2024年11月3日放送のTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』、前週に40代女性リスナーの方から届いた「高校野球の試合開始前のサイレンは場内アナウンス係の女性のウグイス嬢が声で出しているとずっと思っていた」というメールについて、大きな反響があったと話し始めた安住さん。
「同じような勘違いをしてる人がものすごくたくさんいて。人口比で言うと世の中の5%ぐらいの人が『あれは人の声だ』といまだに思っているくらいの反応がありました。大げさではなくて30人ぐらい、いました。これはやっぱり誰かが教えなくてはいけないですね。難しい時代になりました」と言いながらリスナーから届いたメールをいくつか紹介していきます。
どんどん届く「サイレン音は人の声だと思っていた」という意見
「甲子園のサイレンは人の声と勘違いしていたというお手紙が読まれましたが、一緒にラジオを聞いていた20歳の娘から『えっ、あれは人の声でしょう?』という衝撃発言を聞きました。また自分の娘もそう思っていたなんて……と、びっくり衝撃です。取り急ぎ報告です」
「高校野球のサイレンをウグイス嬢が叫んでいると勘違いしていたエピソード、私も全く同じ勘違いをずっとしていました。私も『大人になったらあのサイレンと同じ声がいつか出せる』と思ってサイレンの練習をしていたところまで一緒です。同じ経験をしている方がいらっしゃって、とても嬉しいです」
「私も小さい頃、野球のサイレンは人の声だと思っていました。悲痛な叫び声聞こえるので、怖くて、テレビから流れてきた時は親に頼んでチャンネルを変えてもらっていました」
「私は甲子園のサイレン、担当の専門の人がいると思っていました。『では田中さん、お願いします』と言うと、田中さんが横で『アァァァァァアーーーー!』といった感じでやっているものだと思っていました。声量変わらず長い声を出し続けられるプロの人って、すごいなと思っていました」
こんなリスナーからの反響メールを紹介しつつ、今週も甲子園のサイレン音を実演する安住さん。「私も2週目にして、なかなか再現性が高くなってきていて。ちょっとクオリティー、上がってますよね。私、真面目な方なんで2、3、練習しました」などとサイレン音ものまね自主トレをしたことも明かしていました。
2週目で再現度が上がった安住紳一郎サイレン音ものまね
そして「ぜひサイレン、再現できそうだという方がいればお願いします。プロの人だったら、いけるんじゃないかなと思うんですけどね。声楽家の方とか」など、リスナーにサイレンものまねでの番組参加を呼びかけていく安住さん、だいぶ楽しそう。「皆さん、もうラジオの前でやっているはずです。人の好奇心ってのは止められませんからね。時に、怖いほどです。ここ以外でやったら、おかしな人の扱いになりますからね。やるならここだけにしていってください」などと話していたところ、番組後半で実際にサイレンものまねをする人が登場します。
まずは過去、小学校のお楽しみ回でサイレン音を再現し喝采を浴びたこともあるという23歳女性(酒焼け気味)。
23歳女性のサイレン音
「上手! こんなに再現できるなんて……おしまいのところなんかはこちらの不安を軽々と超えていったね!」と安住さんも絶賛です。そしてもう1人、かつて番組にアメリカ50州覚え歌の投稿をした声楽家・ソプラノ歌手の「ちゃいか」さんもサイレン音ものまねを投稿。「現在、妊娠10ヶ月であり肺に入る息の量が少なく、本調子ではない」と言いつつも、さすがプロというべきサイレン音を響かせていました。
声楽家・ソプラノ歌手のサイレン音
「素晴らしい! 妊娠10ヶ月のソプラノ歌手という感じだね。ちょっと息の量は足りないけど、ひとつずつ音階が上がっていく感じ……楽譜通りにやっているなっていう感じがしますね。ただ、やっぱりサイレンは楽譜じゃないんだなっていう気もしたりして」とコメントを残した安住さん。「3連休中日、こんなんでいいんでしょうか?」と言いながらも、なんだかとても楽しそうでした。日曜天国の甲子園のサイレン音をウグイス嬢がやっている説、ちょっとしたリスナーの投稿からパーソナリティーも他のリスナーも盛り上がって楽しむ、とてもラジオらしい展開を見せていて最高でした!