オードリー若林さんが2023年2月25日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で武藤敬司さんの引退試合を見に行った話をしていました。
(若林正恭)いろいろあったけど、でも、武藤敬司選手のね、引退試合。東京ドーム、見に行きましたよ。
(春日俊彰)いいなー! うらやましいなー!
(若林正恭)水口っちゃんと。
(春日俊彰)いいねえ。天才の引退試合。
(若林正恭)そうね。だから俺、ほら。棚橋選手からプロレスに入っているじゃない?
(春日俊彰)ああ、そうか。
(若林正恭)でもWRESTLE-1で武藤選手も見たことあるんだけども。だから、棚橋選手から入ってるから、武藤さんとか橋本さんとか、その時代を知らないのよ。だからDVDで借りて見たの。
(春日俊彰)はいはい。闘魂三銃士の。
武藤敬司はDVDで後追いで見た
(若林正恭)そうそう。そういう感じなの。でも、内藤とか中邑真輔選手とか棚橋選手とか、やっぱり武藤選手に憧れてるって言うね。インタビューとかで。
(春日俊彰)ああ、そう? いや、でもやっぱりね。
(若林正恭)そういう感じだったの?
(春日俊彰)そういう感じよ。若い頃は。もう強いし、男前だし。今みたいなスキンヘッドじゃないから。男前だし、運動神経も……。
(若林正恭)武藤選手の家、『メレンゲ』でロケに行ったよな。あの時、プロレスファンだったらよかったなー。
(春日俊彰)ああ、そうか。ずいぶん前だもんね。10年以上、前だね。そうよ。本当にだから。
(若林正恭)だからさ、NOAHとさ、新日で内藤と武藤選手が戦ったりさ、するわけじゃん? だからなんかNOAHのファンの方もさ、盛り上げ方を知ってるからさ。内藤選手がなんかムーブしたらさ、ブーイングしたりとか。そういうので、どんどんどんどん盛り上がるわけ。で、それを見てて思ったけどさ、春日ってさ、ここ最近のラジオだと本当に嫌な奴じゃない?
(春日俊彰)フフフ(笑)。まあね、いろんなお叱りを……。
(若林正恭)なんか最近思うのが、それこそメールとかを見ていても思うけども。TAIGAさんの話をしたじゃん? エルフの荒川ちゃんと飲み会で……とかさ。ああいう、俺がしゃべる時はそりゃ、TAIGAさんがミスったところを繋げてしゃべるじゃん? でさ、あれ、やっぱりここ何年かで「本当に怒る人ってめっちゃ増えたな」と思って。
(春日俊彰)ほう。
(若林正恭)本当に怒ってんのよ。なんか知らねえけど。
(春日俊彰)なにがですか?
(若林正恭)いや、お前に。
(春日俊彰)ああ、その聞いてる人が?
(若林正恭)「もう社会から排除してください」って。
(春日俊彰)そんなに?(笑)。
(若林正恭)だから、なんだろう? まあまあ、こんだけね槍玉に上げといて俺が言うのも変だけど……なんかブーイングのひとつぐらい、してくれてればいいのよ(笑)。
(春日俊彰)フフフ(笑)。
(若林正恭)「ブーッ!」って。そしたら、試合が盛り上がるから(笑)。
(春日俊彰)たしかにね。
(若林正恭)で、そういう人がほとんどよ。99%よ。リスナーもね。本当に「春日とTAIGAさんは社会から排除した方がいい」とか……。
(春日俊彰)そんなに? えっ、TAIGAさんも?(笑)。いや、でもそうだろうね。ストレートに聞いたらね。でもこの間、山田BODYにもちょっとフォローされちゃってさ。ストレッチしてもらいながら、「ラジオ、聞いてます。最近でも、春日さんのトーク、僕は好きですけどね」みたいな(笑)。「僕、人間味があってすごい……すごい好きですね」みたいな(笑)。
(若林正恭)なにに気を遣って言ってるの?
(春日俊彰)いや、だから最近そのグレゴリーボムだ、なんだかんだみたいな、あるから。ねえ。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ! そんなわけねえじゃん(笑)。
(春日俊彰)「リュックを忘れたとかもね、ありますけども。僕は好きですけどね」っつって。フハハハハハハハハッ!
(若林正恭)言えば言うほど……(笑)。
(春日俊彰)「いや、大丈夫よ。ありがとうね」って(笑)。「非常に人間味があってね。いつも妻とそんな話をしてて」って(笑)。
(若林正恭)「人間味」って言うしかないからさ(笑)。
(春日俊彰)そう(笑)。「ありがとうね」なんつってさ。
(若林正恭)そうそう。だから「プロレスって楽しいな!」って改めて思ったな。グッとくるものがあってね。水口っちゃんと見で、2人ともさ、おじさんでさ。もうこの歳になると……たぶん昔だったらさ、内藤選手の方とかに感情移入してるかもしんないけどもさ。もうさ、だから武藤敬司選手の方に感情移入するようになってるじゃん?
(春日俊彰)はいはい。そうだね。
武藤敬司に感情移入
(若林正恭)もう水口っちゃんなんか、頭からケツまでずっと泣いてんだもん(笑)。で、なんか、なんだろうな? もう水口っちゃんも結構男っぽい性格だからさ。泣いてるところを見られたくないんだろうね。なんか、もうプロレスを何度も見に行っているから、めっちゃ泣くのも知ってるから。なんか水口っちゃんって、横並びで肩の位置が一緒でしょう? なんかね、こう、後ろに行くの。深く、浅く座って。背もたれがすごく深くなると、泣いてるの。俺は前のめりになるから。
(春日俊彰)はいはい。若林の視界から外れるっていう?
(若林正恭)外れるの。外れたらもう、泣いてるの。
(春日俊彰)横視界から外れてるっていうね?(笑)。
(若林正恭)そうそう(笑)。
(春日俊彰)ああー、わかるなー(笑)。抑えることはできないから。もうね、感動しちゃってるからね。でもそれはだって、私もそうだけど。同い年じゃない? もう本当、直撃の世代というかね。プロレスを見始めた中学ぐらいの時にも闘魂三銃士がブワーッて行って。で、長州さんとか、猪木さんとかと争うみたいな。そっち側じゃない? 三銃士側だからさ。なんか「上の世代を倒せ!」みたいな感じでずっと見てきてね。だから水口DJの気持ちもわかるけど。それはたしかに視界から……こらえきれないからね。もう号泣ってことでしょう?
(若林正恭)号泣してて。俺がだからその技が出た時に、DVDで見ていて。俺は直撃してないじゃん? 同時代で見てないから、DVDで見てるから。「あれ、橋本選手の技だよね?」とか、そういう確認をするそうすると、めっちゃ声がちっちゃいの。もう、泣いてるから。それに気づいたから、もう聞くのはやめたけど。「そうだよ……」みたいな(笑)。だから、「そうそう。この技は○○で……」ってしゃべっちゃったら「グスッ……」とかなっちゃうから(笑)。で、武藤選手がたぶんその技をやってるから。盟友たちの。もうグッと来すぎていてさ。「そうだよ……」って(笑)。
(春日俊彰)でもわかるな。そうだね。
(若林正恭)「あれ、蝶野選手の技だよね?」「うん……」って。そんなはずはないのよ。あの試合を見てて。泣いてるからさ(笑)。
(春日俊彰)もう会話できないぐらい、泣いちゃっているっていうことだね?
(若林正恭)そうそう。そうなのよ。
(春日俊彰)まあでも、そりゃそうだろうね。そうなるよね。
(若林正恭)なるよね。まあ、いいものを見せてもらいましたね。本当に。すごいいいものを見せてもらったな。
(春日俊彰)それを生で見れるなんて……。
(若林正恭)南原さんとも話してね。「見に行ったんですよ」って言ったら「お前、行ったの!?」って。
(春日俊彰)いやいや、うらやましいね。
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