宇多丸 RHYMESTER『なめんなよ1989 feat. hy4_4yh』を語る

宇多丸 RHYMESTER『なめんなよ1989 feat. hy4_4yh』を語る アフター6ジャンクション

宇多丸さんが2023年6月19日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中でRHYMESTERの新曲『なめんなよ1989 feat. hy4_4yh』を紹介していました。

(宇多丸)ちなみにですね、アルバム収録曲。新録3つ+1という感じで。その「+1」。つまり『Forever Young』ってね、ございました。スチャダラパーからのRHYMESTERという名義の曲のザキヤマRemixということで。アンタッチャブルのザキヤマさん、山崎さんの「からの~」が入ったバージョンが先ほど、NACK5の『まいにちザキヤマ』で初オンエアされましてですね。聞いている皆さんの度肝を抜いたと思いますけども。ザキヤマおそるべしというね。もう通り過ぎた後にはペンペン草ひとつ生えてないという、こちらを味わっていただいたと思うんですが。

こちらも宇宙初オンエアーを今日、これからさせていただきたい。新曲は残るところ2つなんですけど、そのうちのひとつですね。もう1個、アルバムタイトル曲の『Open The Window』は明日の8時台、最後にRHYMESTER全員揃ってる中でかけたいと思いますが。まずはその前に1曲、かけたいと思います。新録宇宙初オンエアー。なにかといいますと、『なめんなよ1989 feat. hy4_4yh』。こちらをかけさせていただきたい。

hy4_4yhといえばね、この番組のエンディングで最近、いつもかけている『LIVE&DIRECT~赤坂は夜の7時』とか、『アトロクション!』とかね。私の番組ですよね。タマフルの時にはタマフルの曲を作ってくださったりとか、とにかく僕のラジオ番組に対してまずはラブがある。そしてRHYMESTERラブが半端ないというね。もちろん、基本アイドルグループなんですよ。アイドルなんです。2005年から活動を続けて、サバイブしてきた、本当にでもスーパーかっこいいガールズグループ、hy4_4yhなんですけども。

ちょっと、あと2分でかけなきゃいけないからサクッと説明しますと、ハイパヨちゃん、RHYMESTERのことを本当に慕ってくれていて。僕らの、特にやっぱりライブとかステージングみたいなことに本当に衝撃を受けてくれて。で、「弟子入りさせてください!」なんつって。それで「いいよー」なんつったんだけども。「いいよ」なんて言ったが最後、『Wannabe RHYMESTER』みたいな。「RHYMESTERになりたい」みたいな……アイドルグループですよ? 「ダメだよ!」みたいな(笑)。ゴリゴリの曲を作ってきていて。

hy4_4yh『Wannabe RHYMESTER』

(宇多丸)で、それからますます、ステージングもすごくさらによくなって。さらにかっこよくなったというグループなんだけれども。hy4_4yh。で、この番組もね、もちろんライブに来ていただいたりとか、彼女たちが素晴らしいというのは皆さんご存知の通りなんだけど。コロナ禍の中で、二人三脚でやってきたプロデューサーの江崎マサルさんが亡くなってしまって。で、なかなか大変な時期を迎えたなというところでございました。

で、弟子としてさ、なんとかしてあげたいなみたいのはもちろんありました。一方で、RHYMESTERがアルバムの新曲を作ろうという時に、最後の、その新曲をいくつか作ろうっていう時に、今までと組んだことがないようなタイプの人……たとえばアイドルグループっていうのはないわけですから。アイドル。で、やっぱりこのタイミングでハイパヨと曲を作るべきじゃないかなと。それが江崎さんの供養にもなるし。あと、ここがポイントです。今まで、彼女たちは江崎さんに歌詞を全部……素晴らしい曲たちでしたけど。江崎さんに歌詞を全部、書いてもらっていたの。ラップのところも含めて。

それをこのタイミングで、やっぱり自分たちで歌詞を書いて。ここから先、江崎さんがいない自分たちのキャリアっていうものを歩むためにも、自分たちで書いてみるという。それをやるべきだ。ラップとかもすごいうまいんだけど、「ラッパー」と名乗るには、自分が書いた、自分の名刺的な最低16小節。これがいるっていうのが僕の持論なんです。なので、それぞれに16小節で自分の……でも、その君たちのストーリーっていうのはどんなラッパーにも負けない、オリジナルのすごいストーリーがあるんだから。それを語れば間違いないんだ!っていうことで。

で、この『なめんなよ1989』というタイトルはつまり、RHYMESTERが結成が1989年。そして、ハイパヨのお二人、yukarinとchanchalaが2人とも1989年生まれなんです。ということで、ここにいる4人のラッパーがそれぞれ歌詞を書きました。僕とMummy-DはだからRHYMESTER結成の年、1989年。そしてハイパヨの2人は自分が生まれてから今に至るまでの1989年から心の歩みという、その二つの時代の年代という感じで。だから『ゴッドファーザーPart2』みたいな感じだと思ってください。二つの年代が並行して描かれる。

まず私の1番、ファーストバースは1989年とはどんな年だったのか?っていうのを、世界的マクロな視点から語り出すという。こんなバースを書くラッパーは世界広しと言えど……といった感じじゃないでしょうかね。ということでプロデューサーDJ JIN。そして私、宇多丸でございます。RHYMESTERニューアルバムから宇宙初オンエアーをさせていただきます。お聞きください。RHYMESTERで『なめんなよ1989 feat. hy4_4yh』。

RHYMESTER『なめんなよ1989 feat. hy4_4yh』

(宇多丸)はい。RHYMESTERのニューアルバム『Open The Window』から『なめんなよ1989 feat. hy4_4yh』をお聞きいただきました。すいませんね。長い、重い、暑苦しいという、時代に逆行する1曲でございまして。申し訳ございません。

(熊崎風斗)この歌詞、その後の文章、全部読めていないんですけども。

(宇多丸)ああ、そうですね。解説もすごいですよ。もちろん、僕のパートなんかめちゃくちゃ……ねえ。チェルノブイリ原発が……とかね、天安門事件が……とかね、そういうのもブックレットでちゃんと解説していますんでね。あと、バブル期の日本が……とか、そこからクラブシーンがどうなったとか。歌詞の中で歌っているものの本当の歴史的背景みたいのも結構長めに解説しております。

あと、やっぱりなによりハイパヨの2人の、yukarinとchanchalaの初の歌詞。一応、もちろん僕も一晩かけて一緒に考えながら推敲をしたんですけれども。まあ、見事なっていうか、どんなラッパーにも引けを取らない。だって、初めて書いた歌詞がRHYMESTERの2人と同じで、並列でかかって何も遜色もないっていうのはこれ、すごいことだよ? やっぱりね。奴らのセカンドステージ、ここから始まったということじゃないかと思っております。こんな曲も入ってますRHYMESTERのニューアルバム『Open The Window』。

この曲、ミュージックビデオも既に撮ってありますんで。追ってまた発表もされたりすると思います。この番組でも、スタジオライブをやったり。あとはツアーももちろん、ハイパヨちゃんと回るところ、いっぱいありますんで、そちらもぜひお越しいただければと思います。

今晩、ティザーの映像が出ます。ツアー、ハイパヨちゃんと一緒にやるくだり。昨日も実は練習してきましたけど。めちゃ息が合うと最高にかっこいい、やばい瞬間が現出するライブになりそうなんで、そちらも楽しみください。

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<書き起こしおわり>

山崎弘也とRHYMESTER『Forever Young ザキヤマ Remix』を語る
RHYMESTERのみなさんが2023年6月19日放送のNACK5『まいにちザキヤマ』に出演。ザキヤマさんのボイスをフィーチャーした楽曲『Forever Young ザキヤマ Remix』音源を聞きながら、話していました。
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