オードリー若林さんが2023年4月29日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でドラマ『だが、情熱はある』を見ていて中高生時代から同級生にずっと敬語で話していた春日の異様さを再認識したという話をしていました。
(若林正恭)あれ、でも改めて思うけど。春日って、高校時代から敬語だったじゃん? 同級生に。あれ、なんなんだろうね? 当たり前なんだよね。中高一緒だと。
(春日俊彰)いやー、そうね。
(若林正恭)で、「なんで敬語?」みたいな話にもなんないじゃん? お前だけだよな? 敬語でしゃべってたのって。
(春日俊彰)そうね。なんだったんだろうな?
(若林正恭)距離がほしいのかな? やっぱり。
(春日俊彰)ああー、まあだから単純にその方がしゃべりやすいってのはもちろんあったけど。でも、その理由はちょっとよくわからないけど。
(若林正恭)もしかして、あれじゃないよね? ナイナイの矢部さんに憧れてたとかじゃないよね? すごいリスナーだったから。
(春日俊彰)フフフ(笑)。岡村さんに対する?(笑)。
ナイナイ矢部さんに憧れていた可能性
(若林正恭)かっこよかったじゃん? 矢部さんが相方なのに「岡村さん」って呼ぶって。そういう感じだったんじゃない? 「若林さん」みたいな感じだったじゃん?
(春日俊彰)いや、それはもう矢部さんになろうとしてるじゃん(笑)。口調まで真似ちゃったら。でも、わかんない。ゼロじゃないかもしれないね。いろんな要素じゃない?
(若林正恭)かっこよかったんだよね。矢部さんがなんか「岡村さん」って言うのが。
(春日俊彰)そうそう。それでワーッと仕切ってるのに、岡村さんだけにこう、敬語みたいな。
(若林正恭)部活の先輩だからね。
(春日俊彰)そうだね。直の先輩だからね。
(若林正恭)でも春日……だからドラマで見ると「異様だな」って思って。「相方に中学から敬語……変なやつだな!」って思うね。ああやって見ないと、思わないからね。
(春日俊彰)自分じゃわからない。「○○ですな」とかって言って。
(若林正恭)だって春日がいきなり休み時間、教室に入ってきてさ。高1ぐらいの時に。「若林さん、竹中直人って、面白いですよね?」「えっ、いや、面白いんじゃない?」「ありがとうございます」って。バーッと帰っていってさ。
(春日俊彰)確認したかったんだろうね。すごい好きだったから。恋バカとか、すごい見ていたからさ。「面白いと思うけど、合っているのかな?」って?
(若林正恭)で、俺は「面白いと思っているの?」って聞いたら「はい」って。「じゃあ、それでいいじゃん? なんで俺に聞くの?」「いや、確認したくて」って。それをなんかね、ずっと敬語だから。同級生にも。それを変だとは思っていなかったね。
(春日俊彰)フフフ(笑)。いや、そうね。こうやって改めて見るとね。
(若林正恭)それであれで、公園だよな。グローブを持って。「ネタを撮ろう」って、春日がオークションサイトで落としたデジカメ、三脚を立てて。で、漫才を撮ろうとしてるのに、結局変化球を確認するカメラになっていって、みたいな。でも山ちゃんはあんな自転車置き場で、突っ込みのタイミングとか……あれも今となっちゃ意味ないとわかってるだろうけど。そんなことをやってた時に、なんで俺らはあんなにキャッチボールをやれていたんだろうな?
(春日俊彰)わからんねー。
(若林正恭)それでライブ、滑ってるからね。
(春日俊彰)そうだね。それでバンバンウケてたらね、かっこいい話だけど。ちゃんと、そうだよね。滑っていたもんな。細かいよ、本当に。
(若林正恭)怖いよな。
(春日俊彰)怖い。もう本当にいろいろ細かい。G-SHOCKをしていたりとか。あれ、イルクジなのかな? 透明の。あんなん、してたわ。
(若林正恭)俺さ、一番怖いのはミッフィーちゃんの筆箱、俺が使っていて。あれ、姉のお下がりのを。それがさ、オレンジ色だったんだけど。ドラマでもオレンジなのよ。全く同じ筆箱ではないんだけども。俺、オレンジの筆箱だって、言ったのかな?
(春日俊彰)どうだろう?
(若林正恭)何から取材してるんだろうね? ラジオとかなのかな?
(春日俊彰)それか、その当時に売ってたやつを調べて、とかなのかな?
(若林正恭)微妙に2人の服装の感じも近いじゃん? 春日がジャージを着てたりとか、俺がなんかあんな感じだったりとか。何なんだろうな? 誰が口を……おい、お前か?
(春日俊彰)いや、私じゃないよ(笑)。
(若林正恭)谷口にも思ったけど。「お前じゃねえだろうな?」って。
(春日俊彰)「お前、入ってるんじゃねえだろうな? 暗躍しているんじゃねえだろうな?」って?(笑)。いや、本当だよね。細かいよ。
(若林正恭)細かいよ。どうなっていくんだろうな。で、春日も……いや、俺と山ちゃんみたいな感じで始まってるけど。あれは春日の話もあるよな。だって、しずちゃんもそうだし。春日の話なんだよ。あと、むつみ荘もすごい出てくるだろうしな。
(春日俊彰)今後ね。
(若林正恭)あの戸塚くんは、本当に春日がうまいよね。
(春日俊彰)うまい!
(若林正恭)それで今さ、あれだけども。あんな風に牛丼を食いに行ったりとか。なんか俺もさ、昼にネタ合わせだって公園に集まってさ。なんかキャッチボールが始まるって、どんな風にしてたんだろうな?って思うね。今の関係性からすると。
(春日俊彰)ああ、そうだね。
本物の春日は戸塚くんほどしゃべっていない
(若林正恭)で、春日ってあんなにしゃべってないからね? で、サトミツと前も話したけど。2人でネタ作りって、できないじゃん? 春日、しゃべらないから。だからサトミツに言ってるようで、春日に聞かせているみたいな。で、春日がそれを聞いて、みたいな状態があるじゃん? それで俺ね、なんかニュースを見てたら……あれはなんだ? 静脈になんか、脳の信号でその人が何を考えてるのかがわかるようになるかもしれない、みたいな。
(春日俊彰)えっ、相手がっていうこと? 他人が?
(若林正恭)そうそう。でも、わかんないよ。システムは。俺、読んでいても全くわかんないけど。たとえば「こんにちは」って頭に浮かべたら、「こんにちは」ってディスプレイに出るみたいなことが可能かもしれないみたいなニュースで。俺、全然知識がなくて、読んで、わかってないけど言ってるけど。みたいなのを「ええっ?」って思って。でも俺、それめっちゃいいなって思って。春日に。
で、「ネタ、こういうのどう?」って聞いたらさ、なんか全然返事も何も言わないじゃん? そのままで。本当にさ、あれ怖いよな。で、別の話をした6分後ぐらいに「○○ですからね」みたいな感じで言っていて。あの間に、頭で考えていることがディスプレイで言えば……「ああ、それ、違う」とか「そういうことじゃない」とか、ディスプレイを見ながら言えるじゃない?
もしかして、その文字が出てこなかったら出てこないで、知りたいし。しゃべりたいことがあるのに、なにか気を使ってしゃべれないんだったら、「いい歳こいて何してんだよ!」って思うし。何も浮かんでなかったら「やめちまえ!」って思うじゃん?(笑)。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! じゃあ、もうない方がいいよ(笑)。どっちにしろ、マイナスじゃないかよ(笑)。
(若林正恭)だから、わかった方がいいのよ。黙ってるっていうことが……黙ってることで、相手にどういう感情を起こさせるかが、やっぱり今回の人生でわかんなかったわけじゃん? 結論(笑)。
(春日俊彰)いや、まだあるだろう? まだ先があるよ?
(若林正恭)もう無理よ。44でそれ、わかんなかったら。
(春日俊彰)いや、来世に期待しなくてもさ、まださ、うん。先があるわけだからさ。でも、たしかにそういうものができた方がね、スムーズに行くかもね。
(若林正恭)俺、いち早くお前の静脈に入れるからな(笑)。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! すごいねー(笑)。
(若林正恭)すごいよな。技術。で、カーソルとかは動かせるみたいなことが書いてあったのよ。ディスプレイ上の。まあ、俺が読んだ感じだよ? それがどんだけ信憑性のあるニュースかわかんないし。そうって思ったんだけどさ。
<書き起こしおわり>