佐久間宣行と平成ノブシコブシ 関西弁とツッコミを語る

佐久間宣行と平成ノブシコブシ ひな壇戦国時代の芸人たちを語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

平成ノブシコブシの吉村さん、徳井さんが2021年2月17日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』に出演。関西弁とツッコミ、お笑いについて佐久間さんと話していました。

(佐久間宣行)メールが来ています。「『大阪弁っていいですよね。漫才って大阪弁だから面白くなるだんと思いますよ』と真理に気づいてしまった徳井が関西弁で漫才を始めるも、全然面白くならず、『もうええわ!』の瞬間に吉村がちょっと泣いちゃう漫才」。フハハハハハハハハッ!

(徳井健太)コント、すごいなー(笑)。

(佐久間宣行)でも山ちゃんだって昔は関西弁でやってたんでしょう?

(吉村崇)そうです。元々、山ちゃんは千葉ですからね。千葉から、向こうに行ってやったけど、それもやめて……みたいな。

(徳井健太)関西弁ね。

(佐久間宣行)やっぱり北海道から出てきてさ、東京で芸人をやってる時に「くっそ、関西弁……」と思ったことはたくさんあるでしょう?

(吉村崇)ありますよ。「いいな」と思いましたよ。

(佐久間宣行)「いいな」っていうか、その関西弁の天下すぎるみたいな。

(吉村崇)で、すごいたぶんネタとの相性がいいんだろうね。ツッコミとの。

(徳井健太)やっぱりツッコミはいいよね。

ツッコミとの相性がいい

(吉村崇)それは悔いましたね。「何で出身が大阪じゃなかったんだ?」とかって悩んで……もう生まれた地すら恨んでいましたよ。俺は。売れてない時は。もういろんなことを……。

(佐久間宣行)うんうん。たしかにね。だってツッコミの言葉、ないもんね。ツッコミの文化がないもんね。東京もそうだし、俺は東北だし。北海道もないもんね。だからおぎやはぎは最初、漫才を始めた時に突っ込むのが恥ずかしいから、ああいう芸風にしたんだもん。

(吉村崇)そう考えたら、発明ですよね。

(佐久間宣行)「訂正」っていうね。

(吉村崇)とか、わからないですけども。関東は「乗っかり」とか。そういうのも、歳を取ってから気づきましたからね。

(佐久間宣行)ずっと「悔しいな」しか思っていなかった?(笑)。

(吉村崇)「ズリいな、関西弁。なんだよ!」としか考えてなかったです。本当に。7、8年は。

(徳井健太)やっぱり面白いと思いますけどね。関西の方が。やっぱりエピソードトークとかも、普段からやってるらしいんですよ。大阪の人たちって。

(佐久間宣行)そうだよね。

(徳井健太)たまにとろサーモンの村田さんとかを飲んだりしても、結構3、4分のトークをしてくるんですよ。

(佐久間宣行)飲み会で?

(徳井健太)はい。

(吉村崇)1人しゃべりね。

(徳井健太)そう。で、だから天津の向さんとかもそうですけど。それで俺、一応突っ込むじゃないですか。「いやいや、試さないでくださいよ」みたいなことを言うと、ポカンとするんですよ。「えっ?」って。

(佐久間宣行)ああ、それが普通だと思っているんだ。エピソードトークを普段でも話すっていうことが。

(徳井健太)だから『すべらない話』があるんだと思うんですよ。東京の人が『すべらない』に出た時って本当、矢作さんとかもそうですけど。15秒ぐらいの話しかないじゃないですか。

(佐久間宣行)ああ、そうそう。

(徳井健太)だからあの文化が東京に来た時、みんなもう嘘つきになったもんな。もう全然……本当に落語。

(吉村崇)フハハハハハハハハッ! お前、UFCを1人で始めるなよ! 待ってくれよ!(笑)。

(佐久間宣行)あれに対応するために?(笑)。

(徳井健太)だってみんな、それを持っていないから。本当に、ただ夢で見た話みたいなのを無理やりこじつけて。オチで「ああ、なるほど」っていうのにしてた時期、みんなあったもんね。

(吉村崇)あったね。

(徳井健太)だから、やっぱり勝てないなと思いますよ。あんなの。

(吉村崇)あと、みんなテレビに突っ込みますね。1人で見ていても。

(佐久間宣行)ああ、大阪の人は?

(吉村崇)大阪の人は。大西ライオンですら、やっぱり突っ込むんですよ。

(佐久間宣行)大西ライオンですら?

(吉村崇)大西ライオンですら。テレビを見ながら「なんやねん、それ!」とか。

(徳井健太)まあ、大阪だからね。モロにね。

(吉村崇)なんかみんな、突っ込みますね。

日常のお笑い筋肉が違う

(佐久間宣行)じゃあもう、日常の筋肉が違うんだ。そうだよね。だって関西の芸人さんから聞くとさ、小学校時代にもう漫才をやってるもんね。

(徳井健太)そうなんですよ。俺、ロックバンドやってましたよ。コピーバンドを。

(佐久間宣行)小学校の時? なんのバンド?

(徳井健太)イエローモンキーの……「ずっとジェット」っていうバンドを組んでやってましたよ(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(徳井健太)そんな寒いやつがお笑いで大阪の人たちに勝てるわけないじゃないですか。

(吉村崇)たしかに(笑)。

(佐久間宣行)それぞれの学校を勝ち抜いてきた超エリートたちがまた集まって。しかも大阪で1回売れてから来るんでしょう?

(吉村崇)来るから。それはかなうわけがないですよ。大阪の人たちはたぶん、プラス10ぐらい芸歴を足さないといけない。千鳥さんだったら「今、30年目」とかにしないと納得できない。

(徳井健太)でも霜降りと同期になるよ。そうなると。

(吉村崇)まいったな、そうか……。

(佐久間宣行)そのさ、俺も聞かなかったんだけど。やっぱり後輩とかどんどん抜いていくとか、いろいろ葛藤しながら。まあ、別に2人も売れてると思うけど。霜降りの登場に関してはやっぱり、どういう受け止め方なの?

(吉村崇)私ですか?

(徳井健太)たしかに。どう思ったの?

<書き起こしおわり>

佐久間宣行と平成ノブシコブシ 霜降り明星を語る
平成ノブシコブシの吉村さん、徳井さんが2021年2月17日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』に出演。霜降り明星について佐久間さんと話していました。
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