東野幸治さんと渡辺あつむさんが2024年5月24日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でかつて、あつむさんが世界のナベアツとして連発していたギャグ「オモロー!」について、その誕生や現在のスタイルなどを話していました。
(東野幸治)続いてのメール。「オモロートゥモロー」さん。「オモロー」ってあつむくん、まだ言うてる? もう言うてない? 「オモロー!」って。
(渡辺あつむ)僕ですか? 別にそんな多用はしていません。なんですか?
(東野幸治)いや、今、ふと思って。そもそもね、元相方のインタビューマン山下くんが「オモロ」って大喜利というか、フリップに書いて。なんか受けへんかって。でも、それにやけにみんな引っかかって。それを「オモロ」から「オモロー」って伸ばした方がええん違うかっていうので。あつむくんが「オモロー!」って言って、取り上げて。結果的にね。
(渡辺あつむ)まあ、だいたいね。だいたいです。
(東野幸治)で、世界のナベアツとして、それできりもみ式に売れていったっていうことよね。結果的に。あの時、あいつはどう思うてたんかな? 「俺や」と思うてんのかな?
(渡辺あつむ)いや、まず「オモロー!」ってなって。「山下くん、あの『オモロー!』ってやつは絶対に面白いから使った方がいい」って。
(東野幸治)ああ、言うてんねんな。
相方・山下に使うべきだと提案
(渡辺あつむ)「いや、いらない。俺には『山下パカッ』っていうギャグがあるから」って。「ほんなら俺、『オモロー!』すごい好きやから、『オモロー!』使うわな」って言って。ほんで、使ったんですよ。
(東野幸治)で、めちゃくちゃ「オモロー!」って言うてたやん?
(渡辺あつむ)はい(笑)。いや、もうもう、せっかく僕が「オモロー! オモロー!」でやってきたのに。1回、あいつは「オッモロゥ!」って違う言い方をしたりして。ほんで、解散して「オモロー山下」って名乗ったり……。
(東野幸治)フハハハハハハハハッ!
(渡辺あつむ)まあまあ、なかなかですよ。
チャーリー浜の「ごめんくさい」方式
(東野幸治)まあ、なかなかよね。チャーリー浜さんの「ごめんくさい、これまたくさい、ああ、クサッ!(ドドドドッ!)」っていう(笑)。あれ、あのチャーリー浜さんの「ごめんくさい」が一番面白いのは、東京から来た婚約者が最後の方にやってきて。バーッと足早にやってきて。ガラガラの扉を越して「ごめんくさい」って言ってバーッて行った時に全員がコケる。これが一番ウケるのよ! それでギャグ100連発でブームになって。師匠が舞い上がってもうて。「こめんくさーい! これまたくさい。ああ、クッサーッ!」って言うて。たぶん「ああ、クサッ」って聞こえてないんですよ、もう。反響して。想定でやってるんですよ。
(渡辺あつむ)フハハハハハハハハッ!
(東野幸治)あれはもう「ごめんくさい」って。かっこええ、キザな東京の東京弁を話す未知やすえさんの婚約者の役。「やすえさん、東京に一緒に行きましょう」みたいな。そんなキザな役で。「なんや、お前。キザなやつやな?」「この服ですか? カルカッタで買ったカッターシャツですけど?」とか言うて。という設定が一番、ウケるんですよね。今、思い出しました(笑)。
<書き起こしおわり>