渡辺志保 RHYMESTERサンリオピューロランドライブを語る

宇多丸 2回目のRHYMESTERサンリオピューロランドライブを語る INSIDE OUT

渡辺志保さんが2023年7月3日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でRHYMESTERがサンリオピューロランドで行ったライブを家族で見に行った際の模様を話していました。

(渡辺志保)私は個人的にですね、金曜日の夜にLANAちゃんのライブを見た後、今度は昨日の7月2日の昼にですね、そのキャリア1年足らずのLANAちゃんのライブを見た後に、デビューから30周年を迎えたRHYMESTERのライブを久しぶりに拝見しまして。しかもその場所が最近ね、海外セレブにも人気のサンリオピューロランドということで。私としてはちょっと聖地巡礼的な意味も兼ねてですね、サンリオピューロランドに……。

(DJ YANATAKE)カニエ的な(笑)。

(渡辺志保)そうですね。カニエ、キム・カーダシアン一家的なね。もし次ね、どなたか海外セレブに「ピューロランドに行きたい」って言われた時に、スムーズにご案内できるように。「ここにね、カニエさんもいらっしゃったんですよ。多摩センターの駅から、こうやって行くんですよ」っていうのをスムーズにご案内できるようにすべく、RHYMESTERさんのライブを見に行ったんですよ。

(DJ YANATAKE)どんなことになるんですか? RHYMESTERがピューロランドって。

2回目のRHYMESTER・ピューロランドライブ

(渡辺志保)これ、2回目なんですよね。RHYMESTERさんがピューロランドでやるっていうのは。で、1回目もすごい人気で、チケットが争奪戦だったみたいなのを見たから、ちょっと今回もアナウンスされてすぐに、「どうせ無理だろうな。落ちるかもな」と思いながら、抽選のに申し込んだんですよ。チケット、抽選販売だったから。そしたら見事、抽選が当たってしまいまして。「やった! 当たった!」って思って。普通に夫と私と子供の分のチケットを買って見に行ったんですけど。

あのね、ちゃんとピューロランドの中にシアターがあるんですよ。すごいメルヘンな、サンリオの世界観そのままのステージがあって。客席があって。で、そこでRHYMESTERの3名がライブする。最初、『Future Is Born』でたしか始まったかな? その後に「スペシャルゲストが来てます!」っていうことで、大人気のサンリオのキャラクターたちが出てくるっていう。

(DJ YANATAKE)マジで?

(渡辺志保)で、うちの息子はぐでたまが好きなんですよ。なんでもう、動くぐでたまを見て、不思議そうだったし。

(DJ YANATAKE)RHYMESTER feat. ぐでたま?

(渡辺志保)そうですよ。ぐでたまさんとのコラボも今回が2回目っておっしゃっていて。で、最後はバッドばつ丸くんとか。ヤナタケさんはご存知かわかんないけど、バッドばつ丸くんが出てきて。で、ライブの途中で針が一瞬、飛んじゃったんですよ。で、Mummy-Dさんが「針が飛ぶ」ということの説明をすごい一生懸命、噛み砕いてしてくださったりとか。元ネタのレコードをちゃんとJINさんがその場で2枚使いして。「こうやってね、同じところをこうやって繰り返しながら。同じところだけをかけ続けるんだよ」みたいな。

本当にヒップホップの「ヒ」の字というか、最初の「H」の文字から、もうその場でMummy-Dさんと宇多丸さんが全て説明してくださいながら。尺は1時間未満って感じなんですけれども。そうやって軽快なトークも挟みながらライブしていて。で、『宇宙なんちゃら こてつくん』っていうNHKのEテレでやっているアニメの初代主題歌がRHYMESTERさんだったんですけど。その時が一番、沸きました。

(DJ YANATAKE)ああ、そうなんだ。みんな、見に来てる子たち、知っているんだね。

(渡辺志保)そう。来てる子供たちも「イエーイ!」とか言ってて。うち息子も本当、満面の笑みで『こてつくん』の歌を聞くっていう。本当に不思議な経験でしたね。

RHYMESTER『2000なんちゃら宇宙の旅』

(渡辺志保)で、めちゃめちゃメルヘンなんだけど、RHYMESTERのいつものスタッフさんとかもいらっしゃるから。ちょっとご挨拶とかもして。

(DJ YANATAKE)ちょっとね、マネージャーはピューロランドには似つかわしくない風貌ですけども……(笑)。

(渡辺志保)「あっ、Hotchさんだ!」みたいな感じで。そうなんですよ。ご挨拶をさせてもらったりとかね、そういうちょっと不思議な次元……いろんなフェイズというか、なんていうか、ちょっと面白い空間でしたね。

(DJ YANATAKE)いやー、すごいいいですね。だって一番はもう小学生未満ぐらいですか? とか、小学生ぐらいですか?

(渡辺志保)でも本当、幅広かったです。まだ本当に赤ちゃんというようなお子さんもいらっしゃれば、ちょっと大きめの、高校生ぐらいかなというようなお子さんと一緒に親子で来てらっしゃる方たちもいて。幅広くて。

(DJ YANATAKE)じゃあ、新しいファン層を捕まえて。RHYMESTERはもう向こう30年ぐらい、安泰じゃないですか?

(渡辺志保)向こう30年は大丈夫ですね(笑)。

(DJ YANATAKE)80ぐらいまではラップができるんじゃないかなって。

(渡辺志保)そう。3歳のうちの息子がもう30になって、また孫の代まで大丈夫みたいなね。そういう手応えはありました。本当に。ちょっとやっぱり不思議な空間だったし、いろんな方に……小さいお子さんがいるお父さん、お母さん、いろんな方に見ていただきたいなという風にも思いました。

(DJ YANATAKE)いいなー。僕もちょっとスケジュールが微妙だったんで油断してたんですけど。ちょっと次回は合わせて。

(渡辺志保)そうですか。じゃあ次回、一緒に行きましょう。みんなでうちわを作っていきましょう。

(DJ YANATAKE)はい。わかりました。ありがとうございます。

<書き起こしおわり>

宇多丸 2回目のRHYMESTERサンリオピューロランドライブを語る
宇多丸さんが2023年7月3日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中でサンリオピューロランドで開催したライブ『キングオブステージ in サンリオピューロランド』を振り返っていました。
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