山下達郎「ジャケット買い」を語る

山下達郎「ジャケット買い」を語る NHK FM

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山下達郎さんが2023年5月4日放送のNHK FM『今日は一日“山下達郎”三昧 レコード特集2023』の中でレコード収集についてトーク。「ジャケット買い」について話していました。

(杉浦友紀)あとは私、最近……去年からですね。レコードを細々と集めだしていて。レコードって、達郎さんもおっしゃってましたけど、総合芸術じゃないですか。このジャケもやはり、魅力だなと思っていて。ジャケ買いとか、されるんでしょうか?

(山下達郎)やりますよ、それは。

(杉浦友紀)ああ、そうですか。どういうジャケットに惹かれるんですか?

(山下達郎)絵が好きなんで。たとえばミュシャが好きな人がいて。ジプシーっていうバンドがあるんですけど。全部、ミュシャなんですよね。あとはトーキング・ヘッズでラウシェンバーグがデザインしたやつがあって。そういうやつはもう当然、ジャケ買いしますから。あとはだからヴェルヴェット・アンダーグラウンドのウォーホルとか。ああいうやつはやっぱりジャケ買いしますよ。

惹かれるジャケット

(杉浦友紀)本当に一種、アートですよね。

(山下達郎)そうですね。

(杉浦友紀)その好きなジャケットの中から1曲、次は。

(山下達郎)あのね、ジャケットが好きなのはやっぱイージーリスニングでね、ジャッキー・グリーソンっていう、僕がもう本当に大好きなね、いわゆるシャンペンミュージックっていう。

(杉浦友紀)シャンペンミュージック?

(山下達郎)刺激の全くない音楽。ジャッキー・グリーソンっていう人は俳優で。一番有名なのは『ハスラー』っていうポール・ニューマンの映画。それの相手役。太ったおじさん。あの人がジャッキー・グリーソンなんですけども。この人、自分のオーケストラを持っていて。Jackie Gleason & His Orchestraっていう。その、1952年に出たファーストアルバム『Music for Lovers Only』っていうアルバムなんですけど。アメリカのアルバムチャートで、いわゆるロングチャートっていうか。百何十週っていう。それは非常に有名なアルバムで。

(山下達郎)キャロル・キングの『Tapestry』まで、その記録が破られてないはずですよね。それからずっと、そういういわゆるイージーリスニング。一番、スーッというね、刺激のない……刺激のない音楽って、実はいいんですよ。寝る時とか。でも、こういう我々が聞いてるような音楽っていうのは必ず刺激があれなんで。どこかでやっぱりゴーン!って、アクセントみたいな。それが、ないんですよ。それが、いいんです。で、そのジャケットがどれもね、いいんですよ。

(杉浦友紀)このジャッキー・グリーソンがですか?

(山下達郎)はい。それにハマって、全部アルバムを集めたんですけど。まだ全部行ってないんですけど。

(杉浦友紀)どういいんですか? そのジャケットは。

(山下達郎)あのね、後で見せます。1963年のね、『Movie Themes – For Lovers Only』っていう、映画音楽ばっかり集めたアルバムに入っている『酒とバラの日々』です。

Jackie Gleason『Days of Wine and Roses』

(杉浦友紀)音の広がりがすごいですね。豊か。これ、先ほどを見せていただいたジャケットの、男女が向かい合わせでシルエットのように?

(山下達郎)全部、あんなようなやつです。

(杉浦友紀)へー! 素敵ですね。

(山下達郎)この頃は結局、子供を寝かしつけて。ベビーシッターで。それで夫婦がダンスホールに行って、踊るというか。そういうような文化の時代だったんで。アメリカの真骨頂ですからね。ロックンロールの前夜ですから。

<書き起こしおわり>

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