星野源『HOSONO HOUSE』50周年を語る

星野源『HOSONO HOUSE』50周年を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2023年7月4日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で発売から50周年を迎えた細野晴臣さんの『HOSONO HOUSE』について話していました。

(星野源)来週はゲストの方が来てくれます。7月11日(火)の星野源のオールナイトニッポンはこの方をお迎えします。細野晴臣さん! 嬉しい。僕の人生の、そして音楽のね、師匠・細野晴臣さんが1年半ぶりに来てくれます。細野さんとお話するのは僕はテレビブロスで定期的に対談をもう10年以上、やっているのと、あとはお食事とかをこの間、させていただきまして。元気そうで本当によかったと、ほっとしたりしたんですが。

今年、1973年にリリースされたソロデビュー作『HOSONO HOUSE』がリリースから50周年ということで。僕もね、めちゃめちゃ大好きで。細野さんを好きになったきっかけですね。高校2年生の時に松尾スズキさんのワークショップに僕が行って。音楽&演劇少年だったので。そこで先輩に「『HOSONO HOUSE』を聞け」と言われてですね、「わかりました、先輩!」って聞いたのが『HOSONO HOUSE』で。

そこからもう僕の人生は変わりましたという感じでですね、「細野さん、大好き」と言い続け、いつの間にか細野さんに「歌いなよ」って言っていただいて。こういう風に歌を歌うようになり、今この場所にいるという、本当に恩人でございます。

『HOSONO HOUSE』で人生が変わった

(星野源)そんな細野さん、『HOSONO HOUSE』50周年ということで来てくれるんですね。で、今度の日曜日、7月9日は76歳の誕生日。おめでたいですね。この日は『恋は桃色』50周年のアニバーサリーリミテッドエディションの7inchアナログがリリースされます。いいですね。その後ね、『HOSONO HOUSE』もアナログでね、完全復刻なんですよ。だから俺、当時のやつを……20歳ぐらいの時かな? 頑張ってバイトして、アナログを買ったんですよ。それでも結構高かったんですけど。

その時はね、ベルウッドっていうレーベルなんですけども。ベルウッドの安いシリーズがあったんですよ。CD選書的な……CD選書って懐かしいですね!(笑)。1500円ぐらいで売っているCD選書っていうのがあったんですよ。ご存知ですか?(笑)。なんか薄いケースに入ってるやつね(笑)。薄いやつ。でも、ベルウッドのは薄くなかったんですけども。それで聞いていたんですけども「アナログがほしい」ってなって。なので、僕はその当時のアナログのやつを持ってるんですけど。それをこの間、テレビブロスの対談の時に持っていったんです。「『HOSONO HOUSE』、おめでとうございます」っていう気持ちも込めて。

で、僕は数年前に『HOCHONO HOUSE』っていう、『HOSONO HOUSE』を細野さんが全然作り変えたセルフカバーアルバムがあって。その時に、僕は当時の20歳ぐらいの時に買った『HOSONO HOUSE』を持っていって。「サインください」って言ってサインもらって。で、今回も「サインください」って言おうと思って。それでまた、もらったんですよ。そしたら、新しい『HOSONO HOUSE』ももらって、答え合わせができたんです。マジで全く一緒だったの。中のブックレットも含めて。なのでぜひ、チェックしていただきたいですけども。

全く同じ『HOSONO HOUSE』が再発

(星野源)そんな細野さんが来てくれますので、細野さんへの質問をお待ちしてます。細野さん、深夜だと申し訳ないので、細野さんの部分だけ収録させていただきますんで。それ以外は生で来週、やります。

なので、ぜひお楽しみにという感じでございます。ちょっと細野さんが来てくれるの、楽しみですね。いろんなお話ができたらと思います。『HOSONO HOUSE』の話もしたいし、あと「今、何やってるんですか?」みたいな話も聞いたよね。なんかね、アルバムとか作ってたりとかしたら、面白いしね。何をやってるのか。ぜひどんどんメールください。

<書き起こしおわり>

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