サンドウィッチマンのお二人が2023年11月18日放送のニッポン放送『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー』の中で羽生結弦さんが離婚を発表したことについて話していました。
(伊達みきお)ちょっといろんなニュースが飛び込んできましたけども。一番やっぱり気になったのは羽生くんですよ。
(富澤たけし)離婚。びっくりしましたよ。
(伊達みきお)だって、ついこの間じゃんね。「結婚しました」っつって。このラジオでも「おめでとうね!」っていう話をしましたけど。羽生くん、同じ仙台のね、ちょっと一方的ですけども。親友ですよね。
(富澤たけし)親友じゃねえっつってんのよ(笑)。
(伊達みきお)一方的ですけどね?
(富澤たけし)「一方的な親友」って、ないからな?
(伊達みきお)一方的な関係性で。ジャンルで言うと「親友」という。これはもう、残念というかね。羽生くん、コメント出してましたけど。いろんなことがあったらしいね。ちょっと、もうさ、かわいそうだな。悲しいですよ。こんなので離婚っていうのが。
(富澤たけし)なんだろう? その、ファンの人とかがストーカーしているの?
(伊達みきお)なんか、気になるんじゃないの? よくわかんないけど。そんなの、ファンじゃないよ。「やめてくれ」ってあんだけ言っていたのにさ。メディアも。これ、反省しないといけないですよ。ねえ。世界的なスーパースターですよ。羽生くん。せっかく結婚して。「よかったね、おめでとうね」って。でもね、「相手の方に関しては探らないでください」っていう話だったじゃない? でもなんか、俺は知らなかったけど。名前も出てたんでしょう? その相手の人の。「もしかしたらこの人なんじゃないの?」みたいな。
(富澤たけし)ああ、そうなんだ。
(伊達みきお)らしいよ。「やめとけ」っつってんのにさ。
(富澤たけし)もう、ずっとくっついて調べるんじゃないですか?
(伊達みきお)なんかいろいろ、怪しげな車がついてきたとかね、そういうのも羽生くん、おっしゃってましたけど。もう、なんなんだろうね? 本当に。生きづらいよな。ああいう……本当にどんだけ我々に感動を与えてくれたか。日本に。
(富澤たけし)お前もなんか朝、撮られていたよな? 写真誌に。
(伊達みきお)俺も何回か、あるよ。俺らごときでも多少、あるじゃん? それは。撮られましたよ。
(富澤たけし)なんだっけ、あれ?
(伊達みきお)草野球に行く途中に。しかも、目的は俺じゃなかったんだよね。誰だか、わかんないけど。誰かの家を張っていたんだよ。何かの週刊誌が。で、その人が現れなかったらしくて。そこをたまたま俺が通ったんだよな。野球に行く格好で。
(富澤たけし)何だっけ? 「作業員かと思ったらサンドウィッチマン伊達だった」みたいな?
(伊達みきお)やかましいっつーんだよ! 「どこかの工事作業員かと思ったら、サンドウィッチマン伊達だった」っていう。なんでそれを載せるんだよ? バカか?っつーの。ふざけんなよ、マジで。
(富澤たけし)不思議だよな。勝手に載せていいんだな。ああいうのって。
(伊達みきお)あれ、ただの盗撮ですかね。ぶっちゃけ、あんなの。ねえ。わかってるのかね? 盗撮してるって。あと、つきまとい。あんなの、ストーカーですからね? 後ろからついていくとかさ。わかってやってるのかね? で、嫌がってるわけじゃん? 羽生くんなんかも「やめてね」って。その「結婚しました。ご報告します。でも相手は一般の方なんで……」っていうね。一般の方っていうのは、でかいよ。それで「やめてくださいね」っていうのに。
(富澤たけし)自分ならね、まだしょうがないっていう部分もあるでしょうけど。「やめてくださいね」っていうことなのに。
(伊達みきお)だって、一歩も家から出れなかったみたいな。もう必ず、誰かが待ち構えてるんだろうね。
(富澤たけし)うーん。しんどいね。
(伊達みきお)いや、しんどいっていうか、かわいそうだよ。そんなのさ。どういうつもりなのかな? 「してやったり」なのかな? それで今、こんな発表になって、その人らは。ろくでもないですよ、本当に。
(富澤たけし)うーん。だからやっぱりお前が羽生くんの家の周りをウロウロしないと……。
(伊達みきお)なんで俺が? 俺がつきまとい行為を?
(富澤たけし)ほら、代わりに撮られてあげないとさ。
羽生くんを守れなかった
(伊達みきお)いや、いくらでも羽生くんを守るためなら、代わりにはなるけどさ。だから俺、このラジオでも言ったじゃん? 「羽生くんは俺たちが守るから」っつって。でも、もう守りようがなかったんだよ。接点がないんだから。
(富澤たけし)フハハハハハハハハッ! だからそんなやつを「親友」とか言うなって。
(伊達みきお)よく考えたら接点がなかったんだよ。今、どこにいるのかもわからないし。でもなんか、もう同じ仙台市民としてはさ、ちょっと悔しいというかね。
(富澤たけし)だいぶ残念な話ですよ。
(伊達みきお)だいぶ残念だな。こんなことをさせちゃうんだっていうね。
(富澤たけし)幸せにさせてあげたらいいじゃないって思いますけどね。
(伊達みきお)なんなんだろうな。そこまで知りたいもんかね? プライベートのところをさ。
(富澤たけし)どうなんでしょうね。不思議ですよ。
(伊達みきお)俺はもう全然、よかったけどね。「結婚しました。探らないでください」「わかりました。よかったね」っていうのでいいじゃん。なぜ、そこでそんな探って……いろんな、わかんないけど。メディアも含めてさ、週刊誌の記者の方々が、あれでしょう? 写真を撮りたいわけでしょう? たぶん、一緒に歩いてるシーンとかさ。
(富澤たけし)まあね。だからずっとついてるんだろうけども。
(伊達みきお)それがもう、よっぽど嫌だったんだろうな。かわいそうにな。反省してほしいな。これは。あと、僕らも反省しなくちゃいけないですね。全く守れなかったというところでね。
(富澤たけし)守り方がちょっと、さすがにわからないので……(笑)。
(伊達みきお)守り方がわからないんですよね。わからなかったですね。
(富澤たけし)だからそんなの、もし自分がやられたら……。
ガンになって週刊誌記者が家に来た
(伊達みきお)俺もあったけど。俺がガンになった時にもさ、ある週刊誌が夜中、家まで来てさ。「伊達さーん! ガンについて一言、お願いします!」とかって。来たよ。冗談じゃえねよ。「◯◯ですけど!」ってちゃんと週刊誌の名前を名乗ってね。もう速攻、クレームですよ。速攻、抗議文を出しました。ふざけんなって。もう、すごいから。響き渡っていたから。
(富澤たけし)近所迷惑にもなるし。
(伊達みきお)近所迷惑だし。で、なんで家を知っているんだよ?って話だからね。別に公表もしてないし。
(富澤たけし)もうだから、だいたいわかってるんだろうね。
(伊達みきお)なに、あれ? もう、嫌だ……なに、それ?
(富澤たけし)だからもしね、そういうことに自分がなって、時間があるんなら僕はずっとその記者を追い回しますけど。
(伊達みきお)ああ、逆にね? 追い回してどうするの?
(富澤たけし)写真、撮りますよ。
(伊達みきお)撮ってどうするのよ?
(富澤たけし)ブログに上げて……。
(伊達みきお)アメブロじゃねえかよ(笑)。こっちが先に?
(富澤たけし)「ずっと付きまといますけど。どんな気分か?」っていう。
(伊達みきお)まあ、あれだけ世界的なスーパースターだから興味がある方ももちろん多いんでしょうけれども。でも、本人が「やめて」って言ってんだったら、やめてあげるべきだったよね。だから、わからないけど。もう今になっての話だけど。羽生くんも「結婚しました」って言う必要はなかったのかな?ってちょっと思うよね。
(富澤たけし)それは難しいところだけどね。こうなるんだってわかればあれだけども。
(伊達みきお)言わなければよかったなって思ってるんじゃないのかな? だって、言わなくちゃいけないことは、ないわけじゃん? 公表しなくちゃいけない義務はないじゃない? なんか……もう、かわいそうでさ。
(富澤たけし)でも、そうなっちゃうとあんまりね、公表する人も減っちゃうかもしれないよね。
(伊達みきお)もうどんどん減るでしょうね。そんなことされるんだったら。なんか、何とも……むず痒いですね。
(富澤たけし)驚いたし、悲しいニュースですよね。
(中略)
(伊達みきお)ちょっとね、羽生くん問題は本当に考えた方がいいですよ。
東島:胸が痛みますね。
(伊達みきお)本当に。我々、メディアにいる人間もね、みんな反省しなくちゃいけないですよ。これは。
東島:サンドさんもおっしゃってましたもんね。おめでとうの時に「これ以上は。ここまでだよ」って。ラジオでね、おっしゃってました。
(伊達みきお)言ったよ、俺は。ダメだよ、そんなのさ。かわいそうに。2人でデートもできなかったんだよ? 水族館に行くとかさ。ベニーランドとかも行きたかったよ。羽生くんもさ。
(富澤たけし)ベニーランド、行きたいよね(笑)。
(伊達みきお)八木山動物園も行きたかったでしょう。それをそんな、家から一歩も出れない状況だったなんて。本当に……。
ベニーランドや八木山動物園に行きたかったはず
(富澤たけし)挙げ句、離婚ですから。悲しすぎますよ。
(伊達みきお)105日ですよ。1クールですよ。
東島:でも、まっすぐ応援してくださっているファンの方もいらっしゃるので。
(伊達みきお)もちろん、たくさん味方がいるんでね。
東島:その方もでも、もどかしいでしょうね。
(伊達みきお)もどかしいよ。本当に。なんで、そこまでなる前に、周りがわからなかったかな?って思うけどね。嫌がっているんだろうなって思われる行為をしている人は。いやー、ちょっとよくないね。こういうことが続かないことを祈りますけどね。もうこれ以上は、やめてほしいですね。「離婚をする」って今、発表したわけじゃない? そしたらもう、相手の方は一般の方なんだから。
(富澤たけし)もう、いいでしょう?
(伊達みきお)もう、それはやめよう? 本当に。まあ、それが目的じゃなかったとは思うけれども。その、つきまとっている人らもさ。
(富澤たけし)これと、伊達さんの朝食バイキングは。
(伊達みきお)俺の朝食バイキング、もうほっといてくれ! ビュッフェ。いいだろう? 別にそんなもん。関係ねえよ、お前に! ねえ。思いますよ。
(富澤たけし)「美味しいんですか、それ?」っつって。
(伊達みきお)うるせえよ! お前が食えよ!
(富澤たけし)「食えばいいじゃん」って(笑)。
(伊達みきお)一応、言うけどね。「ああ、これ、美味しくて」って。言うけども。そりゃそうですよ。
東島:平和にね。
(伊達みきお)平和に行きたい。穏やかにいきましょう。
<書き起こしおわり>