清水ミチコさんとナイツのお二人が2023年5月18日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』の中でNetflix『サンクチュアリ -聖域-』について話していました。
(清水ミチコ)そんな中、私はメイクさんにものすごく『サンクチュアリ -聖域-』っていうね、Netflixのが面白いって言われて。塙さん、なんか知ってんのかな?って思ってちょっと調べたら、塙さんも大絶賛ということで。
(塙宣之)ラジオで何度もね、言っていたから。
(清水ミチコ)そうだったんだ。もう、すごい面白かったね!
(土屋伸之)面白いですよ。
(清水ミチコ)素人にもわかりやすく作ってあるっていうかね。あと、やっぱりスポ根って永遠に面白いね。「頑張れ!」っていう気持ちって。
(土屋伸之)ヤンキーが相撲で一生懸命やっていくっていうのがね。王道ですよ。
(清水ミチコ)高田先生、見たのかな? ああ、とっくに見た? さすが。
(塙宣之)超盛り上がっている? でしょう(笑)。
(清水ミチコ)ああ、やっぱり。あのお父さん役のきたろうさんとか、脇がすごいよね。演じてないんじゃないかな?
(土屋伸之)余貴美子さんとか(笑)。
(清水ミチコ)そう(笑)。本当なんじゃないかな?(笑)。
(土屋伸之)本当じゃないですよ(笑)。
(塙宣之)余貴美子さんも、いろんなことを差し引いてもあそこまで、なりますか?って思いますけどね。
(清水ミチコ)あの飛ばされたシーン、どうしてんの?(笑)。「痛い、痛い!」って(笑)。
(塙宣之)いろいろあったとしても。変わりすぎでしょ?って思うんですけど。余貴美子さんも(笑)。
(清水ミチコ)腹が立つ役、上手!
(塙宣之)いろいろあったとは思うけど、差し引いてもあそこまでなる?っていう(笑)。
(土屋伸之)元々、いいお母さんだったのに……っていうね。
(塙宣之)「そんなに揉まれる?」みたいな(笑)。
(清水ミチコ)本当(笑)。
いろいろすごい余貴美子
(土屋伸之)揉まれ方はいいから(笑)。高田先生はやっぱり、息子さんが相撲の記者とかやっているからね。相撲の記者役の人たちもいましたらね。あっちの目線もあったから。
(塙宣之)田口トモロヲさんとね。
(清水ミチコ)あの方たちがいるから、やっぱり説明が素人に入ってくるっていうかね。
(土屋伸之)ああ、そうですね。初めて相撲に触れるっていう、ヒロイン役というかね。そういう人もいるから。
(塙宣之)あれは面白いですよね。見に行ったこと、ありますか? お相撲は。
(清水ミチコ)あります、あります。クリープハイプの尾崎世界観さんと一緒に。
(塙宣之)そうですか。だからあれで人気が出て。また混みそうですよね。国技館とか。今、やっていますからね。
(清水ミチコ)ああ、そうだと思う。もう1回、そういう目で見るもんね。
(土屋伸之)外国からも来るでしょうしね。
(清水ミチコ)「この人も、お尻を拭いてもらったのかな?」とか思いながら(笑)。
(土屋伸之)そこで見るんだ(笑)。
(清水ミチコ)あれを見た時、「辞めたい」って思った。自分だったら、辞める(笑)。
(土屋伸之)あそこでね、染谷将太さんと同じところで折れてますよね。あそこでね。無理ですよ(笑)。
(清水ミチコ)染谷将太って、うまいね!
(塙宣之)うまいですよね! だって大河で織田信長やってましたもんね? 『麒麟がくる』で。
(清水ミチコ)全然違うよ(笑)。
(土屋伸之)一番気の強い人を演じて。で、すごい気の弱い人を……ねえ。
(塙宣之)また呼び出しの人とかね、ああいう本当に相撲好きだけど、体がちっちゃくて……みたいな人、多いから。
(清水ミチコ)そうだったんだね。
(塙宣之)でも、はじめは太ってたじゃないですか。あれも……。
(清水ミチコ)ああ、そうそう。どうやっていたんだろう?
(塙宣之)ちょっとああいう新弟子人って、いますもんね。式秀部屋っていう、茨城にある部屋が、そういう人を取るんですよ。普通は取らないような人を、そこで。だからああいう、すごいちっちゃくて、ちょっとぽっちゃりした人っていうのが結構多くて。なんかそれ、すごくリアルだなと思って。
(清水ミチコ)そうなんだ。どういう人がさ、原作を書かれたの? よっぽど好きで……。
(塙宣之)あれ、脚本は『あいのり』っていうのに出ていた金ちゃんっていう。金沢さんっていう人が書いていて。
(清水ミチコ)へー! 本当? 大抜擢じゃん!
(塙宣之)すごいですよ。
(土屋伸之)えっ、『アッコのいいかげんに1000回』? アッコさんのラジオのサブ作家?
(塙宣之)高田先生、言っていましたもんね。「ラジオの作家たちが今、みんなすごいんだよ」って。ドラマとか映画とか。
(清水ミチコ)へー! 「この人はこの役で」って配役を決めたのも、すごい上手っていうか。笹野高史さんの不気味な感じとかさ。
(土屋伸之)笹野高史さんも怖かったなー。
(清水ミチコ)キモい……(笑)。ああいう笹野さんみたいな人って意外と、悪役みたいなのがすごい似合うんだね。
(土屋伸之)笑顔でね、ずっと。
(清水ミチコ)笑顔で。穏やかな感じで。
(塙宣之)笹野高史さんの車に乗るところ、あれ、めちゃくちゃ怖かったですよ。「どうぞ、お乗りください」とかって。「怖え、怖え、怖え!」みたいな。
(清水ミチコ)で、いざ家族には何もされてないっていうのがわかって。「怖い、怖い!」って(笑)。イントロみたいな(笑)。
(土屋伸之)ああいうのが一番怖いんだな。
(塙宣之)だからやくみつるさんがこの前、『ちゃきちゃき大放送』の時に常連で来るんですけど。「『サンクチュアリ』、どうですか?」って言ったら「はあ?」って言うんですよ。「いや、Netflixの……」「Netflix? なんですか?」っつってて。ああいうサブスクに入ってないんですよ。
(清水ミチコ)嘘でしょう?
(塙宣之)いや、本当に。ボケだと思ったんすけど、本当にITがわかんなくて、入ってなくて。「なんでそんな人が流行語大賞のあれ、やってるんだ?」って思いましたけども。
(土屋伸之)最新の流行語大賞を決めている人なのに。
(塙宣之)そしたら昨日、末高斗夢くんっていう落語家さんからメールが来て。やくさんとお付き合いがあるんですけども。やくさんの奥さん経由で「いよいよやくさん、『サンクチュアリ』が見たくてNetflixに今、入ろうとしています」って(笑)。
ITがわからないやくみつるもNetflix加入へ
(土屋伸之)そういう人もいるかもね。これきっかけでね。
(清水ミチコ)ねえ。能町みね子さんみたいに我慢してるとかね。
(土屋伸之)我慢?
(清水ミチコ)能町さんは「見たいのは山々なんだけど、今回のお相撲(の場所)が終わってから。それまでは集中できないから」って。
(塙宣之)今、やることがいっぱいあるから(笑)。
(清水ミチコ)清らか。清すぎるだろう、相撲ファン(笑)。
(土屋伸之)そんなに? 5月場所が終わるまで、そんなに集中してるの?(笑)。
(塙宣之)あの人、全取組見ているらしいからね。すごいですよね。
(土屋伸之)本当の関係者じゃないんだから(笑)。なんでそんなに場所に集中しなきゃいけないの? すごいよね(笑)。
(塙宣之)お相撲さんと同じですもんね。場所中に飲んじゃいけないとか。
(清水ミチコ)余計なことをしないっていうね。
(土屋伸之)その15日間だけは集中して。
(清水ミチコ)あと、相撲界の不思議みたいなのも勉強になるっていうかね。こういう山みたいなのを作るのとかも、これも力士の仕事だったんだ、みたいな。あと、やっぱり神技なんだね。神様を奉るっていう。最後もよかったね!
(土屋伸之)ちょっと続編がね、気になる感じでしたね。
(清水ミチコ)気になる。あるかもしれないんでしょう? なんか私みたいにせっかちに見ているんじゃなくて、ゆっくり見ている人はもうロスになりそうだよね。特に。
(土屋伸之)そうかもしれないですね。
(塙宣之)結構、なっていますね。ロスに。
(土屋伸之)でも、またすぐにっていうわけには、いかないでしょうからね。あれは。準備期間とか、相当大変でしょうし。なんかあのセットも作ったんでしょう? なんか国技館のセットを作ったって。
(塙宣之)言ってましたね。
(清水ミチコ)ああ、言ってた。すごいすごい。
(塙宣之)たしかに国技館に見えるけど、ちょっと違う。
(土屋伸之)まあCGもあるんでしょうけど。
(清水ミチコ)あのピエール瀧さんが元力士だったみたいな感じでさ、上手に作ってるよね。
(塙宣之)CGでね。あれ、すごいっすよね。
(土屋伸之)力士時代の合成写真。
(清水ミチコ)CGをたっぷり使わないで、ああいう使い方ってすごい効くよね。正しい使い方っていうか。何様?(笑)。
(土屋伸之)作ったことないんだけど(笑)。
(塙宣之)でも、結構大きい太った人はそういうオーディションとかに、行ったらしいんですよね。マセキ芸能社のきしたかのの岸っていう、太っている方。あいつも行ったって言ってたから。だから、そのシーズン2とか、もしやるとしたら幕之内のもっと大きくて強い人たちがいっぱい出てくるわけじゃないですか。上の位の。だからそのタレントというか、人数ってどうすんのかな、みたいな。それは思いますけどね。
(土屋伸之)そんなにでも、大きい人っていないもんね?
(塙宣之)いないよね。
(清水ミチコ)本物じゃないとね。
(土屋伸之)そうですね。経験者とかじゃないですか?
(塙宣之)結構芸人が、だからゆんぼだんぷとか、いっぱい出そうだけどね。
(土屋伸之)ああ、そうだね。岸くんはああ見えて、体操かなんかをやっていたんだっけ? なんかすごい、元々は痩せていて。
(塙宣之)ああ、そうなの?
(清水ミチコ)運動神経もものすごくいい感じだったもんね。皆さんね。
(土屋伸之)そうですね。やっぱりトレーニングをしながら、動きもね、重要ですからね。本物に見えるようにって。
(清水ミチコ)すごい話だよね。考えたら。人間の限界までずっと挑戦してきたっていう。
人間の限界に挑戦する大相撲
(土屋伸之)過酷なんだなとは思いますよね。格闘家という。
(塙宣之)やっぱり相撲はすごい世界ですね。
(清水ミチコ)うん。すごい世界だと思った。
(土屋伸之)あんなにぶつかりたくないもん。毎日。頭と頭をガン! みたいな。ぶつかって。
(清水ミチコ)ぶつかりたくないね。あと、夏なんかもすごい嫌だろうな……。
(塙宣之)そうですよね。めちゃくちゃ食べて、すぐ寝て。
(清水ミチコ)ちゃんこもリアルだったなー。もっと美味しそうかと思ったら(笑)。
(土屋伸之)周りに大きい人たちがいて(笑)。夏に(笑)。
(清水ミチコ)大きい人たち(笑)。「お前、300回」って(笑)。ああいうことを軽く言うもんね!
(土屋伸之)めちゃくちゃ過酷ですよ、本当に。
(清水ミチコ)なんか、逡巡になるね。結構。「お母さん、相撲をやってみたいよ」って言われた時に「うーん、どうかと思うな。お母さんは」って。
(土屋伸之)とりあえず、『サンクチュアリ』を見せるかもしれないですね(笑)。
(清水ミチコ)「とりあえず、こういう感じだからね。こっち、リアルだからね」って。
(土屋伸之)逆に憧れちゃったりするかもしれない。あれを見たら(笑)。
(清水ミチコ)「女、金!」っつって(笑)。
(土屋伸之)そっち? そっちが刺さったんだって?(笑)。
(清水ミチコ)全然サンクチュアリじゃない!(笑)。
(土屋伸之)いや、面白かったですね(笑)。
<書き起こしおわり>