安住紳一郎 甘酸っぱい思い出の癒やし効果を語る

安住紳一郎 人生で唯一のスピリチュアル体験を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2023年5月28日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でリスナーから送られてきた甘酸っぱい思い出話を紹介。「甘酸っぱい思い出は体にいい」と話していました。

(安住紳一郎)札幌市の51歳男性の方。ありがとうございます。

(中澤有美子)ありがとうございます。

安住「4年ほど前、中学校の同窓会がありました。その時に『誰か、会いたい人いる?』と尋ねられ、『ジュンコちゃんに俺は会いたいんだ』と答えました。彼女とは小学校から中学校の1年生までずっと同じクラスで、自分に一番近い存在でした。そんな彼女とも中学校卒業以来、会っていなく、ずっと気になってはいました。そして、中学校の同窓会。『誰が来るのか』とわくわくして参加したところ、なんとジュンコちゃんがいるではありませんか。驚きと喜びとともに36年間という時間を、あっという間に飛び越え、中学時代に戻って楽しく話をしました。

ふとした時にジュンコちゃんが『ねえ。中学生の時に好きな子って、いなかったの?』と聞かれ、『うーん。アキコちゃんと仲が良かったんだ』と答えるとジュンコちゃんが『えっ? 私、明日、会うんだよ』と驚きの答えが。『自分も行きたい!』と喉まで出かかった言葉を必死に飲み込み、『よろしく言っておいてね』との伝言を託しました。次の日、ジュンコちゃんがアキコちゃんと一緒に写っている写真をメールで送ってくれました。思いがけず、アキコちゃんの写真を手に入れることができ、とてもラッキーでした。次の同窓会での再会が待ち遠しいです」。くぅー! ねえ。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! ふーん。

(安住紳一郎)どうですか? これ、現役の中学生の話じゃないからね?

(中澤有美子)そうね。51歳(笑)。

(安住紳一郎)51歳の人だからね(笑)。

(中澤有美子)よかったじゃない?

(安住紳一郎)よかった。ねえ。いいよね。しかもこの同窓会自体、4年前の話だからね?

(中澤有美子)ああ、そうか。47歳の時の。

(安住紳一郎)くぅー! どうですか。ねえ。気持ち、わかるよね? 「自分も行きたい!」っていう喉まで出かかった言葉を必死に飲み込んで「よろしく言っておいてね」って伝言を。やっぱりね、こうやって、あれだよね。やっぱり、思い出を胸に生きていくんだよね。中澤さんは少し、引いてるんでしょう?

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)全方位外交でおなじみの中澤さんでさえ、さすがにちょっと……?

(中澤有美子)いや、勉強になるなって思いながら、聞いてます。

少し引いている中澤有美子さん

(安住紳一郎)男の人は引きずっちゃうからね。ずっとね。いいじゃない? この思い出が、この思いがあるだけで、この人はご機嫌で50歳とか60歳、生きられるんだから。

(中澤有美子)そう思いますよ。うん(笑)。

(安住紳一郎)本当に中澤さんは最近はちょっと、そういう感情を隠しきれてないよね? 男の人のこういう感じ、ダメなんでしょう? 「今を生きなさい」って感じなんでしょう?

(中澤有美子)うーん、いいけど。そうですね。なんだろうな? まあ、「女の人も諸手を挙げて大賛成ではないよ」っていうことだけは、お伝えしておきたいかな?

(安住紳一郎)アキコちゃん、ジュンコちゃん?

(中澤有美子)あの、「女の人も同じ気持ちではないよ」ってことを。アキコさん、ジュンコさんじゃなくて。「この話を聞いた女の人の反応は、安住さんと同じではないよ」っていうこと。

(安住紳一郎)だから「気持ち悪い」と思う人が多いっていうことでしょう?

(中澤有美子)そういう人もいるよっていうことで。

(安住紳一郎)でも、いいじゃん? 迷惑はかけてないから。

(中澤有美子)いいです、いいです。本当にいいんです。ただ、そのいろんな世の中の考え方があるよっていうことを立場として軽く、伝えているっていうことです(笑)。

(安住紳一郎)私も、うーん。でも、楽しそうにしているからさ。

(中澤有美子)そう。ハッピーで、本当によかったですねって言ってるじゃない?(笑)。

(安住紳一郎)そうですよねー。50代、60代、男の人はね、生きるのが難しいんですよ。なかなかね。まあ、女の人もそうですけどね。なのでちょっとこういうのでね、自分の精神のバランスを取っていくという。

(中澤有美子)いや、いいと思う。

(安住紳一郎)そう。ほら、コマーシャルとかでもさ、黒酢とかって体にいいって言うでしょう? 黒酢とかさ、梅肉エキスとかさ、聞くでしょう? あれ、甘酸っぱいから体にいいわけでしょう?

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)だから、こういう自分自身の甘酸っぱい思い出ってのはね、体にいいのよ。いいの。本当に。いや、甘酸っぱいっていうのはね、本当に体に効くから。

(中澤有美子)フハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)口に入れるものだけじゃなくて、感じるもの全て。「甘酸っぱいなー」っていうさ。

(中澤有美子)そうだったのか(笑)。

(安住紳一郎)いや、本当にそう。だからさ、やっぱり甘酸っぱいものに対してね、うん。あるんだよね。やっぱりね。

(中澤有美子)なるほどね(笑)。

(安住紳一郎)だから黒酢とかさ、体にいいんだよ。もずく酢みたいなもんだから。だから、この人が健康のためにもずく酢を食べているって思うと、優しい気持ちになれるでしょう?

(中澤有美子)本当ですね(笑)。「いっぱい食べな」って(笑)。

(安住紳一郎)「体のためにもずく酢、食べてるんだ」「ああ、そうかそうか」と思って。「偉いな」と思うっていう。もずく酢、食べているんです。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! よかったよー(笑)。

(中略)

(安住紳一郎)さて、先ほど私がふざけて言った話なんですけれども。この方は、世田谷区の方。「先ほど、『甘酸っぱいものは心を癒す』という話がありましたが、漢方の勉強を私はしているのですが『酸甘化陰(さんかんかいん)』という言葉があります。酸甘化陰とは『酸味と甘みの組み合わせは体を潤す』という考え方で、漢方では心と体は切り離せないものと考えますので、酸甘化陰で体が潤えば、心も健やかになるのです。

漢方では食べ物のことを指しますが、甘酸っぱい思い出でも酸甘化陰は当てはまるのかもしれないと思いました。人間って奥深い生き物ですね」。ということですが。でも、そうだよね。体が……そうね。でも、やっぱり食べなきゃダメだよね。きっとね(笑)。

(中澤有美子)でも、ねえ。ちょっと裏づけをいただいたような感じで。よかったですね。

「酸甘化陰」という考え方

(安住紳一郎)そうね。でしたね。そうですか。酸甘化陰ね。漢字が4つ、並んでますけども。ありがとうございます。今度から話す時、この四つの漢字を出すことによって少し説得力が上がるかもしれません。ありがとうございます。酸甘化陰。へー。どこかの講演会で言ってたら、ごめんなさい。酸甘化陰。生島ヒロシさんが先に言っちゃったりして。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

<書き起こしおわり>

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