ラランド・サーヤさんが2023年12月13日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン』の中で自身がラジオやYouTubeなどで発信していた「お母さんヒス構文」が独り歩きし、ついには「ヒス構文」が2023年JC・JK流行語大賞に選出されたことについて話していました。
(佐久間宣行)メールが来ております。「佐久間さん、サーヤさん、ニシダさん、こんばんは。今年の流行語大賞、おめでとうございます。ヒス構文についてなのですが、サーヤさんがラジオで言っているヒス構文はどこまで、どんな感じが実話なのでしょうか?」。
(サーヤ)やばいやばい。
(ニシダ)ヒス構文ね。
(サーヤ)これ、「ヒス構文」がJC・JK流行語大賞みたいなのを取って。でも「お母さんヒス構文」っていうのを我々はやっていたんです。ずっと。
(佐久間宣行)そうだよね。ラジオとYouTubeで。
(サーヤ)我々の実体験をもとに「お母さんってすげえ論点をずらして怒ってくるよね」っていう話で。
(ニシダ)お互いにそういう家庭育ちだったので。
論点をずらして怒ってくるお母さん
(サーヤ)そう。お母さんのエピソードをたまたましゃべっていて「お母さんヒス構文ってあるね」みたいなやつで。で、実話で言うと、そもそもお母さんヒス構文が生まれたのは、私が実家に帰省しようと思った時に、お母さんが保護猫を2匹、飼っていたんですよ。で、私は重度の猫アレルギーなんですね。本当に顔がパンパンに腫れちゃうから。「えっ、これじゃあちょっと、今年は家に帰れないかも」みたいな。そんな連絡をしたら、「えっ、何? じゃあ暴力的な人にこの保護猫をあげちゃえばいいんだ?」って言われて(笑)。
(ニシダ)動物虐待するような人にね。
(サーヤ)「じゃあ、虐待する人にこの猫を預けても。猫がボコボコなってもいいっていうことだ?」みたいに言われて。「いや、そんなこと、言ってなくない?」って(笑)。「いや、そんなの全く私、言ってないよ? なんで私が言ったみたいになってんの?」みたいな。「いや、帰れないわ」「ああ、そういう感じになったんだね。売れたから、そういう風になって……売れたら、もうお母さんとは口を聞かないっていう感じだ。素人とはもう口を聞かないんだ?」みたいな。
(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!
(サーヤ)「いやいや、そんなことも言ってないよ?」っていう。そんな話をして、お母さんヒス構文っていうコーナーができて、いろんな人から募集をしていたんですけども。そしたら最近、つまんないインフルエンサーの方が……。
(ニシダ)いや、言うなよ。お前、「つまんない」までつけるなよ?
(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!
(サーヤ)「JKヒス構文」とか「メンヘラヒス構文」とかいうのをやって、軒並み滑っているっていう状況で。
(佐久間宣行)ああ、あれは「お母さん」なんだよね。
(サーヤ)お母さんだから成り立つんですけどもね。
(ニシダ)だから伊集院光さんにおける「中二病」じゃないですけども。ちょっともう、我々のものじゃない感じになっていて。
(佐久間宣行)ああ、なるほどね。
(サーヤ)でも、なんか生みの親ってドンと構えてた方がかっこいいみたいなところ、あるじゃないですか。「いや、本当に広めていただいて、ありがとうございます」みたいな。あれ、絶対嫌だなと思いますし。絶対に許さない!
(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! ダサくされちゃうのはね。
(サーヤ)もう、いい。別に、自分がちっちゃいと思われていいから、「全員、滑ってますよ!」っていうのを言いたい。TikTokerのヒス構文とか、YouTubeでメンヘラヒス構文ってやっているのとか。あれ、全員滑っているっていう。まあ、これは幸せなことですからね。その言っている本人たちは経験してないんだろうなって。本当のヒス構文っていうものを。
(佐久間宣行)本物のヒス構文ね。ずらして怒ってくる。そして、もうコントロールが効かなくなってくるお母さんの感情ね。
本当のヒス構文を経験してないから滑る
(サーヤ)あれを経験していないから、滑ることができるんだろうなって。
(ニシダ)幸せだよね。「滑ることができるんだろうな」ってなんだよ?(笑)。
(サーヤ)こっちは地で経験しているから(笑)。
(ニシダ)たしかにな……(笑)。
サーヤさん、ヒス構文がJC・JK流行語大賞2位になってます! pic.twitter.com/oDxv5wgW1I
— takki- (@takki_yo) December 11, 2023
<書き起こしおわり>