安住紳一郎 ひよ子の皮とあんこの分離と鳩サブレーの割り屋を語る

安住紳一郎 ひよ子の皮とあんこの分離と鳩サブレーの割り屋を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2023年12月3日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で「ひよ子などのお菓子の皮とあんこを分離するのが好き」というリスナーからのメールを紹介。さらにかつて、番組に届いた「鳩サブレーをきっちり半分に割ることができる」というメールの件などを話していました。

(安住紳一郎)さて、今日のメッセージテーマはこちらです。「私の子供っぽいところ」です。広島市の50代女性の方、ありがとうございます。

(中澤有美子)ありがとうございます。

(安住紳一郎)「私の子供っぽいところはお饅頭の食べ方です。外の皮と中のあんこを分解して食べることが、50を過ぎた今でもやめられないのです」。はー。子供はね、ちょっとね、そうやって遊びながら食べますよね。上手に先にチョコだけむいて食べるとかね。

(中澤有美子)そうですね。うん。

(安住紳一郎)「特に動物型や人型のお饅頭への力の入れ方は半端ありません。たとえばひよ子」。ひよ子ね。福岡銘菓ひよ子。ちょっと、土偶っぽい感じの。あるよね。ひよ子本舗吉野堂。「ひよ子。底の部分を爪で切り取り線を入れ、そーっとはがし……」。すごいね。そんなことができるんだ。なんか、電池を入れるところみたいなことでしょう?

(中澤有美子)そうですね。おなかから。

(安住紳一郎)「底の部分に爪で切り取り線を入れて、そっとはがし、中のあんこをトントントントン……と外へ出していきます」。出るんだ?

(中澤有美子)出るんだ。

底からあんこを出していく

(安住紳一郎)「剥がした底を再び本体に戻し、『ほら元通り! でも、中身はない』と心の中で得意顔。この作業中は『ここのこの部分には技がいるのだ』などと職人気分でやっているのも子供の頃から変わりません。皮だけのひよ子と中の何となくひよ子の形をしたあんこを並べ、『ふむふむ』と自己満足した後はあんこ・皮の順でいただくのも楽しみのひとつです」。へー! できるんだ。そんなこと。

(中澤有美子)すごく今すぐやってみたいです(笑)。

(安住紳一郎)でも、だいたい崩れちゃうよね。きっとね。ものすごく、あれでしょう? 食べるとふにゃっとしたひよ子っていうことだよね? すごくふにゃっと……なんだろう? 本当に皮っていう感じだよね。うん。

(中澤有美子)薄いですよね。

(安住紳一郎)薄いよね。たぶんね。へー! そんなこと、できるんだ? 「西日本の人間なので、もっぱら福岡のひよ子をはじめ、島根のどじょう掬いまんじゅう……」。ちょっとわかんないな。「鳥取の因幡の白うさぎの経験が豊富で、その道の専門家だと密かに思っているところも子供っぽいところです。愛媛のポエムは丸型や角型とシンプルですが、皮が柔らかめのため、皮が破れてしまい、まだまだ修行が必要です」。ちょっとごめんなさい愛媛のポエムもわからないけれども。「ちなみに我が広島の銘菓・もみじ饅頭は普通にいただきます」。

(中澤有美子)ええっ? そうなの?(笑)。やりやすそうだけど(笑)。

(安住紳一郎)やりやすそうだけどね。もみじ饅頭。たしかに。皮だけになると本当にスカスカの小さいグローブみたいな。なんかもう……ああ、そう? へー! 東京銘菓・人形焼きとかもできるのかな? 皮がしっかりしてるからできそうだけど。ちょっと福岡銘菓・ひよ子などななかなかね、皮がすぐポロポロとこぼれそうですよね。素晴らしい! ねえ。50代の女性の方。

(中澤有美子)エンジョイしていらっしゃる(笑)。

(安住紳一郎)エンジョイしてますね。あとは鎌倉銘菓の……ええと。

(中澤有美子)豊島屋(笑)。

(安住紳一郎)ど忘れしました。ええと……。

(中澤有美子)鳩サブレー。

(安住紳一郎)鳩サブレー! そう。豊島屋の鳩サブレーを半分にきれいに割ることができるっていう人が前にいましたよね?

(中澤有美子)グラムがぴったりだっていう。

(安住紳一郎)グラムがぴったりでね。たしか33グラムかなんかなんで16と17とかに割れるんですよね。で、ほぼ百発百中で半分に割れるっていうね。ちょうど割るところのラインが決まっているみたいなね。

(中澤有美子)そうですね。で、1枚が大きいから、割り屋をやりたいっていうね。

(安住紳一郎)そう。豊島屋さんは強い意志でね、小さいものとか半分サイズを出さないっていう経営方針を貫いていて。それはそれで立派だなと思いますけども。

(中澤有美子)そうです、そうです。

(安住紳一郎)逆にだから、門前で割り屋っていうね。金券ショップ的なことですね。回数券のバラ売り的な割り屋をやりたいという話になってましたよね。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! なっていましたね(笑)。

(安住紳一郎)小分け屋。いいよね。そういうのもね。

(中澤有美子)いいよね(笑)。

(安住紳一郎)本来でも、流通っていうのはそういうことだもんね。問屋があって、小売屋があったということで。さらに小小売り屋っていうことだもんね。

(中澤有美子)そうか。ニーズに合わせてね。

(安住紳一郎)ニーズに合わせて。そうですよ。最近、人気の、郊外の……またこれもど忘れした。全然最近、固有名詞が出てこない。あの人気の、会員になって買う大きな問屋型の……。

(中澤有美子)コストコ?

(安住紳一郎)コストコホールセール。そうそう。コストコ。コストコもね、何か買ってきて、小売りにしてっていう。別にそれはルール上、おかしなことはないということでね、近くの小売店がね、やってますよね。

(中澤有美子)やってますね。そうだそうだ。

コストコ商品の小売り的な発想?

(安住紳一郎)もしかしたら豊島屋の割り屋が……ダメだよね。これはね。豊島屋さんの許可が必要です。

(中澤有美子)そうですね。すいません(笑)。勝手にすいません(笑)。

(安住紳一郎)勝手にすいません(笑)。そして、この話は豊島屋さんの方たちに伝えないでね。伝えないでくださいね。「よかれ」と思って伝える人、いるけど。それ、間違いですから。豊島屋さんはほら、自分たちの経営方針として「絶対やらない」って言ってることをこんな、全く何の歴史や業績に関係ない、全く見ず知らずのラジオ番組のパーソナリティー。そんなのにいろいろ言われたくないよね。ごめんなさい。絶対伝えないで?

(中澤有美子)フフフ(笑)。

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<書き起こしおわり>

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