしようかな?ってなった時に、ネタ選びにすごい慎重になるじゃないですか。その時に、ランジャタイの国ちゃんに相談して。

(川島明)国ちゃんに相談したんや。まあ、同じ事務所だ。

ランジャタイ国崎に相談

(あぁ〜しらき)はい。同じ事務所だし、仲がいいので。国ちゃんに「もう1本、どうしようかなって思ってるんだけど」「しらきさんのこのネタ、面白くないですか?」っていう感じから。「でもそれ、このまんま地上波やるって言ったら結構、厳しいな」ってなった時に国ちゃんがいろいろアドバイスくれて。それで「妖怪角刈りおばちゃんっていうのはどうですか?」って直して。

(川島明)ああ、時代に合わせた、大会に合わせたのがあの妖怪角刈りおばちゃんなんですか?

(あぁ〜しらき)そうです。だからこのネタ、大会に合ってるんですよ。

(川島明)あのネタって、当日にできたんですか?(笑)。

(あぁ〜しらき)当日じゃないですよ!

(川島明)あれって30分前に……。

(あぁ〜しらき)違いますよ、違いますよ。

(川島明)ですよね。道具が届かなかったとか……フィギュアスケートとかで、あるじゃないですか。飛行機会社がなくしたとか。

(あぁ〜しらき)違うんです。でも、ネタの初おろしが準決ですね。お客さんの前でやったことないです。あとネタは(笑)。

(川島明)でも、逆に考えたらすごいな。

(くっきー!)よう決勝でやるな、そんなんを。

(あぁ〜しらき)はい。やってて楽しかったんで。

(くっきー!)自分が?

(あぁ〜しらき)はい。やっぱり自分がわくわくするネタやりたいじゃないですか(笑)。

(川島明)うん。そら完璧にウケたらええよ。

(あぁ〜しらき)ああ、準決でウケたんですよ、本当に。

(川島明)どこのハプニングバーでやったんですか?

(あぁ〜しらき)なにを言うんですか(笑)。

(川島明)いや、あれはどこでウケたんですか?

(あぁ〜しらき)準決勝の会場……ルミネでウケたんですよ!

(川島明)あれでルミネに上がったんですか? セキュリティーが甘いな、これは。

(あぁ〜しらき)「セキュリティーが甘い」じゃないですよ、本当に!

(くっきー!)ルミネがよくないな。

(あぁ〜しらき)よくないことないですよ!

(川島明)エントリー数がちょうど12組やったんですか?(笑)。

(天津飯太郎)一番落ちようのない(笑)。

(川島明)名前を書いたら受かったんですか?

(あぁ〜しらき)いや、ちゃんと順序通りにやって受かったんです、あれは。

(川島明)で、私も本番中に言いましたけど。練習量が見えないというか。最初、ドラムソロから。エアドラムから入るけど、もう音がずれてたじゃないですか。

(あぁ〜しらき)はい。あれは難しいんですよ。

(一同)フハハハハハハハハッ!

最初のエアドラムから音ずれ

(川島明)俺、「これ、練習している?」ってボソッと……あれ、横にいたのはアンガールズ田中くんかな? 「これ、練習してるのかな?」って言ったら、田中くんは「たぶん彼女はあえて半拍ずらしてるんですよ。そこまでの面白さです」って言ってたんだけど。全部……角刈りを取るタイミングも、ジャーン!っていうのもずれてるし。「こんなにずらす意味があるのかな?」「いや、たぶんここに残ってるってことは、わざでしょう?」って言ってるんやけども。

(あぁ〜しらき)あれ、難しいんですよ(笑)。

(天津飯太郎)合わせたかった?

(あぁ〜しらき)はい(笑)。合わせに行っても難しいんですよ。あれは。合わせて行ったとて……です。あれ、難しいんですよ。

(くっきー!)生音で? イヤモニとかで聞きながらやっていたんじゃないもんな。その場の音やもんね。

(あぁ〜しらき)はい。

(川島明)だから、ちょっとずれるんでしょうね。

(あぁ〜しらき)そうなんですよ。本当に叩いてたらね、合わせられるんですけど。

(くっきー!)鼓膜のこの蝸牛が緩いんかな? 蝸牛の巻きが。あの奥の渦が。

(あぁ〜しらき)フハハハハハハハハッ!

(天津飯太郎)あのカタツムリみたいなのが。

(くっきー!)その巻きが弱いんか?

(あぁ〜しらき)ああ、それでちょっとずれるんですかね(笑)。

(川島明)会場ってね、お客さんが入っても反響で変わるから。リハは当日、されたと思うよ。

(あぁ〜しらき)ゲフッ……そうですね。

(川島明)今、死んだんですか?

(天津飯太郎)吐血。沖田総司(笑)。

(川島明)「あぁ〜吐血」?

(あぁ〜しらき)なんでも「あぁ〜」つけないでくださいよ! 本当に!(笑)。

(川島明)だってあなたがあぁ〜しらきって言うから。なんやねん。まず「あぁ〜しらき」って?

<書き起こしおわり>

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