星野源 安住紳一郎に編曲について指摘されて驚いた話

星野源 安住紳一郎に編曲について指摘されて驚いた話 安住紳一郎の日曜天国

星野源さんが2023年9月17日放送のTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』の中でかつて、『ぴったんこカン・カン』で安住さんと共演した際に、カレーを作りながら自身の編曲について指摘され、とても驚いたという話をしていました。

(安住紳一郎)星野源さんのプロフィールです。1981年、埼玉県のご出身。2010年ファーストアルバム『ばかのうた』でソロデビュー。2016年、自身も出演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌『恋』が大ヒットを記録。さらに俳優として『MIU404』『真田丸』『コウノドリ』など話題作に出演。エッセイを執筆するなど幅広く活躍されています。

(星野源)ありがとうございます。

(安住紳一郎)本当に忙しいっていうか、活動が多岐にわたっていて。ねえ。

(星野源)いえいえ。

(安住紳一郎)やっぱり俳優として星野さんのことを知ったっていう人は「ああ、歌も歌ってるんだ」っていう風に思って。さらには「ああ、ものすごく熱心に音楽活動しているんだ」って思ってる人、多いと思うんですけど。元々はだって、音楽ですもんね?

(星野源)僕、実は中学1年生から音楽と演劇をもうやり始めてるんですよ。

(安住紳一郎)ああ、そうなんですか。

(星野源)なので、中1から音楽を……ギターでコピーして、エリック・クラプトンをやってみたりとか。あとは友達に誘われて演劇を始めて。それがもう、中2ぐらいからオリジナルを作り始めて。演出とか、なんとなく勉強し始めて、みたいな感じだったんで。なんか「同時に始めた」っていう感覚なんですよ。

(安住紳一郎)ああ、そうですか。

(星野源)それが今、どっちもお仕事に、ありがたいことになってるっていう感じですね。

(安住紳一郎)しかも、エッセイもお書きになるし。

(星野源)そうですね。エッセイはちょうど高校生の時に宮沢章夫さんのエッセイとか、あと松尾スズキさんの……僕、役者では大人計画っていう事務所にいるんですけど。松尾さんのエッセイとかを読んで「なんて面白いんだ!」と思って。それはもう憧れて。「いつか、文章を書けるようになりたいな」っていう、そんな思いで始めたっていう感じですね。

(安住紳一郎)じゃあ「音楽活動から広がっていった」っていうよりは、もう最初から三本柱があって?

(星野源)そうですね。だから最初から、わらじが多かったですね(笑)。三足のわらじみたいな。学生の時からですね。

(安住紳一郎)でも世界的に見たら、そういう人もいるし。

最初からわらじが多かった

(星野源)うんうん。やっぱり、なんか「1個に絞れ」って結構学生の時とか、先輩とかに言われたんですけど。せっかく……もう演劇も音楽も3年とか6年とか、やったりしていたんで。中高と、ずっとやってたんで。「やめるのももったいないな」と思って。「あんまりこんなパターンの人はいないけど、これが万が一、どっちも仕事になったら、それはそれで新しいじゃん」と思って続けてたら、なんか本当にでも運が良かったんだと思うんですけど。今、こんな感じになってますね。

(安住紳一郎)本当にだから、大谷翔平さんみたいなことですよね。

(星野源)いえいえ、ちょっと……大谷翔平さんはすごすぎると思うんですけど。

(安住紳一郎)でも高校の時にね、バッティングもピッチングもいいからって。普通だったら「どっちかに絞りなさい」みたいな話なんだろうと思いますけども。

(星野源)そうですよね。たしかにそうですよね。

(安住紳一郎)ただ、全部を自分でやるから大変なことになってるんですよね。私も前、『ぴったんこカン・カン』でずいぶん一緒しましたけど。「少し、自分の作業を減らした方がいいんじゃないか?」っていうことを何回も言ってるんですけど。

(星野源)そうですね(笑)。

(安住紳一郎)だって、作詞・作曲するところまではわかりますよ。でも、編曲ってだいたい他のプロの人に頼んだりするのに、編曲もやるし。で、他の楽器の楽譜も自分で書くし。他の楽器の演奏もやるんですよね?

(星野源)ああ、そうですね。全部やる時もありますし。僕、でも楽譜は書けないんですよ。なんですけど、全部の楽器のフレーズを考えて……とかはやります。で、今は打ち込みを勉強したので。コロナ禍で2ヶ月、家から出ない時にずっと打ち込みを勉強して。なんで打ち込みでデモを作るみたいなのは、やるようになりましたね。

(安住紳一郎)だからもう本当……本当、寝る時間ないぐらい。

(中澤有美子)そうですね。

「編曲に注目してくれる人はなかなかいない」(星野)

(星野源)でも、そんなところに注目してくださったのは本当に安住さんが初めてなんですよ。やっぱり編曲ってそんなにフィーチャーされないじゃないですか。あんまり。でも、やっぱり一番大事なところで。一番音楽のカラーが出るところを、それをなんか安住さんが……音楽番組で言われたこともたぶん、あんまりないんですよ。さすがだなと思って。

(安住紳一郎)そんなことないですよ。

(星野源)カレーを作りながら、その話をしましたね。

(安住紳一郎)そうですね。

(星野源)飯尾さんのレシピのキャベツカレーを(笑)。あれ、楽しかったです。

(中澤有美子)拝見していました(笑)。

<書き起こしおわり>

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