東野幸治さんが2022年12月2日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でサッカーワールドカップで日本代表がスペイン代表を撃破したことについてトーク。約30年前のドーハの悲劇をほんこんさんと見ていた思い出などを話していました。
(東野幸治)見ましたか? 日本対スペイン戦は? 見なかった?
(渡辺あつむ)ああ、リアルタイムで拝見しました。
(東野幸治)ああ、すごいね。やっぱりそこはちゃんと……世の中あまりにもね、こんだけ盛り上がるか?っていうぐらい。
(渡辺あつむ)まあ単純に「これ、見いひんかったら、なにを見るねん?」っていう感じですよね。
(東野幸治)さすがですね。先ほどまで『ワイドナショー』の収録をやってきて。『ワイドナショー』のゲストも、もう決まってるじゃないですか。で、もう日本対スペイン戦をやるのもわかってるでしょう? で、前園さんもレギュラーで来てるからということなんですけれども。ロンブーの淳さん、シソンヌの長谷川さん、寝てました(笑)。
(渡辺あつむ)フハハハハハハハハッ!
(東野幸治)ロンブーの淳さんはなんか、たぶんいろんな思いがあったりとか。まあユニフォームを買ったりとかして……日曜日に見てもらったらわかりますけども。説明を聞いて、なんか納得したんですけど。まさか長谷川さんが……シソンヌ長谷川さんが高いびきで寝ているとは(笑)。俺も久しぶりにイライラしました(笑)。
(渡辺あつむ)フハハハハハハハハッ! 『ワイドナショー』で跳ねたいとは思わなかった?(笑)。
(東野幸治)全然、全然(笑)。薄いコメント、言ってました(笑)。まあ、それはそれで見る人、見ない人それぞれでいいんですけど。本当にだから、こんなことがあるんのかな、なんて。『キャプテン翼』でもこんな感じにもならないし。こんな脚本……だからドイツに勝って、コスタリカに負けて、スペインに勝つってことがあるの? みたいな感じでございますけど。まあ、見事勝ちましたし。
だから俺もあんまり……言うたら言葉をしゃべるのを仕事にしてるか、こんなことをあんまりよそでも言いたくないし、テレビでも言えないんですけど。「ブラボー」って言いたいですよ(笑)。今、テレビで「ブラボー」って言っているやつはね、聞いてる方。全員、嘘ですからね? 気をつけてください(笑)。「ブラボー」を連発してるタレントは信用できませんから(笑)。
言いたいけど我慢している「ブラボー」
(東野幸治)いや、でもその「ブラボー」でも、たしかにそうですけど、こんなことがあんねんなとか。だからその『SLAM DUNK』の映画が週末から公開されますけども。あれの監督じゃないけども。「諦めたらそこでおしまいです」じゃないけども。あんなギリギリの……ねえ。三苫さん。三苫さん、すごいね。あのギリギリで。全員が諦めたけど。ピッチ上でね、22人いている中で、たった1人、諦めずに走り込んで。ほんでなんか1ミリか2ミリ、ラインに重なってたのをまた、フワッて上げるっていう、すごない?
(渡辺あつむ)そこですよね!
(東野幸治)そこよね? あのスピードの強弱の素晴らしさ、素晴らしいなと思って。それを信じて仲間が走ってきて、太ももかなんか、そんなにきれいじゃない感じがさらになんかちょっとね、言うたら必死な感じで。かっこつけてない感じで、感動のシュートで。そこからご存知、後半もうひたすら守るっていう。なんか見ていてドキドキハラハラする、最高の試合っていう。そうですよね?
(渡辺あつむ)裏で同時にやってたドイツVSコスタリカの勝敗によっては……。
(東野幸治)それによって、次に行けるかどうか、わからんから。スペインが果たしてどう思ってたのか。それを知っていたのか。2位通過でよかったのか。ライバルとするブラジルがどこに行くかとか、いろんなことを考えて……とか言われてるけれども。それを差し引いても、まさかまさか、勝てるとはっていうところですし。
なおかつ、その前半で久保くんが頑張って。で、後半ね、早速交代させられて。スペインで頑張ってて。ずっとちっちゃい頃からスペインでやってる人がベンチに下がって。それで日本でちっちゃい頃からバリバリやっていたね堂安さんとか三苫さんとか出てきて。世の中、本当不思議なもんやなと思いながら。いい試合を見させていただいて。
なんか「ドーハの歓喜」っていうところで。まさにその通りだなと思って。こうなったらもうちょっと、日本、行けるとこまでぜひぜひ行ってほしいなとは単純に思うんですけれども。だからドーハの悲劇が今からもう30年前? およそ30年前後、30年前で。覚えてます。僕、日本対イラクでワールドカップ最終予選。どこで見てました?
(渡辺あつむ)いや、見てませんでした。
(東野幸治)ああ、見てなかった? 俺、その時にね、この世界に入ってて。新喜劇やってたんかな? その頃で。家でほんこんさんと一緒に見てました。ほんこんさんはサッカー、ものすごい好きで。中学、高校とサッカー部で。皆さんは知りませんけど、当時サッカーの試合をテレビでやるって、ほぼなかくて。唯一、テレビ東京。大阪いうテレビ大阪で『ダイヤモンド・サッカー』っていう番組がね、土曜か日曜の深夜にあったんですよ。それはね、ドイツのブンデスリーガの試合をやるんですけど。30分番組なんすよ。で、「今週は前半。来週は後半」とか。だからその1試合を見るような状況じゃない時から、ほんこんさんはずっとやってて。
ほんで、やっとワールドカップに行けるかどうか……っていう話で。僕ら、知らんからほんこんさんと一緒に見てたら、いろんなことを教えてくれるなと思って。その日本対イラクの試合を見ていて。当時、三浦カズ、ラモス瑠偉、武田さんとか。柱谷さんとか。それで今の森保監督も当時、おったって言ってましたし。で、イラクとやってて。ドーハでやってて。で、2対1やったんですよ。で、勝ったらワールドカップに行けるんですよ。
ほんで2対1になって。「勝った!」ってほんこんさん、喜んでいて。ちょっとお酒も入って、涙ながらに「勝ったわ。東野、勝った!」って言って。なんかハグかハイタッチか、お互いにお酒も飲んでるし。「よかったですね、ほんこんさん!」「せやせや!」って言って。それでほんこんさん、おしっこに行ったんですよ。
(渡辺あつむ)えらいこっちゃ……(笑)。
(東野幸治)だってもうロスタイム、あと1プレー、2プレイヤーやから。たぶん後半30分ぐらいから尿を我慢していたと思うのよ。言ったら、焼酎大好き。チューハイ大好きでずっと飲んでたから。もう我慢して我慢して、やっと行ける!って。トイレにも行けるし、ワールドカップにも行けるっていうことで、ご機嫌で。「ほーんこーん! ほーんこーん!」って俺らも踊りながら、トイレの方に行って。
で、画面を見たらラストプレーでイラクのフリーキックをなんかヘッドか、足で合わせたのか忘れましたけども。取られて。日本の選手が全員、ひざまずいて。ほんでプレー再開して「ピピーッ!」ってなって。ワールドカップに行けなくなって。それでほんこんさん、帰ってきて……(笑)。
(渡辺あつむ)フハハハハハハハハッ!
(東野幸治)「どないしたんやーっ!」って。「なんや? みんな、疲れ果ててるのか?」みたいな、とんちんかんなことを言って。「いや、実はこれこれこうで、同点になって。行けなくなりました」ってなって。「なんでや!」って(笑)。あれからもう30年! ほんこんさんは今回のワールドカップの日本の勝敗も、ほぼ当ててると聞きます。「誰がこんな当てるねん?」っていうほんこんさん。
日本大好きほんこんさん。サッカーの仕事、今までゼロです! 30年、ゼロです! 神様! 仏様! 悲しすぎますよ(笑)。『ダイヤモンド・サッカー』からずっと見てて、サッカーの仕事が1個もないんです。でも、ずっと見てるんです! EXITの兼近、サッカーを知りません。フジテレビの応援隊、やってます。ほんこんさん、ずっと家で見てます!
(渡辺あつむ)次の『男はつらいよ』はほんこんさんで(笑)。
(東野幸治)ほんこんさん、いつもワールドカップ……だからまた『ごっつええ感じ』をやってる頃とか、収録が終わって、赤坂の小さなホテルで。その日は決勝で。ブラジルと、どこかな? アルゼンチンとどこなのかな? そのホテルの小さいテレビで一生懸命、応援してね。ほんこんさん、贔屓のチームが点を取ったらご機嫌で「トイレに行くわ」言うてね。それで全裸で帰ってきたりとか(笑)。ボケです。ほんこんさんのボケ。
で、ほんこんさん、乗ってきて。乗ってきた全部、下ネタなんですよ。「東野も脱げ!」言われて。2人で全裸になって、応援したりとか。あれから30年。仕事、ゼロです(笑)。
(渡辺あつむ)フハハハハハハハハッ!
30年、サッカー仕事ゼロ
(東野幸治)誰か、ほんこんさんに仕事をあげてください。お願いします(笑)。っていうところでございまして。日本とクロアチアが来週の月曜日。日が変わって12時からありますんで。なんとなく、もしかしたらね、たしかに前回はフランスとクロアチアが決勝をしています。ワールドカップ。でもちょっと、クロアチアのその選手層じゃないけども。前回のMVPの選手も、そこから4年、経ってますし。前園さん曰く「勝つ可能性も十分あります」ということで。勝てば日本が初めてベスト8までいけるという。
で、その後の対戦相手……気が早い話ですけれども。ブラジルなのか、どうなのか。僕もちょっとまだわかりませんけれども。とにかくベスト8までは行ってほしいなと思いますけど。果たして、どうなるんでしょうか? その話をずっと『ワイドナショー』でしていたんですけども。これはずっと黙ってたんですけど。その時間帯の裏で、『不夜城はなぜ回る』がオンエアされるっていう(笑)。0.2ぐらい、行くんじゃないですかね?(笑)。
(渡辺あつむ)「※」を掴んでください(笑)。
(東野幸治)うん。でもほぼ「※」みたいなもんやと思うんやけども。でも、しょうがない。こんなことが……だって、30年経って。あの時のドーハの悲劇から始まって、30年後にこんな風にワールドカップで。ねえ。言うたらドイツとスペインと……まあ、向こうがちょっとなめてたところもあるけど。それでも勝てるって考えたらって思うと、なかなか感慨深いものがございます。さあどうなんでしょうか?
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<書き起こしおわり>