安住紳一郎 クレジットカードのサインのこだわりを語る

安住紳一郎 クレジットカードのサインのこだわりを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんと中澤有美子さんがTBSラジオ『日曜天国』の中でクレジットカードを使う際に求められるサインへのこだわりについて話していました。

(安住紳一郎)奈良県の43歳女性の方。ありがとうございます。「困っていること。数年前からクレジットカードを使って買い物をした際のサインを液晶画面の上にタッチペンで書く方式のお店が増えました。しかし、いままでにあのサインを上手く書けた試しがありません。画面の上は固くて滑り、とにかくぎこちない感じになります。毎回毎度、『これは本当に自分が書いた字なのだろうか?』というぐらい違和感満載の仕上がりです。

ためしにゆっくり書いてみたり、ササッと書いてみたりしましたが、どうやっても納得のいく字がかけません。さらに最近、某配送業者では受け取りのサインをスマホの画面上に指で書く方式になりました。これがまた、まったく上手くかけません。クレジットカードのサインも荷物の受け取りのサインももしなにかあった際にはサインを確認するのではないでしょうか? 

しかし、いまの状況では後で見返しても『はい、これは間違いなく私が書きました』と言い切れないように思えるのですが、それでいいのでしょうか? サインというのは独特な崩し字であったり、ペンでササッと書く姿も含めてなにか大人を感じさせるような行為と思っていましたが、いまは液晶画面に浮かぶあまりにも下手くそな字を前に、毎回いたたまれなくなり、若干小さくなる私がいます。どなたか私に画面へ上手にサインを書くコツを教えていただきたいものです」という。たしかに。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)みなさん、経験ありますか? 最近、そうですよね。液晶画面の上にね、そう。なんか、小さい時に遊んだ磁石お絵かきセット「せんせい」みたいな感じのところにね。

(中澤有美子)そうですね(笑)。ああ、あれに似てるんだ、そうだ!(笑)。書いて消せるやつ。

(安住紳一郎)そうですね。たしかに上手く書けないんですよね。あれ、アルファベットだと上手に書けるのかな? 漢字だからダメなのかな? どうですかね、たしかに……まあ、サインをしたっていうことでね、新しいテクノロジーなんでしょうけども。たしかにあれは少し、自分の書いた漢字を見てびっくりする時、ありますよね。

(中澤有美子)そうですよね。心外な気持ちでいつも「はい、書けました」って言っていますね。もっと実力はこうじゃないんだよって言いたい。

(安住紳一郎)そうですよねー。ボールペンなどでサインをする時、やっぱりクレジットカードとかでかっこいい大人のサインっていうのはピシッと決まっていますもんね。

(中澤有美子)そうですか。

(安住紳一郎)はい。私、学生の時に居酒屋でアルバイトをしていたんですけども。それまで、クレジットカードを提示された時のお会計でのサインっていうものに対して何の興味もなかったんですけど。私が店員で、ある老紳士の方のお会計を担当した時に、人様のサインを見てその紳士の方のサインがばっちり決まっていたんですよね。

(中澤有美子)へー!

居酒屋バイト時代に見た老紳士のサイン

(安住紳一郎)そうなんですよねー。そこで人間としての魅力に圧倒されましたね。「そうなんだ。クレジットカードのサインってこんなにかっこよく書くんだ!」って。そこからね、私も練習し始めましたね。私もクレジットカードのサイン、はっきり言いますけどもめちゃめちゃかっこいいですよ!

(中澤有美子)フハハハハハッ!

(安住紳一郎)いや、本当にかっこいいですよ。まあ、漢字で書きますけども。もうバシッと決まってますから。

(中澤有美子)あらららら。

(安住紳一郎)ちょっとお待ち下さい。クレジットカードの後ろにサイン、書きますよね? いま、ポケットに入っていますから、ちょっとお待ち下さい。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)これ、私のクレジットカードのサイン。どうですか?

(中澤有美子)ああ、楷書ですね。

(安住紳一郎)楷書風ね。

(中澤有美子)ちょっと一部つながっていて。はー、きれい!

(安住紳一郎)いまいち感動がありませんね!

(中澤有美子)いやいや(笑)。いつも見ている字だなと思って。

(安住紳一郎)ああ、そう? へー。

(中澤有美子)いつもきれいですからね。安住さんはね。

(安住紳一郎)ああ、そう? これ、書いた時にお店の人たち、結構どよめくよ。

(中澤有美子)そうでしょうね。いや、安住さんからお手紙をもらった方がよく「女性が代筆したみたいだ」っていう感想を持たれるじゃないですか。「でもそれは安住さんの字だと思いますよ」って私は説明する場面があるんですけど。本当にきれいですよね。いつも丁寧で。

(安住紳一郎)はい。

(中澤有美子)それ、はじめて見た人はびっくりすると思います。「ああ、こういう人なんだ」って思って。

(安住紳一郎)そうか。でも、いまの中澤さんのリアクションを聞く感じだと、俺が望んでいるものじゃないから。クレジットカードのサイン、変えます。

(中澤有美子)ええーっ!(笑)。

(安住紳一郎)俺はほら、居酒屋での老紳士のあのサインがかっこよくて。それを真似していたんだけども。

(中澤有美子)いや、いいと思います。ごめんなさい。私はもうね、ずーっとお付き合いが番組上で長いから。見慣れているっていうことです。はじめて見た人はびっくりすると思います。

(安住紳一郎)ああ、そうですか。へー。そうなんだ。私、日常生活の中でクレジットカードのサインに対しての労力っていうのは結構な比重を占めていますからね!

(中澤有美子)アハハハハハッ! ごめんなさい、そうですか(笑)。

(安住紳一郎)あと、ホテルのチェックインの時のサインとか、ありますでしょう? あそこもものすごい筆圧で書きますからね。「グググッ、たくさんの人に見てほしい!」なんて。

(中澤有美子)「たくさんの人に見てほしい」(笑)。

(安住紳一郎)グググッて書きますよね。みなさんからのメッセージをお待ちしています。

<書き起こしおわり>

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