安住紳一郎 大スターたちとの共演時の難しさを語る

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安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中でテレビ収録現場の舞台裏についてトーク。大スターたちとの共演時に発生するスポンサーへの配慮の難しさについて話していました。



(安住紳一郎)電化製品と私。越谷市の42才男性の方。(メールを読む)「数年前まで家電量販店の社員だったのですが、職業病なのかテレビに出てくる家などの電化製品が気になって仕方ありません。『この家はいいエアコンが何台もあるな』とか『調理家電が少し足りないな』とか『あまり料理やっていないな』とかあれこれ勝手に想像します。さらにドラマに出てくる電化製品も気になります。ドラマの内容が入ってきません。家電メーカーがスポンサーだった場合、そのメーカーの最新家電が勢揃いしていて興奮します。電化製品のコマーシャルに出ている人がドラマに出ると、そのメーカーの電化製品が多く使われることも多いです。その点、ラジオは電化製品のラジオショッピング以外は安心して聞くことができるので、これからもラジオを末永く聞いていこうと思っています」という。はー。

(中澤有美子)へー。

(安住紳一郎)なるほど。電気屋さんだったのでテレビなどを見ていると、テレビに出てくる電化製品が気になっちゃって、ストーリーがそぞろになっちゃう。ラジオは全く見えてこないのでラジオが合っているという新しいこのラジオを聞く人の意見表明だね。へー。そうですか。

(中澤有美子)そういうことがあるんですね。

(安住紳一郎)ねえ。気持ち、わかりますね。

(中澤有美子)わかりますね。お仕事、一生懸命なさっているだけに。

(安住紳一郎)私はテレビでいろいろな人と仕事をするんですけども。そのタレントさんがすごくね、みなさんスターばかりなので。みなさんが抱えているコマーシャルっていうのがたくさんあるんですよね。それで、要するにたくさんのスポンサーからの契約料を頂いて。それで芸能事務所の生業ができているわけですから、当然そのタレントさんが抱えているスポンサー企業の商品というものと競合する商品が出ちゃいけないんですよね。

(中澤有美子)そうかー。

スポンサー企業の競合商品は出してはいけない

(安住紳一郎)なので、ゲストの方が4人ぐらい来ると、私のそのいちばん最初の作業はその人のやっているコマーシャルとその企業が発売している商品一覧を見せられるっていう作業があるんですよ。

(中澤有美子)ひえええ~!

(安住紳一郎)まあ、私の自慢話に最終的には到達しますけども。

(中澤有美子)いえいえいえ。

(安住紳一郎)いちばん最初はまず、それですね。ガーッ!って見せられるんです。で、ものすごいスターたちになりますと、スポンサーが18社とかありますからね。「えっ、これはもしかすると、日本にいまある商品をほとんど網羅しているんじゃないか? じゃあ、どうしたらいいんですか?」みたいな感じになりますね。「もう出せるもの、私の手しかありません!」みたいな。

(中澤有美子)うわーっ!

(安住紳一郎)「うーん!」みたいなことになりますね。「へー! あ、そうですか。なるほど……うどんは?」「うどん、ダメですね」「ああ、そうですか。お蕎麦は?」「お蕎麦、ダメです」みたいな。「パスタ? ダメです」みたいな。「水もダメです」「水もダメですか!?」「そうですね。水、ダメです。水売ってますね。この会社で」みたいな。「はい、水ダメ。お湯ダメ。机もダメですね。椅子もダメです!」みたいな。「じゃあ、立って話しましょう」「靴もダメです!」「靴、脱ぎます!」みたいな。「スリッパは?」「スリッパ、セーフです」「うわっ! じゃあ、スリッパお願いします!」みたいな。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)「はー」「靴下、ダメです!」「裸足でスリッパ履きます!」みたいな。

(中澤有美子)がんじがらめ。

(安住紳一郎)がんじがらめですよね。ええ。「動いていいですか?」「歩いていいです。走ったらダメです」みたいな。「えっ、なんで走ったらダメなんですか?」みたいな。

(中澤有美子)えっ、なんで?(笑)。

(安住紳一郎)「トレーニングジム、入ってますから」って。「歩いたらいいんですか?」「歩くのはいいです」「後ろはいいですか?」「後ろに歩いてもいいです」「はい。わかりました! 壁は?」「壁、ダメです」「壁、ダメですか!?」みたいな。「うち、タイルやっていますから。タイルメーカー、やってますから」みたいな。

(中澤有美子)本当なの!?

(安住紳一郎)「ああー、そうですか。壁、ダメですか。じゃあ、後ろは空でいいですか?」「空でいいです」みたいな。「緑、どうですか?」「緑、ダメです」「えっ、緑、どうしてダメですか?」「うちは園芸会社のコマーシャルやっています」「ええっ! 岩はどうですか?」「岩はいいです」「石はどうですか?」「石、いいです」「ああ、そうですか。わかりました」みたいな。

(中澤有美子)ひえええ~!

(安住紳一郎)「へー。じゃあ私が緑を抱えてもいいですか?」「安住さんは抱えても結構ですよ」「ああ、そうですか」って。で、私が縦横無尽に動くみたいな。大変ですよ。

(中澤有美子)ええーっ!(笑)。

(安住紳一郎)私が1人で映っている時は何を持ってもいいですけどね。自由自在ですけども。そういうことで、私が物を置いて歩いていく。そしてね、スターたちのもとに寄る時には何かが足りていない。そういうことがいろいろとあるんですよ。面白いですね。

(中澤有美子)いやー……。息が苦しくなる。

(安住紳一郎)いいえ。みなさんね、テレビ・ラジオに対しての文句、いろいろとあると思いますけどもね。結構内情は大変なのよっていうところ、ありますね。で、私が自分でやっている番組のスポンサーもありますからね。そうしますとね、そうそうたるいろいろなスポンサー企業になりますからね。「いったい何をやったら……」とかね。テレビを見て「安住は何を……わかってないな!」とか言うでしょう? なんかね。「そんなことやって!」みたいな。だってハンデ戦なんだからっていう感じですよね。

(中澤有美子)本当。

(安住紳一郎)今度、見せてあげたいよ。本当に。ズラーッ!ってきますからね。

(中澤有美子)怖いよ~。

(安住紳一郎)そうですね。でね、注意しないといけないのは、意外な企業が意外なものを売っていたりするからね、びっくりみたいなこともあるわけですよね。「家の前に立たないでください」「なんで?」「ここのメーカーが最近、家をやり始めました」みたいな。「はー……わかりました」みたいな。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)「じゃあ、家の前に立たないようにします」ってね。面白いですよね。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)何の話だっけ? 電化製品の話だったね。失礼しました。

<書き起こしおわり>

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