佐久間宣行 2023年エンタメランキング(映画、舞台、ドラマ)を語る

佐久間宣行 いい夫婦関係を保つための秘訣を語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

佐久間宣行さんが2024年1月10日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中で2024年のお正月休みで選出した2023年のエンタメランキングを発表。映画部門、舞台部門、ドラマ部門に分けて話していました。

(佐久間宣行)でね、2023年のエンタメのランキングなんですけど。毎年、正月休みにお酒飲みながら前年のランキングを作るのが楽しみで。今年もね、仕事の合間に作って。楽しかったんですよね。結構あります。で、一時期は「俺もエンタメの世界で働いてる人間だし、ランキングを言うのはどうなんだろう?」とかって思ってたの。一緒に仕事してる人も作ってるし。そう思っていたんだけど、もう関係ねえやと思って(笑)。なんで、発表します。

映画ランキングベスト12

(佐久間宣行)ええとですね、映画は結構去年、見れたんで20位ぐらいからなんすけど。20位ぐらいから発表していくとですね……同率20位が『キリエのうた』と『タイラー・レイク -命の奪還-2』ですね。で、19位が『グランツーリスモ』。18位が『バービー』。17位が『別れる決心』っていう韓国映画なんすけど。で、16位が杉咲花さんの『市子』。15位が『リバー、流れないでよ』。これはヨーロッパ企画の上田さんが脚本を書いてるやつですね。

で、14位が『AIR/エア』です。これはナイキのエアジョーダンができるまでの話。その次、13位が『イコライザー THE FINAL』。12位が『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』。11位が『ザ・フラッシュ』です。ここまでが20位から11位。

それで10位が『雄獅少年/ライオン少年』。これ、中国の映画ですね。中国のアニメーションでめちゃくちゃ終わり方もかっこよかったです。9位が韓国映画で『非常宣言』。8位が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』。7位が『ジョン・ウィック:コンセクエンス』。6位が『怪物』。坂元裕二さんのやつ。で、5位が、これは見た人は少ないかもしれないけども『テトリス』。Apple TV+にあるテトリスが出来上がるまでの話にスパイアクションが入ってるっていう。ロシアの陰謀とか、そういうのがぐちゃっとなっている『テトリス』っていう作品。これ、めちゃくちゃ面白いんですよ。

4位が『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』。これは前後編の前編だけなんで、入れるかどうか悩んだんだけど……っていう。で、同率4位が『aftersun/アフターサン』っていうですね、これは説明しづらいんだけど。父と子の話なんですが。これはぜひ見てほしいですね。3位が『窓ぎわのトットちゃん』です。これね、みんな今、まだ公開しているから早めに見てほしいって思うぐらい、素晴らしいアニメーションでした。第2位がNetflixでデヴィット・フィンチャーがやった『ザ・キラー』。

そして第1位が『BLUE GIANT』です。『BLUE GIANT』でした。あのね、『ザ・キラー』と悩んだんだけど。やっぱり劇場で見た時の会場のうねりみたいのがもう圧倒的に今回、すごくて。だから今回、僕の中では『BLUE GIANT』が素晴らしかったなって思いましたね。他にもね、いろいろありました。今年公開する……俺はもう試写で見たんだけども。『夜明けのすべて』っていう映画があるんですけど。上白石萌音さんとSixTONESの松村さんのやつ。それね、もしかしたらすぐにベストが来ちゃうかもっていうぐらい素晴らしい映画でした。それもおすすめです。

舞台ランキングベスト10

(佐久間宣行)舞台。舞台はね、ランキングを言うのか?っていう話なんだけど(笑)。見れないからね。見えないんだからっていう。でもね、ベストテンっていうか。『ジャズ大名』っていう、千葉雄大さんが出てたやつ。年末にやっていたやつで『ジャズ大名』ってやつと。あと『デンジャラス・ドア』っていう、もうすぐドラマになるんですけど。ホラーっぽい……要は扉が意思を持って食い殺すようになっちゃったから、OLたちがそこから出れないっていう、言っちゃあコメディの舞台なんだけども。それも面白かったですね。

あと加藤拓也さんっていう新進気鋭の劇作家がやってらっしゃる劇団た組の『綿子はもつれる』っていうのが素晴らしかったのと。あとはアガリスクエンターテイメントの『令和5年の廃刀令』っていうのも素晴らしかった。これは現代日本にもずっと刀文化があって。だけど、それで殺傷事件とか起きたからタウンミーティングで廃刀令を実施しなきゃいけないんじゃないか?っていう、そんなコメディなのよ。今の現代日本でね。それが、要はアメリカの銃社会とかもちょっとリンクしてるようになっていて、現代社会とも繋がってるっていう。これ、すごい面白かった。

音楽劇『浅草キッド』、ダウ90000『また点滅に戻るだけ』、城山羊の会 『萎れた花の弁明』、ミュージカル『おとこたち』。あと、久保史緒里さんが出ていた劇団☆新感線の『天號星』も今回、めちゃくちゃ素晴らしかったです。あとは下北で見たコンプソンズ『愛について語るときは静かにしてくれ』っていうのが暫定1位ということで。これが1位でした。もうすぐコンプソンズ、今月か来月ぐらいにやるんでね。それもぜひ、見てほしいなと思います。

ドラマランキングベスト12

(佐久間宣行)で、ドラマがあるんだけど。どうする? ドラマも行く? ドラマのベストテン。ドラマは……ベストテンのところにこれ、みんなは見てないかもしれないけども。NHKのね、『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』っていう、河合優実さんが主演の、岸田奈美のエッセイのドラマ化。これも素晴らしかったですね。『だが、情熱はある』『コタツがない家』『ガンニバル』。今回、ベスト12ぐらいにしてて。このへんが12位、11位、10位、9位ぐらいなんですけども。

で、ここからNetflixの『ONE PIECE』。NHKでやった『大奥』のシーズン1。特にシーズン1がすごい好きでした。その後が『ブラッシュアップライフ』。ここまでで6位っていう感じです。で、第5位が『テッド・ラッソ』シーズン3です。これApple TV+にあるイギリスのサッカーチームの話なんですけど。『破天荒コーチがゆく』っていう副題がついていて。人の優しさとか、気持ちよく生きるみたいなものがテーマのドラマで。シーズン3で完結したんですけど、めちゃくちゃよかったです。で、『THE LAST OF US』。ゲームのドラマ化のシーズン1が第4位。これも素晴らしかったです。

で、次がここでたまに話してるかもしれないけど『メディア王』っていう。原題は『Succession』っていうやつなんだけども。アメリカのメディア一族、メディアを牛耳ってる人たちの王位継承争いみたいのを描いていて。本当にクソみたいな人間しか出てこないんです。全員、性格が悪いんですけど、いつの間にか好きになっちゃうっていうのもありながら。それがシーズン4で完結したんですけど。そのシーズン4も素晴らしかったです。それが第3位、

で、第2位が『一流シェフのファミリーレストラン』っていうのがあって。これはディズニープラスなんですけど。簡単に言うと、性格が曲がったていたり、クソ野郎しか出てこない『王様のレストラン』です。ミシュランを取ってるようなお店から主人公が、その兄貴が亡くなったから、兄貴がやっていたお店を引き継ぐんだけど。そこが問題だらけなの。問題だらけで、トラッシュトークが連発で。めちゃくちゃ、もうみんなで「クソ野郎!」って言い合っているような厨房の中、「こんな最悪の現場でどうするんだろうな?」っていう。で、それが全員最悪のまま、シーズン2でちょっとずつ人間的に成長していくんだけど。これ、とにかく編集がかっこよくて。シーズン1の7話だか8話だかで厨房ワンカットで20分ぐらいやるシーンがあって。それがエグいんですよ。これがすごいっていうことなんですよね。

それで1位が韓国ドラマの『ムービング』。これは東野さんも1位って言ってたんですけど。超能力物なんだけど。最初は若い、学生時代の超能力持ってる子たちのラブコメみたいなのから始まって、徐々に構造が親子関係……父親たちも能力者なのかもってわかってから、北朝鮮とかも絡まってくる大アクションになってくる。これ、全20話なんでね。これ、『ムービング』はとにかくおすすめです。っていうような感じになっております。一気にね、毎年話してますけども。昔は気を遣って。「まあこれ、知っている関係者がいるかもしれないから、ランキングを言うのはどうなんだろう?」と思っていたんだけども。まあ、もういいだろうってことで(笑)。全部、言いましたね。っていう風になっております。

<書き起こしおわり>

佐久間宣行 2022年エンタメランキングベスト10(映画、舞台、ドラマ)
佐久間宣行さんが2023年1月11日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中で2023年のお正月休みで選出した2022年のエンタメランキングベスト10を発表。映画部門、舞台部門、ドラマ部門に分けて話していました。
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